In Deep

地球最期のニュースと資料

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地球のオンライン文明はいつまでのもの? : 複数の「トリプル・レインボウ」が出現した地球では、官民挙げてのサイバー戦争が花盛り

   

ノルウェイのロフォーテン諸島で撮影された三重か四重の虹 2016/10/22

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ニュージーランドのリバートンで撮影された起点の違う三重の虹 2016/10/19

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はじめて見る三重以上の虹

二重の虹はかなり頻繁に見られるものだと思うのですが、これが「三重」とか「四重」となると、なかなか見られるものではないですが、この数日の間に、ノルウェイとニュージーランドで立て続けに上のような虹が撮影されています。

虹は「二重」までだと光学的に簡単に説明できるものだそうですが、三重くらいからやや説明が難しくなるようで、私自身は三重以上の虹が出現する原理は理解できませんが、理屈はともかく出たと。

冒頭の写真は、共に美しいですが、虹を判別するには鮮明とは言いがたい面もないではないですので、ちょっとコントラストを強くして見てみくすと、下のようになっていました。

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なかなか珍しい現象なわけですけれど、虹大好きな当ブログでは(好きという意味が微妙ですが)「二重の虹」までについては、過去に何度か記事にしてきた経緯があります。

[関連過去記事]
テロ現場に出現し続ける二重の虹。そして中国の美しい自治区を襲ったふたつの悪魔「的」出来事 (2016/04/01)
台風10号の上陸直前、日本中に出現し続けた「二重の虹」の向こうに (2016/09/01)
史上最強の台風と桜島の「虹のシンクロ」の日に思う雑記 (2016/09/15)

 

虹を記事で取り上げるようになったキッカケは、4年くらい前に、

「イスラエルでは、虹が見えればその下は地獄のお釜、という伝説がある」

ということを知りまして、そのことを「虹という「地獄の門」の彼方に」という記事に書いたのが最初でした。

これに関しましては、

宇宙にも地球にも「虹の現象」が広がっている。そして、その虹はイスラエルの伝説では「地獄の釜」の象徴でもあり
 2015/06/24

という記事に詳しく書いたことがあります。

イスラエルだけではなく、世界各地で虹に関してさまざまな言い伝えがあり、たとえば、沖縄でも、古くから虹は不吉なものとして扱われていたことが、虹にまつわるお話よりに下のようにあります。

沖縄では、虹は雨呑み者(アミヌミヤー)と呼ばれる赤まだらの蛇だとされていました。このアミヌミヤーが天の泉の水を飲んでしまうため、下界に雨が降らなくなると言い伝えられていました。

すなわち、虹は干ばつの先触れと思われてきたのです。

そこで、虹は決して指さしてはいけない不吉なものとされてきました。

 

というものが沖縄での伝説だったようですが、その沖縄も、時代と共に「虹は吉兆である」というようなことになってきたようで、たとえば先日、沖縄の石垣島で、

「夜の虹」

という比較的珍しい現象(月光による虹)が報じられていましたが、その報道でのタイトルは「竹富島に幸せ招く“夜の虹”」となっていました。

竹富島に幸せ招く“夜の虹” 4年ぶりに観測

沖縄タイムズ 2016/10/18

okinawa-moonbow

石垣島天文台(宮地竹史所長)は16日、月の光がつくりだす夜の虹「月虹(げっこう)」を確認した。幸せを招くとされる自然現象で、前勢岳山頂で空の状態を監視する同天文台のスカイモニターカメラが、竹富島と小浜島の上空に大きな弧を観測し、撮影した。

 

ということで、かつては「不吉なもの」だった虹が、今は「幸せを招くもの」ということになっているようです。

おそらく、月虹はそのように幸せを呼ぶのでしょうが、同時に、最近の石垣島には他にもいろいろなことがありまして、そんなに穏やかということではないです。

[参考報道]<石垣島・陸上自衛隊配備>川原公民館が反対決議 (沖縄タイムズ 2016/10/11)

私自身は、子どもの頃から自衛隊と近しいところに住み続けていて、北海道に住んでいた頃は、自宅裏手のほんの 100メートルほど先にある森林が自衛隊(陸上自衛隊・岩見沢駐屯地)の演習場の大きな森林でしたが、そこは小学生の子どもたちの遊び場でした(もちろん公的には進入禁止で、私を含めた子どもたちが勝手に入りこんでいただけです)。大人になった今は今で、米軍の通信基地と航空自衛隊入間基地にはさまれるような場所に住んでいます。

それはともかく、虹を吉兆と考えるか不吉なものと考えるかは、それぞれ各自のお考えで問題ないと思いますが、どちらにしましても、二重なら2倍、三重なら3倍というような考えもあるのかもしれません。

ちなみに、虹に関して世界中に残っている言い伝えと教えの中で、最も多いのは、

「虹を指さしてはいけない」

というものだそうで、虹を指さす禁忌の話というページに 50カ国近くの国や地方に伝わる「虹を見てはいけない」伝説が書かれています。

どれも比較的似たものですが、いくつか抜粋しますと、下のようなものです。

世界の虹を指さす禁忌の例より

・虹は”東に横たわった竜”で、それをさすと指をなくすかもしれないから、指さしてはならない。(中国南部 チワン族)

・虹は雷神の衣装である。虹を指さすと指の下の関節が腫れて、永久に不恰好になる。(北米 チェロキー族)

・虹は悪霊たちの道である。虹が出ているとき外出すると、悪霊によって病気になる。また、虹を指さすと不幸に見舞われる。ただし、すぐに指を濡らせば回避できる。(フィリピン)

・虹を指さすと、指が落ちる。あるいは腕が麻痺する。(インドネシア バレ・トラジャ族)

・虹を長い間見つめたり、指さしてはならない。さもなければ目が見えなくなったり、腕の下に腫れ物ができる。(ニューギニア ブカウア族)

・虹の正体はブイメというウナギのような魚である。世界が大火で滅んだとき、様子を見ようと水から出て来て、天地を繋ぐ仲介者となった。指さすと魚に戻って噛み付き、爪を化膿させる。(コロンビア デサナ族)

「虹は雷神の衣装」とあった後に、「虹は悪霊たちの道」とあったり、「虹の正体はウナギのような魚」というものもあり、いろいろですが、

・虹は神聖だから指さしてはいけない

・虹は邪悪だから指さしてはいけない

という2つの概念にわかれていて、そして、どちらにしても、「だから虹を指さしてはいけない」ということになっているようです。

最も多いのは、「虹を指さすと指をなくす」というもので、これだけでも 30くらいの国や地方や民族の間で、言い伝えられてきたようです。

また、南西アフリカのベルグダマ族の言い伝えは、

人さし指を伸ばして人・獣・墓・天・電光・虹を指さしてはならない。指さすのは呪詛であり、報復として指が腐ったり、不幸なことが起こる。

となっていて、

> 人・獣・墓・天・電光・虹

はすべて指さしてはいけないもののようです。

確かに、私自身、人を指さすのは何となく失礼な気がして、昔から人を指差すことはないです。人を指し示す時は、「どうぞ」のような、手のひらを上にして、その方に曖昧に指し示すというような動作をします。

というか、ふと自分の行動を思い出してみると、「指をさす」ということは対象が何であっても、ほとんどない気がします。

 

話が混沌としてきましたが、虹の意味するところは世の中でいろいろですが、吉にしても凶にしても、その3倍の効果のある虹(効果って変だろ)が世界に出現していたことを書きました。

さて、このように「吉か凶か」という世の中で、今日の次の話題です。

 

10月後半のインターネット

先日の「世界の報道と日本に住む地質学心情とがどうも合わないですので… (2016/10/23)」という記事で、3日前にインターネットの商業サービス関係への攻撃としては史上最大レベルにも見えるハッカー攻撃が発生し、ツイッターやアマゾンなどの大手がダウンしただけでなく、報道によれば、

「インターネットの半数がダウンに追い込まれた」

という事態に陥りました。

大規模なサイバー攻撃の影響でインターネットの半分がダウン

マイナビニュース 2016/10/24

10月21日から22日にかけて複数のニュースメディアやセキュリティベンダが、複数のニュースメディアやセキュリティベンダーが、2回にわたる大規模サイバー攻撃(DDoS)を大手のDNSサーバが受けた結果、インターネットの半数がダウンに追い込まれたと伝えた。

結果、Twitter、Netflix、PayPal、GitHubといったよく使われているWebサービスに一時アクセスできない状況が発生していたと指摘している。

 

そして、この大規模攻撃の攻撃元として、一部海外メディアは「国家」ではないかというようなことを記していて、たとえばロシアなどの国名が出たりしていました。

そして、これはこれとして、これとは(おそらく)関係のない話として、大規模攻撃から2日後の昨日、「アノニマス」を名乗るハッカー集団が、

「大規模なハッカー攻撃を起こすことを示唆」

したのです。

hack-us-2016aMirror

今回はこのニュースをご紹介します。

これに注目しましたのは、仮に、この人たちの予告がある程度「成功」した場合、「個人のグループが、社会全体を混乱させる」ことができることを示すことになるように思えるからです。

この予告をした人たちがどんな人たちなのかわかりようもないですが、「アノニマス」というのは、一応国際的なハッカー集団のネットワークと言われていまして、しかし、その指揮系統もよくわからないですし、実際いろいろと不明なのですが、しかし、少なくとも、実質的な構成メンバーは、ロシアや中国や北朝鮮など、ハッカー兵士がたくさんいるような国家規模の集団よりは、はるかに小さな集団のように思います。

そのくらいの規模の集団が、たとえ短時間でも、

「社会インフラをシャットダウンさせることができる」

という可能性を保つのならば、ネットワークに依存しているこの社会の基盤はとても脆弱なものだということになるような気がするのです。

もちろん、アノニマスと呼ばれるこのグループは無差別に社会に攻撃をしかける人たちではないでしょうが、「同じような知識と能力を持つ人たちは世界にいくらでもいる」ということです。

その中から、今後、悪意をもった集団が登場しないとは誰にも言えないはずです。

英国ミラーの記事をご紹介します。


Anonymous hackers issue chilling DDoS warning just days after ‘bringing down’ Twitter, Spotify and Netflix
Mirror 2016/10/23

アノニマスのハッカーたちが、スポティファイ、ネットフリックスなどがDDoS攻撃で「シャットダウン」した、わずか数日後にゾッとする警告を発表

アノニマスのハッカーたちがゾッとする脅迫をツイッター上に投稿した。その内容は、

「 DDoS 攻撃がやって来る (”DDoS comin”)」

だ。

ツイッターより
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DDoS 攻撃とは、複数のネットワークに分散する大量のコンピュータが一斉に特定のネットワークやコンピュータへ接続要求を送出することで通信容量をあふれさせ、ターゲットのサービスやウェブサイトを機能停止させてしまう攻撃で、過去には大手銀行などがこの攻撃で被害を受けている。

そして、最近の DDoS 攻撃では、ツイッター(短文投稿サイト)や、スポティファイ(世界最大手の音楽ストリーミング配信サービス)、ネットフリックス(映像ストリーミング配信)などが攻撃の対象となった。

今回、アノニマスのハッカーたちは、攻撃するインターネット・サービスの具体的な名称は挙げていない。

アノニマスは、過去にも、政治的キャンペーンに対してや、人気のあるインターネットサービス、あるいは、イスラム国も攻撃の対象にしたことがある。

10月21日、ツイッター、スポティファイ、ネットフリックスは共にハッキング攻撃でシャットダウンし、また、ペイパルやプレイステーション・オンラインサービスを始めとした多くのオンラインサービスにアクセスできくなくなった。

この攻撃は、これらのサービスを提供しているサーバプロバイダの「ディン(Dyn)」が狙われたと考えられる。

アメリカ当局は、 DDoS 攻撃によるものだとして調査している。

その中で、アノニマスは、ツイッターに、

「 DDoS 攻撃がやって来る 2016年10月23日」

というメッセージを投稿したのだ。

アノニマスは、2003年にハッカーたちによって血清されたグループだ。

2015年のパリのテロの後、アノニマスは IS との戦争を宣言したビデオをリリースしている。

彼らは一般的ではないインターネット戦術とオフライン戦略を駆使することで知られている。


 

ここまでです。

生活と直結するきわめて大きな部分がオンラインでのサービスに依存している今の社会での「オンラインの混乱と崩壊」は、社会システムそのものの混乱と崩壊を意味する部分もあります。

そういう意味では、これらの崩壊は、先日の記事、

発令された「太陽からの攻撃への準備をせよ」とのアメリカ大統領令 : 太陽活動の弱い中でのこの事案に見る今の時代
 2016/10/20

に記しました「太陽によるインフラの崩壊」というようなことと一部重なるものもあります。

そして、そのような「ある国のオンラインの崩壊」というものを試みようとしている存在があるとして、それが国家によるものであろうが、個人によるものであろうが、それが「継続的に成功する」のではあれば、ターゲットの文明は混乱するはずです。

個人的には、「第一次世界サイバー戦争」というものの現実性は高いようにも思いますし、そこに個人も加われば、もう『ファイト・クラブ』という映画(小説)で男たちが挑んだ、

・この世の消費社会を終わらせること
・この世の金融システムを消滅させること

というダークな夢の実現も不可能ではないというような、今の社会はそういうものでもあるのかもしれません。