地球の最期のときに

ワクチンが不妊と流産をもたらすもうひとつの要素「ヒト絨毛性ゴナドトロピンへの影響」。そしてなぜ副作用として女性の不正出血が多いのかもこのあたりに



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増え続ける妊娠と出産の問題の中で

前回、mRNAワクチンが、少なくとも妊娠初期に対して壊滅的な影響を与えることについて、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された論文のデータから、以下の記事を書かせていただきました。

流産率 82% : 医学誌に掲載されたmRNAワクチンによる妊婦さんの流産率の調査に見る「妊娠初期の母体と赤ちゃんへの壊滅的な影響」
投稿日:2021年7月1日

ここで参照した論文について、私は重要なことを見逃していました。

それは、この論文の調査期間が「 2020年12月14日から 2021年2月28日」とあることでした。

すなわち、今、2021年7月ですから、

「調査期間の対象の女性たちは、まだひとりも出産時期に至っていない」

ということです。

特別な早産でない限り、最も初期の 2020年12月にワクチン接種を受けた方が出産されるのが、今年 10月ということになります。

そのあたりも含めまして、記事のタイトルにした「流産率 82% 」という数字は、まだ流動的ではありまして、変化する(あるいはすでに変化している)かもしれません。ただ、どのように変化したとしても、流産という不可逆な現象の数値ですから、「この数値が下がることはない」ということになり、上がるだけということになりそうです。

今日、CDC のワクチン有害事象報告数の最新の更新データが出ていまして、以下で記事にさせていただいています。

[定期]アメリカの6月25日までのワクチン接種後の有害事象報告は 41万件超、死亡例は 7000件に迫る。13歳の少年が接種二日後に死亡
地球の記録 2021年7月3日

十代の若者たちに接種が始まっているアメリカでは、その年代層の有害事象が飛躍的に上昇していまして、以下のようになっていました。

・12歳から17歳の有害事象報告 8,173件 (CDCデータ

・12歳から17歳の重症事例 539件 (CDCデータ

・12歳から17歳の死亡事例報告 8件 (CDCデータ

これまで確認された十代の死因や状態は、CDC有害事象報告からは以下のようになっています。先ほどリンクした記事には、個別のデータへのリンクがあります。

12-17歳のワクチン接種後の死亡の内訳

・15歳 / 男性 [症状]心不全 [接種から死亡まで] 2日
・15歳 / -    [症状]心停止 [接種から死亡まで] 不明
・15歳 / 男性 [症状]死亡  [接種から死亡まで] 0日
・15歳 / 男性 [症状]突然死 [接種から死亡まで] 1日
・16歳 / 男性 [症状]胃腸穿孔、状態悪化、死亡 [接種から死亡まで] 4日
・13歳 / 男性 [症状]インフルエンザ様疾患、死亡 [接種から死亡まで] 2日
・16歳 / 女性 [症状] 胸痛、血球貪食性リンパ組織球症、心嚢液貯留、長期入院、死亡 [接種から死亡まで] 73日

 VAERS Data

多くが、比較的接種直後ですが、16歳の女性の事例のように、接種後、状態が悪くなり、長期入院して 73日後に亡くなった例もあります。

実際には、こういう「長期の影響後」の死亡事例は多いと思うのですが、こういう事例は一般的には、ワクチン有害事象としては報告されませんので、珍しいケースだと思われます。

このワクチン有害事象には、妊娠に関するカテゴリーがいくつかありますが、「妊娠への影響、あるいは胎児への影響」と、「流産、早産」に関しての最新の数値は以下のようになっています。

・妊娠 / 胎児への影響 2,513件(CDCデータ

・流産・早産・死産  791件 (CDCデータ

この流産など、妊娠と出産に関しての有害事象報告は増加し続けていますが、CDC のこれらのデータには、個別の事例が ID と数字の管理により、それぞれ個別ページで記載されているのですが、それを見ていて、ふと気づいたことがありました。

それが何かの答えを導き出すものではないにしても、「なぜ  mRNA ワクチンは生殖機能や、あるいは妊娠と出産そのものにこんなにも影響を与えるのか」ということのヒントのような感じには思えましたので、ご紹介します。




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ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)の異常の多発

流産や早産の個別の事例には、年齢や性別の他、症状など示されているのですが、それをいくつかご覧いただきたいと思います。リストの 100件前後から、「ある共通した項目」が症状に示されているものです。

それは赤い字で示してあります。

報告の「記載項目」には、本人からの場合もあれば、担当医などからのものもありますが、ここでは、本人からのものは敬語体としています。

VAERS (ワクチン有害事象報告)から、流産と早産、死産に関する個別事例ページより

ID 922289
女性 34歳 カリフォルニア州
症状: 腹痛、 自然流産、 ヒト絨毛性ゴナドトロピンの減少、 超音波出生前スクリーニング異常、 子宮出血

「 2020年12月31日に流産しました。私は妊娠 5週でした。これが私の最初の妊娠でした。私は 2020年12月31日に子宮出血と腹部けいれんを患い、産科医による評価を受け、超音波検査後に流産と診断されました」

ID 923743
女性 32歳 テキサス州
症状: 自然流産、 ヒト絨毛性ゴナドトロピン陰性、 臨床検査、 プロゲステロン正常

「2021年1月1日に流産しました。出産予定日は 2021年9月7日でした」

ID 936919
女性 32歳 サウスダコタ州
症状: 自然流産、 ヒト絨毛性ゴナドトロピン、 プロゲステロン、 膣からの出血

「胎児の推定在胎週数= 4週間。ワクチン接種後 4日目(1/11/21)に大量出血が始まり、病室で流産が確認された」

ID 943837
女性 32歳 マサチューセッツ州
症状:自然流産、妊娠中の曝露、出血、ヒト絨毛性ゴナドトロピン陰性、超音波スキャン膣異常

「妊娠 6週。ワクチン投与後約 5日で出血し始めた。翌日(投与6日後)の流産を超音波で確認した」

ID 950562
女性 36歳 ジョージア州
症状: 自然流産、 妊娠中の曝露、 出血、 ヒト絨毛性ゴナドトロピン陰性

「ワクチン接種の 9日後、流産しました。その時私は妊娠 5週でした。妊娠 2週間前に確認検査を行い、流産を確認するために出血時に検査を行いました」

ID 953737
女性 37歳 オハイオ州
症状: 自然流産、 ヒト絨毛性ゴナドトロピン

「 2020年12月21日の初回投与時に妊娠して 3週間。出産予定日は 2021年9月9日でした。2021年 1月14日に 6週間目で流産しました」

ID 975155
女性 25歳 カンザス州
症状: 自然流産、 妊娠中の曝露、 ヒト絨毛性ゴナドトロピン、 妊娠検査、 プロゲステロン

「ワクチンは2020年12月22日に接種された。2021年1月16日に 3回の妊娠検査陽性。連続定量的 hCG検査により 2021年1月20日に流産が確認された」

ID 985993
女性 34歳 テキサス州
症状: 自然流産、 妊娠中の曝露、 ヒト絨毛性ゴナドトロピンの減少、 妊娠検査陽性、 プロゲステロンの減少、 膣出血

「最初のワクチン投与は 2020年12月22日です。膣からの出血が 2021年1月2日に始まり、2021年1月4日に徐々に減少しました。2021年1月12日に 2回目のワクチン接種をしました。2021年1月26日に、医師により早期妊娠喪失/流産と診断されました」

このように、妊娠されている女性のワクチン後の有害事象には、

「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」

に関する異常値の症状がかなり多いのです。

つまり、mRNAワクチンが、このヒト絨毛性ゴナドトロピンというものに影響を与えている可能性がかなり高いのです。

 

さて、この「ヒト絨毛性ゴナドトロピン( hCG )」とは何なのか。

 

こういうヒト絨毛性ゴナドトロピンというような言葉自体、以前に少し記事に出てきたことがある際に知った程度で、まったく何のことだかわかりません。

1から勉強してみたいと思います。

いろいろと見ても、何だか難しいものが多く、以下のものが、最もわかりやすいものでした。
多少割愛させていただいています。

妊娠するとどうして生理(月経)がなくなるの?

私は、ある看護学校の助産学科で30年以上、主に女性のホルモンについての授業をしています。その時いつも学生に「妊娠するとなぜ月経がなくなるのか答えられるひと?」と質問をするのですが、ほとんど手は挙がりません。

皆さんはいかがでしょうか。

それには、ひとつのホルモンが重要な役割を担っています。

それは hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンです。

hCG? どこかで聞いたことのある名前ですよね。
そうです、妊娠判定のときに出てくる名前です。

このホルモンは妊娠すると胎盤の組織の一部である絨毛で作られて分泌されます。

妊娠していないひとでは全く検出されず、妊娠することにより初めて血中や尿中にでてくるのです。ですから、血中や尿中でこのホルモンが検出されれば妊娠していると診断することができるのです。

その役割は、排卵後に卵巣にできた黄体を刺激し、妊娠黄体へと変えその寿命を延長させるとともに、その機能、すなわちエストロゲンやプロゲステロンの産生と分泌を促すことです。

妊娠しない場合、黄体の寿命はほぼ2週間で、その寿命が尽きるとエストロゲンとプロゲステロンの産生は急激に減少し血中濃度の低下が起こります。

このため消退性子宮出血としての月経がおこるのでしたね。

ところが、妊娠すると hCG のおかげで黄体の寿命が延び、エストロゲンやプロゲステロンの血中濃度の低下が起こらず、逆に上昇していきます。

このため消退性出血としての月経が起こらないことになります。

これが、妊娠すると生理がなくなる理由だったんですね。hanabusaclinic.com

このようなことで、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンは、

・妊娠すると胎盤の組織の一部である絨毛で作られて分泌される

ということで、この hCG が血中や尿中から検出されれば「妊娠している」と診断できるということで、市販されている妊娠判定キットはこのメカニズムを利用したもののようです。

そして、さらに、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンの役割は、

・排卵後に卵巣にできた黄体を刺激し、妊娠黄体へと変えその寿命を延長させる

・エストロゲンやプロゲステロンの産生と分泌を促す

と書かれています。さあ、またも明確にはよくわからない単語が出てきました。

エストロゲン、プロゲステロン、そして黄体です。

Wikipedia – 胎盤 を見ますと、「ヒト胎盤の内分泌」というのは以下の4つだとのことです。

ヒト胎盤の内分泌

・ヒト絨毛性ゴナドトロピン (hCG) – 黄体を維持する
・ヒト胎盤性ラクトゲン (hPL) – 乳腺を刺激する
・プロゲステロン – 妊娠を維持する(ステロイドホルモン)
・エストロゲン – 子宮や乳腺を刺激する(ステロイドホルモン)

 胎盤 – Wikipedia

このヒト胎盤の内分泌には、hCGもエストロゲンもプロゲステロンもありますが、先ほどのご説明に、「 hCG は、エストロゲンやプロゲステロンの産生と分泌を促す」とありましたので、hCG は相対的に特に重要なもののようです。

また、この Wikipedia 項目には、ヒト絨毛性ゴナドトロピンは「黄体を維持する」とあり、「黄体」というものが出てきます。

> 黄体(ラテン語:corpus luteum)は、哺乳類の卵巣内で、排卵により成熟した卵子が放出された後に発達する小さな一時的な内分泌構造である。 黄体は排卵後の卵胞が変化して形成され、ステロイドホルモンのエストロゲンとプロゲステロンを放出して、子宮内膜の肥厚と発達及び保持をさせる。黄体

ここにも、「エストロゲンとプロゲステロンを放出」とありますが、その後の記述で、「受精した時に、初めてヒト絨毛性ゴナドトロピンを分泌する」ことが書かれてあります。

> 受精した場合、卵子はヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)またはそれに類似したホルモンを分泌する。このホルモンは黄体へプロゲステロン分泌を続けるよう信号を送り、それにより肥厚した子宮内膜が保持され、受精卵の発育できる血管に富んだ部分を供給する。 黄体

つまり、

「排卵により卵子が放出された後、黄体と呼ばれる一時的な構造ができて、そして受精した時に、絨毛性ゴナドトロピン等のホルモンが分泌され、妊娠のための子宮内膜が保持される」

と。

そして、その子宮構造のもととなる黄体は、絨毛性ゴナドトロピンなどによって維持されている

ということは、

「妊娠中にこの絨毛性ゴナドトロピンのレベルが不規則に変異すると、胎盤などに異常が起きる可能性がある

ということでしょうか。

先ほどの CDC ワクチン有害事象報告の流産の事例に並ぶ、

・絨毛性ゴナドトロピン減少

あるいは、

・絨毛性ゴナドトロピン陰性

というように「減少、あるいは陰性(検出されなくなっている)」というような状態だと、妊娠を維持することができなくなるという解釈でいいのでしょうかね。

おそらく、赤ちゃんが育っている胎盤構造そのものに問題が起きるということにつながるのではないかと、この一連の関係から漠然とは感じます。

そして、妊娠している、していないと関係なく、「女性のワクチンの副作用」あるいは「伝播と考えられる事例」について最も多いと感じられるもののひとつが、

「女性の不正出血、あるいは生理の大きな不順」

ですが、この絨毛性ゴナドトロピンが影響を受けているのだとすれば、先ほどのご説明の中に、

> 妊娠しない場合、黄体の寿命はほぼ2週間で、その寿命が尽きるとエストロゲンとプロゲステロンの産生は急激に減少し血中濃度の低下が起こります。

> このため消退性子宮出血としての月経がおこるのでしたね。

とありますように、子宮出血としての月経が、絨毛性ゴナドトロピンを含むこれらの生殖機能関係ホルモンと関係しているのなら、

「ワクチンの副作用としての流産の多さ」
「副作用としての不正出血と生理不順の多さ」

の両方の原因は一致するものと見られます。

おそらく流産の多発と、女性たちの不正出血の原因は「同じ」です。

ワクチンの中の「何か」が絨毛性ゴナドトロピンを含むホルモンに影響している

 

では、mRNAワクチンの場合、

「何が絨毛性ゴナドトロピンのレベルに影響を与えているのか」

というと、それはわかりません

ファイザー社ワクチンあるいはモデルナ社ワクチン成分のどれを見ても、そのようなものが含まれているという見当はつきません、

ファイザー社mRNAコロナワクチン(コミナティ筋注)の成分

有効成分
・トジナメラン (SARS-CoV-2ウイルスのスパイクタンパク質のアミノ酸配列を コードするDNAを鋳型として転写したRNAを精製し、脂質成分と混合する)

添加剤
・[(4-ヒドロキシブチル)アザンジイル]ビス(ヘキサン-6,1-ジイル)ビス(2- ヘキシルデカン酸エステル) 3.23mg
・2-[(ポリエチレングリコール)-2000]-N,N-ジテトラデシルアセトアミド 0.4mg
・1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン 0.7mg
・コレステロール 1.4mg
・精製白糖 46mg
・塩化ナトリウム 2.7mg
・塩化カリウム 0.07mg
・リン酸水素ナトリウム二水和物 0.49m
・リン酸二水素カリウム 0.07mg

 コミナティ筋注 添付書類

 

 

初めて知る「プロスタグランジン」というもの

なお、先ほどの「黄体 – Wikipedia」の最後の一文は以下のようなもので、気になっていました。太字はこちらによるものです。

 

> この時点でプロスタグランジンを使うと黄体が退行し、胎児の中絶が引きおこされる黄体

 

「プロスタグランジン?」と調べてみますと、このプロスタグランジンというものは、もともとがそういうものということでもないですが、人工中絶を起こすために使われているものであり、このプロスタグランジンの「誘導体」が薬剤として存在するようです。そういうものがあると知りませんでした。

製品名としては、「ミフェプリストン」などという名称のようです。

以下は、医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)の論文で、 1998年とありますので、今から 23年前のものです。

米国におけるミフェプリストンによる早期妊娠中絶

研究の背景
ミフェプリストンとプロスタグランジンは、ヨーロッパと中国で妊娠中絶に用いられて、好成績を収めている。われわれは,妊娠 9 週までの女性におけるミフェプリストンとミソプロストールの米国での大規模試験の結果を報告する。

17 の施設で,妊娠中絶を希望する女性 2,121 人に、ミフェプリストン 600 mg を投与してその 2 日後にミソプロストール 400 m g を投与した。

結果
女性 2,015 人が最終評価を終了した。その中で,妊娠 49 日以内の女性では 827人中 762 人(92%)に流産が起り、妊娠 50 ~ 56 日の女性では 678 人中 563 人(83%)、そして妊娠 57 ~ 63 日の女性では 510 人中 395 人(77%)に流産が起った。女性の 49%では、ミソプロストール投与後 4 時間以内に流産が起り、75%では 24 時間以内に起った。nejm.jp

この

> 妊娠 49 日以内の女性では 92%に流産が起り

> 女性の 49%では、ミソプロストール投与後 4時間以内に流産が起り

というのはすごいですね。

こんな薬があるとは知りませんでした。

これらは、作用としては、「子宮を収縮させる」というところにあるようで、そのため、プロスタグランジンは、通常の出産の場合の「陣痛促進剤」としても使われているようです。

しかし、このプロスタグランジンというのは、初めて知った言葉ですけれど、出産と関係するものということではなく、全身に大きな影響を与えているものなんですね。

これが知られたのは、「プロスタグランジンおよび関連する生物活性物質に関する発見」の功績により 1982年のノーベル生理学・医学賞を3人の科学者が受賞したことからだということで、そのうちのひとりであるベンクト・サミュエルソンという方は、

「体内でのプロスタグランジンの役割は、多くの生物学的機能に関与する細胞の制御システムです。医薬品開発においてこのシステムを操作する可能性は無限にあります」

と述べていたそう。

実際には今は、中絶と陣痛促進を中心とした薬剤となっているようですが、2016年の論文には、

「プロスタグランジンは、ヒト子宮内膜がん細胞の増殖と浸潤の可能性を高める」

というようなことも書かれていまして、なんかいろいろありそうですが、なんだかこのプロスタグランジンで話が逸れすぎました。

 

それにしても、「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」にこんなにこだわってしまったのは、このヒト絨毛性ゴナドトロピンが、かつて WHO が推進していた「不妊キャンペーン」で使われた不妊剤に使われていたからです。

以下の記事などでふれたこともあります。

「脳と生殖機能を破壊せよ」 : 青空の実験室と課した地球の中でポリソルベート80を調べる
投稿日:2021年3月7日

「これはその時代すべての女性を不妊にする」 – CDCにワクチン接種の即時の停止を要請した科学者の声明
投稿日:2021年5月13日

この「不妊ワクチン」は、最近ではあまり論文等では語られないようですが、少し古い論文を見ますと、1970年代から 21世紀までの「活発な研究対象」だったようです。

以下は、1989年の論文の概要です。アメリカ国立衛生研究所・国立医学図書館のライブラリーにあるものです。

ここにすでに「ヒト絨毛性ゴナドトロピンを用いる不妊ワクチン」について書かれています。

不妊ワクチン

Anti-fertility vaccines (1989年4月)

概要

男性と女性の出産を制御するためのワクチンが開発されている。このレビューでは、インドのニューデリーにある国立免疫学研究所での抗出産ワクチンの開発について説明する。

注射部位に応じた雄動物の不妊化または去勢のための単一注射手順は、フィールド試験を通過しており、近い将来に市場に出ることが期待されている。

ヒト絨毛性ゴナドトロピンに対する抗体を誘導するワクチンは、満足のいく結果で第I相試験を通過した。 PubMed.gov

そして、WHO が、「不妊ワクチン」を発表したのは、1993年でした。もちろんこれには正当な目的があり、WHOは「不安定な発展途上国の人口増加を減らす」という目的を掲げていました。

まあしかし、どんな名目があるにしても、薬剤で無理やり女性を不妊にすることが国際的な保健機関のすることかなとは思いますが。

その不妊ワクチンは以下のようなものでした。
2017年のブリティッシュコロンビア大学などの研究者による論文の冒頭です。

2017年の論文より

1993年、WHO は「家族計画」のための「避妊ワクチン」を発表した。発表された研究によると、1976年までに WHO の研究者たちは破傷風トキソイド(TT)をヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)と結合させ、「避妊ワクチン」を製造した。

破傷風トキソイドをヒト絨毛性ゴナドトロピンを結合させると、妊娠ホルモンが免疫系によって攻撃される。そこから予測される結果は、すでに妊娠している女性の場合では流産、あるいは、まだ妊娠していない場合は不妊症を引き起こす。

このワクチンの繰り返しの接種は不妊症の長期化につながる。

現在、WHO の研究者は、組換え DNA を使用した、より強力な不妊ワクチンに取り組んでいる。 researchgate.net

この記事の翻訳は、過去記事「脳と生殖機能を破壊せよ」にあります。

 

それにしても、mRNAワクチンには、「二重にも三重にも不妊と出産不全の機能が組み込まれている」という可能性(すでに可能性というより現実)があることに刮目します。

そのことだけをずっと研究し続けていた方々がいるのでしょうね。

あるいは、AI などで、それに関するあらゆる研究や論文を収集・分析・追求する。

「最大の効果を生み出す適切な方法」

を突き止めるまで研究を続けたのでしょう。

それをその後どう使うかは、最近、オーストラリア最大の新聞であるオーストラリアンが、「中国当局内部の文書」をスクープしていまして、そこに「その方法」が明確に記載されていました(中国がやったということではなく、方法論が書かれています)。

機会があれば、ご紹介させていただくかもしれないですが、あまりにも今の現実の通りで、やや唖然とする部分もありますので、何とも言えないです。

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