2020年に機密指定解除されたCIA文書「1984年5月22日の火星探査」表紙
CIA
人類は「100万年前」に火星に移送された?
英デイリーメールで、何というのか「奇妙な記事」を見ました。
これはアメリカ CIA の文書を紹介している記事なのですが、どう説明していいものかよくわからない記事です。
CIA の機密書類そのものは以下にあります。
・Mars Exploration May 22, 1984
cia.gov
2000年8月に機密指定が解除されたようです。
興味深かったのは、記事の中に以下の記述があったことです。
CIA の報告書「 1984年5月22日の火星探査」には、NASAがアストラル投射を利用して、紀元前約 100万年前に「被験者」を火星に輸送した経緯が詳しく記されている。
100万年前……。
ここに「アストラル投射」という言葉が出てきますが、辞書的には以下のようなものです。
アストラル投射
アストラル投射とは、秘教や神秘学などで使われる意図的な体外離脱を表す用語である。アストラル旅行、星幽体投射、星気体投射、幽体離脱などと言われることもある。
秘教における体外離脱では、肉体から分離されその外側の世界を旅する能力を持つ「アストラル体」と呼ばれる意識、または霊魂の存在が措定されている。
アストラル旅行という概念は古くからあり、複数の文化に存在した。
「アストラル投射」という現代の用語は、19世紀の神智学者によって造語され広められたものである。アストラル投射は、夢および瞑想の形式と関連して報告されることもある。
私は今でも、人類が物理的に火星に行くことは完全に無理だと考えていますが、しかし、アストラル投射なら、物理学の枠組みにとらわれないので、いけるということなんでしょうか。
アストラル投射については、合衆国陸軍省の 1974年の機密文書について、2019年の以下の記事で取り上げたことがあります。
・アメリカで機密指定を解除された国防情報局の文書「アストラル体の幽体離脱の研究」を見て思うのは、不可解な失踪と多次元宇宙の関係性だったり
In Deep 2019年3月11日
ともかく、わかりやすいとは言えないですが、デイリーメールの記事をご紹介します。
CIAの文書は火星に生命が存在したと主張している...そしてピラミッドを建設したのは「非常に大きな人々」の集団だった
CIA docs claim life did exist on Mars... and it was a population of 'very large people' who built pyramids
dailymail.co.uk 2024/12/23
NASA が火星での生命の探索を行っている一方で、CIA の文書では 40 年前に火星で生命が発見されたと主張している。
CIA の報告書「 1984年5月22日の火星探査 (Mars Exploration May 22, 1984)」には、NASAがアストラル投射(人の魂がアストラル界を旅できるという考え)を利用して、紀元前約 100万年前に「被験者」を火星に輸送した経緯が詳しく記されている。
この研究は、遠隔透視、テレパシー、念力などの異常現象に焦点を当てて 1977年に設立された米陸軍の秘密部隊、スターゲイト計画の一環であった。
参加者は、意識の変化した状態を誘発し、超能力を高めるために、バイノーラルビート (左右の耳に微妙に周波数の異なる音を聞かせることで生じる音のうねりを用いるもの)やヘミシンク周波数(やはり左右の耳で微妙に異なる周波数を聞かせること)などの音にさらされた。
報告書によると、実験の「被験者」は指定された年に惑星に運ばれ、「ピラミッドの斜めの眺め」と、地球上の古代エジプト人に知られているものと似た記念碑のある「非常に大きな道路」を報告したという。
その後、そのビジョンは、「環境が破壊されたために新しい居住地を探している」「非常に大規模な人々」の集団へと変化した。
スターゲイト計画は、敵の心に侵入できる読心スパイを創り出すことを目的とした、ソ連に対する米国政府の新たな兵器であった。
この極秘プロジェクトはメリーランド州フォートミードで実施され、軍や国内の諜報機関の秘密を暴くために超感覚知覚(ESP)を持つと主張する男女を募集した。
このプロジェクトは 1995年に閉鎖されたが、10年以上存在していた間、「遠隔透視者」として知られる霊能者たちは、イスラム過激派グループに誘拐された人質の捜索から米国内で逃亡中の犯罪者の足跡の追跡まで、幅広い活動に参加していた。
閉鎖のきっかけとなったのは、2017年に機密解除され、最近オンラインで再浮上した文書「火星探査 1984年5月22日」だった。
この文書には詳細がほとんどなく、次のように始まっている。
「用地取得の方法: 地理座標を記載した封筒」
封筒はインタビュー前に対象者に渡されたが、インタビュー後まで開封されなかった。
「封筒の中には、次の情報が書かれた 3 x 5 のカードが入っていた。『火星。興味のある時期は紀元前約 100万年頃』」と文書には書かれている。
実験の管理者は封筒の内容を口頭で伝え、被験者に観察結果を報告させた。開始時間は東部標準時の午前 10時9分だった。
被験者は「北緯 40.89度、西経 9.55度」に注意を集中するよう求められた。
「何となく…ピラミッドかピラミッドの形を斜めから見たような感じでした」と被験者は語っている。
彼らはさらに、その構造物はオクラ色で、黄色から濃いオレンジ色、茶色までさまざまな色合いだと説明しました。
その後、被験者は奇妙な服を着た「非常に背が高くて痩せた」人々の影を観察した。
管理者は、被験者にその時間内に留まりながら空間内の別の場所に移動するように指示した。
その風景には、端にワシントン記念塔らしきもののある非常に長い道路が描かれていた。
「まるでオベリスク(一つの石から掘り出した四角柱)のようだ」と被験者は言い、再び人が見えるまで別の場所に移動するように言われた。
被験者は、激しい嵐が火星を襲い、人々が巨大なピラミッドを避難所として利用している場所に移動した。
「部屋はそれぞれ違いますが、家具などはほとんど何も置かれていません。機能的にのみ機能する、眠るための場所……というより、いい言葉ではありませんが、ある種の冬眠のための場所のようなものです」と被験者は語った。
管理者は被験者に、嵐の間眠っていたのは誰なのか説明するよう求めた。
「彼らはとても背が高くて、とても大きいのですが、痩せています。背が高いのでそう見えるのですが、着ている服は、ああ、本当に軽いシルクのようで、流れるような服ではありません。体に合うようにカットされているような感じです」と彼らは説明した。
被験者は管理者に、これらは死にゆく古代の人々であると話した。
「もう彼らの時代は過ぎ去ったのです」と被験者は言った。「彼らはそれについて非常に哲学的な考えを持っています。彼らは生き残る方法を探しているのですが、それができないのです」
被験者は古代の人々を心配しているようで、彼らは脱出方法を探していたか、何かが戻ってくるのを待っていたと語った。
「まるで、彼らの環境の腐敗に関するあらゆる種類の圧倒的な情報を受け取っているようです」と被験者は語った。
「急速に衰退しており、このグループは別の居住地を探すために遠く離れた場所へ行ったのです」
被験者は、これらの人々の一人と話をしたと主張し、その一人は、ある集団が「より大きな船の内部のように見える」もので出発したと語った。
管理者は被験者に、旅に同行して見たことを報告するように指示した。
「火山やガスポケット、奇妙な植物がある、本当にクレイジーな場所という印象です。非常に不安定な場所です。まるでフライパンから火の中へ飛び込むような感じです」と被験者は語った。
「違いは、他の場所にはなかった植物がたくさん生えているように見えることです。そして、嵐の種類も違います」
その後、管理者は被験者に戻ってくる時間だと伝えた。
「今すぐ部屋に戻って、私の声を聞きなさい。1984年5月22日の私の声をもっと思い出してください」と彼らは被験者に告げた。
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