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全世界は一体何をやっているのか? 世界最悪の感染状況に陥るワクチン優等国イギリスと、成人の接種率ほぼ100%のシンガポールの泥沼に漂う史上最大の不条理

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優等生諸国の今

最近、世界の感染状況を見ていて「いつまでこんなことやってる?」と思わざるを得ない感じが出てきています。

現在ヨーロッパを中心に、多くの国が第何波なのかは知らないですが、過去にないコロナ感染数と死者数に見舞われています。

たとえば、主要国で最もワクチン接種率の高い国のひとつであるシンガポールでは、以下の記事などで書いていますが、現時点では、泥沼の状況となっています。

ワクチン接種率84%のシンガポールの1日の感染数がついに5000人を突破。感染率は世界最大規模に。その中でブースターショットも進み、死者も激増
地球の記録 2021年10月28日

以下のグラフはその記事に載せたもので、10月26日までのシンガポールの 100万人あたりの感染数(7日移動平均)を示したもので、比較として、日本のグラフも載せています。


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現在、さらにシンガポールの感染確認数は、7日移動平均で増加を続けていますが、これにより、シンガポールは、 100万人あたりの感染数が最も高かった英国を超えて、ほぼ世界最高率の感染数となりました。

以下は、過去半年の人口 100万人に対しての英国とシンガポールの感染確認数の比較です。


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共に、ワクチン接種率が高い国ですが、人口が多くはないシンガポールの状況を数から見ますと、どれだけ馬鹿げたことになっているかが少しわかります。

人口約 570万人のシンガポールは、10月27日の時点で「二度のワクチン接種」を受けた人の数は、データでは、「 470万人」とあります。

接種していない人の数は、約 100万人となります。

シンガポールの人口構成を見ますと、

・0~14歳の年少人口 71万5,766人

とあり、つまり、先ほどの、接種していない人のうちの 70万人以上が「子ども」であることがわかり、「シンガポールの大人たちはほぼ接種している」といっても過言ではないと思われます

それで先ほどのグラフの感染状況というようになっています。

未接種が感染を拡大させている」と言われることがありますが、570万人の国で大人のほぼ全員がワクチン接種している中で、これ以上どう解釈しろと…。

先日、「アイスランドの高校生は政治意識なぜ高い?」というような記事を見ましたが、若い人たちの政治意識が高いと、ワクチン接種率が上がるのか、人口 36万人のアイスランドもまたワクチン接種率の高い国で、10月29日の時点で全国民の 81%が二回のワクチン接種を完了しています。

アイスランドの人口構成は、データでは、

・年少人口(0~14歳): 19.7%

となっていますが、ここから見れば、アイスランドもまた「大人はほぼ全員接種している」と考えて差しつかえないと思われます。

以下は、そのアイスランドの過去半年間の感染確認数の推移です。


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アイスランドは 7月に感染者が急増し(この時点ですでにワクチン接種率は 7割に達していました)、一端落ち着いたものが、また増加に転じ、現在は、人口 36万人の国で、毎日 200人以上の感染者が出ている状況です。

国民の二度のワクチン接種率が 75%に達しているデンマークでも、10月から始まった感染拡大状況に歯止めがかからなくなっています。


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こういう事態に「ならないための」ワクチンキャンペーンだったというのが最初の大義名分だったはずですが、それは崩壊しています。

台湾では、「ワクチン接種後の死亡者数がコロナによる総死亡数を超える」という本末転倒的なことも報じられていました。以下の記事で取りあげています。

台湾 : ワクチン接種後の死亡者数がコロナによる総死亡数を超える
地球の記録 2021年10月13日

最近は、ワクチン接種率の低い国での感染と死者拡大の事例が報じられることが多く、たとえば、ロシア(接種率32%)やウクライナ(接種率16%)がよく報道に上がります。

ロシア、新型コロナの死者数最高に

ロシアの首都モスクワは28日、新型コロナウイルスのパンデミック対策として約1年ぶりの厳しいロックダウン(都市封鎖)を導入した。ロシアでは新型コロナワクチンの接種が遅れる中、新型コロナ感染による1日当たりの死者数と感染者数が過去最高を記録している。 ロイター 2021/10/29)

では、今回ここまでに出てきたいくつかの国の最近の 100万人あたりの感染状況を見てみれば、以下のようになり、人口比ではロシアは最も低いのです。


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死者の比較では、ロシアとウクライナが上位で、仮に「感染は拡大しても、重症化は防ぐことができる」という機能が「現在」は通じているとして、今後は「通じない」ことは、以下の日本の大学の研究で明らかになっています。

東京大学等や大阪大学の異なる論文に見る「ワクチンによる逃げ道はナシ」という実感。強行した後に残るのは「無」
投稿日:2021年9月11日

つまり、次の変異株にはもう現行のワクチンは効かないのです。

 

 

無限に出現し続けている抗体を回避できる変異株

その中で、「新しい変異株」は、世界各地で検出され続けていて、この数日だけでも、さまざまに発見されていまして、その中には、

「現在のコロナワクチンの抗体を完全に回避する変異株が検出される」

というものもあり、これは、科学誌ネイチャーの論文で示されています。

The spike protein of SARS-CoV-2 variant A.30 is heavily mutated and evades vaccine-induced antibodies with high efficiency
SARS-CoV-2 変異株 A.30 のスパイクタンパク質は大幅に変異しており、現行のワクチン誘発抗体を高い効率で回避する

米ハーバード大学の最近の研究では、「ワクチンを二回接種した人に感染する変異株」が見いだされて、論文として発表されています。

Evidence of transmission from fully vaccinated individuals in a large outbreak of the SARS-CoV-2 Delta variant in Provincetown, Massachusetts
マサチューセッツ州プロビンスタウンでの SARS-CoV-2 デルタ変異体の大発生における完全ワクチン接種者からの感染の証拠

調査されたアメリカのこのマサチューセッツ州の街では、コロナとして報告されたうちの 74%がブレイクスルー感染で、そのうち 79%が症候性でした。

すでに変異株は「ワクチンを二度接種した人に主に感染して発症するようになってきている」のです。

シンガポールも、8月までの時点で、75%がワクチンを二度接種した人たちの感染でしたが、現在はブレイクスルー感染についての発表がされなくなりましたので、今の状況はわかりません。

これら全体を通してわかることは、「無駄なことをしている」のではなく、「悪化させている」ということだと思われます。

もう十分にワクチンは展開されたのですから、少し冷静に数字を分析するときになっているのではないでしょうか。

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