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11月1日にメルマガ終末の香りに包まれながら、うお座時代の最後のカオスの100年を耐え忍ぶを発行させていただきました。

2024年からの世界 ディストピアへようこそ 人類の覚醒と真実 健康の真実 悪魔の輪郭

子宮頸がんワクチン「ガーダシル」から残留DNAが発見されたのは何と今から13年前。それ以来、リスクも何もかも含めて完全にそのまま現状に至る

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何も変わらないまま13年が経過

ファイザー社のコロナワクチンに DNA 混入が見出されてから、おおむね 1年半くらいが経過しますが、この「ワクチンの DNA 混入問題」ということを私が初めて知ったのはこの時でした。

これについての東京理科大学の村上康文名誉教授と、イタリア分子腫瘍学研究所の荒川 央氏の対談をこちらの記事に全文載せています。

そして、

「 mRNA ワクチンは、どんなものであれ DNA 混入が避けられない」

ということもその時に知りました。

その後、mRNA ワクチンではなくとも、DNA の混入があると知ったのは、メルク社の子宮頸がんワクチン (HPV ワクチン)「ガーダシル」にも、DNA 混入が見出されていたことを知ったときでした。

以下の記事にあります。

(記事)「DNA混入の先駆者」である子宮頸がんワクチン。数々の論文で示されたその作用機序と有害事象
In Deep 2023年9月27日

しかし、この記事でご紹介した文書では、ガーダシルから DNA が見出されたのが「いつ」なのかは書かれていなかったですので、いつ見つかったのかは知らないままでした。何となく「この数年くらいのことなのかな」などと思っていました。

それが、今日なんですけれど、マリアンヌ・デマシ博士という方の記事を読みまして、そこに、

「ガーダシルから DNA が見出されのは 2011年」

だと知ったのです。

実に 13年前のことになります。

そして、それから 13年間のあいだ、ガーダシルに何かの改良なり変更が加えられたかというと、「まったくそれはない」のです。DNA が見出されたときと同じままの状態で現在に至り、そして、たとえば、日本などのように接種キャンペーンが行われているわけです。

そして、このガーダシルの巧妙さというのか何というのか、ガーダシルには、アジュバントつまり送達材として「アルミニウム」が使われているのですが、

「残留 DNA は、このアルミニウムとしっかりと結合して、不溶性の沈殿物を形成する」

ために、残留 DNA の量をきちんと定量化することができない、つまり、どのくらい混入しているか正確に計測できないということも知りました。

このアルミニウムというもの自体に身体への影響として問題があることを、以前記事で書いたこともありますが、アルミニウムはそれ以上の「効果」を持つものだったことも知ります。

いずれにしても、デマシ博士の記事を読めば、問題点の全体がよくわかりますので、さっそくご紹介させていただきます。

マリアンヌ・デマシ博士は、医学系のジャーナリストで、以前はオーストラリア ABC で、10年以上にわたりテレビの司会者だった方だそうです。

マリアンヌ・デマシ博士

Maryanne Demasi

太字はこちらで施しています。




 


FDAはガーダシルHPVワクチンの残留DNA断片を無視した

FDA ignored residual DNA fragments in the Gardasil HPV vaccine
Maryanne Demasi 2024/10/17

HPV ワクチンにはウイルス DNA の断片が含まれているが、FDA (アメリカ食品医薬品局)は接種者にリスクをもたらさないとしている。

過去 2年間、がんゲノムの専門家たちは、 mRNA COVID-19 ワクチンに残留 DNA 断片が存在することについて懸念を表明しており、がんを発症するリスクを高める可能性があると述べている。

これは、メルク社が製造するガーダシル HPV ワクチンの安全性について数年前に提起された懸念を反映しているものだ。

2011年、病理学者であり、DNA 分析の 30年のベテランであるシン・ハン・リー博士は、いくつかのガーダシルのバイアルの中に合成 DNA 断片が含まれているという驚くべき発見をした。

「 HPV ワクチンに DNA の断片が含まれているのを見つけてショックを受けました。本来なら、そこに DNA があるはずがないからです」とリー氏は振り返る。

「ワクチンを作るのに DNA が使われますが、それは製造工程で切り刻まれ、除去されることになっているのです」と彼は語った。


シン・ハン・リー博士

分子遺伝子検出の分野で国際的に認められた専門家であるリー氏は、自身の研究結果を報告書に注意深く記録し、アメリカ食品医薬品局(FDA)に審査のために送付した。FDA はそれを調査した。

2011年9月23日、FDA の生物学的評価研究センターは、リー氏の報告書の懸念を評価した後に、ガーダシルワクチンは「安全かつ効果的」であると判断したと回答した。

FDA は、リー氏がワクチンに残留 DNA を発見したことを認めたが、組み換え技術を用いて製造された製品では「予想された」ことであり「避けられない」ことだと述べた。

FDA はまた、残留 DNA は「ワクチン接種者にとって危険ではない」と引き続き確信していると述べた

「残留 DNA の存在は米国の規制で定義されている安全要因ではなく、ガーダシルのラベルに記載する必要はない」と FDA は記している。

翌月(2011年10月21日)、FDA はワクチンに DNA 断片が含まれていることを反映してウェブサイトをひっそりと更新し、「安全上のリスクはない」と国民に保証した(そのページ)。

「本当に残念でした」とリー氏は語った。

「 FDA は、DNA 断片の存在が調査されたことや安全であることを証明する研究結果を一切示さずに、DNA 断片の存在は問題ではないと主張したのです」と彼は付け加えた。

欧州医薬品庁にもこの問題が報告されたが、その回答も同様で、「組み換え DNA 断片の存在は汚染を示すものではなく、ワクチン接種者へのリスクとはみなされない」と欧州医薬品庁は述べた

翌年、シン・ハン・リー博士は自身の研究結果を 医学誌 Journal of Inorganic Biochemistry に発表した (論文)。

 

偶然の発見

HPV は主に性行為を通じて感染するウイルスで、子宮頸がんの主な原因だ。当局は、HPV ワクチンの普及により、 2030 年までに子宮頸がんが「撲滅」されると予測している。

2006年にガーダシルが初めて承認されたとき、メルク社は FDA に対し、ワクチンには HPV DNA は含まれていないと保証したしかし、リー氏が HPV ウイルスに感染したことのない人の体内から HPV DNA を発見したことで、この保証は覆された。

すべては、カナダ・トロントの 13歳の少女がガーダシルの 3回目の接種から数日以内に急性若年性関節リウマチを発症したことから始まった。一連の検査の結果、少女の血液から PCR 検査で HPV DNA が陽性であることが判明した

彼女は性的にバージンであり、ウイルスにさらされたことがなかったため、医師たちにとってそれは謎だった。

彼女の両親は、彼女の血液中のウイルス DNA がガーダシルワクチン自体に由来しているのではないかと考え、ガーダシルワクチンのバイアルを検査するために組織された支援団体に連絡をとった。

リー氏は 9カ国から 13本の小瓶を受け取り(バイアルの内訳)、そのすべてに HPV DNA の断片が含まれていることを発見した。

2012年、リー氏は、ガーダシルの 3回目の接種から 6か月後に睡眠中に突然死亡した 18歳のニュージーランド人ジャスミン・レナータさんの死に関する検死審問で証言した(報道)。

死後の組織サンプルは検査のためリー氏に送られた。血液と脾臓は HPV DNA 陽性だったが、リー氏はこれは自然な HPV 感染によるものではないと述べた。

「それは『自然な』HPV DNAではなく、注射から 6か月後に検出されるのは正常ではありません」とリー氏は検死審問で述べたが、ワクチンが彼女の死の原因であったかどうかは断言できなかった。

 

ガーダシル中の残留DNAの測定

1980年代以降、多くの研究でワクチン中の残留 DNA に関する潜在的な安全性の懸念が提起され(WHOの文書)、その断片は除去する必要がある「不純物」であるとみなされてきた。

しかし、ワクチン中の残留 DNA の許容限度は大幅に増加した

1985年、FDA は1回あたりの上限を 10ピコグラムに設定した。1987年にし、WHO は推奨上限を 100ピコグラムに引き上げ、その後さらに 10ナノグラム(つまり 100倍)に引き上げた。現在、FDA はこの上限を採用している。

しかし、HPV DNA はアルミニウムアジュバントにしっかりと結合し、不溶性の沈殿物を形成するため、ガーダシル中のレベルを定量化するのは難しいとリー氏は言う。

「私の専門は、サンガー法によるシーケンス法を用いたネスト PCR と呼ばれる技術を使用して、不溶性沈殿物中の HPV L1 遺伝子 DNA と溶液中の可溶性 DNA を検出できることです」とリー氏は説明した。

ファイザー社の新型コロナワクチンに残留 DNA を見出した最初のゲノム専門家ケビン・マッカーナン氏は、リー氏の専門知識を証明している。同氏は、FDA の許容限度である 10ナノグラムは今回のケースでは無意味であることに同意した。

それは FDA がガイドラインで仕掛けているトリックなのです」とマッカーナン氏は言う。「残留 DNA を測定しようとすると、その大部分を見逃してしまうでしょう。なぜなら、すべてがアルミニウム添加剤と結合しているからです」

「彼らが考案した 10ナノグラムの制限は単なる見せかけです。彼らはそれ以下なら気にしないと言いますが、アルミニウムの中に DNA を隠すものがあり、彼らはただ墓場を通り過ぎて口笛を吹いているだけなのです」とマッカーナン氏は語った。


ケビン・マッカーナン氏

 

ガーダシル中の HPV DNA の潜在的リスク

リー博士の死後分析によれば、ガーダシルワクチンに含まれる HPV DNA 断片は、腕の三角筋に注射された後、血液、脳、脾臓に移動することが判明している。しかし、その結果はどうなるのだろうか?

自然免疫システム理論

リー氏は、ワクチンに含まれる HPV DNA 断片がマクロファージなどの免疫細胞に取り込まれ、リンパ系を通って体中のさまざまな組織に沈着することを示唆する。

ここで、アルミニウムアジュバントにしっかりと結合し、容易に分解されない HPV DNA が、一部の人々に自己免疫疾患につながる慢性の免疫炎症反応を引き起こす可能性があると理論づけられている。

ちなみに、メルク社は、ガーダシルの服用により、起立性調節障害(POTS)などの自己免疫疾患、神経系の問題、早発卵巣不全を発症したと主張する人々から複数の訴訟に直面している

 

ゲノム統合理論

もう一つの理論上のリスクは、ワクチン内の HPV DNA の残留断片が細胞に入り込み、宿主 DNA と統合される場合だ。

これは、COVID-19 mRNAワクチンで見つかった残留 DNA 断片に関する懸念であり、脂質ナノ粒子が mRNA を残留 DNA 断片とともに宿主細胞に運び、ヒトゲノムに組み込まれる可能性がある

サウスカロライナ大学のがんゲノム専門家フィリップ・バックホーツ氏は、上院委員会で、COVID-19 mRNA ワクチンに含まれる外来 DNA の断片が人のゲノムに挿入され、「細胞の永久的固定物」になる可能性があるという懸念について証言した。

現段階では、 ガーダシルでこのようなことが起こるという証拠はなく、ガーダシルワクチン内の HPV DNA の断片がゲノムに組み込まれて重要な遺伝子を破壊するかどうかを調べる研究も今のところ行われていない。

また、ワクチンには「トランスフェクション剤」、つまり外因性の遺伝物質( DNA または RNA )が人間の細胞に入り込むことを可能にするものが必要だ。一部の研究では、アジュバント自体がトランスフェクション剤として機能できることが示唆されている(論文)。

いずれにせよ、ガーダシルで HPV DNA 断片が発見され、ワクチン接種後しばらくして死後組織でそれが検出されたことは、組み換え技術で開発されたすべてのワクチンにおける残留DNA断片の安全性試験について重要な疑問を提起する。


 

ここまでです。

それからの 13年間、FDA もメルク社も何のアクションも起こさなかったということは、これからも同じでしょう。

つまり、上の記事に書かれてあるさまざまな問題は同じままで、今後も(キャンペーンが続くのなら)日本などでも多くの女の子や若い女性の接種は続いていくのかもしれません。

大きな影響を受けてしまう事例が今後も続くということです。

そもそも、今から 12年前の 2012年には、ニュージーランドで以下のような報道がなされていました。

2012年8月9日のニュージーランドの報道より

stuff.co.nz

この報道の冒頭は以下のようなものです。

アッパーハットの 10代のジャスミン・レナータさんの死後、血液と脾臓から外来 DNA の断片が見つかり、致命的なショック反応を引き起こした可能性があると、米国の病理学者が死因審問で証言した。

両親のジョー氏とロンダ・レナータさんは、ジャスミンさんが 2008年と 2009年に子宮頸がんワクチンであるガーダシルを 3回接種したことが死因だと考えている。

ジャスミンさん(18歳)は、最後の接種から 6カ月後の 2009年9月にベッドで死亡しているのが発見された。

stuff.co.nz

ここに、「死因は外来 DNA による致命的なショック反応である可能性がある」と記されています。

この証言を行ったのが、先ほどの記事に出てきました米国の病理学者であるシン・ハン・リー博士です。

もちろん外来 DNA がこの女性の突然死の原因かどうかはわからないですし(というか、わかりようがない)、アルミニウムや脂質ナノ粒子そのものによる影響も考えられなくはありません。しかし、何が原因にしても、当時このような公聴会が開かれていたことは事実です。

このような報道からも 12年が経過していますが、当局からは何のアクションもありませんでした。

今後も、いろいろなことがこのように進んでいってしまうのでしょうか。たとえば、コロナワクチンなども。

いずれにしても、当局や製薬会社の姿勢は基本的には変わらないでしょうから、変わることができるものがあるとすれば、受け手となっている私たち一般人の認識しかありません。

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