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4月25日にメルマガ黙示録の7人の天使のある解釈は「地球上のすべての生物の死滅」だったりを発行させていただきました。

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善と悪の聖霊が「共に」地下から出てくるハロウィンの日。そのすぐ先に控える米国の選挙や戦争の行方

投稿日:

ハロウィンに町へ繰り出す子ども。おそらく1900年代初頭

boredpanda.com




 

それは子どもたちのたった1日の大人との戦争の日だった

さきほど何かのページを見たとき、「今日 10月31日は、ハロウィンです」という表示がなされていました。これを見て、ああ、今日は、ハロウィンの日なのかと思い出しました。

このハロウィンの歴史を初めて知ったのは、ちょうど 7年前の今日で、米スミソニアン誌の記事で知ったのでした。

以下の記事で翻訳しています。やけに長いタイトルですが。

(記事)地下に戻ったままの善と悪の精霊たち : かつて子どもと大人の戦争だったハロウィンはアメリカ当局と企業が発明したプロパガンダ語で丸く収まることに。その連語は「トリック・オア・トリート」
In Deep 2017年10月31日

スミソニアン誌のその記事の見出しは、「19世紀の都市化は国民の無秩序な精神を解き放ち、休日のいたずらを大騒乱に変えた」というものでした。

簡単にいえば、この頃、つまり 100年ほど前までのハロウィンは、米国においては、

「子どもが大人に本気で戦争を仕掛ける日」

だったのです。

こういう話は結構好きで、たとえば、20世紀初頭(1900年代初頭)には、ハロウィンはすでに以下のようになっていました。

スミソニアンの記事より

子どもたちのイタズラはエスカレートしていった。1887年には、礼拝堂の座席が糖蜜で覆われ、1888年にはパイプ爆弾が爆発、1891年には新しい家の壁が黒く塗りつぶされた。

1894年には、ワシントン DCで 200人の男の子たちが、路上電車に乗っている身なりのいい男性たちを小麦粉の大袋で叩きのめした

それ以前のアメリカ人たちは一般的に小規模なコミュニティに住んでおり、隣人を多く知っていた。そのため、子どもたちはハロウィンにトラブルを引き起こすけれども、大人たちはその罪を自分に向け、笑って過ごした。

しかし、20世紀初頭に多くのアメリカ人たちが大都市に移住して以来、都市部の大きな貧困の問題が噴き出し始め、別離や失業などの新たな問題が浮上した。

その頃になると、ハロウィンには、子どもたちは火災警報器を鳴らし、店の窓に向けてレンガを投げつけ、校長の家に猥褻な絵を描いた。

子どもたちは主に富裕層や大人、権威を徹底的に攻撃した

子どもたちは、それらにお金やお菓子をねだり、くれなければ「荒らすぞ」と脅した。

大人たちの中には、子どもと戦い始める者も出てきた。20世紀初頭のアメリカの新聞には、わずか 11歳から 12歳の子どもに銃で発砲して応じた大人の話が書かれている。

smithsonianmag.com

以下のような勇ましい格好をした子どもたちが、社会の大人や権威に対して、真っ向から戦争を仕掛けていた日が「ハロウィン」だったようなのですね。

1900年代初頭のアメリカのハロウィンの日の子どもたち

boredpanda.com


boredpanda.com

その後、あまりにもこの日が社会騒乱となりすぎるために、当局や企業は「無秩序なハロウィンから、トリック・オア・トリートへの移行」を計画し始めたのでした。

キャンペーンにより、「ハロウィンというのは、楽しい日なのです」という喧伝が始まります。

たとえば、1952年のドナルド・ダックが出ている『トリック・トリート』というアニメには、「爆薬を投げるかわりにキャンディーをもらおう!」というキャンペーンをおこなったりして、次第にハロウィンから戦争色が消え、「子どもが大人からお菓子を与えられる」という品性の低いものへと変化したようです。

私は自分自身が子どもの頃から「子どもの基本的なスタンスは、子どもが大人へ戦争を仕掛けること」だと考えていた人ですので、このスミソニアン誌のハロウィンの話は面白かったですね。

この 5年のコロナ期間は、ひたすら子どもたちが大人の犠牲になり続けていた期間でもありましたし、そろそろ、子どもの復讐もあってもいいのかかなとも思う部分もあります。

なお、もともとのハロウィンの起源は、2000年前のヨーロッパのケルト諸国に遡るそうで、その民間伝承の由来も好きでした。

それは以下のようなものでした。

民間伝承によれば、ハロウィンの日には「善と悪の両方の精霊」が「現実にできる地割れ」から解放され、社会に影響を与えるとされた。

善が出てくるのでも悪が出てくるのでもなく、

「善と悪の両方の精霊」が「現実にできる地割れ」から解放される日

なのでした。

両方とも出てくる。

今日はそういう日なんですよ。

まあしかし、もともと私は「悪も善も違いはないか、あるいは悪も善も同じ源」と考える人ですので、善と悪の両方が解放されるという響きにはそれほど違和感はないですが。

これは、40年以上前の中学生のときに読んだ小説エクソシストでのメリン神父の以下の言葉を目にして以来思うようになったことです。

このような悪からでさえ、善が生じてくる。なんらかの方法でだ。われわれには理解できず、見ることもできない何らかの方法でだ。……おそらく、悪こそ、善を生み出す『るつぼ』であるからだろうな。

さらには、メリン神父は以下のようなことも述べています。

そしておそらく、サタンでさえもが -- その本質に反して -- 何らかの意味で、神の意志を顕示するために働いているともいえるのだ。

この世はどんなものでも、陰陽というのかペアというのか、そういうもので成り立っているわけで、たとえば悪なら悪で、対応する善がなければ成り立たないし、善なら善で、対応する悪がなければ成り立たないというようなことを 10年くらい前に書いたような気がします。

あるいは、日月神示というようなものにも、以下の下りがあります。

第21巻 空の巻 第八帖

悪も元ただせば善であるぞ、その働きの御用が悪であるぞ、御苦労の御役であるから、悪憎むでないぞ、憎むと善でなくなるぞ

子どもの頃から、どうも悪を純粋には憎むことのできない私でしたが、これを読んだときには、何となく判然と悟った気はしました。

「やはり悪を憎む必要はないのか」と。

 

まあ、妙な展開になってしまいましたが、思えば、昨年のハロウィンの頃から中東での戦争は少しずつ激しさを増していったこの 1年間でしたけれど、これなんかは「善も悪も地上に出っぱなし」の状態で今にまで来ています。

ともかく今日は善と悪の精霊の両方が地下から出てくる日であります。

そういえば、今年のハロウィンは、ちょっと先にアメリカ大統領選挙がある時ですね。

以前、景気循環理論を主張する著名なアメリカの金融・地政学サイクルのアナリストであるマーティン・アームストロングさんという方を取り上げたことがありました。「大量飢餓の時代」という記事にあります。

マーティン・アームストロングさんは、景気循環サイクルとして「 51.6年の大きな長波のサイクル」で、金融や景気の激しい波が来るという理論を持つ方で、そのサイクル理論ですと、2025年あたりはストレートにそれに相応する年となります。

また、アームストロングさんは、今後 2025年などにかけて、

「 2年間分の食糧を用意すること」

と、これはアメリカ人に対してですが、呼びかけています。

最近、そのアームストロングさんの新たなインタビューが掲載されていましたので、それをご紹介して締めさせていただこうと思います。

前半のハロウィンの話とは全然関係のないものですが、2025年にかけて「善と悪がどのように表にあらわれてくるのかな」とか思いまして。

なお、このアームストロングさんもそうですが、アメリカのこういうタイプの方々は、「大げさに語る」部分は確かにあります。ですので、話半分…とまではいかないまでも、娯楽として読まれたほうがいいかもしれません。

ここからです。




 


絶望的なディープステートが戦争と戒厳令を望んでいる

Desperate Deep State Wants War & Martial Law – Martin Armstrong
USA Watchdog 2024/10/27

伝説的な金融・地政学サイクルアナリストのマーティン・アームストロング氏は、2024年の選挙が迫っており、ディープステートの民主党はパニック状態にあると語る。

偽旗作戦、戒厳令、債務危機、債務不履行、戦争、あるいはこれらすべてが起こる可能性はあるのだろうか?

アームストロング氏は、以下のように述べた。

「彼らは戦争を望んでいる。そのことに疑問の余地はない。…リンジー・グラハム氏は数ヶ月前にフェイス・ザ・ネイションに出演し、うっかりして一度だけ真実を語ったことがある」

「彼が本当にうっかりして一度だけ真実を語ったことに私はショックを受けた。彼はクリミア半島の地下には 10兆~ 12兆ドル(約 1500兆円〜 1800兆円)に相当する天然ガス資産があり、ロシアと中国に、それを手に入れることは許されないと言った。…それはイラクのようなものだ。我々は石油を狙っていると」。

戒厳令について、アームストロング氏は以下のように言う。

「戒厳令については非常に懸念している。彼ら(最高裁)は戒厳令は慣習法のようなものだとほのめかしている。裁判所が閉鎖されると戒厳令が発動される。それは『必要性』に基づいて正当化される。これが最高裁の発言だ。だから私は、ネオコンたちが必死になって、選挙前に、何らかの偽旗作戦やできることを何でもやろうとするのではないかと非常に懸念している」

戦争の面では、イスラエルがイランを爆撃したばかりで、NATO は依然としてロシアを攻撃し続けている。アームストロング氏は以下のように述べた。

「 NATO はネオコンの老人ホームだ。閉鎖されるべきだった。彼らは世界を第三次世界大戦に引きずり込もうとしている。彼らは現在、トランプが当選した場合に備えてロシアとの戦争を継続できるよう 1000億ドル(約 15兆円)を調達している」

アームストロング氏は、2024年にトランプ氏が「圧勝」すると依然として見ている。カマラ・ハリス氏は逆の方向に向かっている。

数か月前、アームストロング氏はカマラ氏の実際の支持率は 10.5%だと述べた。また、アームストロング氏は、ソクラテス・コンピューター・プログラムでカマラ・ハリス氏の支持率を新たに計算したばかりだと語る。「実際は 6.5%から 7.5%程度に下がっている。本当にひどい状況だ」と言う。

アームストロング氏は、カマラ氏には「マイナスの波」が押し寄せており、11月の大統領選で民主党に大きな敗北をもたらすだろうと述べている。

経済について、アームストロング氏はこう語る。

「我々は、毎年新しい債務を発行して古い債務を返済するという、借金のポンジー・スキームの中にいる。債務は 34兆ドル(約 5200兆円)だと人々は言うが、債務の額は問題ではない。それは 1000兆ドル(15京円)かもしれない。

「…中国はアメリカの債務の 10%を保有している。彼らは今年初めに 530億ドル(約 8兆円)を売却した。危険はここから来る。中国が買わない分を引き受ける人がいなければ、どうなると思う? 支払えない。支払えなくなったら、債務不履行になる。だから彼らは戦争を望むのだ…すべてを債務不履行にするためだ…彼らは我々を戦争に導き、社会保障やその他のすべてが台無しになるだろう」

2024年の選挙について、アームストロング氏はこう述べた。

「 2024年の選挙は最後の選挙になるだろう。米国は 3つまたは 4つの地域に分裂するだろう。米国は自殺している。政府はこうやって死ぬのだ。人々が政府への信頼を失うと金(ゴールド)が値上がりする。これが中央銀行が金を欲しがる理由だ」

「中央銀行は戦争で政府が債務不履行に陥ることを恐れている。戦争では、次は我々が負ける。彼らは我々を封鎖するためにテロを望んでいる。これが我々が直面する未来だ」

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