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2016年からの世界 地球という場所の真実

何となく呪われ感の強くなっている南米に浮かんだ光の原色を思わせる「ピンクの太陽」の場所を眺めていて気づいた「もうひとつの33度」の世界

投稿日:2016年3月11日 更新日:

ジカウイルスなどのことも含めて、何となく今の南米は災難が拡大しているなあという気もするのですが、南米チリの首都サンチアゴで、下のような色の太陽が撮影されたことが伝えられていました。

2016年3月9日にチリで撮影された「ピンク」っぼい太陽

pink-sun-chile1

 

pink-sun-chile2strangesounds.org

 

紹介されていた記事では「血のような赤( blood red sun )」というような表現がなされていましたが、私にはそういうおどろおどろしい色には見えず、どちらかというと、ピンクに近く見えましたので「ピンク」としています。

さらにいうと、この色は、色料や光の三原色(赤、青、黄色)のひとつの「マゼンタ(赤)」とも似ていて、「純粋な原色の太陽」という気もしました。マゼンタは下の色です。

magenta-colorWikipedia

 

太陽は、たとえば夕焼けなどで赤くなるときでも、一般的には、オレンジから深紅の赤になることは普通にあるわけですけれど、マゼンタの方向に赤くなるというのは、なかなか珍しい気がします。

私自身、初めて見たかもしれません。

チリの太陽がこのような色となった原因が何だったかといいますと、実はよくわからないのですが、「おそらく」ということで、以下の出来事が関係しているのかもしれません。

2016年3月9日のチリの報道より

san-felipe-fireLa Tercera

 

チリでは現在、上のような最高警報に該当するような激しい山林火災が起こっているようなんですが、地図で見てみますと、この未曾有の大火災が起きているサンフェリペ(サン・フェリーペとも)という場所は、首都サンチアゴのすぐ近くにありまして、おそらく、この山林火災の「煙」によって、太陽があのような色で見えたのではないかという気がします。

そして、この場所を確認するために世界地図を見ている時に、ふと、

「これって、この間のあの《緯度》と同じくらいの場所じゃないだろうか」

と思ったのでした。

それは、2週間くらい前の記事、

「日本の裏側」に近年最大の隕石が落ちた日に見る「異常なレベルで激増する小惑星、火球、そして宇宙線」のデータ
 2016/02/23

でご紹介しました、「近年最大級の隕石と見られる火球が落ちた場所」と、緯度がとても似ていることに気づいたのです。

それを調べているうちに、一般的な意味ではともかく、私個人としてとても興味深いことが浮かんできました。




 

北緯33度の対極で起きていること

その位置関係を調べるために地図を作ろうとしましたところ、その地図を作っている時に「そのこと」に気づいたのでした。

下の地図はグーグルアースで、チリのサンチアゴと、火災が発生しているサン・フェリーペのあたりを表示したものです。

santiago-33・Google Earth

 

これを見ると、南緯33度線が「ピンクの太陽が見えたサンチアゴと、その原因となったと思われるサン・フェリーペの間を通っている」ことがわかるのです。表現を変えますと、「サン・フェリーペの山林火災の煙が南緯 33度線を通過し、その先のサンチアゴで太陽をピンクに見せた」ということになりそうです。

そして、火球の落下した場所も、大体ですが、南緯 33度線近辺だと思われ、つまり、どちらも「南緯 33度線上だった」ということがわかったのでした。

下がそれを地図に示したものです。

ピンクの太陽と火球の落下場所(で表示しています)

s33-america

 

ついでに、チリの隣に「アルゼンチン」という国があることにも反応しました。

ここは、最近、

夜空に輝く「鳳凰」と「もののけ姫の犬神」の下では、さらにわけの判らん虫に占拠されていく地球
 2016/02/27

の後半に書きました、

「アルゼンチンの海岸に無数のカブトムシが集まっている」

という、文字通り「変なこと」が最近あったばかりです。

このニュースはその後、世界各地でかなり大々的に報じられていました。

そのことを報じた英国サンの記事より

beetles-invadeHorror as millions of beetles invade tourist beach as plague of 'Biblical' proportions hits Argentina

 

敬虔なキリスト教徒の多い地元の人たちの中には、「これはこの世の終わりが近い徴なのだ」というようなことを言う人たちもいるということが書かれていますが、まあしかし・・・聖書の厄災に「カブトムシに襲われる」というのはないような

ただ、アルゼンチンは「2016年の十の災い(2)…」という記事でご紹介したことがありますが、史上最悪級の「イナゴの害」に直面しつつあって、そちらは、いかにも聖書的ではあります。このイナゴの被害は、過去数十年で最悪になる可能性があり、その場合、食糧の流通事情に影響が出る可能性はあります。

ともかく、そのアルゼンチンの「無数のカブトムシの海岸への侵略」という、ちょっとよくわからない現象、そして、「ナンバー「404」は神か悪魔か…」という記事でご紹介しました、「三重の太陽の暈(ハロー)」という、やはりとても珍しい現象が最近起きたのもアルゼンチンでした。

それらの現象の場所を先ほどの地図に重ねてみますと、「微妙」な位置関係で起きていたことがわかります。

s33-beathe-add

 

いずれにしても、これまで「南緯 33度線」のほうの概念は考えたこともなかったですので、「南緯よ、お前もか」という感じが少ししました。

これに関しては、前提として「北緯 33度線と地球の歴史」というものをご存じないと訳がわからないかもしれないのですが、それに関しては今回は詳しくは書く余裕がなくて申し訳ありません。

最も最近の北緯 33度線関係の記事は、

北緯33度線の「意味」が完結に向かうかもしれないと思わせる2016年
 2016/01/17

などになります。

また、こちらのページに 33度線の関連記事のリンク集がありますので、ご参照下されば幸いです。

ちなみに、南緯 33度線が通る主な国は、南米チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、南アフリカ、オーストラリアなどです。

あまり意味がないかもしれないですが、北緯 33度線と、南緯 33度線を世界地図に引きますと、下のようになります。

北緯33度線と南緯33度線

ns-33

 

上の「ふたつのライン」を見ていますと、何となくいろいろなことが頭の中に浮かびますが、とりあえず、南緯 33度線では、最近になっていろいろと奇妙なことが噴出し始めているわけですし、今後、北緯 33度線と共に、南緯 33度線付近の出来事に少し注意したいところですね。

 

冒頭にも書きましたけれど、最近の南米で起きることは、悲劇的なことも含めて、示唆的なことが多い気がします。

先日も、

黒い色が世界に広がる時に何が起きる? …
 2016/03/09

というような記事で「色」のことを書きましたけれど、アマゾン(ペルー)の川は真っ黒になり(記事)……

amazon-oil-spill

 

メキシコでは湖が真っ赤に染まり(記事)……

mexico-red-lake

 

そして、過去記事でも何度かふれたことがありますが、南米では、この数年、ラインに沿うように、各地で地割れや地殻変動などの地質異変が激しく相次いでいまして、不安定な地質状況が続いているらしいこともうかがえます。

(参考記事) 南米の「地球の要所」に出現し続ける異変から日本を含む太平洋火山帯の活動の行く末を考える 2015/05/10

 

それにしても、ほんの最近の出来事などを思い出すだけでも、実は何だか変なことが毎日のように起きているもんだと改めて実感します。

別に「変」ではないのかもしれないですが、こうやって少しずついろいろと変化していっているということなんでしょうかね。

そして、いのつ間にかとんでもなく大きな変化の向こうにいたりするというものなのかもしれません。その先が地獄でも天国でも。

 

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