In Deep

地球最期のニュースと資料

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意図して書き始めたわけではないけれど、話はナルコレプシーと脳萎縮と「30年間におよぶベンゾジアゼピン系薬物依存」のことへと転がる石のように

   

暖かい日が続いたせいか、昼間は外に出し夜は家に入れていたハイビスカスが、12月の中旬に次々と花を咲かせています。

2016年12月12日に咲いたハイビスカス
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今年の夏は暑すぎたせいか、あまり花を咲かせませんでした。10月くらいから開花が本格化していて、何だかハイビスカスが「冬の花」というような感じで活動中であります。まだ小さなつぼみがいくつかあるので、場合によっては「お正月に開花」という可能性もほんの少しあるかもしれません。

さて、実はこの文章は書き終わってから書き足しているのですが、今日は、時間もあまりないことですし、最近の時事などを簡単にご紹介しようと思っていたのですが、何だか「膨大な雑記」となってしまったことを先にお詫びしておきます。しかし、場合によっては、ある人たちにとっては何らかの参考になることもあるかもしれないですので、そのまま掲載します。

 

 

時間がほしい毎日

lost time
年末も近くなりますと何だかいろいろと用事も多くなり、それに加えて、最近たまに書くこともあります「時間の空白」も増えたり、ナルコレプシー的な悪魔の睡魔にも相変わらず襲われます(ほぼ失神的に倒れる感じになってしまうこともあります)。

まあ、それはそれで気持ちいいのですが(気持ちいいのかよ)、結局、今日なども、記事を書き始めた時間は、もう暗くなってからになってしまっていました。

最近は朝など午前4時とか5時くらいに毎日起きているので、1日が長く使えそうな感じなんですが、ほとんど大したことを何もしていないのに、1日の時間がとても少なくて、「1日が 36時間くらいあればなあ」などとも思います。

ナルコレプシー的な件に関しては、飛び飛びとはいえ、私は通算で 30年近く「ベンゾジアゼピン系」の抗不安剤を飲んでいましたので、いろいろな中枢神経が「ジャンク」になっている可能性が強いですので、仕方ない面もありそうです。

ベンゾジアゼピン系の薬については、過去記事の、

ブラック・フラミンゴが現れた地球。そして、数百万人の「ベンゾジアゼピン依存症」が作られている日本
 2015/04/12

という記事などで書いたことがありますが、20代の初めにハニカミ症候群になり、あ、違った、パニック症候群(不安神経症とセット)になり、それ以来、50代に入る頃まで断続的に飲んでいたのですから長いです。20代の時には「自殺しようかなあ」ともよく思っていたことを考えますと、それを完全に食い止めてくれたベンゾジアゼピン系の薬には感謝の念も大変強いですが、少し依存が長すぎたようです。

そのベンゾジアゼピン系の薬をやめるキッカケとなったのは、自分のブログ記事でした。

過去記事で薬について書いたものは、いくつかありますが、たとえば、

健康ブームの中でガンが増え続ける理由 : 世界でもダントツの「薬」消費国である日本は「薬に人間の自己治癒能力を奪われながら」滅ぼされつつあるのかもしれない
 2015/04/10

という記事などで、「現代の日本人は薬に殺されつつある」ということを、しみじみと実感しまして、この記事が昨年の4月でしたが、それから、少し時間を経て完全にやめました。ついでに、ほぼすべての西洋薬も基本的に飲まないようになりました。ただ、胃が弱いので、たまに胃薬を飲むことはあります。

なお、日本でのベンゾジアゼピン系の処方量は、全世界でも飛び抜けていて、下のようになっています。

2011年のベンゾジアゼピン系薬物の人口1000人あたりの消費量

国際麻薬統制委員会

このグラフには、上のグラフにも書きましたが、「日本で最も処方されているベンゾジアゼピン系の薬であるデパスが含まれていない」ので、1000人あたりのベンゾジアゼピン系薬物の消費量は、日本が世界でトップだと思います。

上の統計が、麻薬などの薬物関連国際条約の実施を目的とした国連機関である「国際麻薬統制委員会」から出されているあたりは「ベンゾジアゼピン系」というものの性格ををよく表していると思います。

 

脳萎縮の理由

ベンゾジアゼピン系の薬のダメージには、いろいろとありますが、一般的に見られる強い離脱作用(禁断症状)などについては、ベンゾジアゼピン依存症 – Wikipedia などにもありますが、これらが一般的にとても強い依存性を持っているということは、ベンゾジアゼピン系を服用して、「やめようとしたことがある」人ならわかるかと思います。

おそらくヘンなドラッグの比ではないですよ。芸能人などが捕まったりする「違法なもの」など、かわいいものだと思います。合法のものが違法なものよりも激しいダメージを持つものは医薬品に結構ありますが、ベンゾジアゼピン系はその代表的なものだと思います。

もちろん「一生飲むのをやめない」のなら離脱作用は出ないですので、問題はないと思いますが、一生継続的に服用していると、おそらく人生のどこかで「廃人化」すると思います。人によるのでしょうけれど。

そして、それだけではなく、「脳への永続的な損傷」についてのレポートもあることはあります。

つまり、ベンゾジアゼピン系が脳の構造的な損傷や萎縮につながるという説です。

イギリスの医学者で、ベンゾジアゼピン系薬剤の離脱を専門とする診療所で多くの人たちを減薬、断薬させたヘザー・アシュトン博士(ニューカッスル大学神経科学研究所名誉教授)は、ベンゾジアゼピン薬の「真実」と「やめる方法」などについての手引書を書いていますが、そこにある「脳への永続的な構造的ダメージ」というセクションで、このことについてふれていますが、実際には今でも、脳への永続的な構造的ダメージがあるのかどうかはよくわかっていません。

このアシュトン博士の手引書は、ベンゾジアゼピン系をやめたいのにやめることができない人にはいいものだと思いますので、日本語になっているリンクを掲載しておきます。

ベンゾジアゼピン – それはどのように作用し、 離脱するにはどうすればよいか – ベンゾジアゼピン離脱治療のための手順書
ヘザー・アシュトン教授

 

脳の構造的なダメージについて、総合的なデータがとられていないために、その確証はとれていないわけですが、「ひとつのサンプル」はあります。それは私の例です

何年か前に自宅で倒れたことがあり、救急車で運ばれた際に、動くこともできないほどのめまいが収まらなかったために、病院では「脳の MRI (磁気の力で脳や臓器や血管の撮影する検査)」の検査が行われました。

病気的な意味では、特に何の問題もなかったのですが、検査した医師は、

「脳が少し萎縮していますね」

と言ったのでした。

私の脳は、やや萎縮しているということが、この時はじめてわかったのです。

もちろん、そうなった原因はわかりません。

これとベンゾジアゼピン系の薬が関係あるということを書きたいのではありません・・・けれど、個人的には、他に思い当たるものがないですので、ベンゾジアゼピン系の可能性はあるのかもなと。

何しろ、服用期間が30年間ですからね。

ある程度の影響が出るのは仕方ないような気もします。

何だか個人的な話が長くなっていますが、最近は、いよいよナルコレプシー的な色彩が強くなってきた最近の状態も、これが少し関係しているのかもしれないと思うようになってきています。

やっぱり、若い時に「体に入れた異物」というものは、それが合法だろうが違法だろうが、関係なく、長く体に影響し続けるよような気がします。

「合法」とか「違法」とかを決めるのは、身体ではなく、法律ですから、どんな無機物の異物もなるべく体には入れないほうがいいというのは、ある程度は正論だと思います。

ただ、先ほどの過去記事「…数百万人の「ベンゾジアゼピン依存症」が作られている日本」にも書きましたけれど、

・ベンゾジアゼピン系の薬は劇的に効く

のもまた事実なのです。

想像を絶する苦しさから解放してくれるわけです。

そして、それがまた問題でもあり、ベンゾジアゼピン系の薬は、メンタルの病気の根本的な解決にはなっていないのに、その苦しさだけは消してくれる

これは、痛みの原因を取り除いていないのに、鎮痛剤で痛みを取る、というのと同じことです。

もっといえば、「飲むと気持ちよくて、飲まないと精神的に厳しい」という響きは、何かと似ているでしょう。

麻薬です。

結局、それそのものといえるのです。違法だとか合法だとかは関係ありません。体に悪いのは悪い。

そして、どちらもそこからなかなか逃げられない。

 

 

ベンゾジアゼピン系の膨大な処方により激増するはずの日本の認知症患者

それだけではなく、たとえば、今の「日本」の世の中の問題点の大きなものの中に、

・高齢化
・認知症の増加

があると思いますが、先ほどのグラフのように、日本では、おびただしい量のベンゾジアゼピン系の薬が処方され、当然、高齢者たちにも処方されています(というか、高齢者に対してのほうが多く処方されていると思われます)。

しかし最近は、ベンゾジアゼピン系とアルツハイマー病の関係がだいぶんはっきりしてきているのですね。

世界五大医学雑誌と呼ばれるもののひとつに、イギリス医師会の「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル (BMJ)」があります。

これは、Wikipedia に、

> 国際的にも権威が高く日本でも医師であれば必ず読んでおくべき雑誌と言われている。

と書かれているようなものですが、その BMJ の 2014年9月の論文に「高齢者にベンゾジアゼピン系を長期投与すると認知症になりやすくなる」という研究報告が掲載されています。

内容に関しては、こちらの記事に書かれてありますが、内容を簡単にまとめますと、

ベンゾジアゼピン系の薬を投与されている高齢者は、そうでない高齢者と比べて、43~ 51%ほどもアルツハイマー型認知症になりやすい。

また、ベンゾジアゼピン系の使用量が多く、使用歴が長いほど、アルツハイマー型認知症になるリスクが高くなる。

これを知ったのは昨年でしたが、

> ベンゾジアゼピン系の使用量が多く、使用歴が長いほど

という項目を読んで、30年間&多量、という私などは、ほとんど諦めにも近い心境になったものでしたが、今のところは、

・脳の萎縮
・ナルコレプシーもどき

あたりで止まっていますが。

これらに特に対策はないでしょうが、過去記事の、

人体を神と同等と見る西洋医学の理想的な未来。そして、抗コリン剤の氾濫でおそらく認知症が増え続ける今後のための「認知症と物忘れの治し方」
 2015/04/03

という記事で、

> 眠る前に、エッセンシャル・オイル(精油)をディフューザー(噴霧器)で噴霧させておく。

ということを、その前年か、前々年くらいからやっていることを書いたことがあります。

最初は、奧さんがあまりに物忘れが激しいので、心配になって始めたものでしたが、結果として、奧さんの物忘れが数か月で劇的に改善したのでした。

そのせいもあり、今も毎日続けていて、そろそろ3年目くらいになるでしょうか。

おそらく今後もエッセンシャルオイルが手に入る限りは続けるつもりです。

これは認知症の治療としても使われている方法でもありますが、しかし、私がこの方法を聞いた時に興味を持ったのは「医者が実際に治療法で使っている」からではありません。

今から7年くらい前に、ネットで見たイスラエルの科学研究所での「脳の海馬を刺激するのは《匂い》だけ」だということを憶えていたからです。

イスラエルの研究者:特定のにおいは脳に刻まれて消えない

 大紀元 2009/11/09

イスラエルのワイツマン科学研究所のYaara Yeshurun氏が、科学誌「カレント・バイオロジー」で発表した論文によると、初めて認知する物体とそのにおいとの関係性は、人間の脳に非常に深い印象を残す。

そのほか、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)の実験も行なわれた。提示された物のにおいの変化に対して、人間の脳の海馬(かいば)と扁桃体(へんとうたい)という記憶や感情に関わる器官は、においに直ちに反応を示すが、音の変化に対しては全く反応しないという結果が示された。

においと記憶には密接な関係があり、五感の中で嗅覚だけが海馬や扁桃体と直結しているそうだ。においが記憶力を高める鍵になるということか。

海馬は記憶などをはじめ、さまざまな人間の認知と関係しますが、それを刺激するのは視覚などではなく「匂い」だったことがわかったというものでした。

それ以来、匂いには興味を持つようになり、かつては興味のなかったエッセンシャルオイルもいろいろと集めたりするようになりました。そして、順次、頭から浴びて火を付けて踊り狂うという(邪教かよ)……火を付けて踊り狂うのはウソですが、お風呂に入れたり、ディフューザーで噴霧したりしています。

 

・・・あれ?

 

今日は時間もないので、最近の時事を簡単にいくつかご紹介しようと思っていたのですが、怒濤のごとく個人的なことを書き続けてしまっていますね。

脳の萎縮のせいか、この記事を書き始めたのが、もう3年くらい前のような気がします(ああそうですか)。

最近は、

数百万の「無菌室」が導く崩壊 : 「微生物との共生を拒否した日本人」たちが創り出す未来の社会は
 2016/12/13

数秘術で終わり《9》を意味する2016年から、始まり《1》を意味する2017年への移行の中での激変を避けることはまず不可能
 2016/12/12

というような明るい記事が多かったのですが(明るくねえだろ)、ああ、暗い記事が多かったのですが、こういうものも含めて、いくつかの記事から垣間見えるのは、

「日常の環境から不可逆的なダメージを受けている日本と日本人」

というもののように思います。

不可逆的とは、つまり、「戻ることのできないダメージ」という意味です。

これらをすべてクリーンにできるような方法があるのなら、日本のこれからも全然暗くないと信じてみる、というのもいいと思うのですが、いくら考えても、それがわからないような感じで。

とにかく、今のところは、自分自身に対してはある程度は防衛してみようと。ダメならダメで仕方ないですし。

それは他の多くの方々も同じではないかなとも思うのです。

日本の国全体は大事だけれど、その社会も個人の集合なのだから、ひとりひとり「正しい見識」で自分と周囲を防衛してみるという試み。

そして、この「正しい見識」が今、メチャクチャになっている感があります。

 

これに関しましては、どうやら、日本の社会全体で変化していくことは絶望的なので、個人個人がそれこそ「覚醒」するしかないです。

妙な雑談を貫き通してしまいました。