ブログ記事の引用・転載はすべて自由です。その際、ページのリンクを示していただけると嬉しいです。以下でキーワード記事検索ができます。

3月22日にメルマガ悪魔に乾杯を発行させていただきました。

2016年からの世界 アメリカの憂鬱 悪魔の輪郭

アメリカ独立記念日に向けて世界各地で増加するそれぞれの原因での「爆発」事象は、これからの世界を物語っているのかいないのか

投稿日:

2016年7月3日 イギリス・ウェストヨークシャーでの大爆発

UK Explosion

Sun

 

「 7月4日」という日は、日本では「梨の日」というだけですが、とはいっても、これは、鳥取県の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」が 2004年に制定した偉大な記念日ではありますけれど、まあ、祝日になったり花火を打ち上げたりするというほどのものでもない日ということではあるようです。

他には、7月4日は、こちらによりますと、毎年 6月4日から1カ月間続く「ねずみ・衛生害虫駆除推進月間」の最終日ということで、こちらも祝日ということにはなっていないですが、これを見た時、「なんで 6月4日から 7月4日なん?」と思われる方が多いと思いますが、これはもう偉大な理由があります。

6月4日=64(ムシ)
7月4日=74(ナシ)

ということで、つまり「ムシからナシまで」ということで、「ムシナシ(虫無し)」ということになったということにより、この日になっているそうなのです。

私はこの恐ろしいほどの論理性と合理性に感銘したのですが、まあ、これについての話を長く書くのもあれなので・・・えーと、そもそも、今回は何を書こうとしているんだっけ・・・。

・・・。

今日はね(ごまかすのかよ)・・・。

ああ、7月4日ですね。

日本では、梨の日とムシナシ月間の最終日という二大重要日であるこの日、アメリカでは「独立記念日」とかいう、ささやかなお祝いがおこなわれます。

最近のアメリカ独立記念日は、気象が異常にふれることで知られていまして、2014年は、「アーサー」という名のハリケーンの接近で、東海岸から多数の人々が退避したことを「アーサー王の名を持つハリケーンの襲来と共に始まった 2014年のアメリカ独立記念日の中のアメリカ人たちの「自由の意味」はすでに昔とは違って」という記事に書いたことがあります。

2013年の 7月4日に至っては、熱波に見舞われていたアメリカで、その日、「7月に平地で雪が降る」ということが報じられていました。下は、その翌日 2013年7月5日の英国デイリーメールの記事です。

2013年7月4日のニューメキシコ州

heat-snow-0705Daily Mail In Deep

Sponsored Link


 

もしかすると妙に増加している「爆発」事象

上にありますように、最近は 7月4日にアメリカはいろいろと混乱するわけですが、今日、下の報道にふれました。

ニューヨークの公園で、青年が爆発物を踏んで重傷を負ったというものでした。

2016年7月3日の米国CNNより

newyork-explosionMan severely injured in explosion in New York's Central Park

これは、その後、日本語でも報じられています。

下は AFP の記事からの抜粋です。

NYセントラルパーク、飛び降りたら爆発 観光客片足切断の恐れ

AFP 2016/07/04

米ニューヨークのセントラルパークで3日、男性(19)が手製の爆発物か花火のようなものを踏んだところ爆発が起き、重傷を負った。男性は片足切断の恐れもあるという。

米国では7月4日の独立記念日の祝日を前に、空港や交通の要所などで警備が強化されている。しかし、ニューヨーク市警のジョン・オコネル本部長補佐は、記者会見で「テロとの関連を示す証拠は見つかっていない」「7月4日ごろに市民が花火を自作するのは珍しいことではない」と述べた。

ニューヨーク市警の爆発物処理班も、爆発物が「誰かを傷つける目的で故意に現場に置かれた」ことを示す証拠はないとの見方を示した。

海外の報道の写真を見ますと、左脚が腿の部分から飛ばされているような感じで、相当の爆発力だったようです。

この爆発物が何だったのかということに関しましては、アメリカの独立記念日といえば花火がつきものですので、自家製の花火だったという可能性も指摘されていると報じられていますが、それにしても、大人の脚を損傷してしまうほどの爆発力のあるものがセントラルパークにただ置いてあった?

その時、私は「爆発」というのがキーワードなのかもしれないと感じまして、英語や中国語など、いくつかの言葉で「爆発」という単語でニュース検索をしてみたのです。

そうしましたら、7月の最初の 3日間だけで、ずいぶんと爆発事象は起きていて、中には、

イラク首都のテロ、死者131人に
 日本経済新聞 2016/07/04

というすさまじいものも含まれているのですが、規模の大小を問わずに抽出してみようかと思いました。

前回の記事、

2016年6月23日の「パンドラの箱のオープン日」から世界中で起きていること : CERNの空に出現した光景、イギリスで毎日起き続ける事故、人の手足が流れ着くブラジルのオリンピック会場…
 2016/07/03

では、いろいろ気になるニュースを羅列したのですけれど、今回もやや似たようなものになりそうですが、「爆発」というキーワードで統一されています。

それをご紹介したいと思います。

ちなみに、一応 7月1日から 7月3日までの3日間としていますが、実際には 7月3日が圧倒的に多く、フランスでおこなわれている「ユーロ 2016」というサッカーの試合会場近くからも爆弾が見つかったりしていて、相当いろいろな例があることがわかります。

なお、「爆発」というキーワードから検索されるものを並べていますので、明らかに単なる事故と思われるものが多く含まれますが、「事故か故意か」の判断をこちらでおこなうのも不適切な気もしますので、見つけたものはすべてご紹介します。末尾に、すべて報道のリンクを提示しています。

ここからです。


2016年7月1日から7月3日の「3日間」に起きた爆発事象

2016年7月1日

タイ・アユタヤ 造船所で船が爆発し、作業員4名が死亡 (Bangkok Post

 

 

 

2016年7月2日

アメリカ・ミシガン州 デトロイト近郊でガス施設に車両が衝突し、施設が大爆発。車の衝突が事故なのか意図的なのか現時点では不明 (abc news

michigan-gas-explosion

 

アメリカ・モンタナ州 スワン湖の湖上でボートが爆発し、5人が負傷。爆発の原因は不明 (KBZK

インド・ムンバイ 化学肥料工場でボイラーが爆発。3人の作業員が負傷 (PTI

インド・デリー 車内で医学検査をおこなっていた救急車が突然爆発炎上。原因は不明 (Indian Express Online

india-fire

 

アメリカ・ワシントン州 サーストン郡でパーティ会場の花火が大爆発。男性1名が重傷 (The Olympian

ロシア・チェルケスク ガス爆発で5棟のガレージと車両が破壊。人的被害はなし (RGRU

 

 

2016年7月3日

イラク 首都バグダッドで自爆テロとみられる爆発で130人以上が死亡 (東京新聞

イラク 首都バグダッドのアルシャブ地区でテロとみられる爆発で5人が死亡 (東京新聞

イギリス ウェスト・ヨークシャーの田園地帯で、燃料などを貯蔵する建物が大爆発。冒頭の写真の爆発です (Sun

アメリカ・メリーランド州 セヴァーン川でジェットスキーが突然爆発。男性が負傷 (CBS Baltimore

爆発したジェットスキー
jet-ski-explosion

フランス サッカー大会「ユーロ2016」の会場スタッド・ドゥ・フランス近くに停車していた車から「仕掛け爆弾」が見つかる。爆発は食い止められる (AP

中国・内モンゴル 内蒙古自治区の石灰石鉱山で手製爆弾が爆発し、6人が行方不明 (中国新聞網

アメリカ・ロードアイランド州 ウェストワーウィック郡にある民家のガレージで爆発が発生、1名が病院に搬送。原因は調査中 (NBC 10 NEWS

サウジアラビア・ジェッダ  アメリカ領事館に向かって腰に爆弾ベルトを巻いた男性が突入して、自爆テロ攻撃をおこなう。犯人は爆発で死亡したが、他に死者はなし(WSJ

現場に到着したサウジアラビア緊急事態省の車両
attack-us-consulatestuff.co.nz


 

ここまでです

今回は、報道を調べるのに時間がかかりまして、記事のほうもここまでとさせていただきます。

アメリカの独立記念日は、日本時間の 7月4日の夜から始まりますが、どんな独立記念日になるのでしょうね。

まあ、最近の状況を見れば、ある程度の厳戒態勢下でしょうし、無事に終わると思います。おそらく。

中東各地や、その他のイスラム教圏も 7月6日頃に断食月ラマダンが明けて、各所が賑わうことが予想され、そこをターゲットにする行為がさらにあるのではないかとも懸念されます。





  • この記事を書いた人

Oka In Deep

世界で起き続ける様々なことをお伝えさせていただいています。

-2016年からの世界, アメリカの憂鬱, 悪魔の輪郭
-, , , , , ,

Copyright© In Deep , 2024 All Rights Reserved.