地球の最期のときに

妊娠されている方々が知ったほうがいいと強く思ういくつかのこと



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最後の扉が開きはじめて

今日、以下のニュースを見かけ、「ああ、ついに来たかこれ」と思いながら眺めていました。

最近なんか落ち込むニュースが多く、これもまたそのひとつですね。

日産婦「妊婦のワクチン接種を勧める」…夫やパートナーにも接種呼びかけ

日本産科婦人科学会(日産婦)などは、新型コロナウイルスワクチンについて、「妊婦の接種を勧める」とする新たな文書を発表した。全国で感染拡大が急速に進んでいることに加え、米疾病対策センター(CDC)が11日に、妊婦への接種を推奨したことなどを考慮した。

日産婦などが5月に発表した文書では、妊娠12週までの間は、胎児の器官を形成する時期で、偶然起きる胎児の異常と区別が難しいため、接種を避けるように求めていた。

しかし、CDCが、流産のリスクは高くならず、安全性を示すデータが確認できたとして、接種を推奨したことを受け、「妊娠時期を問わず接種を勧める」と明記した。 読売新聞 2021/08/17)

このすごいのは、

> 日産婦などが5月に発表した文書では … 接種を避けるように求めていた。

のが、

> CDCが … 接種を推奨したことを受け

て、今回の、日本でも妊婦さんへの推奨に至ったと。

「なんでもかんでも CDC かよ」とは思いますが、まあしかし、その CDC の有害事象報告自体が、たとえわずかではあっても「危険性」を示している部分はあります。

アメリカ CDC のワクチン有害事象報告は、定期的にこちらのブログでご紹介しています。

最新のものは以下の記事となります。

[定期]アメリカの8月6日までのワクチン接種後の有害事象報告は 57万件、死亡例は 1万2791件
地球の記録 2021年8月15日

まあしかし、この CDC のワクチン有害事象が大変な過小報告となっていることは、以前のハーバード大学などの調査で分かっていまして、実際の件数の数十分の1以下などである可能性が高いです。今年 1月の記事「公式の死者180人を含めて被害が過小評価されている可能性も」などにその資料を載せています。

報告書そのものはこちらにありますが、そこには、

> ワクチンの有害事象では、報告されていたのは全体の 1%未満だった。

とあります。

そういうことがあるのは事実としても、公式にアメリカで出されている有害事象報告は、この CDC のものを参考にするしかないわけでもあります。しかし過小報告されているとはいっても、妊娠されている女性に関しての報告は多いです。

最新の、8月6日までのワクチン接種後の有害事象報告では、以下のようになっています。

・妊娠と胎児への影響の有害事象報告 4,401件 データ

・そのうち、流産、早産、死産の報告 1,476件 データ

このそれぞれの項目は、実際には非常に長い名称のカテゴリーとなっていて、それぞれデータ上の言葉を全部記しますと、以下のようになります。

流産、早産、死産の有害事象報告のページの実際のタイトル

症状が、妊娠中断または自発的中断、または胎児母体出血、または胎児心臓障害、または胎児損傷、または胎児死亡、または胎児障害、または胎児苦痛症候群、または胎児心拍数異常、または胎児心拍数減速、または胎児心拍数減速異常、または胎児心拍数減少、または胎児心拍数障害、または胎児心拍数増加、または胎児運動低下、または胎児奇形、または胎児モニタリング異常、または胎児運動障害、または胎児運動減少、または胎児の非ストレステスト異常、または胎盤障害、または妊娠誘発性高血圧、または未熟児、または未熟児死亡、または早産、または早期破水、または胎盤の早期分離、または、死産または超音波胎児異常は、1,476件見つかりました。

Found 1,476 cases where Vaccine is COVID19 and Symptom is Aborted pregnancy or Abortion or Abortion spontaneous or Abortion spontaneous complete or Abortion spontaneous incomplete or Abortion threatened or Foetal-maternal haemorrhage or Foetal cardiac disorder or Foetal damage or Foetal death or Foetal disorder or Foetal distress syndrome or Foetal heart rate abnormal or Foetal heart rate deceleration or Foetal heart rate deceleration abnormality or Foetal heart rate decreased or Foetal heart rate disorder or Foetal heart rate increased or Foetal hypokinesia or Foetal malformation or Foetal malpresentation or Foetal monitoring abnormal or Foetal movement disorder or Foetal movements decreased or Foetal non-stress test abnormal or Placental disorder or Pregnancy induced hypertension or Premature baby or Premature baby death or Premature delivery or Premature labour or Premature rupture of membranes or Premature separation of placenta or Stillbirth or Ultrasound foetal abnormal (VAERS

上のデータリンクには、すべての事例のある程度具体的な状態が書かれていますが、早産の中には無事に出産できた事例もありますが、多くが赤ちゃんを喪失しています。

流産や早産は、通常でも頻繁に起きることですが、「普通の人でも発熱や痛みなどの副作用、副反応を経験するような刺激」を妊娠中の女性に与えていいわけがあるかどうかという話でもあります。

そして、さらに大きな問題は、

「妊婦さんと胎内の赤ちゃんはどういう関係か」

ということです。

以前、以下のような記事を書いたことがあります。

遺伝子ワクチン時代後の赤ちゃんたちは……と考えながら調べものをしていたら、胎児の世界…羊水…エクソソームとめぐり…
投稿日:2021年5月6日

この中で、東大医学部出身で東京芸大の教授だった解剖学者(私は哲学者であると思っていますが)で、三木成夫さんという方の『胎児の世界』という 1970年代の著作から抜粋したことがあります。

三木成夫『胎児の世界』より

わたしたちは母胎のなかで、いわゆる十月十日(とつきとおか)の間、羊水に浸かって過ごす。そこでは、この液体が、胎児であるわたしたちの口のなかはもちろん、鼻のなか、耳のなかなど、およそ外に通じるすべての孔に入りこみ、からだの内外をくまなく潤い尽くす。

…羊水は、胎児の食道から胃袋までをくまなくひたし、やがてそれは幽門の関所を越えて腸の全長に及び、そこで何がしかが吸収されるのであろう。

…まだある。かれらは、なんと、この液体を胸いっぱいに吸い込むのだ。まぎれなくその小さな肺の袋にこの液体は流れ込む。これは感覚的に理解できないことだが、間違いない。もちろん吸うだけではない。当然、それを吐く。胎児のこの「羊水呼吸」は、それ以後、半年にわたって出産の日までつづけられるという。

要するに、お腹の赤ちゃんを構成している物質というのは、「 100% お母さんそのもの」なわけです。

通常であれば、「スパイクタンパク質を産生する遺伝子」などはお母さんは持っていません。

ところが、そのような注入された遺伝子も含めて、お母さんの身体に生じた事柄はすべて赤ちゃんのからだに伝わるわけです。

特に考えたいところとしては、mRNA ワクチンで作られるスパイクタンパク質の「」は、通常のコロナ感染でのものより数百倍からそれ以上「多い」ものとなります。

そんなような強力な量のスパイクタンパク質に見舞われることが、特に妊娠初期の赤ちゃんに耐えられるのだろうかと。

このことは何度か記事に書いていますが、米マサチューセッツ工科大学 コンピューター科学人工知能研究所の上級研究員であるステファニー・セネフ博士が発表した以下の査読済み論文にもあります。

Worse Than the Disease? Reviewing Some Possible Unintended Consequences of the mRNA Vaccines Against COVID-19
疾患自体より悪い可能性。COVID-19に対するmRNAワクチンのいくつかの考えられる意図しない結果のレビュー

記事では、以下のようなものでご紹介しています。

脾臓とワクチン : mRNAワクチンが最も攻撃する脾臓の精神科学的な意味は?
投稿日:2021年5月17日

遺伝子コロナワクチンのさまざまな害についての「完全に科学的な側面から見たメカニズム」を、アメリカの三人の医学者と科学者が語ったその内容…
投稿日:2021年6月24日

論文から抜粋しますと、ワクチン mRNA には以下の改変が加えられています。8ページにあります。

ステファニー・セネフ博士の論文より

RNAコードのもう 1つの興味深い変更は、開発者がアデニンとウラシル(AsとUs)を犠牲にして、シトシンとグアニン(CsとGs)の配列を強化したことだ。

開発者はこの方法で、そしてそれがアミノ酸マップを変更しない場合にのみ、コドンの 3番目の位置のみを置き換えるように注意している。

GC(グアニンとシトシン)含量が豊富な mRNA配列は、 GC含量が貧弱な配列よりも最大 100倍効率的に発現(タンパク質に翻訳)されることが実験的に実証されている。 ijvtpr.com

セネフ博士は、後のインタビューでは、以下のように「 1000倍」と述べています。

> 彼らが mRNA に対して行ったもう一つの改変は、RNAに余分なG(グアニン)とC(シトシン)をたくさん追加したことです。G(グアニン)とC(シトシン)をたくさん入れ、スパイクタンパク質を作ることを有利にしています。

> その結果、自然の新型コロナウイルスのゲイン(スパイクタンパク質の産生能力)を 1,000倍にし、mRNAが、より多くのタンパク質を産生するようにしたのです。ですので、ワクチンの RNA は、天然の RNA を使った場合よりも、より多くのスパイクタンパク質を作ることができるのです。 indeep.jp

そういう「作られる大量のスパイクタンパク質」は、大人であれば、数年などは耐えられるかもしれないですが(大人でもそのくらいが限界だと思いますが)、身体が作られはじめたばかりの小さな赤ちゃんたちにこんなことが耐えられるのかというようには思うのです。

先ほどの読売新聞の報道では、日産婦などは、

> 妊娠時期を問わず接種を勧める」

と言っています。

つまり、妊娠初期でも接種を推奨しはじめたということです。

 

なお、新型コロナウイルス…というか、スパイクタンパク質は、細胞の ACE 2という受容体を主な感染経路としていますが、以前、

「女性の生殖器系に対する COVID-19/ACE2 の潜在的な影響」

という論文をご紹介したことがあります。

これはワクチンとは関係のない論文ですが、スパイクタンパク質感染が、この ACE2 という部位にどのような影響を与えるかが調べられたものです。

おおむね以下のようなことが書かれていました。

論文「女性の生殖器系に対するACE2/COVID-19 の潜在的な影響」より

・ACE2 受容体はヒト胎盤で広く発現している

・ACE2 受容体は「妊娠初期に最高レベル」に達する

・妊娠中に ACE2 受容体が正常ではない場合は、異常な胎盤機能が見られ、最終的には胎児の発育遅延を伴う

・妊娠中の ACE2 受容体の異常は、早産を引き起こす要因となる

・早産と子宮内胎児発育制限の中で生まれた子どもの、成人期に現れる心血管障害とつながる可能性がある

Potential influence of COVID-19/ACE2 on the female reproductive system

などがわかっていて、「コロナ」という曖昧な言葉ではなく、スパイクタンパク質は、ACE2受容体を介した妊娠機能に大きく影響を与えることがわかっています。

 

さらに「 mRNA が逆転写でヒトの DNA に組み込まれる可能性がある」というものがあります。

これは、以下で、米国科学アカデミー紀要に掲載された論文をご紹介しています。

[終末的特報]マサチューセッツ工科大学の研究者たちが「新型コロナウイルスの RNA がヒトDNA に統合される」ことを完全に突き止める。全米科学アカデミー紀要に査読済み論文として発表
投稿日:2021年5月8日

論文は、以下にあります。

Reverse-transcribed SARS-CoV-2 RNA can integrate into the genome of cultured human cells and can be expressed in patient-derived tissues
逆転写された SARS-CoV-2 RNA は、培養ヒト細胞のゲノムに組み込まれ、患者由来の組織で発現することができる

または、査読済みの論文ではないものとしては、以下のものもあります。

SARS-CoV-2 RNA reverse-transcribed and integrated into the human genome
SARS-CoV-2 RNAは逆転写され、ヒトゲノムに組み込まれる

 

最近、この「逆転写の可能性」に関して、コロナとかワクチンとかとは関係のない論文で、とても興味深いものを教えていただきまして、ただ、内容が大変に難しいですので、私にはこの内容を詳細にはご紹介できないですが、

「 DNA を修復する際に RNA の逆転写が促進される」

ことが書かれているものです。

Polθ reverse transcribes RNA and promotes RNA-templated DNA repair
ポリメラーゼθは RNA を逆転写し、RNA テンプレート DNA 修復を促進する

アメリカの複数の大学の科学者たちによる研究論文です。

まあ、この逆転写が起こりやすい条件のことはともかくとしても、そういうような「永久にゲノムに統合されてしまう」というようなことが、仮に起きるとしたのなら、お母さんだけではなく、赤ちゃんも同じです。

その赤ちゃんが、ごく普通の遺伝子とは少し異なる遺伝子を持って生まれてきてしまう可能性がゼロとはいえない気がするのです。

 

結局、現実にどうなるかはよくわかりません。

しかし、先はわからなくとも、「結果を経験するまで突き進むより、いったん回避して様子見をする」というほうが、生き方としては安全ではないかなと。

可能性だけでいえば、ここまで書いてきたような、いろいろなことが発生するということがゼロとは言えないかもしれないということです。

 

もちろん、最終的な判断はご自身がなさるべきですが、最近はもう、これ以上社会に悲劇が広がっていってどうする?という思いもありまして、まあしかし、こういう主張もあまり届かないことも事実ですが、すでに悲劇は起きているとはいえ、今後を考えますと、たまにうんざりします。

悪人ともいえる私のような人間でも、本気で落ち込むことがありますからね。メンタルに来ますね。

冒頭の新聞の記事の内容のようなことを平然と言える人たちのような強い心臓が欲しいです。

昨日なんかは何だか変な記事を書いたりしていましたが、実は昨日は、丸一日報道を見なかったんですよ。文字も映像も、世界のも日本のも。

そういう日が増えていくのかなという気もしています。

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