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3月22日にメルマガ悪魔に乾杯を発行させていただきました。

2016年からの世界 人類の未来 悪魔の輪郭

明瞭に出現し始める悪魔的存在 : マレーシアのイスラム学校で起きている「悪霊の攻撃」は、姿と質感を持つ「存在」によるものだった

投稿日:

2016年4月17日のマレーシア英字メディアより

mysterious-existence-malasiaFree Malaysia Today

 

この「集団パニック」という現象というか出来事については、このブログの最初の頃から、それが世界のどこかで起きた時にはなるべく取り上げていたテーマというか、気になり続けていたものです。

その理由は「状況が、いわゆる悪魔憑きといわれる現象と似ている」ものが多いためですが、過去記事などに見るそれらの悪魔的特徴というのは、後でご説明するとして、今回は先にマレーシアの報道をご紹介しようと思います。

その理由は、現在マレーシアの学校で起きていることは、過去に取り上げたどの集団パニックとも違う部分があります。

それは、

  • 生徒たちも教師たちも「何かの存在」を見ている
  • 何人かの生徒や教師たちは「何かの存在に身体を掴まれて」いる
  • 自分の身体にその存在が「入ってこようにする」ことを感じる

ということなどです。

これまでの集団パニックにも、「他者の存在を感じさせる」ような部分はあります。

たとえば、下は 2011年2月にジャマイカのキリスト教系の名門女子校で起きた集団パニックが報道されたことをご紹介した過去記事からの抜粋です。

報道によると、祈りの時間に生徒たちが特別な福音を奏でている時に、事件は突然起きたという。生徒たちは、まるで目に見えない力で地面に叩きつけられたかのようだった。

目撃者のひとりの女生徒は以下のように語る。

「私たちもそこにいたのですが、彼女たちは突然、何かに殴られたかのように床に倒れ込んだのです。それから、彼女たちは、奇妙な振る舞いをしながら、足で手当たり次第に空中や周囲のものを蹴り出したのです。とても恐ろしかった」

こういうような「目に見えない力が介入している」感じはあったのですが、今回は、「見える」、「質感がある」ということが明らかになった出来事のようで、いよいよ「本格化」してきたような気配を感じます。

また、今回は教師も集団パニックを起こしていて、これも前例を知らないです。

冒頭のフリー・マレーシア・トゥディの記事をご紹介します。

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More screaming heard at ‘hysteria’ school
Free Malaysia Today 2016/04/17

さらに多くの悲鳴が「集団ヒステリーの起きた」学校から聞こえる

マレーシアのコタバルにある SMK ペンカラン・チェパ第2中学校で、50人以上の生徒と教師が「集団ヒステリー」に苦しめられており、また、同時に「黒い影」が多くの生徒と教師たちによって目撃されている。

学校はこの出来事により 4月14日に閉鎖された。
この学校は、生徒 1044人と、教師 84人から構成されている。

最後に集団ヒステリーの攻撃を受けた3日後の 4月17日、イスラム教宗教学者とイスラム医学医師の立ち会いの下、学校は再開された。

しかし、学校の再開を取材していたメディア「スターオンライン」によれば、外で待機していた記者やカメラマンたちは、午前 11時に学校内から複数の悲鳴や叫び声を聞いた。しかし、取材者たちが学校内に入ることは許可されなかったという。

今週のはじめ、学校の校長シティ・ハワ・マット(Siti Hawa Mat)氏は、「すべての被害者が黒い姿を見ていると述べている」と語っていた。

校長は、4月11日に 25人の生徒が集団ヒステリーの攻撃に遭い、13日には 50人の生徒と 11人の教師が集団パニックに陥ったと述べた。状況を改善するために、イスラム医療従事者たちによるケアを供給しているという。

学校が設立されたのは 2001年だが、このようなことが起きたのは、これが初めてだという。

スターオンラインによると、この学校を再開した日、学校関係者たちは、コーランの朗読を2時間おこない、生徒と教師が共に祈りの時をもった。また、中国人の呪術医(bomoh)も、学校の状況を支援するために学校施設内に入ったと考えられる。

4月13日に集団パニックに襲われた女性教師のラムリさんは、以下のようにメディアに語っている。

「パニックに襲われたひとりの生徒を抱いた瞬間、自分の腕が信じられないほど重く感じられたのです。私はすぐにイスティグファール( istighfar / イスラムの神に許しを請う言葉)を繰り返しました。そして、その時から、何もかも自分で制御できなくなってしまったのです」

「その生徒が回復し、帰宅した後、私は、誰かが私の身体の左側上方にぶら下がっている感覚を持っていました。そして、私は黒い姿を見ました。現れたり消えたりする黒い存在でした」

別の女性教師のイブラハムさんは、自身が身体の制御を失った時に、コーランの詩を暗唱しようとしたという。

「私は黒い姿を見ました。その黒い姿のものは、私の身体の中に入ろうとしているように見えました。しかし、同僚の教師たちが、私を取り囲み、みなでコーランを朗読してくれました」

「私は頭が大きく重くなったように感じました。頭にしびれを感じ、同時に涙が流れて、私の頬をつたいました。私は黙ったまま、何度も繰り返しアヤトゥル・クルシ( Ayatul Kursi / コーラン雌牛章 255節のフレーズ)を暗唱しました。その後、1時間ほどして、頭が軽く感じられるようになりました」

彼女はこのように語った。


 

ここまでです。

SMK ペンカラン・チェパ第2中学校の場所
malaysia-schoolGoogle Map

 

参考までに、記事に出てきた中で、イブラハムさんという女性教師が唱えた「コーラン 雌牛章 255節」は以下のような下りのようです。

コーラン(クルアーン)雌牛章 255節

アッラーは、あなたがたの誓いの中、不用意な言葉を咎めようとはなされない。だが、あなたがたの心の意図することを、咎められる。誠にアッラーは寛容にして大度の持主であられる。

また、「中国人呪術医」というのは、下の方のようです。

bomohStraits Times

 

ところで、先ほどのコーランの「雌牛章」を少し読んでみたのですが、「悪魔」という言葉が何度も出てきます。たとえば、

雌牛章 268節

悪魔は貧窮をもってあなたがたを脅し、また恥じ知らずの行いを命じる。だがアッラーは寛容と恩恵をあなたがたに約束されておられる。アッラーは厚施にして全知であられる。

のように出てきて、また「人々よ、悪魔の歩みに従ってはならない」と何度も繰り返されます。

この学校でパニックに襲われた教師の人たちが、そういうものを心の中で暗唱していたということは、彼女たちの念頭に「自分を襲っているのは悪魔」という概念がすぐに浮かんだということなのでしょうね。

これをおこなっているのは悪魔だ、と。

 

女性と敬虔な宗教者たちがターゲット

In Deep でこれまで取り上げた集団パニック関係の記事は、6年前をはじめとして数多くあります。

 

[参考過去記事 / 集団パニック関係]

 

これらの現象には、完全ではないですが、ある程度共通している部分があり、それは、

・学校で起こる
・症状が出るのは女子生徒
・連鎖的に失神する
・あるいは連鎖的に奇妙な行動に走る
・未知の言語を話す
・異常な怪力

などです。

この中の「未知の言語」というのは、今回の記事では見当たらないですが、これはいわゆる小説(映画)『エクソシスト』などでも描かれますが、「エクソシズムの条件」として、悪魔が取り憑いた証拠のひとつとして、実際にカトリック教会で掲げられているものだそうです。

たとえば、以前、こちらの記事に、英国オックスフォード大学の文献にある、

「キリスト教司祭による悪魔払いを観察した医師と精神医学者たちの記述」

をご紹介したことがありますが、そこには、以下の記述があります。

「ジュリアは最初、静かにトランス状態に入っていった。しかし、カトリック式の儀式と祈りの呼び出しが続く中で、次第に、ジュリアから複数の音や声が聞こえてきた。大声で呻る動物のような音や人間の声と思われる音がまとめてジュリアから発せられた。人間の声はラテン語とスペイン語で話した。さらに、私たちの知らない未知の言語でも話した。ちなみに、ふだんのジュリアは英語しか話すことができない」。

これは、オカルト本からの抜粋ではなく、オックスフォード大学の 2008年の学術文章に医療専門家たちが書いたもので、なかなかの資料といえます。

もちろん、一連の集団パニックと、このような悪魔憑きといわれる現象を同列にするのはおかしいかもしれないですが、それはともかくとしても、マレーシアの出来事は、

  • その「存在」が姿と質量を持つこと
  • それは人間の身体に入ろうとすること

を示した初めての事例のような気がします。

これまでの集団パニックでも「存在」は、質量を持っている「らしい」気配はありまして、たとえば、先ほども少し抜粋しましたが、2011年にジャマイカのキリスト教会系の女子校で起きた様子を報道した現地の記事をご紹介した記事から抜粋しますと、以下のようなものでした。

2011年1月30日の「ジャマイカ・オブザーバー」より

三人の女子生徒が地面に倒れた瞬間から、まるで地獄ような光景が繰り広げられた。女子生徒たちは、まるで何かに取り憑かれたかのように地面をのたうち回り、体を震わせ続けた。

報道によると、祈りの時間に生徒たちが特別な福音を奏でている時に、事件は突然起きたという。生徒たちは、まるで目に見えない力で地面に叩きつけられたかのようだったという。

目撃者のひとりの女生徒は以下のように語る。

「私たちもそこにいたのですが、彼女たちは突然、何かに殴られたかのように床に倒れ込んだのです。それから、彼女たちは奇妙な振る舞いをしながら、脚で手当たり次第に空中や周囲のものを蹴り出したのです。恐ろしかったです」

その後、生徒たちが恐れて泣き叫ぶ中、今度は何人かの生徒たちが自分の服を掻きむしって脱ぎ始め、そして、ぜんそくの発作の時のような仕草を見せていたのだという。

 

また、これについては、その後のジャマイカの他の報道では以下のような記事を掲載していました。

2011年2月1日の「ジャマイカ・スター」より

ジャマイカ中央部にある著名なハイスクールの生徒たちは、自分たちの学校が悪魔によって攻撃を受けていると確信しており、多くが自分たちの身を案じている。

寄せられた情報によれば、学校内で起きたいくつかの事件によって、生徒たちは、悪魔によって学校が蝕まれていると考えるようになったという。

最も最近の事件では、ひとりの女子生徒が壁際にある自分の椅子に座っている時に、壁から悪魔によって突き押されて、彼女はそのまま病院に運ばれた。

もうひとつの事件が最近起きた。

「女子生徒が校門の塀の上に座っていたんです。そうしたら、悪霊が彼女を突き落としたんです」と、目撃した15歳の生徒が言う。

別の女子生徒が言うには、彼女は、幽霊に押されたのではなく、むしろ、「塀の上から飛ぶように何者かに命令されて、自分から飛び降りた」のだと言う。その女子生徒はウィジャボードを手にしていた。

また、何人かの生徒たちは、何人かのクラスメートたちが、自分の体に「悪魔的な模様をつけている」と語った。それは、数字の「6」によって描かれる悪魔的な三日月と半月のようなマークだという。

これらにあるような、

  • 誰かに自我と身体を支配され、コントロールされる

という状況も、すべてではないですが、よく見られることです。

 

結局、この「自我を自分でコントロールできなくなる」というのが、今の時代に漂うひとつの大きな問題なのではないでしょうか。

通常の理解では、どうやっても考えられないような犯罪の多発や、犯罪はおかしていなくても、そのような考え。

そういうものが、非常に広く社会に広がっていて、それは全世界的になってきていることは、最近のニュースを見ていますと、どなたでもお感じになるのではないでしょうか。

最近、「悪魔の時代のニュース」というタイトルでいくつか記事を書きましたが、現在は、その通りの「悪魔の時代」に突入していて、そして、先日の、

M6以上の地震が毎日起きている世界を迎えた中、シュタイナー学派の「21世紀前半から悪魔的存在が活動を開始した」とする見解を思い出してみる
 2016/04/17

という記事などに、「33」という数字と、これからの地球の試練(になるかもしれない)などのことについて記しましたが、今もなお九州で活発な余震が続いている場所は以下のような緯度でもあります。

kyushu-33-map

この数字の合致はあくまで「偶然」ですが、しかし、マレーシアの例を見ても、悪魔的な概念で起きることが、以前より直接的になっている・・・という意味では、この偶然は大きな偶然だと思っています。

 

かつて・・・大変に美しい大地と、人々が明るく健やかな心を持っていた日本という国は、結局、宗教でいう悪魔的存在に「狙われやすい」ものだったのかもしれません。狙われ続けて今の日本のようになってしまったという考え方もあるのかもしれないですが。

最近の日本は、どちらかというと「ネガティブな感情が全体に広がっている」という感じがとても強く、虐待や家庭内暴力、あるいは、ネットでの攻撃や炎上なども含めて、知らず知らずのうちに「日本人ひとりひとりが悪魔的な思考になっている傾向」があることは否めないのではないでしょうか。

地理的に見ても、シュタイナーの「頂点は日本です」という言葉(参考記事)から考えて、日本の試練はまだ続くと思わざるを得ません。

しかし、先に待つ困難がどのようなものかわかるわけでもなし(漠然と想像はできるにしても)、無意味な恐怖や悲観を持つことは、おそらくいいことではないです。

なぜなら、恐怖と悲観は「悪魔的存在」が最も好むものです。

神(のような絶対的な宇宙存在)は、その逆を好むことは、中村天風さんなども述べていたことです。

私自身が、常に非常にネガティブな思考感を持っている人ですが、こういう私みたいな人こそ、「ポジティブ」という意味をもっと真剣に考えて、「悪的なもの」の進行を食い止めるために・・・たとえば、それは、中村天風さんが繰り返し主張していた、

・積極的な考えであること(否定的・消極的な考えを持たない)
・口から出る言葉を大事にすること(否定的・消極的な言葉は使わない)
・何にでも感謝すること
・信念を発布すること
・笑うこと

などを強く心に留めて、そして、こういう態度「だけ」が、これからの世の中にこそ大事だということでもあるような気がします(参考記事)。

中村天風さん(1876-1968年)
tenpu-2Healing Network

 

悲劇が起きると、笑うこと自体を不謹慎とするような傾向がありますが、笑いのない世界は悪魔的存在にとっては快適な場所となり、さらに悪魔的事象が繰り返されると私は思っています。

現在被災されている方などが直面している厳しい時、あるいは他の場所でも、日本に住んでいるならば、誰でも「さらに厳しくなる時」にぶつかる可能性がある今だからこそ、日本人は否定的で消極的な気持ちでいてはいけないのだと思っています。

地球の現状はそのくらいにまで来ているということになりそうです。





  • この記事を書いた人

Oka In Deep

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