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10月4日にメルマガ太陽の50年ぶりの目覚めの中でを発行させていただきました。

人類の未来 人類の覚醒と真実 地球という場所の真実

アメリカで機密指定を解除された国防情報局の文書「アストラル体の幽体離脱の研究」を見て思うのは、不可解な失踪と多次元宇宙の関係性だったり

投稿日:2019年3月11日 更新日:

米国メディアの記事より


collective-evolution.com




 

時空を超えた失踪事例から思い出すアメリカの機密文書

最近はまた「世界の不可解な行方不明の事例」について時々書かせていただくことがあります。それらの中には、どうやっても合理的に考えることが難しい事例も多く、特に、後に冷静な証言をすることがまだ難しい 2歳とか 3歳の子どもの場合ではなく、ある程度の成人の事例では、不思議さが際立つことがあります。

たとえば、不可解さが極まる例として、3月1日のメルマガに記載させていただいた 24歳のアメリカ人男性の以下の例があります。

失踪後に無事に見つかった時には、時間も空間も飛び越えてしまった例です。

スティーブン・クバッキの失踪の事例

Steven Kubacki 24歳

1977年2月、 24歳の男性スティーブン・クバッキは、
ミシガン湖の近くの雪の中でクロスカントリースキーを楽しんでいた。

クバッキは、湖の端に着くと、座って休むためにスキーを脱いだ。

そして、彼が再び起ち上がって歩き始めた途端、彼は行方不明になった。

突然、道に迷ったのだ。

クバッキが最後に覚えているのは、雪の中を歩いて、身体が痺れ、
疲れきっていることだった。

そして、彼は意識を失った。

次にクバッキが目を覚ました時に、季節はすでに春になっていた。

彼は森の真ん中にある芝生に横たわっていた。

そして、失踪時には着ていなかった自分のものではない服を着ていた。

彼の隣には、やはり自分のものではないバックパックが置いてあり、
その中には、メガネとランニングシューズが入っていた。

彼は、最も近い町まで歩き、地元の人たちに、
自分が今いる場所がどこかを尋ねた。

そこは、マサチューセッツ州のピッツフィールドという町で、
彼が、スキーをしていた場所から1100キロメートルも離れた場所だった。

クバッキの叔母と父親がピッツフィールドに住んでいたので、
彼は叔母の家に赴き、ドアをノックした。

ドアから出てきた彼の家族は、クバッキの姿を見て、ショックを受けた。

彼を抱きしめ、「これまでどこにいたのか」と皆が尋ねた。

そこでわかったことは、クバッキは「14ヶ月間行方不明」だったことだった。

クバッキが最初に行方不明になった時、
捜索チームは湖の端に彼のスキーとポールを見つけた。

しかし、奇妙なことに、残されたクバッキのものと思われる足跡は
「水の中に向かったものだけ」だった。

そこから、陸地の方へと進む足跡はなかった。

捜索隊は、クバッキは凍った湖に転落し、溺死したと推測するしかなかった。

その後、長い間行方不明のクバッキが生きていると考える人たちは誰もいなかった。

警察当局の公式な見解は、クバッキは、

「記憶喪失となり、記憶のない状態で彷徨を続けたと見られる」

というものだった。

しかし、この見解には医師たちも疑問を持っていた。

14ヶ月間というような期間に渡る長期の記憶喪失も珍しいし、
それがたちどころに元に戻っているというのも奇妙だと医師は述べている。

その後、クバッキは、自分が体験した事象に大変に興味をおぼえ、
それがどうして起きたのかを知るために、心理学の博士号を取得した。

そして、自分の事例についての答えを探し求めたが、
自分自身の失踪事例の理由を見出すことはできなかった。

しかし、彼のこの問題への執着は非常に強く、
クバッキは、それに関して自身が研究した内容を一冊の本にまとめて出版した。

本のタイトルは

『メタ数学的な存在の基盤:ゲーデル、量子、神、そして、それを超えた先』

というものだった。

この本で彼は、「もうひとつの宇宙」の存在の可能性について言及している。

 

ここまでです。

このクバッキさんという人が出版したという著作『メタ数学的な存在の基盤:ゲーデル、量子、神、そして、それを超えた先』(タイトル長いですね)にある「ゲーデル」という単語は、メルマガを書いた時にはわからないまま訳していたのですが、その後、調べてみますと、これは人名で、

「クルト・ゲーデル」

という数学者の方でした。Wikipedia には以下のようにあります。

クルト・ゲーデル(1906年 - 1978年)は、オーストリア・ハンガリー帝国出身の数学者・論理学者・哲学者である。

業績には、完全性定理、不完全性定理および連続体仮説に関する研究が知られる。

なんとこの方の業績である「完全性定理」「不完全性定理」および「連続体仮説」という、この三つの言葉を私はどれも知らないのでした。

ちなみに、このうちの「完全性定理」というのを、おそるおそる Wikipedia でチラ見してみましたところ、以下のような身の毛もよだつような判別不能なことが書かれてありました。

第1不完全性定理
自然数論を含む帰納的公理化可能な理論が、ω無矛盾であれば、証明も反証もできない命題が存在する。

第2不完全性定理
自然数論を含む帰納的公理化可能な理論が、無矛盾であれば、自身の無矛盾性を証明できない。

うーむ・・・・・・・ここに出てくる言葉もほぼ知りません。

それにしても、数学を学習している若い方々は、こういうことをすべてご存じということなんでしょうかね。すごいな。

数学を専攻する学生さん同士なんかは、焼き鳥屋かなんかで、

「あんたはバカか。それは、ω無矛盾であれば、証明も反証もできないだろうよ」

「なんだと? 貴様は、自然数論を含む帰納的公理化可能な理論が、無矛盾であればどうなると思ってんだ? こら」

「あ? なんだ、その言い方は。無矛盾であれば、自身の無矛盾性を証明できないとでも言いたいんか? こら」

「やんのか、この野郎!」

「わーわー(どんぱち、どんぱち)」

というような喧嘩でもしているのでしょうかね(してないだろ)。

 

話が逸れましたが、不可解な失踪をしたクバッキさんは、自身の失踪の研究の中で、こういう理論へ傾倒していったようですね。

それで、このクバッキさんの例も、他の多くの成人の失踪の多くも、とても不思議なもので、そういうものの「根幹にある要因」は何なのだろうなあと考えることはあります。

合理的に考えることが難しいこれらを現行の何らかの概念と照らし合わせると、結局は以下のふたつくらいのことしか浮かばないのですよね。

 

・別の宇宙(平行宇宙)からの介入

・アストラル投射と関係する何か

 

アストラル投射というのは、アストラル・プロジェクションという言葉も使われますけれど、Wikipedia では以下のように説明されます。

アストラル投射 - Wikipedia

アストラル投射とは、アストラル体(霊魂もしくは意識)を肉体から分離させること、およびアストラル体が世界へ旅することを指す神秘学用語である。

アストラル投射は、分離したアストラル体が物質界とは別の次元であるアストラル界を旅することを指す。

これに類したことは、日本の心霊学では幽体離脱と呼ばれ、最近では体外離脱と呼ばれる傾向もある。

アストラル体というのは、神秘学などでの概念で、派や主張によって、いろいろとありますけれど、たとえば、ルドルフ・シュタイナーは、

人間という存在は、

・肉体
・生命体(エーテル体)
・感受体(アストラル体)
・自我

の4つから構成されている

と述べています。

肉体とは他のものが3つあり、それがすべて合わさって「私たち人間」だと。

あるいは、アストラル体というような言葉を使っていなくとも、たとえば、16世紀の医師であり錬金術師だったパラケルススは、

人間という存在は、

・身体(地上界 / 目に見える世界)
・精気(天上界 / 目に見える世界)
・魂(霊的世界 / 目に見えない世界)

から成っている

ということを主張していたりしています。

といいますか、古来からの人類の概念として文書などに残っているものは、このようなものが主流であり、

「もともとはこちらの考えが人間が持つ基本的なものだった」

と言えると思われます。

人間という存在が、「肉体というひとつだけのもの」と考えられるようになったのは、ずいぶんと最近の話です。

 

そんなことを考えていましたら、先月、アメリカのメディアの記事で、このアストラル投射について取りあげていたものがあったことを思い出したのでした。

それは、「アメリカとソビエトの軍がつ、アストラル投射を含む超能力の開発の研究を行っていた」ということが記されている機密指定を解除された複数の文書についてふれたものでした。

CIAのライブラリにある機密指定を解除された1972年の文書のひとつ


cia.gov

わりと最近、1970年代のソビエトが「超能力人間の開発をおこなっていた可能性」についての、やはりアメリカの機密文書について、以下の記事で取りあげさせていただいたことがあります。

サイキック核兵器人間は実在したのか? : アメリカ国家安全保障局が恐れたソ連の「リアル・アキラ」計画

こういう話になりますと、「その後どうなったのかがよくわからない」ために、全体的に曖昧な部分が多くなってしまうものなのですけれど、ただ、米ソが「超能力の研究や開発を行っていたことは事実」ということは言えるようです。

そんなわけで、冒頭にあります、米ソのアストラル投射の研究についての記事をご紹介させていただこうと思います。

なお、ご紹介する記事の中に「スターゲイト・プロジェクト」という言葉が出てきますが、これは、アメリカに実際に存在した超能力開発プログラムです。

スターゲイト・プロジェクト - Wikipedia

スターゲイト・プロジェクトはアメリカ陸軍の超極秘計画に付されたコードネームのひとつ。軍事作戦に遠隔透視能力(リモート・ヴューイング)を使用する。

しかし、20年以上続けられたこのスターゲイト・プロジェクトは、1995年に、

「超心理学現象は30年間も研究されたが、科学的な正当性は何も得られなかった」

として終結したと、公式には伝えられています。

そのあたりは、アメリカにおいてもソビエトにおいても今でも曖昧なままですが、個人的には、アストラル体と「その肉体からの離脱」という現象が存在するのは、わりと「当たり前のこと」だと思っています。

ただ、それを「意志」や、または、テクノロジーなどで人為的にコントロールですることができるのかどうかについては、どうなんだろうと。

あるいは、それが日常の中で「ふい」に起きることなどあるのかなと。

では、ここから記事です。

 


Defense Intelligence Agency Comments On The Reality of “Astral Projection”
collective-evolution.com 2019/02/13

アメリカ国防情報局は「アストラル投射」の現実について言及する

アストラル体という概念は、時代を超えて世界中でさまざまな文化に現れる。

古代エジプトでも、また、イスラム教のコーランでは、預言者ムハンマドのアストラル体のイスロ(夜の旅)とミロジュ(昇天)が記される。

その他、ヒンズー教の聖典、道教の伝習書、そしてキリスト教など、様々な神聖な、あるいは世俗的な文書の中に、アストラル体の記述がある。

前世の研究で著名な心理学者ロジャー・ウールガー(Roger Woolger)氏は、2014年の著作の中で、以下のように述べている。

「世界の歴史のさまざまに見られる旅や無数の部族たちの慣習は、『昇天』の一般的なパターンを記述している。それは、人々の中のスピリチュアルな存在が、肉体を離れて、その人たちの肉体ではない身体の中を『より高い領域』へと移動する人間の体験となる」

では、「アストラル投射(アストラル・プロジェクション)」とは何か。これは、Wikipedia には以下のような説明がある。

アストラル投射(Astral projection)とは、アストラル体を肉体から分離させること、およびアストラル体が世界へ旅することを指す神秘学用語だ。分離したアストラル体が物質界とは別の次元であるアストラル界を旅することを指す。

アストラル投射は、超心理学、テレパシー、ESP、スピリチュアル的活動、リモートビューイング(遠隔透視)を含む超心理学の領域に分類される。

これらのすべては相互に関連しており、人間の意識と量子物理学の研究に関連しているが、これらの現象がどのように広く研究され、政府機関の最高レベルの部署で使用されているかを示すいくつかの情報源がある。

これらについては、アメリカ国防情報局(DIA)や中央情報局(CIA)のファイルに科学的な研究の記録が残されており、もはやフェイクストーリーや疑似科学とはいえないものだ。

これらの概念は非常に現実的であり、科学的に証明されているが、私たち民間人の多くのほうが、むしろこれらの現実を信じていない。

しかし、これらのような概念へと思考をシフトしてくことは、私たち人類の文明と思考にとって、「大きな転換点」となる可能性があるかもしれない。

アストラル投射に関しては、アメリカ合衆国陸軍省の 1974年の機密文書に以下のようにある。この文書は、機密指定を解除されており、 CIA のライブラリで閲覧できる

米テキサス州ダラスにあるサウスイースト催眠研究センターのプルマン所長は、ソビエトの外交官たちは、大使館にいながら、敵の秘密を盗み出すために、ESP (超能力)を使用することができるように 1970年代の終わりまでにはなるだろうとしている。

プルマン所長は、スパイは催眠術をかけられ、目に見えない「スピリチュアルな存在」が彼らの体を離れ、空間や壁を越えて移動し、そして外国政府の治安機関に結びつくように命令されると述べている。そのような「アストラル投射」の実験がすでに研究室で行われているという。

あるいは、1975年のアメリカ国防情報局からの別の機密文書は、2人のソビエトの科学者が以下のような研究をしていたと述べる。

ソビエトは、ヨガの行者の体外離脱現象を研究していたと報告している。研究の詳細は明らかにされていない。

1973年、アメリカの新聞ナショナル・エンクワイヤ紙は「ソビエトが研究室でアストラル投射を達成した」と報告し、1970年代の終わりまでに、このテクノロジーがスパイ活動に使われるであろうというアメリカの研究者の意見を引用した。これも、ソビエトの活動の詳細は明らかにされていない。

1972年、アメリカ国防情報局は、この戦術的およびその他の関連する能力は、最高機密のアメリカの機密文書の内容、そしてアメリカの軍隊および船舶の移動、そして、アメリカの軍事施設の位置を発見するためにソビエトによって使用されたと結論づけた。

これについても、機密指定を解除された文書が CIA のライブラリにあり、確認することができる。

アメリカ政府が「スターゲイト・プロジェクト」(内容は、当記事の上を参照)について機密解除した後、アメリカがロシアに対しておこなっていたプロジェクトが明らかになったことなどを考えると、これは興味深い。

また、こちらの文書では、ソビエトが、テクノロジーによって、遠方からアメリカ軍の主要な関係者や指導者に影響を与えたり、遠方からアメリカ人の政治家を即死させることが可能だとしている。

その後、アメリカ軍も同様の目的で、これらのテクノロジーの研究を進めたが、アメリカがどの程度、研究を進めたのかは明らかではない。機密解除された文書は、ごく一部であり、全貌を知り得る手段はあまりない。

しかし、CIA のライブラリにある以下のような機密指定を解除された文書の記述からは、研究が「ある程度成功した」ことを伺わせる。

この文書の最後の部分は以下のように述べている。

一枚の紙と、別の紙、そしていくつかの別々の紙に、それを順番通りにつなぎ合わせると、意味のある内容(ある島の地図)が現れるというプロセスを、何枚かのバラバラの紙に記入し続けた。

その後、被験者が、それぞれの紙をつなぎ合わせたとき、結果は完全に一致し、島の絶対的な正確な地形図となった。

さらに、被験者は、島で何が起きているのかを正確に説明した。

ただし、これらの実験はリモートビューイングであり、アストラル投射ではない。リモートビューイングとは、脳内に存在する可能性がある、ある種の知覚チャネルを介して(距離に関係なく)遠方の状態を説明するものだ。

リモートビューイングでは、アストラル投射のように、別の「スピリチュアル」が、現実に体外を「旅する」ことはしない。

アストラル投射とリモートビューイングの 2つの研究は本質的には似ているが、異なるものだ

かつて、ニコラ・テスラは、「科学の世界が、物理的ではない現象を研究し始める時、科学はその過去の何世紀もの間に歩んだ進歩を上回る発展を 10年間で成しうるだろう」と述べたが、アストラル投射のような概念の研究の進展が、人間性と人間の意識に、どのように影響するだろうか。

アメリカやソビエトは、人間が持つかもしれないこれらのような能力を武器として戦争に応用しようとしたが、実際には、これらはそのようなものに使われるためのものではなく、平和や、文明の進歩、あるいは人類の進化のために大きな影響を与えるものだと思われる


 

ここまでです。

後半では記事を書いた方が、いろいろと理想を語っていますが、理想はともかくとして、リモートビューイングも含めて、こういうことが「自らの意志や努力、あるいはテクノロジーでなされるものなのかどうか」は、一般的にはわからないままです。

まあ……タワシ自身も(タワシかよ)……いや私自身も、アストラル投射というようなものと関係するというわけではないのでしょうけれど、小さな頃から現在にいたるまで、やや不可解な経験をいくつか持っています。

そのうちのほとんどは、合理的に説明できるものであるはずだと自分では思っていますけれど。

といいますか、幼い頃のことを含めれば、どなたにでも、あとで思えば「あれは一体なんだったんだろう……」と思われるような体験が必ずあるのではないでしょうか

道を歩いていたら、耳から黄色のネズミが出てきて、その案内に従って歩いていたら、気づくと西アフリカの国にいて、そこでよく知らない地元のバンドのコンサートのチケットをダフ屋から勧められて、断りきれずに買ってしまって損をして口惜しかったとか、そういうことは誰にでもあるのではないでしょうか(ないわ)。

いずれにしましても、私自身は、シュタイナーの説でなくともいいのですけれど、人間という存在が、いくつかの部分から構成されているという考えを自然に持っている部分がありまして、今後そういう考えが広がることがあるのかなとは思います。

直近では広がる可能性はほぼないですけれど、もう少し先の未来はどうなのだろうなと。

現代の人間が少しでも古代の価値観に戻る必要があるとするのなら、このような「人間存在に対する観念の転換」は重要なことだとも思います。





  • この記事を書いた人

Oka In Deep

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