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4月19日にメルマガ私たち現生人類は「鉄の種族」であることから思う生き方を発行させていただきました。

2016年からの世界 地球という場所の真実

ナンバー「404」は神か悪魔か、それとも単なるノット・ファウンドか — 不思議な空の模様を見ながら神か悪魔のどちらかの健闘ぶりを思う

投稿日:2016年2月22日 更新日:

はじめて見る形の太陽の暈(かさ)

昨年の終わり頃から、いろいろと空の珍しい光学現象が目撃されることが多くなっているような気がしますが、下の写真も本当に珍しいように思います。

2月17日に、アルゼンチンのカタマルカ州というところの空に出現した「三重のハロー(太陽の暈)」現象です。

2016年2月17日アルゼンチンに出現した光学現象

halos-alzentina-01Alerta Roja




 

上の丸の部分が二重になっていて、下に黄色のように見えるのも、おそらく暈で、「三重の太陽ハロ」ということになるようです。

一般的に太陽の暈は下のように太陽を囲むように現れます。

afp-halo・AFP

何がどうなると、アルゼンチンのような暈が出現するのかわかりませんが、Wikipedia によりますと、

> 暈は雲を形成する氷晶がプリズムとしてはたらき、太陽や月からの光が氷晶の中を通り抜ける際に屈折されることで発生する。

ということですので、大気中の氷の結晶と太陽光の侵入角度などが複雑な配置になった場合に、このような3重などになり得るのかもしれません。

昨年 12月にアメリカのワイオミング州で、やはり「異様に複雑化した暈」が出現したことがありました。

2015年12月09日に米国に出現した太陽の暈(複雑すぎて構造が把握できず)

Solar_halo_Jackson_Hole_WYsott.net

何だか「眼」みたいでもありますが、暈は時に、下のように「リアルっぽい眼」の様相を呈することもあります。

2014年4月24日のにスウェーデンに出現した暈

halo-Ostersund-Sweden-Fotograf-Goran-StrandEarthSky

太陽の暈そのものは、寒い季節でしたら、わりといつでも見られるものですので、もっと複雑なのが見られると楽しいですね。

今日は、最近の報道からちょっと昔のことなどを思い出しましたので、そのことを少し書いておたきいと思います。

「アンゴラ事件」から5年

先日、同じ日に、あるふたつのニュースを見たのです。

ひとつは CNN のニュースで下のものでした。

2月16日のCNNの報道より

404-carats-angolaCNN

404カラットの巨大ダイヤ、アンゴラで発見」というタイトルですが、しかし、ダイヤ自体には興味はなく(上の写真を見ても氷砂糖にしか見えませんが、23億円の価値があるのだそう)、このタイトルにある、

「404」

「アンゴラ」

という響きにやや思うことがありました。

このニュースを見る前に、バングラデシュの下の報道を見ていたということもあるかもしれません。報道自体は少し前のものですが、私が初めて見たのは CNN の報道を見たのと同じ日でした。

1月23日のバングラデシュの報道より

Mass-hysteria-bangradeshbdnews24.com

 

こちらは、バングラデシュのファリドプルという町の複数の学校で、数百人におよぶ学生たちが、「集団ヒステリー」を起こし、学校が閉鎖されているというニュースでした。「集団ヒステリー」というのは、その報道での表現です。

この報道では、医療の専門家たちが、今回の現象について「集団心理疾患( Mass Psychological Disease )」として説明していますが、このような「若者たちの集団疾患」につきましては、かつて In Deep でもよく取り上げていたもののひとつで、

2010年11月 トリニダード・トバゴ(記事:トリニダード・トバゴの学校で奇妙な集団発作が発生。地区がパニックに

2011年2月 ジャマイカ(記事:ジャマイカの著名高校で生徒が次々と悪魔に取り憑かれたという報道

2011年2月 ベトナム(記事:ベトナムの学校で長期間に渡り続く大規模な「集団パニック」

などの記事がありました。

しかし「集団失神事件」といえば、何といっても、個人的に思い出すのが、2011年8月にアンゴラで起きた集団失神ではないでしょうか。私に限らず、多くの日本人の方もそうだと思います(どんな日本人群だよ)。

この出来事は、アンゴラ政府が報道管制にまで至るようなおおごとになっていったものですが、下の記事などに書いたことがあります。

アンゴラ全土を襲う原因不明の「集団失神」症候群
 2011/08/13

拡大するアンゴラの「謎のシンドローム」報道と個人的な興味と懸念
2011/08/17

当時の米国の報道から抜粋しますと、以下のようなことが起きていました。

アンゴラの学生たちを襲う謎の失神症候群

アンゴラでは4ヶ月以上にわたり「人々が次々と失神する」という謎の症状の連鎖が続いている。これはアンゴラの国土全域の、特に学生たちの間に今現在も広がっている。

この「失神の連鎖」は、今年4月に始まり、アンゴラの首都ルアンダを含む7つの地域に現れた。

失神するのは主に女子学生で、また、事件はその多くが学校の中か、あるいは学校のある場所の近くで発生している。

共通している状態としては、失神する女子学生たちにはその前にめまいのような症状が起こり、フラフラとしだし、喉がひりひりとしてくるという。また、息切れなどが起きて、動悸が激しくなる。
その後、次々と失神する。

これまで、800人以上の学生たちが、この失神に苦しんだと見られる。

このようなことが数ヶ月も続いていたということで、その原因は結局わからなかったようですが、報道では、

・集団精神疾患
・毒ガスによる攻撃説
・空腹で倒れた(><;)

などが挙げられていました。

「空腹で倒れた」というのが最も恐ろしい原因かもしれないですが、これではなかったようです。

また、倒れるのが「女子生徒ばかり」ということで、毒ガスや化学物質などでの被害ではない可能性が高い(男性と女性に被害の差がある毒ガスや化学物質は存在しないため)まま、結局、解決したのかどうかわからないままです。

ちなみに、先ほどリンクしました他の集団失神などでも、ほとんど(あるいはすべて)が女子生徒でした。理由はわからないながら、これらの現象は、比較的女性に特化したものともいえるのかもしれません。

そういうことがあったのが「アンゴラ」だったことで、今回のバングラデシュの集団疾患のニュースを見たのと同じ日に、「アンゴラ」という国名を見たのが印象的だったのでした。

そして、 CNN の「404カラットの巨大ダイヤ、アンゴラで発見」という記事にあった 404 という数字

これにも、何かを感じたのですよね。

インターネットでは、一般的に「 404 」といえば、「サーバにそのページが見つかりません」というエラー番号を示していて、わりと見ることの多い数字だといえるかもしれません。

そんなこともあり、「 404 」はどちらかというと、否定的な数字のイメージが強かったのですけれど、検索していると、意外なページに突き当たったりします。

 

「404」の聖書での意味

たとえば、下のような、聖書の解釈(?)関係だと思われる難解なサイトには、404 が「聖なる」の意味を持つことが書かれていました。
holy-404The Number 404

404の部分を拡大して注釈をつけますと下のようになります。
holy-Qadosh

興味深くはあり、このページを訳してみようかとも思ったのですが、専門的すぎて、私には翻訳不可なページでした。聖書とユダヤ教、キリスト教などについての、ある程度の具体的な知識がないと正確には訳せないページだと思います。

ただ、そこにあった中で、「 404 」は、「聖なる」ということを意味すると共に、

「法(戒律、法則、原理などの意味)」を意味する

ともあり、そのことは、旧約聖書の「申命記」 33章02節に書かれてあるのだそう。

そこに、

> 主が右手に法を持っている

という下りがあるとのことでした。

そして、その「申命記」の日本語の口語訳を見てみますと、下のようなものでした。

旧約聖書「申命記」33章02節

「主はシナイからこられ、/セイルからわれわれにむかってのぼられ、/パランの山から光を放たれ、/ちよろずの聖者の中からこられた。その右の手には燃える火があった。

「法なんて言葉は出てこないな」

と私は思わず呟きました。主が右の手に持っているものについては「燃える炎」とあります。

意訳なのかなと思い、英語のほうでも見てみますと、

> with flaming fire at his right hand

と、やはり「燃える炎」としか読めないものであることがわかります。

「うーん……」と考えてみますと、「そういえば、聖書にはいろいろな翻訳版がある」ということを思い出しました。

そして、ちょっと執念めいて探してみましたところ、この「法」(Law)という言葉が確かに「申命記」33章02節にあったのです。

ジェイムズ王欽定訳(あるいは、欽定訳聖書)というものにあったのでした。

欽定訳聖書 - Wikipedia

欽定訳聖書は、国王の命令によって翻訳された聖書である。複数あるが、単に「欽定訳」と言った場合は、とくに「ジェイムズ王訳」として名高い、1611年刊行の英訳聖書を指す。

イングランド王ジェームズ1世がイングランド国教会の典礼で用いるための聖書の標準訳を求め、王の命令で翻訳されたためにこの名がある。欽定訳は19世紀末に至るまでイングランド国教会で用いられた唯一の公式英訳聖書である。

ヘブライ語およびギリシア語原典から訳したと序文にはあるが、実際にはウィリアム・ティンダルら先行する英語翻訳にかなりの部分で依拠していることが指摘されている。

ということだそうで、こちらのページに、ジェイムズ王欽定訳の「申命記」33章02節がありまして、それを見ますと、違いは以下の点だけでした。

with flaming fire at his right hand.

from his right hand went a fiery law for them.

現在最も広く知られている聖書での表現が「 flaming fire (燃える炎)」 となっているところが、ジェイムズ王欽定訳では「a fiery law (燃えるような法)」となっていたのでした。

ですので、「申命記」33章02節のジェイムズ王欽定訳では、「主は炎を持っていた」のではなく、「法を持ってきた」ということのようです。

「法」と「炎」では、ずいぶんと違う解釈になりますが、まあ、いずれにしても、翻訳のバージョンによっては、そういうものがあったと。

そして、先ほどのサイトによれば、ヘブライ語のオリジナルは「法」ですので、「法」が正しいということになりそうです。なぜ、英語に翻訳する際に「法」を「炎」という訳にしたのかは不明です。

そして、理由は定かではないものの、先ほどのサイトによれば、 404 という数字は、下のことを意味すると。

1. 聖なる
2. 法

だからどうしたと言われれば、本当にそれまでですが、

アンゴラ=悪魔

のラインの次にきた「 404 」までもが否定的な意味だとしたら、アンゴラの 404カラットのダイヤモンドやバングラデシュの集団失神などの一連のニュースもあまりいいものではない気もしないでもなかったですが、真偽はともかく、 404 という数字に「聖」とか「法」の意味があるのなら、アンゴラのダイヤのに最初感じた「ちょっと不穏な感じ」もあまり気にしなくていいのかなと。

それにしても、毎日毎日、一日が早い早いと言っている気がしますけれど、2月もあと1週間ないのですね。「懸念の3月」はすぐです。

 

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