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3月15日にメルマガニネベの年に起きること。そしてガンと寄生虫の関係を発行させていただきました。

地球という場所の真実

飛行機事故もロケット打ち上げ失敗もない中で世界中で次から次へと、まるで異次元的に空から落下してくる「人工物」は一体どこから落ちてくる? 

投稿日:

2016年12月13日の中国報道より

人民網

先日、上のような報道が中国でなされていました。

陝西省の延安市というところにある村に「何か空から落ちてきた」という出来事です。

この地域では夜に大きな爆発音がしていたのですが、このような穴ができていて、朝になっても、まだ下のように穴の中では炎が上がっていたのだそう。

・人民網

通報を受けた警察が周囲を捜索したところ、周囲にいくつかの破片や部品のようなものを発見し、たとえば、その部品のひとつは下のようなものでした。

・人民網

何だか飛行機の部品のようにも見えますし、車の車輪「系」のようなものにも見えますが、これが何かはわかっていません。

住民の中に、前の晩に空中から音が聞こえた後に光が落ちてきたのを目撃した人たちがいるので、「空から何かが落ちてきた」ことには間違いがなさそうなのですが、しかし、不思議なのは、

・飛行機などの事故や行方不明などの報告は一切なし。

・ロケットや人工衛星を含めて、事故や行方不明、落下の可能性の報告もなし。

ということになっているのです。

では、一体何が落ちてきた?

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続発する「何かの落下」

今年だけではないでしょうが、「人工物にはちがいないけれど、何から落ちているのかが不明」の落下物は、今年わりと報道で見てきました。

今年 11月には、ミャンマーに下のような物体が落下しました。

2016年11月にミャンマーに落下した物体

Myanmar Times

これについては、

ミャンマー北部に正体不明の巨大な物体が落下
 地球の記録 2016/11/12

という記事でご紹介したことがありますが、さすがに天然のものとも思えず、まあ、人工物ではあります。

何となく飛行機「系」の部品のようにも見えるのですが、この時も、周辺の領域を含めて、事故や消息不明に関しての報告は一切なく、この時点ではこれが何かわかりませんでした。

側面には下のような、何となく記号や、あるいは文字などにも見えなくもないようなマークが刻印されています。単なる損傷の跡かもしれません。

 

インドでも、今年8月、轟音と共に下のような物体が落下しました。

2015年8月にインド・チャッティースガル州に落下した物体

liverpoolvs.net

これもまあ、飛行機「系」の雰囲気を持っているものですが、この時にも、飛行機の事故などの報告はなかったと、その時の報道にはあります。

さすがに、どのような国でも、「報告のない飛行機の墜落事故」がそう頻繁にあるとも思えませんし、そのこともあり、これらの多くが、落下の時点では「それが何なのかまったくわからない」ということになっています。

このような正体不明の落下物事象があった場合、東西を問わず、通俗的なメディア等では、「 UFOか?」というような見出しがつけられることがあります。

しかし、そういうような言葉を使うのは、むしろ人を欺くタイプのレトリックだと私は思っています。

なぜなら、

「これらはすでに落ちている物体という現物があるもなのだから、すでに未確認でもないし、調べれば何であるかくらいはわかるはず」

なのに、事象後、数日経った報道でも「何かわからない」となり、たいていはそのまま、そのうち報道自体が消えていきます。

知らないうちに「なかったこと」になっている

本当にそれは落ちてきていて、その現物もあるのに、その出来事自体がなかったことになる。

たとえば、事後に正体が「わかった場合」についての例としては、2年以上前のものとなりますが、過去記事の、

中国の公式メディアで「 UFO 」という単語の露出がさらに増加する中、フェイクとマインドコントロールがインターネット上に満ち渡っていることに気づく穏やかな春の日
 2014/05/18

という記事で、2014年5月に下のような報道がなされたことをご紹介しました。

・chinanews.com

中国黒竜江省のチチハル市に上の写真のような物体が「3個」落下したという出来事でした。

その後、これは、墜落した日と同じに打ち上げられたロシアのロケット「プロトン」が打ち上げに失敗し、空中で分解してしまうという事故が起き、その破片が中国にも落下したのだろうということが判明したと報じられていました。落下物の正体がわかった例です。

・・・ただ、このことについては、その後、ロシアの報道をいくつか読んでみたのですけれど、「本当にロケットの破片だったのかな」とは思っています。

それについては、

むしろ謎が深まる中国の落下体…
 2014/05/19

という記事に書きましたので、細かい部分はそちらの記事をご参照いただければ幸いですが、このロケット「プロトン」は、

・カザフスタンのバイコヌール発射場から発射された(チチハル市はそこから東に2500キロ以上ある)

・発射時刻は 5月16日 午前5時42分(チチハル市に何かが落下したのは、その12時間後)

・爆発した高度は上空 160キロ

という状況で事故を起こしたことが正式に発表されていて、これだと、「カザフスタンから打ち上げられたロケットが上空 160キロメートルで爆発した後の 12時間後に、そこから 2000キロ以上離れた場所に落下した」というように、何だか「ヘン」な話になります。

上空 160キロメートルとなりますと、「熱圏」という場所にあたり、ほとんど宇宙空間ですので、距離にしても時間にしても、そういう「飛ぶ」こともあり得るのかもしれないですが……いや、12時間のタイムラグはどう考えても無理だと思います。

しかし、この中国の落下物に関しては「ロシアのロケット」ということで結論づけられて報道は終了しています。

まるで「時間も空間も飛び越えたかのような落下」という事象の、理屈に合わない部分に関しての言及はありませんでした。

そして起きたことは忘れられていきます。

多くの報道は同ようにすぐに忘れてしまうものですが、後から冷静に考えると、この世には不思議なことが多いです。

 

 

その他のあらゆる落下にしても何かおかしい

今から1年ほど前、スペインに謎の物体が落下したことを、

「何じゃこりゃ?(WTF)」と命名された宇宙の未確認物体の地球への衝突まで、あと1日。そして、スペインで「5日後に同じ場所に」また謎の落下物が
 2015/11/12

という記事でご紹介したことがありました。

2015年11月にスペインに落下した物体

EL PAIS

この物体の落下形は、In Deep で何年も前からご紹介していて、一種、見慣れた物体ではあるのですが、形状的には、人工衛星や、かつてのスペースシャトルなどに使用されていた「複合外装圧力容器 ( COPV )」というものか、それに準じるものだと思われます。

複合外装圧力容器 ( COPV )の例

・NASA

この部品の存在を知った後、「空から落ちてくるこの形状のものは、大体、 COPV なんだよな」などと、半ドヤ顔で語ったりしていたのですが、ある日「ふと」重大なことに気づいたのです。

それは先ほどの「飛行機らしき」部品と同じ理屈ですが、

「これらは、機体が爆発でもしなければ落ちてくるものではない」

ということです。

下は、NASA のスペースシャトルで、どのように COPV が配置されていたかを示すものですが、番号がつけられているものはすべて COPV だと思われます。

スペースシャトルのCOPVの配置図

NASA

結局、COPV は、ほぼすべてが機内にあるもの、だということがわかります。

これらが宇宙から落ちてくるには、爆発するなどによって機体が解体されるような事象が起きない限り、ちょっと難しそうです。

今はスペースシャトルは運航していないですので、COPV を搭載しているのは、人工衛星やロケットなどということになるのですかね。

しかし、おそらく、人口衛星にしても「ポンポンと CPPV を下に落下させる」ような設計にはなっていないと思うのですよね。

スペインの昨年の落下物は、何と後日、「同じ場所にまた同じものが落ちてくる」ということまで起きるのですが、どちらの日も、何らかの衛星などの落下や故障、あるいはロケットなどの打ち上げなど、何も報告されていなかったはずです。

「どこから、どうやってこれらが落ちてくる?」

と、むしろ以前より謎に感じるようになっています。

 

今年は1月にもベトナムにそれらしきものが落下しました。

2016年1月 ベトナムのトゥエンクアン省に落下した物体

BBC

下は、そのほんの一例ですが、2000年以降の同じような落下物について、少しご紹介します。

地球の周囲に宇宙ゴミが多いのは周知ですが、「落ち過ぎ感」はあります。

わざと地上に落ちやすいように設計されているというならともかく、そうでないならば、どうして、そんなにポンポンと地上に落ちてくるのかは、よくわかりません。


地球に落ちてきたCOPVのような落下物

2003年 米国テキサス州
Guardian
2012年2月 ブラジル
ブラジルで謎の物体が爆発音と共に落下
2011年12月 ナミビア
世界中の空から次から次へと「謎の物体」が降ってくる
2008年 ブラジル
Discovery
2000年 南アフリカ
Guardian


 

このようなものが落下してくる場合、特に夜の場合だと「火球」として報告されることが多いですが、隕石なども含めて「現在、とんでもなく地上での火球の目撃が増えている」という事実があります。

2005年から2015年までの火球の報告数の推移

NASA

ものすごい増え方となっているのですけれど、これがすべて隕石などの天体だとしても、それはそれで何だか大変ですが、あるいは「人工物の火球」も増えているのだとしたら、そちらに関しても不思議な時代になっているという感じはします。

まあ・・・結局これは、先月くらいに、

「座敷童のいる生活」をカミングアウトしつつ……日常でどなたも頻繁に経験するであろう「物の瞬間的な消滅やテレポート」について考えてみる
 2016/11/16

という記事を書いたことがありますが、そこで、

> 物体の「消滅」や「移動」の奇妙な世界

ということについてご紹介したことがあります。そして、そこでご紹介した記事の中に、

これらの種類の事例には、物が消えて再び出現するだけでなく、それらが遠く離れた場所に現れる例がある。

とありますが、最近の「落下物」たちの、あくまで「一部」には、同じような奇妙さを最近感じることがあります。

何もかも「宇宙ゴミ」として片付けようとすることもできなくはないかもしれないですが、宇宙空間には「あって当然のものもあるし、あってはおかしいもの」があるはずで、最近落ちてきているようなものは「あってはおかしい」ものではないかと思うのでした。

本当にどこから落ちてきているのでしょうかね。





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Oka In Deep

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