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「予防接種を受けていない子どもの公共への立ち入りは一切禁止」 : はしかの流行の中、米ニューヨークの郡で発令された「医療戒厳令」と人々が呼ぶ緊急事態宣言

投稿日:2019年3月28日 更新日:

2019年3月26日の米「エンド・オブ・ジ・アメリカンドリーム」より


End Of The American Dream




 

違反すれば6ヵ月の服役か5万円の罰金

アメリカのニューヨーク市のロックラウド郡という場所で、

「はしかの流行に伴い、郡の緊急宣言として、予防接種を受けていない子どもたちは、すべての公共の場に行くことが禁止される」

という医療上の非常事態政策を実行したことが報じられていました。

「すべての公共の場」とは、学校や教会、あるいはスーパーなどもそうでしょうし、交通機関はもちろん、道路も公共の場ですので、基本的に「外を歩くことも禁じられる」ということになりそうです。

この緊急政策は 30日間限定の施行とされています。

また、これには罰則が適用されており、違反した場合は、6ヵ月の服役か 5万5千円ほどの罰金が申しつけられます。

世界的に、予防接種あるいはワクチン政策については、かなりの強行的方法が相次いでいまして、こちらの過去記事では、イタリアで「ワクチン接種が強制となる法律が承認」されたことをご紹介したことがあります。

いろいろ思うところはあるのですが、次第にこの話題に関しては「魔女狩り」的な雰囲気が強くなっていまして、これらのことをインターネット上で自由に記事にできる時期はそれほど長くはないのかもしれません。

では、まずは、冒頭の記事をご紹介させていただきます。


A County In New York Has Completely BANNED All Unvaccinated Children From ALL Public Places
End Of The American Dream 2019/03/26

ニューヨークの郡で、予防接種を受けていない子どもたちは、すべての公共の場所への立ち入りを完全に禁止される政令が施行される

ニューヨーク市のロックランド郡は、すべての子どもたちにはしかの予防接種を強制するために非常に徹底的な措置を取った。

それは、3月27日から、はしかのワクチンを受けていない子どもたちは、すべての公共の場所に立ち入ることを禁止されるというものだ。

それは、そのような子どもたちが、学校や教会、あるいは、どんな店にも行けないことを意味する。 現実として、歩道を歩いているだけで、この郡の「非常事態」に違反することになるのだ。

ロックランド郡は、基本的に医療戒厳令状態(a state of medical martial law)を宣言しており、これは今後 30日間継続する予定だ。

米 NBC ニュースは以下のように報じている。

はしかの大流行に見舞われているロックランド郡は、郡全体の医療上の緊急事態を宣言した。今回のはしかの流行は、アメリカで、西暦 2000年に根絶宣言が出されて以来最大のものとなっている。

この緊急事態は、3月27日に発効し、18歳未満で、はしかの予防接種を受けていない人たちは、予防接種を受けるまでは、その全員が公共の場に赴くことを禁じられることになる。

今回の緊急宣言は 30日間継続する。

ロックランド郡がこのような極端な方策をとった原因は何なのか。

郡の上級執行者によれば、ロックランド郡では、153例のはしかが確認されたために、何か行動を起こさなければならなかったと述べている。

そして、この医療戒厳令の状態に違反した者に課される罰則は、非常に厳しいものとなっている。以下は、それについての NBCニュースの内容からだ。

緊急宣言に違反して発見された場合は、誰であろうと 6ヶ月の刑務所への服役あるいは 500ドル(約 5万5000円)の罰金を支払う必要があるとロックランド郡の執行官は述べた。

しかしこれは、郡の人々を逮捕したいのではなく、郡の人たちに現在の事態に注目してもらうためだと言う。

当局によれば、ロックランド郡では、これまで、保健局とその助言を遵守したくない人々との小競り合いが起きており、それが今回の罰則を含む緊急宣言の発効につながったという。

 

この報道の後、アメリカの他の地域で同じように保健当局と対立している人々が、このロックランド郡の人々が、逮捕などの罰則を含む医療緊急宣言にどのように対応していくのかを注目している。

このまま騒動に発展せずに静かに進行すれば、非常に重要なアメリカ国内の先例を作ることになるだろう。

そして、必然的にアメリカの他の多くの自治体も、これとまったく同じことを試みると考えられる。

このような事態はどこまで拡大するだろうか。このような中で、すべてのワクチンが私たちに強制されていくのだろうか。

ナチュラル・ニュースは以下のように報じている。

政府はいつでも新しいワクチン接種を命じることができ、それらの新しいワクチンも、市民を脅しながら全員に接種することを強制し、遵守しない人々を社会的に排除することもできる。

効果としては、この新しい命令は、政府による予防接種の命令に従わないと、犯罪者として取り締まられることになるということにつながるだろう。

 

私たちは、最も基本的な健康の自由が攻撃されている時代に生きている。しかし、今起ち上がらなければ、その自由を永遠に失ってしまう可能性もある。

ワクチンに関しては、深刻な安全上の懸念があるということが示された、より科学的な研究が常に発表され続けている。

さまざまな疾患と関係する可能性が示されている他、 CBS ニュースの記者が最近議論した研究では、複数の高齢者たちが、インフルエンザ・ワクチン接種を受けた後に死亡する可能性が高いことが見出されている。下はその報道からの抜粋だ。

米国医師会が発効する医学誌 JAMA に掲載された以前の研究では、インフルエンザの予防接種率が大幅に増加した後でさえ、インフルエンザワクチンを接種した高齢者に、死亡率の改善はないことを示した。

研究者たちは、大量のインフルエンザの予防接種を推進することが世界を救うことだと証明しようと研究をおこなったが、その内容はそうはならなかった。研究者たちは「驚いた」と述べている。

そのデータによれば、予防接種後に、高齢者の死亡者数は増加はしたが、減少はしなかったことを示した。

 

あるいは、最近の医療ニュースによれば、高齢者向けに販売されている、あるインフルエンザワクチンの治験中に、合計 23人の高齢者が死亡したことが伝えられている。

しかし、 23人が治験中に亡くなったそのインフルエンザワクチンは、当然のように市場に登場し、一般に使われた。その結果としてどれほどの高齢者たちが亡くなったのかについては、私たちが知ることはできないだろう。

多くの医者たちは、ワクチン反応で人が死亡することがあると認めるが、医者は、そのような害より「ベネフィット(益)」が上回ると主張する。

しかし以下のような「害」は、それにどれだけのベネフィットがあったとしても、この害を超えるものであるはずがない。

これは、予防接種後に、赤ちゃんが死亡したことに関しての報道からだ。

昨日、地元の母親たちのグループとの会話で、すべての母親が悪夢として持つよう光景が繰り広げられるのを目撃した。

それは、叔母が必死に赤ちゃんのために祈りを頼んだときに始まった。

それから私たちは、赤ちゃんがあらゆる口から出血し、そして脳が腫れている状態であることを知った。 家族が病院に到着する間もなく、赤ちゃんは死亡した。

叔母は、推定診断は SIDS (乳幼児突然死症候群)であると言った。

赤ちゃんは、この数時間前に、予防接種を受けていた。

それは、肺炎球菌、インフルエンザ菌 Hib、ロタウイルス、ジフテリア、破傷風菌、ポリオ、そしておそらく B型肝炎の予防接種だった。

医師は、この赤ちゃんの死と予防接種の間に何らかの因果関係があるという可能性を否定した。


 

ここまでです。

問題はワクチンそのものの是非というよりも、「そこに政治的な強制が加わった」ということが問題でしょうかね。

それにしても・・・先日、以下のような記事で、「はしかの歴史について解せないこと」を少し書かせていただいたことがあります。

はしかと予防接種について、私たち一般人は医学界から「このグラフの歴史の理由」について説明されるべきなのではないかと思った春の日

アメリカの公式の医学データを見ますと、はしかは「 20世紀に入って謎の自然減を起こしている」のですけれど、その理由がわかればなと。

以下は、それを示した 1900年から 1980年代までのアメリカのはしかの死亡者数の推移です。

アメリカのはしかの死者数の推移


HealthSentinel.com

ほぼ、はしかがこの世から消えかかっている時に、予防接種が登場したことがわかります。

それはともかく、20世紀にはしかが減少した理由を医学的に突き止めることができれば、現在の流行の理解にも役立ちそうな気がするのですれけれど。

他にも、いろいろな感染症のデータを見ていますと、19世紀あたりから「この地球から急速に多くの致命的な病気が消滅していっていた」ことがわかります。

 

ところが、1980年代くらいから、今度は、

「新しい感染症が次々と登場している」

のですね。

これは以下の記事で取りあげさせていただいたことがあります。

開き続けるパンドラの箱:アメリカ国立感染症研究所の感染症マップが示す、この30年間が「異常な病気の出現の時代」であったこと。そして、人類とウイルスの「歴史」が同一に見えること

下の図は、2016年の米ワシントンポスト紙に掲載されていたものです。

1984年の時点で「新しく登場した感染症」は、以下のようにエイズだけでした。

1984年の世界の新しい感染症発生分布


Washington Post

それが、その後の 30年間では以下の通りです。

1985年から2015年までの世界の新しい感染症発生分布


Washington Post

 

19世紀から 20世紀に、はしかとか結核とか天然痘とか、いろいろな致命的な疾患が地球から激減していったのに、

「 21世紀になってから、再び流行が始まったり、あるいは新たな感染症が次々と出現し始めている」

のです。

今回のはしかもそうですが、「病気の再流行」も多くなっています。

現在急速に患者数が多くなっている結核、風疹あるいは梅毒なども再流行といえます。

それに加えて、今、抗生物質への耐性をもった細菌の勢いが拡大しています。

2015年の時点で以下のような「最強」の耐性菌が出現しているわけで、今はどのようになっているのかよくわからないです。

バクテリアが人類に勝利した日:「最終救済薬コリスチン」を含めた「すべての抗生物質が無効」のウルトラ耐性菌が猛スピードで全世界に拡大している

抗生物質という存在が、人間の腸内環境を破壊し、あるいは、人体から排出された抗生物質が「地球の水環境を破壊している」ということがわかってきている最近では、抗生物質の使用を控えるお医者様もたくさんいらっしゃるとは思いますが、相変わらずバンバン出しているお医者様もたくさんいらっしゃると思います。

 

しかし、それほど遠くない未来に、この地球上では抗生物質が一切効かなくなる日が来ます。それは確実なのです。

WHOは、2050年には、耐性菌により世界で 1年間に 1000万人以上が死亡すると推定しています(アジア 473万人、アフリカ 415万人、北米 31万人など)。

いずれにしても、これまでの数十年間の、抗生物質をベースとした治療や救急処置の医学的見識が通用しない時代がすぐにやってきます。

 

これからお医者様になることを目指そうとされている方々は、

「自分は、抗生物質がない環境で医療をおこなえるのだろうか」

と自問してみるのもいいかと思います。

 

医療制度の状態そのものが不安定になってくる中で、今回ご紹介しましたような強権的な雰囲気は、いろいろな場所で登場してくるように思います。

もちろん、こういうことについて感情的になっても意味はないですので、「体制的に」物事が動くときには、それにどう自然に対応するのかを考えて、自分で答えを見出せばそれでいいのだと思います。

少し前の、こちらの記事にも書かせていただきましたけれど、今年は、いろいろな面で深刻な事態にまで至る分野がいろいろとありそうですので、物質のほうはともかくとして、少なくとも心の準備は少し必要なのかもしれません。





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