In Deep

地球最期のニュースと資料

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ダビデの星が墜ちる時、世界のカオスが始まる

   

デヴィッド・ボウイの1979年の曲「 D.J. 」プロモのラストシーンより

dj-1979David Bowie – D.J.

 

追悼ではないですが

昨日ですかね、デヴィッド・ボウイ師の公式ツィートで、「師が死亡した」というものが出ているということを聞きまして、下のように、確かに公式にアナウンスされていました。

david-bowie-twitterDavid Bowie Official

 

その後、日本も含めて、世界中で大きく報道されましたが、おそらく、ポピュラー音楽史最大の生き残りのひとりが亡くなってしまったようです。

まあ・・・・・ちょうど1年くらい前に、クレアなひとときの、

21世紀生まれの少女少年に聴いてほしい20世紀のロック100選 – デヴィッド・ボウイ / ボーイズ・キープ・スウィンギング (1979年)
 2015/02/17

という記事に書いたことがあったんですが、デヴィッド・ボウイという人は、私が本格的に音楽に興味を持つキッカケを作ってくれた人でもあります。

16歳の時に、デヴィッド・ボウイのボーイズ・キープ・スウィンギング という曲のプロモを見て、その曲を聴いた時に「シンセサイザー」というものに興味を持ちまして、それはその後の自分の人生をかなり大きく変えた出来事のひとつでした。

このボーイズ・キープ・スウィンギングという曲では、ミュージシャンのブライアン・イーノという人の演奏する無軌道なシンセとストリングスに、異常に興奮したことを覚えています。

また、この曲のプロモは、「やる気なさそうにバックコーラスをしている女性3人が、すべて女装したデヴィッド・ボウイ本人だった」ことが、最後にわかったりするシュールなギャグを貫いていました。

「ボーイズ・キープ・スウィンギング(1979年)」プロモより

boys-keep-singing
すべてデヴィッド・ボウイ。David Bowie – Boys Keep Swinging

 

これが 1979年で、そして、翌年の 1980年。

やはり十代だった私が、その時代としては最もインパクトを与えられた「歌詞」をつきつけられたのは、やはりデヴィッド・ボウイの曲でした。

スケアリー・モンスターズ』というアルバムの一曲目に納められた、「イッツ・ノー・ゲーム」という曲でした。

英語の歌ですが、合間にヒロタ・ミチさんという日本人女性によるアジテーションにも似た日本語のナレーションが響き渡る激しい曲です。

その日本語ナレーションは以下のようなものでした。

David Bowie – It’s No Game (Part.1) – 1980年

シルエットや影が革命を見ている
もう天国の自由の階段はない

俺 現実から閉め出され
何が起こっているかわからない

どこに教訓があるか人々は指を折られている
こんな独裁者に卑しめられるのは悲しい

新聞は書き立てなさい!

難民の記録映画
標的を背にした恋人たち

道に石を投げれば粉々に砕け
昨日に蓋をすれば恐怖は増す

俺の頭に弾を撃ち込めば
新聞は書き立てる

 

2001年 9月11日の 21年前にあたる 1980年 9月11日に発売されたこのアルバムのこの曲のこの日本語の歌詞は、私が 1980年代に突入する時の儀式のように頭の中で鳴り響いていたように思います。

それにしても、

難民の記録映画
標的を背にした恋人たち
道に石を投げれば粉々に砕け
昨日に蓋をすれば恐怖は増す

など、何だか昨年とか今年をあらわした曲のようにも響きます。

2015年8月 ヨーロッパのどこか
Migrants-childrenMirror

 

この歌から 36年経ちましたが、世界はさほど変わっていないか・・・あるいは悪化しているということなのかもしれないです。

いずれにしましても、デヴィッド・ボウイ師のしゅごいところは(タラちゃん語になってるぞ)すごいところは、超メジャーな存在でありつつ、かつての私のようなアングラ少年にまでにも影響を与えていたということで、影響を与えた「層」がとにかく広いのですよね。

そんなような、本当のスターだったわけですが、「デヴィッドはスター」となると、「デヴィッド」の持つ英語の意味などもよぎり、複雑な気分なのでした。

単語「David」の意味
david-starweblio

 

まあ、David は、「ダビデ」であって、そのスター(星)となると、「ダビデの星」( Star of David )というフレーズが出てきます。

ダビデの星とは、六芒星のことです。

ダビデの星
Star_of_Davi

 

ユダヤ民族を象徴するしるしであり、イスラエルの国旗デザインでもあります。

デヴィッド・ボウイとユダヤ教は何の関係もないですが、「ダビデの星が消えた」というフレーズが何となく気に入っただけで、タイトルにした次第であります。

 

しかし、そのダビデの星をシンボルとしているイスラエルには寒波が訪れていて、珍しくイスラエルの全土的に雪が降っているのだとかで、この突然の寒さと降雪に、イスラエル国防軍では「防寒服の支給」が急務になっていたり・・・

2016年1月11日のイスラエル英字メディアの報道

idf-winter-2016Breaking Israel News

 

防寒といえば、暖房で多くの人々が必要な石油ですが、原油価格は 12年ぶりの安値をつけて、ついに 30ドルを切る手前まで来ていたり・・・

oil-30WTI原油先物

 

日本の商品先物でも、灯油関係や「ドバイ原油」などが、やたらと「サーキットブレーカー」が発動して取引停止になっていたり・・・

2016年1月12日の東京商品取引所のサーキットブレーカー発動商品(一部)

circuit-breakergifTOCOM

 

日本の東証マザーズ市場は、「少し前の上海ならサーキットブレーカー発動」の、マイナス7%に達していたり・・・

2016年1月12日(14:00)の東証マザーズ指数

mothers-7per-cenrtQUICK

 

イギリスのラジオ放送は、デヴィッド・ボウイと、デヴィッド・キャメロン(英首相)を間違うし・・・

2016年1月11日の英国の報道

david-bowie-cameronguardian

 

空からはいろいろ落ちてくるし・・・

1月2日にベトナムの空から落ちてきたもの

vietnam-copvVietnam: Officials probe mysterious ‘space balls’

 

インドで空から落ちてきたもの(正体不明なら幸い)

india-air-damn新華ニュース

 

インドの複雑な事情の落下物はともかく、ベトナムのは、

狂乱と饗宴が続く世界の空:大陸間弾道ミサイルが作り出す光景、激増する「美しき緑の火球」の爆発、そして、空から降り続ける人工物たち
 2015/11/09

という記事などで、過去にも何度か同じタイプの落下物を取り上げたことがあり、おそらく、人工衛星の圧力装置などの部品だと思われますが、それにしても、最近、ちょっと「人工衛星の部品の落下が多すぎ」という気がします。

上の記事の少し後に書きました、

「何じゃこりゃ?(WTF)」と命名された宇宙の未確認物体の地球への衝突まで、あと1日。そして、スペインで「5日後に同じ場所に」また謎の落下物が
 2015/11/12

では、スペインで、やはり今回のベトナムと比較的似た形状のものが、「同じ場所に2度、落ちた」ことをご紹介しましたが、こんなに頻繁に宇宙から部品が「形のまま」落ちてくるというのは、どうなんですかね。そのうち、なんかもっとすごいのが落ちてきたりすると物騒です。

 

空のものといえば、地球で目撃される「火球」の数が、異常なほど激増していることが NASA から発表されていたり・・・

2005年から2015年までの火球の推移

fireball-last-decadeSott.net

 

火球に関しては、「流星群の火球数は増えているわけではないのに、火球はムチャクチャ増えている」という、とても興味深い推移を見せていますので、近いうちにご紹介したいと思います。

 

・・・いずれにしても、たとえば、以上のように混沌とした中で進んでいる 2016年ですが、ボウイ師の死というのは、この年の初めに「ダビデの星が墜ちた」ということでもありまして、やはり、世界は徹底的に走りそうです。

新年以来感じてはいましたが、2016年は予想以上に特別な年なのかもしれません。