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123年前のユダヤ教ラビの予言:「123年後の日食は東の王たちの崩壊の前触れとなる」。それが示すのは北朝鮮か中国か、あるいは日本か他のアジアの国々か

投稿日:

2017年8月15日のイスラエルのメディアより

breakingisraelnews.com

赤く染まった2017年8月21日のアメリカの日食(フロリダ州アルカディア)

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シリーズ化しているユダヤ教のラビによる「最新の終末予兆」

この世で「熱意を持って終末を望んでいる人たち」はたくさんいるのかもしれないですが、その中でも、間違いなくトップクラスの存在がイスラエルのユダヤ教のラビ(ユダヤ教の宗教的指導者)たちです。

こんなことを書くのも、今年の記事で、イスラエルの高名なラビの言葉を何度かご紹介していまして、その中で確信せざるを得なくなったという感じなのですが、記事としては、たとえば、

23年前のイスラエルの宗教的指導者の予言を思い出す春の夜 : 「イスラエルの最大の脅威はリビアでもイランでもイラクでもシリアでもない。それは北朝鮮になるだろう」 (2017/04/25)

イスラエル発の終末予言第二弾 : 今度は1500年前の秘密の預言書に「最終戦争と北朝鮮の関係」が記述されているというのですが (2017/05/04)

イングランドの歴史的な落雷は「確実な終末の徴候」だとイスラエルの宗教的指導者が語る中で、「正しい人に悪い事が起きる理由」が因果応報では説明できないこの世を知る (2017/06/06)

などがあります。

どの記事も、その内容は、

「世間で何かが起きると、イスラエルのラビたちは、それをすべて終末と結びつける」

という共通項があります。

最近は、核戦争の空気や自然災害の多発など「終末の予兆には事欠かない」ということもあり、頻繁にラビの方々が、「あれも徴(しるし)だ、これも徴だ」というように述べられています。

五木寛之さん作曲で、松坂慶子さんが歌った 1979年の『愛の水中花』という歌がありました。

これも愛
あれも愛
たぶん愛
きっと愛

この「愛」の部分を、終末の予兆的な言葉に置き換えたような感じのような世界に、イスラエルのラビたちは生きているのかもしれません。

さて、それはともかく、上にリンクしましたラビの終末預言と関係した過去記事の下2つに、「ヨセフ・バーガー師」というラビが出てくるのですね。イスラエルのダビデ王の墓のラビであるということで、高名な方らしいです。

あまりにもこの方のお名前がよく出てくるので、最近では「バーガーといえば?」と聞かれれば、「チキン・バーガー、チーズ・バーガー、ヨセフ・バーガー師」というように、流れるようにその名が出てくるようになりました。

最近また、このヨセフ・バーガー師が展開する「新たな終末預言」がイスラエルのメディアで報じられていました。

今回は、

「ある日時に皆既日食が起きると、それはアジアの王の破滅を意味する」

というものです。

ハン・バーガー師によれば、あ、違う、ヨセフ・バーガー師によれば、今から 123年前の 1894年に、ユダヤ教のラビによって書かれた書にそのことが書かれてあるということのようです。

下がその書の表紙だそう。

1894年に書かれたユダヤの書『ヤルクト・モーシェ』

・BIN

せっかく、ここまで何度かラビの「終末の徴候シリーズ」を書いていたので、今回もこの内容をご紹介しようと思います。

ただ、今回ご紹介する記事では、この「東の王の崩壊」という「東の王」を、問答無用に「北朝鮮の金正恩氏」だとしているのですね。

まあ、核開発のことや、対立の現状などを考えますと、「東の王」をそのように考えるのは問題ないのかとも思いましたが、ただ「原文」のほうを見ますと、

「 kings of the East 」

となっていまして、単数のキングではなく、キンクス、つまり「殿様キングス」と同じ「複数形」となっているのです。

なので、正確には、

「東の王《たち》」

というふうに読むのが妥当のようです。

東の王たち・・・今では、東の王というと、確かに北朝鮮と中国のイメージがとても強く、日本の存在感はあまりないですけれど、それでも、かつて戦争をしていた頃などは、日本もそのような面もあったのかもしれません。

過去 123年間の日食の全記録と照合すれば、何か他にもあるのかもしれないですが、いずれにしても、今回はそのイスラエルの記事をご紹介します。


100-Year-Old Jewish Prophecy Predicts Solar Eclipse Portends Destruction of North Korea
breakingisraelnews.com 2017/08/15

100年以上前のユダヤのラビの預言は、皆既日食が北朝鮮崩壊の予兆となるというものだった

旧約聖書『エレミヤ書』 10章 02節
主はこう言われる。異国の民の道に倣うな。天に現れるしるしを恐れるな。それらを恐れるのは異国の民のすることだ。

1世紀以上前に書かれた難解なユダヤの預言は、今年 8月21日にアメリカ合衆国全体を横断する日食を記述しており、それは、現在の北朝鮮とアメリカの紛争の結果として起きる衝撃的な事象を、皆既日食という天文学的な出来事が予告しているとしている。

2017年8月21日のアメリカでの皆既日食のタイミングは、ユダヤ暦から考えると、かなりの意味がある。

それは信じ難いほど、ユダヤ月のエルルの始まりとシンクロしており、これはユダヤ人の記憶の中で、アメリカが現在、東アジアの侵略者たち(北朝鮮のこと)に直面している特定の政治状況にとって重要なものとして浮き上がる。

(訳者注) 「エルル(Elul)」とは、ユダヤの暦のひとつで,現在の暦では、8月後半から 9月前半の期間に相当します。今年は 8月21日から始まるようです。

シオンの山にあるダビデ王の墓のラビであるヨセフ・バーガー師(Rabbi Yosef Berger)は、1世紀以上前のユダヤの古い書物の存在を明らかにした。

それは、「ヤルクト・モーシェ(Yalkut Moshe / モーセの言葉)」と呼ばれるもので、ユダヤ教のラビであるモシェ・ベン・イスラエル・ベニヤミン師(Rabi Moshe ben Yisrael Benyamin)によって 1894年に書かれたものだ。

その書によれば、この 8月21日に皆既日食の黒い太陽が米国サウスカロライナ州の海岸へと沈んだ時刻のわずか数時間後に、ユダヤ人のために悔い改めたモーセがシナイ山で過ごし始めた時刻と対応しているという。

モーセの 40日間の悔い改めの日々の始まりがエルルの月であり、つまり、アメリカの皆既日食の日と同じなのだ。

ヨセフ・バーガー師は、書に次のように書かれてあることを述べる。

エルルの月の最初の日に正確に日食が起きることがあれば、その時、東の王たちは大きな損失を被る。

このように、エルルの月の最初の日(今年は 8月21日)の皆既日食は、「特に悪い徴候なのです」とバーガー師は言う。

この日食には他の現象も伴うだろうとバーガー氏は指摘する。

「暴風雨が起きたり、動物たちの大量死があるだろう」と述べるが、しかしその最も重要な部分の予測は、文字通り預言的な意味を持つ。

ラビによると、「東の王たち(kings of the East)の苦しみ」は、明らかに「北朝鮮の独裁政権の指導者キム・ジョンウンを示しており、彼がドナルド・トランプ大統領を嘲笑し続けるなら、彼は大きなものを失うだろうと述べている。

ラビ・バーガー氏が指摘した預言は、両国の指導者が核に関わる可能性のある脅威の言葉を激しく応酬している現在、アメリカと北朝鮮の間で現在行われている緊迫したシナリオを緊密に反映している。

先日、グアムのアンデルセン空軍基地の B-1B 爆撃機 2機が、北朝鮮の大陸間ミサイル(ICBM)と核実験への警告として朝鮮半島を飛行した。

北朝鮮政府は、ミサイルを使ってグアムを破壊すると脅し、そして「アメリカ本土を核戦争の舞台にする」とする声明を発表した。

日本政府は、北朝鮮が核兵器の小型化と ICBM への搭載が可能となる日が近づいていると警告している。

これに対して、トランプ大統領は恐れることなく、大胆な警告を北朝鮮に返した。

トランプ氏は、記者会見で「北朝鮮は米国をこれ以上脅さない方がいい。世界が見たこともないような炎と怒りに直面することになる」と述べたのだ。

ラビ・バーガー師は、現在のこの悲惨な状況は、地上の王が、より高い権威を認めることを無視して起こったと強調した。

「神は、神の意志を理解するために、すべての創造のための徴候として、太陽と月と星を天に置いたのです」とバーガー師は言う。

「諸国民は、彼らが神の天の下に存在することを理解しなければならず、また神々は責任を神に委ねています。彼らは殺人の禁止を含む 7つの法を守らなければならないのです。もし彼らがこの戒めを無視すれば、彼らは苦しむことでしょう」

この日食という事象はユダヤ人にとっても教訓がある。ラビは、カバラやユダヤ人の神秘主義では、非ユダヤ人は太陽で象徴されているが、ユダヤ人は月によって象徴されていると説明する。

「月が毎月新しくなるように、私たちがガルト(亡命)から戻り、再びイスラエルになることができるように、イスラエルは新しくなることができるのです」

今回のアメリカの皆既日食事象については、ユダヤ人やキリスト教徒の思想家たちによる大きな推測の対象となっている。

バーガー師は、この日食の解釈はひとつではない可能性を述べている。

アメリカ生まれのユダヤ教ラビであるラザル・ブロディ師(Rabbi Lazar Brody)は、太陽の日食は偶像崇拝の結果であると明言している。

師はこう語った。

「これは天からの叫びなのです。アメリカよ、共に行動しようと、そして、全能の神に委ね、あなたがたはそれは合法だと考えているが、ユダヤの律法から見れば憎むべきものであるすべてを捨て去りなさいと天から叫ばれているのです」





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