ブログ記事の引用・転載はすべて自由です。その際、ページのリンクを示していただけると嬉しいです。以下でキーワード記事検索ができます。

7月18日にメルマガ脳細胞が破壊され続けている数十億人の人類の今後を発行させていただきました。

2025年からの世界 拡大する自然災害 日本の未来

群発地震が続くトカラ列島近くの海底には米軍の「水爆」が眠り続けている

投稿日:




 

暑さの中で思うこと

いやあ、暑いですねえ。

本題とは関係ないのですけれど、どうしても暑さに言及したくなる。

今日は気温自体はそんなに高くはないのですが、連日暑いことは暑いので、ややうんざりとしていて、先ほど、午後に買い物に行こうと外に出ますと、やはり暑い。

「あと何ヶ月この状態なんだ?」と思わざるを得ませんでした。

というのも、

「大気中の水蒸気の観点から、暑さはさらなる暑さを生む」

ということが、ほぼ確実だからです。

昨年のことですが、現在の高温傾向の原因が、2022年のトンガ沖の海底火山の大噴火にあることをこちらの記事などで書きました。

その後、「地球の高温化に最も寄与しているのは、大気中の水蒸気」であることを知り、「今の地球と今の太陽と今の海流が導く近い未来」という記事で書かせていただいたことがあります。

そこで取り上げた専門家の方の文書の中に、

> 温室効果において、圧倒的に影響力を持っているのは水蒸気であることがわかる。

とありまして、つまり、

「地球の気温を上げる最大の要因は、大気中の水蒸気」

であることをその時に知りました。

それで、他にも「太陽周期と気温の関係」や、あるいは「海流の変化」についても取り上げさせていただきましたが、今後数年、十数年の気温の動きは、平たく言えば、「さっぱりわからない」のですね。

まあ、それはともかくとして、今年だけの話としていえば、今の時点で、平年などより著しく気温が高くなっているわけですけれど、これが次に何を生むかというと、

「さらに気温が上がる条件が整う」

のです。

また Grok で申し訳ないですけれど、先日、確認のために、Grok に、「大気中の水蒸気レベルが高いと、気温が上昇するという理論」について質問しましたが(全文はこちらです)、その中に以下のような部分がありました。

・水蒸気は地球上で最も豊富な温室効果ガスであり、太陽からの熱を吸収し、大気中に熱を閉じ込めます。大気中の水蒸気濃度が高いほど、この効果が強まり、地表面の気温が上昇します。

・水蒸気は他の温室効果ガス(例:二酸化炭素)と異なり、気温が上昇するとさらに蒸発が増え、水蒸気量が増加する正のフィードバックを引き起こします。これにより、気温がさらに上昇する可能性があります

つまり、気温が上昇すると、陸地などからの水分の蒸発が増えて、大気中の水蒸気レベルが上昇するために、さらに気温が上がると。

「気温が上がれば上がるほど、次のさらなる高温を生み出す」

ということです。

ですので、現在の高温状態が続く限り、また次のさらなる高温を導く可能性があるということにもつながります。

「 8月になったらどうなるん?」と、暑さにやや弱い私は思いますけれど、こんな状況で「自然災害」なんかがあったらどうする? とも、つくづく思います。

自然災害といえば、現在、鹿児島県のトカラ列島で過去最大の群発地震が続いています。

最新の報道によれば、この 11日間で、有感地震が「 800回を超えた」とありました。過去最長、かつ震度の面でも過去最大だと思います。

そして、最近知ったことがあります。別に何かが起きるという話ではないですが、知識としては、知っておいてもいいことだと思いますので、簡単にふれます。




トカラ列島近くに沈んだままの「水爆」

これは、最近、読者の方から教えていただいたことなのですが、トカラ列島に比較的近い海域に、

「水爆の弾頭が沈んでいる」

のです。

Wikipedia の「沖縄近海A-4水没事故」から抜粋しますと、以下のような出来事でした。

沖縄近海A-4水没事故

沖縄近海A-4水没事故は、1965年(昭和40年)12月5日に喜界島東方約70マイルの公海上で発生した核爆弾の紛失事故である。

フィリピンのスービック海軍基地から日本の横須賀海軍施設に帰還中の空母タイコンデロガから、B43核爆弾を搭載したA-4E攻撃機が海に落下した。核爆発には至らなかったが、A-4およびパイロット1名とB43核爆弾が失われた。

沖縄近海A-4水没事故

ここには、「核爆弾」と記載されているだけですので、どんな核爆弾かは明らかではないですが、1989年(平成元年)の第114回国会の答弁書に、

「参議院議員 喜屋武眞榮君提出 沖縄近海における米国の水爆水没事故に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する」

という参議院のページが残っています。

ここに「水爆」とありますので、この海域に眠っているのは水爆のようです。

先ほどの Wikipedia にあるマップから、かなり大雑把ですが、現在もその水爆が沈んだままである海域と、トカラ列島の位置はおおむね以下のようになります。

水爆が沈んでいる海域の周辺

広島や長崎に落とされたのは原爆でしたが、その原爆と水爆の違いは何かというと、難しいことはともかく、以下の説明がわかりやすいです。

水爆と原爆の違い

水爆(水素爆弾)と原爆(原子爆弾)はどちらも核兵器ですが、エネルギー源と威力に違いがあります。

原爆は原子核の核分裂反応を利用するのに対し、水爆は核分裂反応をトリガーとして、より強力な核融合反応を利用します。そのため、水爆は原爆よりもはるかに強力で、破壊力も桁違いです。

Google AI

このように、水爆は大変に破壊力の強い核兵器ということになるようですが、それが先ほどの海域に沈んだままだと。

現在のトカラ列島の地震が、この水爆に影響を与える可能性はないでしょうけれど(ただし、もっと大きな規模のマグニチュードの地震が発生した場合は不明です)、こういうものが、「仮に爆発」すると、どうなってしまうのか。

まあ…それはわかりようがないです。

海中での巨大な核兵器の爆発ということになりますと、兵器の破壊力がはるかに大きなものですけれど、たとえば、ロシアの「ポセイドン」という終末的な兵器を思い出します。

ポセイドンについては、筑波大学の中村逸郎名誉教授が、以前、以下のように語っていました。

中村逸郎名誉教授の言葉より

沿岸で爆発すると高さ 500メートルの放射能を含んだ津波を引き起こすとされる核魚雷「ポセイドン」を搭載できる原子力潜水艦が北極圏から姿を消したことに触れ、「世界が一番怖がっているのは、この潜水艦がもしかしたら大西洋に向かっているんじゃないかということ」と指摘した。

「大西洋でポセイドンを発射すると、アメリカに凄い被害がいくんですよ。アメリカの沿岸に 500メートルの津波がいくってことが、今現実味のある最悪のシナリオなんです」と真剣な表情で語った。

sponichi.co.jp

これについては、2022年のこちらの記事にあります。

ポセイドンは、広島型原爆の 5000倍の威力を持つとされるものですので、沖縄近海に沈んでいる水爆との比較はまったくできないですが、いずれにしても、爆発した場合、「ある程度の津波は起きる」可能性が高いと見られます。

そういうものがトカラ列島近くの海域に沈んだままなのですね。

この九州から沖縄近辺の海域というのは、他にも、「かつて破局噴火を起こした火山」がわりと多くありまして、鬼海カルデラとか、硫黄島などが存在します。

この破局噴火(カルデラ噴火)については、ずいぶん前の記事ですが、以下にあります。

「噴火すれば最悪1億人が死亡と想定」 : 九州南方にある鬼界カルデラの活動の徴候の報道から再び「破局噴火の時代」をおもう
In Deep 2016年11月20日

時代が時代だけに、いろいろと思うところはありますが、個人的には、 今年の 6月から 8月上旬にかけて世界的に大きなことが起きる可能性 (予言とかではなく、単に天体座位的な話です)を思っていますので、いろいろな火種はあるものなのだなあと。

ちなみに、沖縄近海に沈んだままの水爆は、B43 というもので、

> B43はロスアラモス国立研究所で開発された。1961年より生産が開始され、1965年までに1,000発が生産された。

というものだそうです。

ロスアラモス国立研究所は、北緯33度上にあったもので、そこで作られた原爆を投下された長崎も、また北緯33度上でした。

2012年のプラウダ紙の記事「神秘主義と、北緯33度上の災い」より

第二次大戦で原爆が落とされた日本の長崎県もまた北緯 33度線上にあるが、その長崎に落とした原爆を設計し、製造した米国のニューメキシコ州にあるロスアラモス国立研究所が核実験を行っていた砂漠の実験場も、同じ北緯 33度線上にある。

この原爆は「北緯 33度線上を米国から日本へと運ばれた」のだった。

その時の米国の大統領はトルーマン(第 33代大統領)だった。

indeep.jp

こんなオカルトはどうでもいいとはいえ、いろいろなことを思い出したりしていました。

水爆のことはともかく、とにかく今週は今後さらに暑くなるそうですので、何らかの自然災害などへの対策は必要な時代かもしれません。

停電になると、エアコンも使えないですし、冷蔵庫もダメになります。

大規模な停電だと、水道システムも危ういです。
こんな暑さの中、何も起きないといいですが、長い目で見れば、いつかは何かは起きますから。それが歴史でした。

>> In Deep メルマガのご案内
In Deepではメルマガも発行しています。ブログではあまりふれにくいことなどを含めて、毎週金曜日に配信させていたただいています。お試し月は無料で、その期間中におやめになることもできますので、お試し下されば幸いです。こちらをクリックされるか以下からご登録できます。
ご登録へ進む





  • この記事を書いた人

Oka In Deep

世界で起き続ける様々なことをお伝えさせていただいています。

-2025年からの世界, 拡大する自然災害, 日本の未来
-, ,

Copyright© In Deep , 2025 All Rights Reserved.