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アメリカで市販されているベビーフード製品の「95パーセント」から有毒な重金属であるヒ素・カドミウム・水銀・鉛が検出される

投稿日:

2019年10月21日の米フォーブスより

forbes.com




 

赤ちゃんが食べているヒ素や鉛や水銀たち


earth-chronicles.ru

アメリカの経済誌「フォーブス」を眺めていましたら、

「米国内で販売されているベビーフードの95%から有害な重金属が検出された」

ということが報じられていました。

有害な重金属というのは、具体的には以下の 4種類です。

・ヒ素
・カドミウム
・水銀
・鉛

これらの重金属のうちのいくつか、あるいはすべてが、多くのベビーフードに含まれていたことが調査でわかったというものです。

これはアメリカで販売されているものに関するものですので、例えば、日本ではどうなのだというようなことはわからないですが、何となく気になったニュースでしたので、ご紹介いたします。

まずは、その冒頭のフォーブスの記事をどうぞ。

 


95% Of Baby Food Had Toxic Heavy Metals, Senator Schumer Calls For Action
Forbes 2019/10/21

米国のベビーフード製品の95%から有毒な重金属が検出されたことを受け、米上院議員が行動を求めた

最近、アメリカでのベビーフード離乳食の調査機関であるヘルシー・ベビー・ブライト・フューチャー (Healthy Babies Bright Futures)がリリースした報告書では、米国のベビーフードへの高い割合での重金属の含有が報告されている。

この報告を受けて、チャック・シューマー米上院議員は、この件に大きな懸念を表明した。シューマー氏は、レポートが発表された後、以下のようにツイートした。

シューマー米上院議員の10月21日のツイート

この件に関して、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、さまざまなベビーフードに含まれる有毒金属の詳細が記載されているこの報告書の内容について調査する必要があると思います。

このような業界の暴露に対処し、私たちは、アメリカ人の子どもたちに対する健康の懸念を軽減しなければなりません。そのための新しい規制が必要です。

ヘルシー・ベビー・ブライト・フューチャーの報告書によると、試験されたベビーフードの 95%に「毒性を有する重金属」が含まれていた。これは良い響きとは言えない数字だ。

この試験では、61のブランドの 13の異なる内容物によるベビーフード 168種類について、 4種類の重金属の有無を検査した。

その結果、検出された重金属は以下のようになった。

・ヒ素は試験したベビーフードの 73%から検出

・カドミウムは 75%から検出

・水銀は 32%から検出

・鉛は、なんと 94%から検出された

試験されたベビーフードのうちの 26%には、これらのヒ素、カドミウム、水銀、鉛の 4種の金属がすべて含まれており、試験されたベビーフードの 40%に 3種類の重金属が含まれていた。

試験されたベビーフード製品は、アメリカの 14の大都市圏にある 17のスーパーマーケットやベビー用品ストアなどの小売店で購入したものだ。つまり、どこでも普通に販売されているものということになる。

これら 13種類のベビーフードには、まだ歯が生えていない赤ちゃん用のスナックから、歯が生えた赤ちゃん用のビスケットや幼児用のライスやシリアル、果物、野菜、あるいは、それらの混合物、肉が含まれる製品や粉ミルク、リンゴジュース、100 %のフルーツジュース、そして食事(野菜、穀物、パスタ、肉類)が含まれている。

ベビーフードから、このような重金属が検出されたのは、これが最初というわけではない。

たとえば、アメリカ環境防衛基金(EDF)のレポートによると、アメリカ食品医薬品局(FDA)がサンプリングしたベビーフードの 20%には、検出可能なレベルの鉛が含まれていた。

これは、2,164種類のベビーフードのサンプルと 10,064種類のその他のフードのサンプルを含む 2003年から 2013年までの FDA の総合食餌研究(TDS)データの分析に基づいている。

FDAの試験では、以下のような結果が出ていた。

・鉛は、57種類のベビーフードのうち 52種類に含まれていた。

・鉛は、特にフルーツジュースに多く含まれており、ブドウジュースの 89%、ミックスフルーツジュースの 67%、リンゴジュースの 55%、梨ジュースの 45%に鉛が含まれていた。

また、ミックス野菜ジュースや、多くのベビークッキーにも鉛が含まれていた。

これらのベビーフードに含まれる、ヒ素、カドミウム、鉛、水銀などの重金属は、赤ちゃんを含む成長中の子どもの体内では、正常な脳と身体の発達を妨げる可能性がある。

たとえば、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は、鉛の安全性について、以下のように述べる。

「子どもに対しての安全な血中鉛レベルの基準は特定されていません。血中の鉛は、かなり低レベルの含有でさえ、IQへの影響、注意を払う能力への影響、および学業成績に影響することが示されています。そして、鉛に暴露した場合の影響は不可逆的で、改善できないのです」

なぜ、このような重金属が、ベビーフードに含まれているのだろうか。

結局のところ、これらは環境から混入したものである可能性がある。つまり、環境の汚染を、より適切に制御するために何かを行う必要があることを示す証拠となっている。

あるいは、離乳食やベビーフードの製造過程での処理に使われる機械が、さまざまな物質を食品に混入させている可能性もあるだろう。これは、私たちが加工食品に注意しなければならないもう 1つの理由でもある。

これらの重金属への曝露は、成長中の子どもたちにとっては、脳と身体の問題につながる可能性があるために、特に赤ちゃんたちのような小さな子どもが重金属に曝露することは良いことではない。

現状では、どれくらいのレベルの重金属なら、食品中に含まれていても安全なのかという基準さえ明確ではない。先ほどの CDC の話にあるように、鉛などは、ほんの微量の曝露でも、脳に影響がある可能性があるのだ。

さらには、環境などの他の重金属の源からの暴露が、時間とともに、子どもたちに蓄積していく可能性がある。これらの重金属への曝露が、自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)などの状態の上昇率と関係しているのだろうか?

子どもに対して供給される食品への汚染物質について、私たちの社会はどの程度、監視されているのだろうか。アメリカの食料供給に対する脅威は、日々深刻なものとなってきている。


 

ここまでです。

これは、アメリカの CNN などでも大きく報道されて、赤ちゃんのいる家庭などに動揺が走ったようですが、ただ、この報道の後、アメリカの非営利団体である「科学と健康に関する評議会 (American Council on Science and Health)」という団体は、「これらの報道は大げさで、パニックを誘っている」と、ウェブサイト上で批判しています。

この評議会によれば、検出された重金属は、体に影響を及ぼさないほど微量なものであり、市民はパニックに陥るべきではないとしています。

まあしかし、現実的に身体への影響はどうであれ、実際に赤ちゃんのいる家庭や、赤ちゃんのお母さんたちは、動揺しても仕方ないかなと思います。

私も子どもが赤ちゃんのときに、こういう報道を聞いたら、動揺していたと思いますし。

心情としては、微量ではあっても、ヒ素とか、カドミウムとか、鉛とか、水銀とかいうようなものは、子どもの体内に入ってほしくはないという部分は普通はあるのでは。

また、フォーブスの記事にもあるのですけれど、

「これらの重金属は体内に蓄積しやすい」

のだそうです。

1度の曝露は微量であっても、蓄積していくことにより何がどうなるかはよくわからないのが現状で、そして、鉛や水銀などで影響あるいは損傷を受けた脳や神経系は、「基本的に元に戻らない」のですよ。他の報道では、ボストンの医師の以下の言葉を引用しています。

「ヒ素、鉛、およびその他の重金属は、子どもの神経系の発達への損傷の一般的な原因です」

また、フォーブスの記事にはないですが、今回の研究者たちは、「赤ちゃんには、米(コメ)をあまり与えないでほしい」と述べていました。

コメを含む穀類は、土壌からヒ素を吸収して蓄積しやすいのだそうです。大人などは大丈夫でも、脳や神経系が影響を受けやすい成長中の小さな子どもたちには、ヒ素を多く含む食品はなるべく避けるようにとのことでした。

それを読んで、「お米も赤ちゃんにあげたらダメなのかよ」と思い、つくづく今の環境というのはすごいものだなと感じます。

また、同じ研究者たちは、赤ちゃんに、市販のフルージュース、ニンジンジュース、サツマイモを使ったベビーフードを特に避けるように忠告しています。重金属の含有量が多いのだそう。

赤ちゃんにあげる食べものとして推奨されるのは、オートミールのシリアルや、蒸した野菜、バナナなどとのことでした。

おそらく、アメリカだけではなく、主要国で供給されている加工食品は、ほとんど同じような状況となっているのだと思いますが、今の世の中は、赤ちゃんなどの小さな子どもに与えるものには敏感にならざるを得ないのですかね。

それと共に、私個人としては、赤ちゃんや子どもを今の世の中で育てるために大切なことは

・清潔すぎる環境を避ける

・腸内環境を破壊しない生活スタイルを守る

ということがあると思っています。

このふたつは実際にはある程度リンクしていまして、過度な殺菌や消毒は、腸内環境にもダメージを与えることがわかっています。この「清潔すぎる環境を避ける」ことについては何度か記事にしたことがありますけれど、以下の 2017年の記事では、「汚れることは良いこと」という米シカゴ大学の研究をご紹介しています。

なぜ私たち現代人は0157や花粉やダニ程度のものに対して、こんなに弱くなってしまったのか冷静に考えてみませんか …… その答えは過度な清潔社会の進行以外にはないのですが

子どもや赤ちゃんの成長と関係した記事は、これまでわりと書かせていただいていますが、その関係の記事をいくつかリンクさせていただき、今回の記事を締めたいと思います。

In Deep の赤ちゃんと子どもの成長に関しての記事の一部

アメリカで露見した「全米1900万人が《発ガン性や赤ちゃんの低体重を促進する化学物質 PFAS 》に汚染された水を飲んでいた」という衝撃的な事実

「過度に清潔な環境が子どもの白血病のほとんど(99%)を作り出している」ことが判明

「子どもに抗生物質を使ってはいけない」 : デンマークで行われた世界最大規模の調査により、幼少時の抗生物質の使用は若年時の精神疾患と強く関係することが明確に

無農薬だろうが有機栽培だろうが、「野菜は毒性の強いトリハロメタンまみれ」であることがイタリアの大学の調査で判明

妊娠中の女性の体内のフッ素濃度と、生まれる子どものADHD (注意欠陥・多動性障害)のリスクの関係が明らかに

赤ちゃんは「抱っこ」など肉体的接触を数多くされるほど「DNAが良い方向に変貌する」ことをカナダの研究者たちが突き止める。

遺伝子組み換え食品の壊滅的な影響を知った日。すべての細胞内に殺虫剤を含むその作物たちは、腸内細菌を破壊し、不妊と低体重の赤ちゃんを増加させ、そして「自然界そのもの」を破壊する





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