なぜ、ジョン・レノンの「世界は正気ではない者たちに支配されている」という言葉が今も重要なのか




 

以前の記事、

「病気の存在しない社会」を作ることは可能なのかもしれない : 量子物理学的な医学見地から、病気は「意識と思考」で作られることを確信した日
 2017/02/07

を書きましてから、その記事でご紹介しましたブルース・リプトン著『「思考」のすごい力』の残りを読んだりしていたのですが、私がぼんやり思っていたことが、さまざまな形で書かれていまして、たとえば私は、曖昧ですが、

今のこの世の中の「持てる者と持たざる者の差別的構造」を生む社会システムが構築された原因のひとつは「ダーウィンが提唱した進化の理論」にあるのではないか

と思っていたのですが、その理由がわかるはずもなく、たまに曖昧にそう思い浮かべるだけだったのですが、この『「思考」のすごい力』のエピローグには、まさにそのことが明快に書かれてあったりします。

あるいは、私は、今の人類社会はとりあえず滅亡の段階にあり、しかし、それは「次に進むための段階」だというような「無軌道な楽観論」を、やや持っていますが、そのことも明確に書かれてありました。リチャード・リプトンさんはわりと気が合う人なのかもしれません。

そして、いろいろと考えているうちに、今回、何を書いていいのだかわからなくなりまして、しかし、とにかく「今の社会はいろいろ間違っていることが多すぎる」という考えについては、むしろ高まってきているというのも事実です。

それで、ふと、 1966年のジョン・レノンのインタビューを思い出しました。

 

「限界が近づいている」世界で

1966年の、ジョン・レノンによる「この世界はむ社会は正気でない人々によって動かされている」という内容を含むインタビューに関しては、過去記事の、

ソルフェジオ周波数 528Hz に石灰化した松果体を正常に戻す可能性がある? あるいはそこから導かれる「隠されたマルコによる福音書」の記述にも励まされ
 2015/02/07

などで少しふれたことがありますが、私自身は特にジョン・レノンに思い入れが深かいわけではなく、ただ、過去記事、

ジョン・レノンの曲に DNA を修復するといわれるソルフェジオ周波数 528Hz コード「だけ」で作られていたものがあることに気づいた日…
 2014/08/26

という記事で、1966年のビートルズの曲「トゥモロー・ネバー・ノウズ」が、ソルフェジオ周波数という概念で「 DNA を修復すると言われている 528Hz だけ」の演奏で構成されていることに気づいたということがありました。

ちなみに、この「トゥモロー・ネバー・ノウズ」は、当初のタイトルは、英語で Mark I 、日本語にすれば、聖書の「マルコによる福音書1」というものでした。

聖書「マルコによる福音書」というのは不思議な聖書で、すべての聖書の中で、唯一「カッコ」で囲まれた部分があるのでした(つまり、誰の言葉なのかわからない部分がある唯一の聖書です)。

詳しくは、過去記事の ソルフェジオ周波数 528Hz に石灰化した松果体を正常に戻す可能性がある?…をご参照下さい。

なお、その「マルコによる福音書」には下の記述があります。

マルコによる福音書 16章 17-18節

信じる者には次のようなしるしが伴う。彼らはわたしの名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語る。

手で蛇をつかみ、また、毒を飲んでも決して害を受けず、病人に手を置けば治る。

この、「信じる者はあらゆる病気や毒から守られる」というくだりは、前回の記事で、コレラ菌を飲んで発症しなかったペーテンコーファー博士や、プラシーボで病気が治る人々や、4000個のパンでガンを治した人々と同じ「奇跡」の原理だと思います。その「奇跡」は、神の奇跡ではなく、私たちすべての人間が本来持っている「本質」のことをです。

つまり、このマルコによる福音書の奇跡は、人間の本質を書いていると理解できます。しかし、カッコでくくられていて、それを述べたのが誰なのかはわからないようになっています

いずれにしても、そのことにとたち人間が気づくべきだということをマルコによる福音書は書いていると感じます。

そういう意味では、ジョン・レノンも、あるいは「真実に気づきなさい」と言っていた「かも」しれないですし(単なる妄想だった可能性は十分にあります)、528Hz の音から続いている、このブログ上だけの話ですが、ある程度の長いシンクロニシティは多少感じます。

というわけで 、冒頭の記事をご紹介しようと思いますが、その元となっている 1966年のジョン・レノンの BBC2 でのインタビューとその日本語訳をご紹介しておきます。

1968年6月6日 英国 BBC2 でのジョン・レノンのインタビューより

社会はすべて正気ではない者たちによって動かされている。

正気ではない目的を実現するためだ。

このことに 16歳とか 12歳とかの幼い頃に気づいたが、でも、自分の人生を通じて、このことを違った方法で表現してきたが、私が表現しているものは、いつも同じことだ。

でも今、私はこう言いたい。

「私たちは、正気ではない人たちによって、正気ではない目的を成就するために支配されている」

と。

英国政府やアメリカ政府、ロシア政府、中国政府が実際に何をやろうとしているのか、その方法や目的を紙の上に書くことができるなら、彼らが何を行おうとしているのか知りたい。

彼らはみな正気ではないんだ。

でも、それを表現すると、消されてしまうだろう。

これが正気ではない現実なんだよ。

いわゆる現在の陰謀論に近いものなのかもしれないですが、しかし、最近になって、ますます「正気ではないことが世界中に広がっている」という感じは増大していまして、この言葉も振り返る意味もあるのかもしれません。

投稿日:2017年2月8日 更新日:

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