編集遺伝子攻撃の本番はこれから : 80件にのぼる「新たなmRNAワクチン」の臨床試験が行われることを米国立衛生研究所の臨床試験登録データベースで知る
投稿日:2022年8月20日

インフルエンザ、HIV、白血病、RSウイルス、肺炎球菌…etc…
mRNAワクチンテクノロジーの発明者のひとりであり、後に強固な半 mRNAテクノロジー派に転向したロバート・マローン博士が、「mRMAワクチンの臨床試験状況」についての記事を書いていました。
コロナワクチンは、画期的なテクノロジーとされていた mRNA タイプが日本では広く浸透してきましたが、これと同じ mRNA 技術を用いて行われているワクチンの臨床試験の実施予定が「 80におよぶ」ことを指摘していました。
これを確かめるには、アメリカ国立衛生研究所の臨床試験に関するデータサイトである ClinicalTrials.gov にアクセスし、そのページにある検索で、mRNA ワクチンと検索すれば出てきます。


ここには、新型コロナウイルス、インフルエンザ、HIV、白血病、RSウイルス、肺炎球菌、EBウイルス、ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)、サイトメガロウイルス、ジカウイルス、メタニューモウイルス、などが含まれています。
これについて、ロバート・マローン博士は、以下のように記しています。
> これらの臨床試験が進行中であるということは、すでに前臨床試験に合格していることを意味する。
しかし、新型コロナウイルスの mRNAワクチン以外は、スパイクタンパク質というような物騒なものは作り出さないですので、それはいいのですが、大きな問題がいくつかあるように思います。
まず、以下の点です。
「どんな mRNA ワクチンでも、脂質ナノ粒子が使われる」
と思われることです。
先ほどのアメリカ国立衛生研究所の臨床試験ページを見ますと、中国のものがかなり多いですので、中国のほうの技術はわからない面はありますが、どんなワクチンであっても、「 mRNA を体内に送達するためには、脂質ナノ粒子、あるいはそれに準ずるようなものが必要」となってくるはずです。ファイザー社のコロナワクチンでしたら、ポリエチレングリコール (PEG)、アストラゼネカワクチンでしたら、ポリソルベート80などのことです。
大きな問題は、これらが全身のあらゆる部位に送達されるということです。
注射された脂質ナノ粒子は、全身すべてに広がり蓄積する
以前、アメリカのモデルナ社が「 mRNA タイプの RSウイルスワクチン」の、アメリカでの特許開示を公開していたものを見たことがありました。
以下の記事で取りあげています。
[記事] 私たちの中の永遠の人工RNA
In Deep 2021年6月26日
この mRNA タイプの RSウイルスワクチンの特許開示には、接種した後、mRNA が、体内の「どの部位から検出(回収)される可能性があるか」ということが書かれてあります。mRNA はすべて脂質ナノ粒子につつまれていますので、これは、脂質ナノ粒子の分布といっていいと思われます。
特許開示はこちらにあります。その項目 [0233] にあります。
ここにある「本発明の核酸」というのは、mRNA のことです。
米国特許出願番号16/965589 RSV RNAワクチン 特許開示より
Rsv Rna Vaccines
[0233] いくつかの実施形態において、本発明の核酸は、エクソソームにおいて、または1つ以上の体液に由来する場合に定量化され得る。
体液には、末梢血、血清、血漿、腹水、尿、脳脊髄液、唾液、骨髄、滑膜液、羊水、耳垢、母乳、気管支肺胞洗浄液、精液、前立腺液が含まれる。
また、カウパー液、尿道球腺液、汗、糞便、髪、涙、嚢胞液、胸膜および腹水、心膜液、リンパ液、母乳、胆汁、間質液、月経、膿、血清、嘔吐、膣分泌物、粘膜分泌物、便水、膵液、副鼻腔からの液、気管支肺吸引液、および臍帯血が含まれる。
エキソソームは、肺、心臓、膵臓、胃、腸、膀胱、腎臓、卵巣、精巣、皮膚、結腸、乳房、前立腺、脳、食道、肝臓、および胎盤からなる群から選択される器官からも回収され得る。
RSウイルスというのは、基本的には赤ちゃんの病気ですので、乳幼児、あるいは新生児用だと思われますが、コロナワクチンの筋肉注射タイプとは異なり「鼻からの噴霧式」となる可能性が高いようですが、鼻からのスプレーで上のような部位に広まる。
これは、臓器、体液、それに脳や生殖器などの体内の全部であり、髪と骨と爪以外はすべてです。
このように全身に広がる脂質ナノ粒子は、先日の以下の記事でも書きしたように、「脂質ナノ粒子そのものに問題がある」のです。少なくとも、その可能性があるのです。
[記事] ナノ粒子によるすべての生物への生殖機能の影響についてのメカニズムとその現実化
In Deep 2022年8月17日
脂質ナノ粒子のひとつである「ポリソルベート80」 (アストラゼネカ社のコロナワクチンや、メルク社の子宮頸がんワクチンに使われています)というものがありますが、それについての過去の研究をまとめた 2017年の医学記事があり、以下のように記されています。
太字はこちらでしています。
医学記事「ポリソルベート80は安全なのだろうか」より
Polysorbate 80 in Vaccines: Is it safe?
アメリカがん学会で発表された研究では、ポリソルベート80を含む乳化剤の定期的な摂取を含む食事は、腫瘍の発達の悪化と慢性的な低レベルの炎症と関連することがわかった。
この慢性炎症はクローン病のような炎症性腸疾患にも関連しており、結腸直腸癌で観察される。研究はまた結腸直腸癌の発生が「 20世紀中盤以降、著しく増加している」ことを指摘している。
2015年の研究では、ポリソルベート80が、腸の炎症、腸内細菌のマイナスの変化、肥満、メタボリックシンドロームと関連付けられた。
食物から摂取したポリソルベート80が腸の炎症を引き起こしているとするなら、注射によって接種されたポリソルベート80が、炎症、あるいは自己免疫疾患の兆候を引き起こすかどうかを無視することは難しい。
また、他の研究では、ポリソルベート80が、血液脳関門を通過することが述べられているが、ポリソルベート80が使われだした理由は、以下のように記されている。
「ポリソルベート80は、血液から脳への薬物の送達を強化するために、製薬業界で乳化剤として使用されている」
「血液脳関門は血流中の多くのものに対して不浸透性であるため、研究者たちは、脳に到達困難な脳感染症/病変/腫瘍などを治療するために血流から脳に化学物質/薬物を送達する方法を見つける必要があった」
影響があるかどうかが確定されているものではないですが、その可能性は高く、また影響がどうであれ、先ほどのモデルナ社の RS ウイルス用 mRNA ワクチンの特許開示にあるように「そのようなものが、全身のすべてに行き渡る」のです。
それが mRNA テクノロジーでのワクチンの特徴であり、従来の古典的なワクチンとは異なる部分です。従来のワクチンは、その成分が血液脳関門を突破して脳に入ったりは基本的にしません。
この「 mRNA を包んだ脂質ナノ粒子は、完全に全身に行き渡る」ということを前提として、もうひとつ大きな問題があります。
それは、
「 mRNA ワクチンに使われる mRNA は、すべて編集されている」
ということです。
これは、理由としては、効率よく感染症に対応する、などのためであり、それ自体は、ワクチン開発としては当然のことであるのかもしれないですが、そういう「ウイルスなどに対する作用とはまったく別の観点」から問題があるのです。
それは、以下の問題です。
遺伝子編集は「すべて」良くない
今から 1年近く前のメルマガで、「どのような遺伝子編集であっても、それは染色体を破壊する」ということについて書いたことがあります。
そこから一部抜粋します。
In Deep メルマガ「遺伝子編集自体が人間にガンを起こす」より抜粋
カナダのグローバルリサーチが、GMウォッチというサイトの記事を引用しており、それは最近の科学誌ネイチャーに掲載された論文の内容でした。
記事も論文も難しいものですので、それを一言で書きますと、「いかなる遺伝子編集による遺伝子治療も、染色体を破壊する」というものです。
ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社のワクチンは、いずれも編集された RNA や DNA を使っていますので、この懸念に該当するはずです。
記事は以下にあります。
クロモスリプシス (染色体破砕):遺伝子編集についての悪いニュース
Chromothripsis: Bad News for Gene Editing
論文はこちらにあります。
ここに「クロモスリプシス(染色体破砕)」という言葉がどちらにも出てきます。聞いたことがない言葉です。以下のようなことでした。
> クロモスリプシス - Wikipedia より
>
> クロモスリプシス( = 染色体破砕)とは、1つもしくはごく少数の染色体において、数十〜数千箇所にも及ぶ崩壊と再編成がおこる現象である。
>
> この現象は、局在、限定された遺伝子領域において、たった一度の事象で発生する。悪性腫瘍および先天性疾患において認められる。
>
> 細胞はこのような崩壊的な事象に対して抵抗性を持ってはいるが、細胞が生存するために許容し得る最大限の現象と考えられている。
>
> 長い時間をかけてゆっくりと遺伝子の再編や体細胞の変異が起こり、それが蓄積して癌化が起きるという既存の概念と相反する現象である。
ここまでです。
クロモスリプシス(染色体破砕)とは、「染色体の崩壊と再編成によりガンなどに結びつく現象」であり、注目すべきは、
> 長い時間をかけてゆっくりと遺伝子の再編や体細胞の変異が起こり、それが蓄積して癌化が起きるという既存の概念と相反する現象である。
という部分です。
つまり、このクロモスリプシスという現象が起きた場合、
「急にガンが発生する」
わけです。
先ほどのグローバルリサーチの記事の冒頭は、以下のようなものです。
> 治療現場での染色体破砕の主な心配は、影響を受けた患者の子どもたちにガンや遺伝性疾患を引き起こす可能性があることだ。
>
> 編集された動物はガンになりやすい可能性があるため、これは動物の遺伝子編集に影響を及ぼす。それは植物(作物)の遺伝子編集(遺伝子組換え)にとって悪いニュースとなる。
>
> 染色体の損傷が遺伝子の機能の変化につながり、次に予期しない毒性やアレルギー誘発性、そして野生生物への予測できない影響をもたらす可能性がある。
すべての遺伝子編集がこのような事態につながる可能性があるということになるのかもしれません。遺伝子ワクチンの人体への影響はいろいろと多く挙げられていますが、ワクチンという域を超えて、遺伝子編集そのものが良くないということのようなのです。
それは細胞にガン等を突然発生させたり、遺伝性の疾患を突然発生させる。
そして、「環境全体にその影響が広がる可能性がある」ということです。
ここまでです。
なお、現在まで日本で使われてきたコロナワクチンは、すべてこの「遺伝子編集がなされたもの」であり、ファイザー社とモデルナ社のワクチンの正式名称は「コロナウイルス修飾ウリジン RNA ワクチン」であり、アストラゼネカ社のワクチンの正式名称は、「遺伝子組換えサルアデノウイルスベクターワクチン」です。
「修飾」というのも「組換え」というのも、どちらも遺伝子編集のことです。
これについては、昨年の「遺伝子編集を発端としたヒトを含めたあらゆる生物種の完全な絶滅への道筋が見えてしまった」という記事でふれています。
遺伝子編集タイプは、体内に入ると、すべて悪いようなのです。
ここには、遺伝子組み換え食品も含まれますし、いろいろと含まれます。
これから多数出てくると思われる先ほどのような mRNA タイプのワクチンの最大の問題はこういう面にあります。
実際には、いくら市場に出てきても、「誰もそんなワクチンに見向きもしなければ」、実際には何でもないことです。
しかし新しいワクチンが出るたびに、新型コロナのように「恐ろしい病気」として喧伝してくるとは思われます。2歳までには 100%の赤ちゃんが自然感染する RS ウイルスのようなものまで。
ここから、最初に書きましたロバート・マローン博士の記事をご紹介します。
かなり長い記事ですので、主要な部分を抜粋します。
無限の mRNA ワクチンが進行中
Endless mRNA jabs are in the works as the CDC and FDA play ‘hide the data’
lifesitenews.com 2022/08/17
先日、シリコンバレーのリバティ・フォーラムで講演しているときに、インフルエンザ / COVID-19 mRNA ワクチン (※ インフルエンザと新型コロナを同時に予防するというワクチン)の開発状況について質問された。
臨床試験が登録されている政府のウェブサイト Clinicaltrials.gov を簡単に検索すると、現在募集中の次のインフルエンザ/COVID-19 を組み合わせた臨床試験が見つかった。
第 1相と第 2相を組み合わせた無作為化臨床試験で、1,050人の参加者の登録が見込まれている。
モデルナは、COVID-19 の最新の亜種を含む、インフルエンザと COVID-19 の両方に対する複合防御を提供することを目的とした新しいワクチンを作成した。夏の終わり、または初秋に、モデルナのインフルエンザ/ COVID-19 混合ワクチンの試験が開始される予定だ。
これは、これらの mRNAコンボワクチンが、遺伝子治療製品ではなく、再び「ワクチン」としての地位を与えられていることを意味する。そうでなければ、前臨床開発にもっとずっと時間がかかっていたはずだ。
プソイドウリジン (※ シュードウリジン / 遺伝子編集に使う)の使用は、安全性に関するさらなる前臨床試験なしで、再び青信号を与えられたことになり、これは衝撃的なことだ。
ClinicalTrials.gov でいくつかの検索を行ったところ、現在登録中、または登録しようとしている新しい試験が多数あることが明らかになった。
これらには、COVID-19、インフルエンザ (単独および COVID-19 との複合)、HIV、白血病、RSウイルス、肺炎球菌、EBウイルス、ヒトパピローマウイルス、サイトメガロウイルス、ジカウイルス、メタニューモウイルス、およびヒトパラインフルエンザ感染症の臨床試験が含まれている。これらの臨床試験には、脆弱な集団や子どもに対する安全性研究も含まれる。
これらの臨床試験が進行中であるということは、すでに前臨床試験に合格していることを意味する。患者を登録する時間が短縮されるため、ワクチンの前臨床試験の「通常の」要件の多くが回避されたと想定できる。
これらのワクチンの長期的な安全性は不明だ。
FDA は明らかに危険なプラットフォーム技術からアメリカ国民を守るという仕事を怠っている。FDA はなぜ COVID の mRNA ワクチンの多くの有害事象と死亡例に、目をつぶることができるのだろう。
さらに、リストされた臨床研究の読み取りに基づいて、長期的な安全性研究は実施されていないようだ。 第 1相および第 2相の臨床試験は圧縮されている。インフルエンザと COVID-19 を組み合わせた製品の場合、FDA はおそらく緊急使用許可の下でこれを実行する。これらの臨床試験の多くの安全性のエンドポイントは、数年ではなく数か月となっている。
今の私たちには推測することしかできないが、透明性の欠如は明らかだ。
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