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11月8日にメルマガコヴフェフェ大統領と金星人、そして「食と日本人の腸内細菌環境」のことを再び思い出すを発行させていただきました。

人類の覚醒と真実 健康の真実 地球という場所の真実

病気ってなんだろな? ちょっと整理してみます

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病原菌の感染という概念

いささか投げやりなタイトルになっていますけれど、前回の記事「スペイン風邪の流行の要因を合理的に常識的に考えると…」を書いた後、読み返しているうちに、いろいろと考えてしまいましてね。

考える部分は、たとえば上の記事なら、1919年の実験で兵士たちに対して「インフルエンザの強制感染実験」を行ったのですが、

「何をどうやっても、誰ひとりとして感染しなかった」

というあたりのことです。

水平感染の「完全な否定」ですね。

確かに、私は風邪やインフルエンザの水平感染をあまり信じていないのですが(それだけに、コロナのすべての対策には特に辟易した一人です)、しかし、同時に、

「どこまで水平感染は否定されるものなのだろう」

とも思います。

つまり、風邪やインフルエンザは水平感染しないとしても、たとえば、他の病気は? たとえば狂犬病は? 天然痘は?

18世紀にロベルト・コッホとペッテンコーファーの間で起きた論争「コレラはコレラ菌によって起きるものなのか?」についての下りを、アメリカの医学者であるブルース・リプトン氏の著作から引用したことがあります。

ブルース・リプトン著『思考のすごい力』より

コッホはパスツールとともに細菌説を確立した。これは細菌やウイルスが疾患の原因となるとする説である。現在では広く受け入れられているが、コッホの時代には論議の的となっていた。

コッホはコレラ菌がコレラの病原体だと主張したが、それに反対するある科学者は、細菌説は絶対に間違っていると信じて、コレラ菌を入れたコップの水を平然と飲み下してみせた。誰もが驚いたことに、この学者は猛毒の病原体にやられずにすんだ。

自飲実験を行ったのは、当時、衛生学の権威であったペッテンコーファーだった。科学的・疫学的にコレラを研究し、環境汚染がコレラの主因であるという説を立て、コッホと対立した。

綿密な実験計画に基づいて行われた自飲実験では、ペッテンコーファーは、弟子と二人でコレラ菌を飲んだ。ペッテンコーファーは下痢を起こしたものの、脱水症状は現れなかったので、コレラ菌には感染しなかったと判断される。

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2017年のこちらの記事で取り上げています。

このブルース・リプトンという方は、量子物理学的な観点を医学に当てはめたいと考えている方ですが、それ以前は、長く通常の医学を医学生たちに教える医学部の教授でした。しかし、次第に病気の「原因」について「それまで確信していたものと何かが違う」と思い始めたようです。

ブルース・リプトン博士は、「意志」があらゆる病気と関係あると考えるようになりましたが、これについては、ある程度は理解できます。

たとえば、2014年に NHK の科学番組で報じられた実験では、

「人間の意志が、光子に干渉する」

ことが示されていました。以下でご紹介しています。

(記事)私たち人間の「意識」で「社会と地球と宇宙」を変える具体的な方法 Part.2
In Deep 2019年7月21日

 

どうやら、人間の意志は常に「物質に介入している」と考えられる研究でしたが、肉体や細胞、あるいは遺伝子などにしても物質ですから、意志の介入は常に行われていると思います。

しかし、この「意志」という響きだけでは、どうも曖昧ではあり、人間の心身に物質的に影響を与えているものを考えていたのですが、最近の「宇宙と身体。そして病気と電磁」というタイトルのメルマガでは、読者様たちから教えていただいた見識なども含めて、

・電磁

・電場

ということについて書かせていただきました。

もっと平たく書けば、

・磁気

・電気

という言い方でいいと思われます。

しかし、さらにいえば、これらのエネルギーが持つものは「振動」ですので、ここに、

・振動

・周波数

というものを合わせて考えてみますと、非常に曖昧ながら、何が人体に影響を与えているかが、輪郭だけでも見えるような気がしました。

過去記事などを含めて振り返りたいと思います。

 

 

すべての細胞は周波数に反応している

ずいぶん以前ですが、「細胞の中のひとつの部位が音(周波数)に反応する」ということをご紹介したことがありました。

(記事)ピタゴラスが2500年前に述べた「病気は音で治療できる」という主張に対しての本格的な試験が始まる。現段階でわかっていることは、細胞内のひとつの繊毛が周波数に対して反応するということ
In Deep 2018年11月22日

細胞の中に「一次繊毛」と呼ばれる部位があり、医学的には、具体的な働きがまだよくわかっていない部位ですが、この一次繊毛が「音の刺激に反応している可能性がある」とした科学記事をご紹介したものです。

一次繊毛

東北大学医学部

 

音あるいは周波数というものが、「ひとつの周波数に対応した完全に規則性のある形をつくる」ということは、以前よく取り上げていた概念ですが、432Hz (現代以前に使われていた基本音調)と 440Hz (現代の基本音調)の差なども取り上げていたことがありました。

(記事)シュタイナーが警告した「432Hzではない基本音調の世界は悪魔を勝利に導く」 を体感してみました
In Deep 2015年03月28日

432ヘルツと440ヘルツの音の水の振動の紋様の違い

この「音の紋様」に関しては、アレクサンダー・ラウターヴァッサーという方の『ウォーター・サウンド・イメージ』という著作がお勧めです。写真等もたくさん使われていて、わかりやすいものです。

 

それでまあ、人間というのは(あるいは多くの生物は)、

「身体の大半が水で成り立っている」

という現実があり、その水の部分は常に周波数(音)の刺激を受けているわけで、この「周波数」というものの人体への大きさはかなりのものだと思っています。

しかし、音を伴わない外部的な刺激も……まあ、それも細胞の一次繊毛が担っているのかどうかはわからないですが、「電磁」や「電場」というような磁気や電気も、身体の、おそらくは細胞内の何らかの部位が受信して反応している

何より、「細胞自身も常に振動している」という事実もあります。

以前アメリカの臨床心理学者の方の文章を載せたことがあり、以下のように書かれていました。

「振動エネルギーとは」より

細胞のそれぞれの内部では、分子が固有の速度で振動している。原子間力顕微鏡を使用して、研究者たちはナノスケールの振動を検出している。これは、人間の髪の毛の直径の 1000分の1 よりもはるかに小さいものだ。

これらの振動が生み出す電磁エネルギー波について、研究者は、振動とそれに関連する電磁エネルギーが細胞に変化を引き起こし、それが身体の機能に影響を与えることを発見した

…これらのナノバイブレーションを変更すると、外向きに波及し、精神状態や身体的健康に影響を与える可能性があると考えられている。

healthline.com

こちらの記事にあります。

この細胞の分子自体の「振動」に対して、外部からも無数の振動や刺激を常に受けているのが私たちの日常といえそうですが、人間は、常に振動しているだけではなく「自ら磁場を放つ」存在でもあります。以下は、京都大学名誉教授の前田坦さんの名著『生物は磁気を感じるか』(1985年)にあるイラストです。

ヒトの頭部の磁場

こういう図を見ていますと、「磁場の変化に弱い体質の蚊」とか(いるのか、そんなの?)そういうのが頭の近くを飛んで、クラッとかなっている例もありそうですね(ないない)。

心臓の磁場みたいな概念も聞いたことがありますが、その資料が出てきませんけれど、ともかく、人間も外部に磁気の影響を与えている。

それと共に、人体は当然、外部からの磁気に強く影響を受けます。比較的最近の記事で、マシュー・マーヴァク博士という方の記事をご紹介したことがありますが、以下のように書かれていました。

人体、特に心臓血管系と中枢神経系は、電磁場に対してかなり敏感だ。磁気嵐は、ストレス反応と感情の調整に重要な心拍変動を乱す可能性がある。メラトニンを生成して概日リズムを調整する松果体は、電磁活動に対して特に敏感だ。

indeep.jp

さらに、人間の体内は「電気」だらけでもあります。

まずは血液。

人間の血液が赤いのは、ヘモグロビンが赤いからですが、ヘモグロビンは鉄イオンと錯体(金属イオンとそれに結合した配位子の複合体)を形成しています。

大ざっぱにいえば、人間の血は、半分は鉄であり、電気の導通性に優れているのだとも思います。赤い血を持つ動物はすべてそうです。

さらにいえば、遺伝子も、それぞれの「電荷」を持ちます。

こちらの記事に、脂質ナノ粒子の専門家であるクリスティ・ローラ・グレースさんの記事を載せていますが、

「RNA と DNA は負の電荷(-)を持っている」

と述べてらっしゃいました。

クリスティ・ローラ・グレースさんは、脂質ナノ粒子の「帯電」が、人体の各臓器などにダメージを与えることを説明していますが、今回の記事とは関係ないですので、ご興味がありましたら、その翻訳記事をお読みくださればと思います。

ともかく、人間の身体というのは、磁場やら電気やら、そういうものの集合体であり、それだけに、そこに干渉してくる外部の磁場や電気や周波数との「反応」によっては、不具合が生まれるようです。

なお、外部からの刺激の最大の要因は何かといいますと、端的には宇宙です。

太陽フレアからの磁気の放出は知られますが、宇宙のさまざまな場所から、あるいは遠方からも常に「エネルギー」が来ています。

宇宙線なんかもそうですね。

こういうものと人体の相互の作用により、たとえば、人間社会ならば、かなり広範囲に「病気や不具合の状態が現れる時期」のようなものが存在するのかもしれません。

この「エネルギーの相互の作用」を説明している最も気持ちのいい説明は、こちらの記事で引用した医学記事の冒頭の文章です。

2017年12月の医学メディアより

宇宙のすべての物質の中心には「振動」が存在する。

雨滴、水晶、岩石、星、細胞、植物、樹木、そしてすべての生物は、振動する物質から形成されている。

したがって、人間もまた「振動的な存在」であり、私たちの肉体と血液は、お互いに調和し、私たちの身体の構成する生物学的物質として現れる繊細な電磁気の周波数から成り立っていることになる。

それは、オーケストラで演奏者たちが互いに異なる楽器で調和をさせていくように、生命の組織もそれぞれが非常に調和のとれたバランスで保持されている。

しかし、病気や不調が発生すると、複数の「演奏者」たちが不調和を起こし、生物にとって不自然な振動を引き起こす不均衡が生じる。

indeep.jp

 

ここにある、

> 病気や不調が発生すると、複数の「演奏者」たちが不調和を起こし、生物にとって不自然な振動を引き起こす不均衡が生じる。

というのは、拡大解釈すれば(人間も周囲に振動を放っているという観点から)、

「誰かが病気になると、周囲も病気になりやすくなる」

ともいえるのかもしれません。

もちろん、これがパンデミックの原因だなどと言うつもりではなく、パンデミックの原因の大きなところは、前回の記事で書きました、

・社会全体の極度に悪い衛生環境

・社会全体の極度に悪い栄養事情

・環境毒(環境汚染)

だとは思いますが、この環境毒に関して、

「電気汚染」

という概念があることを知りました。

これは、アーサー・ファーステンバーグという方の著作『電気汚染と生命の地球史 インビジブル・レインボー』というものを紹介していただいて知ったものです。

まだ読んでいる途中ですので、内容にはふれないですが、現代社会の、ある意味で進み過ぎた電気環境の身体や精神への影響は相当なものでもあるようです。「インフルエンザは電気病」なんていうセクションもあります。

先ほど書きましたけれど、人間は全身が「電気の影響を受ける作りになっている」わけですから、100年、200年前などと比べると、今の人間は大きな負荷を常に受けているのかもしれません。

さらには、上空には大量の人工衛星があり、それぞれ地球に電波を送っています。

1957年から2022年の運行中の人工衛星数の推移

cellphonetaskforce.org

今は 2024年ですから、もっと増えているわけで、日常空間は電磁放射だらけです。上のグラフはこちらの記事で取り上げています。

感染症や病気について、こういう電磁だ電場だという観点について今の医学科学では、いかなる結論も推測も出せないわけですけれど、それでも、人体は、それらの振動やエネルギーから常に非常に影響を受けていることは確かです。

現代社会で生きている中で、それらの外的な刺激を完全に排除して生きることはできないですし、また、環境毒(特に食品に含まれるようなものなど)から完全に逃れることも難しいことではあります。

しかし、こんな環境の中でも、病気にも何にもならない人たちが確かに数多くいるわけで、このあたりに私は何となく、進化…というより、「人類の形質の変化」を感じていますけれど、確かにどんな生物でも環境に適応できない個体は滅びてきたわけですし(ダーウィンのいう進化論の自然淘汰の意味ではないです)、順応する個体の遺伝子が次の人類の遺伝子として引き継がれていくのでしょうかね。

とはいえ、ツムラの調査の「日本人の 8割が何となく不調」というデータもあったり、いろいろですが、それでも今、人類は急速に形質が変化していることを感じます。

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Oka In Deep

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