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人類の覚醒と真実 地球という場所の真実

「月面着陸の映像をねつ造したのは私だ」:スタンリー・キューブリック監督が死の3日前に語ったとされる告白フィルム中に溢れかえる「すべてがフェイク感覚」

投稿日:2015年12月15日 更新日:

2015年12月12日の Your News Wire より

stankey-kubrick-top
Stanley Kubrick Confesses To Faking The Moon Landings




 

キューブリック監督と月面着陸の慣例の歴史

海外のサイトで、冒頭のような「スタンリー・キューブリック監督が、生前、月面着陸のねつ造を告白していた」とする記事があり、その映像が YouTube にあることを初めて知りました。

インタビュー映像とされる動画より

stanley-kubrick-fakeYouTube

キューブリック監督の「月面着陸」については、過去何度か記事にしたということもあり、今回は、その中のインタビューから抜粋して翻訳したものをご紹介しようと思います。

ただ、最初に書いておきますが、インタビューを眺めてみて、あるいは、状況を考えてみて、「この映像自体がフェイク」である可能性がかなり高いです。

そのことは、インタビューの翻訳の後に少しふれるかもしれないですが、しかし、私はフェイクであるとかないとかを問題にしません。そのことも、記事の終わりなどに書いておきたいと思います。

そもそも、月に行ったとか行かないとかの話には今ではあまり興味はない部分があるのですが、それはともかくとして、キューブリック監督と「月面着陸のねつ造問題」に関して、最初に記事にしたのは6年近くも前のことでした。

キューブリックの亡霊: 2001年宇宙の旅とアポロ11号の月面着陸
 2010/12/05

という記事で、2002年4月1日にフランスで放映された「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン(原題: Opération Lune / 月オペレーション )」というテレビ番組のことについて記しました。

このダークサイド・オブ・ザ・ムーンは、ドキュメント番組のような体裁をとっていますが、実際は「フェイク・ドキュメント」と呼ばれるもので、「ドキュメントのように作られたドラマ」です。放映された日がエイプリル・フールだったために、パロディ的な意味合いがあったという話もあります。

ダークサイド・オブ・ザ・ムーンの内容は、上の記事から転載しますと、

この番組の基本的なスタンスは、アポロ11号が月面に着陸した際のにテレビで流された映像は、ねつ造であり、それは、 CIA 所有のスタジオで、映画監督スタンリー・キューブリックの手助けを受けて撮影されたというものだ。

ドキュメンタリーでは、月面着陸の際に NASA がハリウッドと密接に動いていたことの暴露から始まる。

そして、ストーリーは、キューブリックが月面着陸のねつ造によって米国の立場を助けたということだけではなく、結局は、キューブリックは、真実を隠すために CIA によって殺されたと、ウィリアム・カーレル監督は仮定して話を進めている。

というものです。

荒唐無稽な話ではあるのですが、上の記事にも書いていますけれど、キューブリック監督は、まだ人類が月に降り立つ前に、映画『2001年宇宙の旅』において、

「人類が誰も見たことがない『月から地球を見た光景』を撮影していた」

ということがあります。

このシーンは、『2001年宇宙の旅』の公開の数ヶ月後、「史上初めて月を旋回したアポロ8号が撮影した”本物の月方面から見た地球”とまったくそっくりだった」ということで、キューブリック監督と、その撮影スタッフたちの並々ならぬ推測力と技術力に NASA をはじめとして驚かされたという話が現実として残っています。

映画『2001年宇宙の旅』(1968年4月公開)の月面着陸シーン

2001-moon-landing・2001年宇宙の旅

 

アポロ8号が撮影した月から見た地球(1968年12月)

appolo8-moon
・NASA

 

キューブリック監督のほうが NASA より早く、宇宙の実際の姿をカメラに納めていたということになりそうです。

私自身は、これを単純に、キューブリック監督とスタッフたちの想像力と推察力と技術力の勝利と考えますが、このことが、後の『ダークサイド・オブ・ザ・ムーン』などの「キューブリック監督が月面着陸の特撮映像を担当した」というような発想の下地となっていったようです。

その後、昨年の記事、

スタンリー・キューブリックとT氏のふたりの亡霊に私はまたも月の世界へ引き戻される
 2014/02/23

では、NASA が発表した月面着陸の映像と画像は、どれも「スクリーン・プロセス(プロジェクター合成 / 下の写真参照)」という昔の特撮の映像技術を使っていると主張している記事をご紹介しました。

screen-p1  ・2001年宇宙の旅

 

見事なスクリーン・プロセスの手法を映画で見せていましたキューブリック監督ですので、「やろうと思えば」それは実に可能だと思います。「やろうと思えば」、あるいは「やる必要がある」のならですが。

そういう話が根強くある中、今回の冒頭の記事と映像を見かけた次第です。

とりあえず、冒頭の記事と、インタビューの内容の一部をおこしましたので、掲載しておたきいと思います。




 

Stanley Kubrick Confesses To Faking The Moon Landings
Your News Wire 2015/12/12

スタンリー・キューブリックが、月面着陸映像をねつ造したことを告白

映画監督のスタンリー・キューブリック氏が死亡して 15年が経った今、衝撃的な新しいビデオが登場している。

その映像のインタビューの中で、キューブリック監督は、NASA の月面着陸がフェイク(ねつ造)だったことを認めている。

映画監督のT. パトリック・マレー( T. Patrick Murray )氏によれば、マレー氏は、キューブリック監督の死の3日前にインタビューをしたと述べている。

マレー氏は、インタビューの内容の秘密を保つために、15年間の NDA (秘密保持契約)にサインすることを余儀なくされたという。

『2001年宇宙の旅』の監督でもあるキューブリック氏は、NASA の月面着陸はすべてニセモノだったことをカメラの前で認めており、彼自身がそれを撮影したひとりだったと述べた。以下がインタビューの内容だ。

 

fake-in-fake

K = スタンリー・キューブリック
T = T. パトリック・マレー

K:私は自分の仕事に取りつかれているんだよ。そこには、技術革新もあれば、リスクとの兼ね合いや、あるいは後悔もある

T:なぜあなたは、このインタビューの機会を与えてくれたのですか?

K:その理由は・・・難しい。何しろ、このことを話すのはこれが初めてなんだ

T:わかりました。お好きなだけ時間をかけて下さって結構です

K:私は自分の人生の中で、いつも、このことについての葛藤と戦っていた。晩年は、あまり意識しないようになったが、いずれにしても、私は偶然、この作品を作る機会に恵まれたのだ。そして私は、この作品作りにも、私の他の映画作品を作るのと同じように入った。その時には、このことがどれほど社会に影響を与えるかについてはあまり深くは考えていなかった

T:あなたは何の作品のことについて語っているのですか? 何のことを言っているのかもう少詳しくおっしゃって下さい

K:まあ・・・これは、ある種の告白といってもいい。私の作ったあるフィルムの話だ。それは、多くの人々が見ただろうにかかわらず、「そのこと」に誰も気づかなかった

T:あなたが作った映画で、誰も知らない映画? そのようなものがあるのですか? 何のことをおっしゃっているんです?

K:興味があるということかい?

T:それはもちろん

K:私は、アメリカ国民に対して、巨大な嘘を与えることをしてしまったのだ。それにはアメリカ合衆国政府と NASA が関与しているが、月面着陸はねつ造だったのだ。すべてだ。月面着陸はすべてねつ造されたもので、そして、それをおこなった人物こそ私だということだ

T:・・・それは真面目におっしゃっているのですか?

K:真面目に言っている。あれらはねつ造だった

T:わかりました。えーと・・・私はこのインタビューをR指定にしたくはないのですが、深刻な問題ですね。私は、あなたにインタビューするという、自分の人生で一世一代の仕事を獲得するために、ほぼ8ヶ月間働き続けました。しかし、今まで何も得るところがないままでした。と思ったら、今度は、私が子どもの頃に見た月面着陸のフィルムはねつ造だと・・・。あなたは、人類は月面に着陸していないとおっしゃるのですか?

K:その通りだ。あれは真実の光景ではない

T:月面着陸は偽物だったと?

K:架空の月面着陸。あれはファンタジーだ。リアルではない・・・。きみは、人々が真実を知ることは重要だとは思わないのか?

T:1969年の月面着陸は私の生まれる2年前のことでした

K:それ自体が完全なフィクションだ

T:フィクション? 人類は月面に降り立っていないと?

K:降りたってはいない

T:なぜ、あなたはそのことを私に言っているのですか?

K:大きな、比類のない嘘だ。彼らはそのことを知っている。ニクソンは月面着陸をねつ造する計画を立てていた。合衆国政府は、このことをずっと知っている。そして、延々と嘘の上塗りを続けている

T:あなたもこの詐欺に加担し続けたのです?

K:私はそれを行いたくなかった

T:これは、私があなたへのインタビューとして考えていた内容とはあまりにも違っています。あなたには好きに話していただきたいですけれど、これは、なにかのジョークの類いではないのですね?

K:違う

T:わかりました。しかし、何を最初にお聞きするべきかわかりません

K:私はそのことは間違っていると考えた。私は、自分があのような詐欺をおかしてしまうとは信じていなかった。そして、このことはまた、あのようなことを行うことが私の芸術的な完全性を損​​なうとも思った

T:しかし、あなたは「それを行う」と返事してしまったのですね。なぜですか?

K:まあ・・・簡潔に言ってしまえば、基本的に私は買収されたんだ。単なるクソ賄賂( fucking bribe )だったんだ

T:どうして、そのことを私に言おうと思ったのですか?

K:人々が真実を知ることは重要なことだと思いはしないかね?

T:しかし、そもそも、なぜ彼らは月面着陸をねつ造しなければならなかったんですか? なぜ、政府がこのようなことをする必要があったのかがわからない。

K:NASA が常にジョン・F・ケネディの予言を果たしたいと思っていたことは、周知の事実だ

T:彼(キューブリック)が私を得たところ、私は正直言って俺は、これがあります。私は実際に彼の立場に自分を置くとき、意味します、

T:もし・・・そんなことはあり得ませんが、たとえば、私が、あなたと同じような要請を政府から受けたとしたらどうするだろうと考えます

K:スピルバーグもスコセッシも、ウディ・アレンでさえ、要請を受けてやらない人間はいなかっただろう

T:なるほど。私も受けるであろうことを認めます。しかし、どうして、あなたは世界に月面着陸がねつ造であることと共に、それをあなた、スタンリー・キューブリックがおこなったと世界に言うのですか?

K:私は自分の傑作のことを考えている

T:その作品には、あなたの名前がクレジットされておらず、そして、言うこともできない

K:だから、今、喋っている.


 

ここまでです。

 

フェイクの暴露をフェイク映像の中で展開するという「オール・フェイク」な世界

訳していて不思議だったのは、会話に「アポロ」という言葉が一切出てこないことですが、それはともかく、言葉なども含めて、いろいろと違和感がある映像なのですが、とても違和感があるのが、

> クソ賄賂( fucking bribe )

と「 fucking 」という単語をスタンリー・キューブリック監督とされる人が語っているシーンです。

使わないでしょう、この単語は。「後に残るドキュメンタリーを撮影したい」と言われて、回っているカメラの前で。 70歳の方が。

そりゃあ、70歳になった人でも、そういう単語を使う人はいるでしようけれど、スタンリー・キューブリック監督は言わないでしょう。

しかし、何よりもフェイク感が漂っているのが、インタビュアー自身も語っていますけれど、

「どうして私のようなものにこんな重大なことをおっしゃっているんですか?」

ということです。

まったくです(苦笑)。

このドキュメントを撮影した T. パトリック・マレーという人は、世界の映画データベースが掲載されているインターネット・ムービー・データベース( IMDb )のデータによりますと、過去 20年間で、1本のビデオ作品と、2本のテレビ・ドキュメンタリーと、1本の劇場映画を撮っているらしいですが、「どれも知らないものばかり」で、しかも、会話から、二人が旧知の仲でもないこともわかります。

普通に考えて、

「キューブリックがそんな大事なこと(月面着陸のねつ造)を、どこの誰だか知らないドキュメンタリー監督に言うか?」

とは思います。

キューブリック監督は、スティーブン・スピルバーグ監督と親交が深かったそうですが、「同じ真実の暴露を託すならそういう人に託すのでは?」というようなことは、まあ、思うのです。

それはともかく、「顔」も何となく違ようには思います。

このインタビューは、キューブリック監督の「死の数日前」に撮影されたものだということですが、下の写真が、実際のその頃のキューブリック監督です。

晩年のスタンリー・キューブリック監督(1999年3月1日)
stanley-kubrick-70day before Stanley Kubrick's funeral

 

髪の毛の量と色が違います。

それでも、ふたりの写真を合わせてみますと、確かに似ているふたりだとは思います。

 

ふたりを合成したもの
fake-kubrick

 

まあ、私感としては、この映像はややフェイクっぽいのですが、私本人としては、実は常に、「本当にスタンリー・キューブリック監督が月面撮影をしていてほしかった」と思っているのです。

私はスタンリー・キューブリックという人の映画を見て、「絶対にこの人はギャグや、ふざけたことが好きな人だ」と確信しています。『博士の異常な愛情』、『時計仕掛けのオレンジ』、『シャイニング』、『フルメタル・ジャケット』・・・この監督のこれらの映画で、若い時にどれだけ映画館で腹を抱えて笑ったことか・・・。

特に、『シャイニング』は恐怖映画なのに、狂気に駆られて奥さんを斧で襲うシャック・ニコルソンと、逃げ惑い絶叫する奥さんとを見ているうちに、

「これ・・・奥さんの方がこわいじゃん!」

としか思えなくなり、ラストシーンまでずっと笑っていて、最期のジャック・ニコルソンの凍結した死に顔がアップになった時はイスから転げ落ちるほど笑って、「ギャグ映画だったんじゃん」と、非常に満足した記憶があります。

映画『シャイニング』のポスターより。どっちが怖いと感じますか?

shining-poster・Shining

 

天才ですよ。

特に、『博士の異常な愛情』は今でも月に1度くらいは深夜に見ていて、見るたびに、つくづく「こんなに面白い映画ってできるものなんだなあ」と感心します。

スタンリー・キューブリックという人は、こんな人だからこそ、「壮大なギャグ」として、月面着陸映像を心の中で笑いながら作っていてほしかった・・・とずっと思っています。
 

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Oka In Deep

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