・Economy Doomsday Clock Strikes One Minute to Midnight
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前回の、
・2016年2月に激増を見せている世界の火山噴火から、6世紀の地球を巻き込んだ「過去2000年で最大の気候変動」が招いた小氷河期による社会変動と「これからの世界」の関係を改めて振り返ってみる
2016/02/10
という記事は、続きがまだあるのですけれど、今日は時事というか、ちょっと市場にしても何にしても荒れに荒れてきていますので、これと関連しまして、最近話題(?)のことなどを少しご紹介したいと思います。
非常事態の手前にて
ところで、今日の昼前頃、株価や商品相場などを含めて、いろいろと何だかムチャクチャなことになっているのを知り、ふだんは見ない「お昼のニュース」というものをつけてみました(ふだん、お昼は、ジャパネットたかたを見ます)。
そして、「テレビではこの混乱について。トップニュースでどんな解説をするのだろう」と、見入っていますと、トップニュースは「不倫疑惑の何とか議員が辞職表明 」というものでした。
「な・・・。この国難の渦中で、不倫がトップニュースかよ!」
少し前のベッキーさんのことなんかでもそうですけれど、つくづく、「三十代だのの男女の何とかは、他人が首突っ込む話じゃないだろ」と思いますが(当人同士は大いにもめてOKでしょうが)、それにしても、日本って不倫だとかにこんなに厳しい土壌の国でしたっけ? 何だか日本の堅苦しさと正義ヅラが加速している感じもして、なかな大変なものがありますが、なるべく、そういうのを見ない、関わらない、というように生きるしかないですわね。
それはともかくとしても、政治もメディアもそんなことに構っている場合ではない気もするのですが。
やっぱり、いい加減いろいろと非常事態突入直前という気もしまして。
今日なんかは、今のところ(12日お昼過ぎ)は、日本だけじゃなく、韓国の市場なんかも大荒れに荒れているようです。
2016年2月12日の韓国の報道(この後、コスダックは8%下落し取引停止)
さて、そんな中、唐突かもしれないですが、今から 70年前の 1946年(昭和 21年)、それまでの紙幣を無効とし、国民のすべての現金等を強制預金させ、その預金引き出しに制限を設けた「預金封鎖」を実施する法律「金融緊急措置令」が発令され、すぐに施行されたことがありました。
過去記事の、
・サイバー攻撃での世界の金融システム崩壊が早いか、それともNHKが特集した「預金封鎖」がそれより早いのか
2015/02/19
の中でもふれたことがありますが、その際の預金封鎖はどのようなものだったかというのを、2015年2月18日の NHK 「“預金封鎖”の真実」からご紹介します。赤い字はこちらで入れたものです。
“預金封鎖”の真実
NHK WEB特集 2015.02.18
終戦後間もない昭和21年2月16日、時の日本政府は預金の引き出しを厳しく制限する「預金封鎖」を突然発表しました。
日本経済を襲った猛烈なインフレを抑えるためだと国民に説明された「預金封鎖」。しかし、その政策決定過程を検証していくと、現代の日本にも通じる深刻な財政問題が底流にあったことが見えてきました。
というような日本の金融政策史上の中でも際だって大規模なことをやってのけたのですが、最近の日本でも、日本の金融市場で前例のない「マイナス金利」というものが話題となっています。
これはどのように施行されるかといいますと、
日銀、マイナス金利を導入 日本の金融政策で初
朝日新聞 2016/01/29
日本銀行は29日の金融政策決定会合で、金融機関が日銀に任意で預けるお金に付ける利子をマイナスにする「マイナス金利政策」の導入を決めた。2月16日から実施する。
金融緩和で金融機関にたまったお金が貸し出しに回るよう促す。日本の金融政策でマイナス金利政策の導入は初めて。日銀は、「異次元」として始めた金融緩和手法の大きな転換を迫られた。
と、このように、この日本の金融史上でとても大きなふたつの出来事「預金封鎖の発表」と「マイナス金利の実施」が、共に 2月16日という日で重なる……というのは、なかな印象的なことではないでしょうか。
そして、市場関係者の中には、この「偶然の一致」を気にする人たちもいるようです。
株式アナリストの黒岩泰さんという方は、2月9日の日経平均が 1000円近く下げたことと関連して、日刊ゲンダイに以下のようなコメントをしています。
日刊ゲンダイ「株価暴落で憶測飛び交う…戦慄「2.16預金封鎖」の現実味」より
「米利上げスケジュールの先延ばし、円高、原油安、中国景気の減速、地政学的リスク……と株価下落の理由はいくらでもあります。ただ、どれも突然出てきた悪材料ではありません。株価を一気に1000円近く下げる要因としては弱過ぎます。そんなことから、市場では、とんでもない臆測がまことしやかに流れています。2月16日に預金封鎖があるかもしれないというのです」(株式アナリストの黒岩泰氏)
> 2月16日に預金封鎖があるかもしれないというのです
という下りがあります。
もちろん、現実的には、そのような時に預金封鎖というような大層なことがあるということには真実味はありませんが、「史上で憶測がまことしやかに流れている」というのは、そういうことさえ気にする人々が市場に少数ではあれ「いる」ということを意味してはいます。
まあ・・・それと・・・あのですね。
この「 2016年2月16日」という日付に注目がいきましたのは・・・うーん、どう書けばいいのかわからない面がありますが、たとえば、昨年の 12月30日に書きました、
・2016年からは正念場を迎えるかもしれない日本について思ういくつかのこと
2015/12/30
という記事があります。
その最後のほうに、「数秘術と 2016年」ということについて書いたことがありました。
まあ、現実的な話とは違いますが、そのこととも絡んだ話でもあります。
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70回目の216が示す意味
その過去記事のセクションをそのまま抜粋します。
数秘術で完全性と終わりを意味する2016年の数
2016年の「 2016」という数字は、数秘術からいえば「9」という数を意味します。
数秘術は1から9までの数字にすべてを還元しますので、その最後の数字ということになり、その意味は、数秘術のサイトによれば、
終わり。ヴィジョン。寛大。変容。スピリチュアルな意識。宇宙。教え。全体性意識。完全性。
とあり、2016年は「完全性」を表す数の年でもあります。
数秘術で「9」を示す年代は、その前は 2007年でした。
その年に何が起きたかを書くまでもないでしょうが、曖昧ではないことが数多く起きると予測される来年は、それだけに、いよいよ日本に住む私たちの正念場といえるような気がします。
数秘術というのは、数字を一桁になるまで足して、その数字の意味をとらえるというものです。2016年なら、
2 + 0 + 1 + 6 = 9
となり、2016年の示す数は「9」であり、その意味は上のような「終わり」や「変容」、あるいは「スピリチュアルな意識」、「全体性意識」、「完全性」なども示すということになります。
では、「 2月16日」はどうでしょうか。
2 + 1 + 6 = 9
となり、この日の示す数も9となります。
それでは、「 2016年2月16日」はどうかといいますと、
2 + 0 + 1 + 6 + 2 + 1 + 6 = 9
と、全体で見ても、今年の 2月16日というのは「9」なんです。
ちなみに、最近気づいたんですけれど、この「9」という数は不思議な性質を持っていまして、かけ算で「9」がかかる数字は、すべて、数秘術での「9」の数字になるのですね。
九九でいくつか考えてみればわかります。かけて二桁以上になるものは、一桁になるまで足します。
1×9=9
2×9=18(1+8=9)
3×9=27(2+7=9)
(略)
7×9=36(3+6=9)
8×9=72(7+2=9)
9×9=81(8+1=9)
と「どんな数字にでも9をかけると、数秘術では9になる」のです。
もちろん、これは、数がどれだけ上がっても同じです。
例えば、なんでもいいですが、
365×9=3285(3+2+8+5=18 → 1+8=9)
5585205×9=50266845(5+0+2+6+6+8+4+5=36 → 3+6=9)
1から8まで、他にこんな数はなく、9だけが「すべての他の数字を9に関係した数字に変えてしまう」という、ちょっとした魔法の数字だということを最近知ったのでした。
それはともかく、2016年2月16日という日は、数秘術からみれば、全体として「9」の意味を持つ日であるということに気づいたのでした。
もちろん、9の意味を持つ日は他にもたくさんありますが(9日に1度は来ますので)、この2016年2月16日の年と月日の数字の連なりを見ると、
・2016年(2016)
・2月16日(0216)
という、何とも収まりのいい形をしていることもわかります。
繰り返しますが、だからといって、この日に何かがあるということではないでしょうけれど、そういう直接的な話ではなく、何か「象徴的なこと」はあるかもしれないと思っています。
その象徴的なこととは、数字「9」の意味である、
・終わり
・変容
・スピリチュアルな意識
・宇宙
・教え
・全体性意識
・完全性
などと関係のあるものかもしれないですし、そうでもないかもしれません。
そういえば、ポルトガル領の海域にある島で変わった形の雲が目撃されて、見た人々がその雲を「神の手」と口にしたというような報道を見ました。
下の雲です。
ポルトガル領のマデイラ島に出現した雲
まあ・・・私の印象では、このまま拳が上にもう少し上がり、指などを豪快にを突き立てて・・・というような風にも見えなくもないです。
試合で中指を突き立てるストーンコールド・スティーブ・オースティン(1998年頃)
上のストーンコールドを見て思い出しましたが、2月10日に財務省は、2015年12月末までの「借金の総計」を発表していました(なんで、ストーンコールドで思い出す?)。
・国債及び借入金並びに政府保証債務現在高(平成27年12月末現在)
その資料によりますと、
とあり、単位は「億円」ですので、2015年末の日本の借金は、
「1044兆 5904億」
ということになったようです。
額のすさまじさはともかくとして、この数値がですね(笑)。
1 + 0 + 4 + 4 + 5 + 9 + 0 + 4 =27
→ 2 + 7 = 9
と、日本の借金総額も、数秘術から見れば「9」なのでありました。
「終わり」という意味を持つ9らしい装飾でもあります。
そんなわけで、この春あたりからは、かなりドラマチックな社会的カオスの入り口が具体的に開けてくるのかもしれません。それはカオスというより、「パンドラの何とか」の可能性もありますが、いずれにしても、開いてくる気配はとても強いです。
そして、社会変動もまた、地球の気候や気温、あるいは、「太陽活動」や「宇宙線の増減」などともリンクしてきているという歴史的な観測事実もあります。
その上、前回の記事でもふれましたが、そのような変動期間は「 100年などの長い期間に渡る可能性がある」ということもありまして、今はその「何百年間の変動の中のひとつの短い期間に過ぎない」のかもしれないのです。どうやら、そう簡単には「次の世界へようこそ」ということにはならないのがこの世の道理なのかもしれません。
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