夢の中から
いい加減なタイトルで申し訳ありません。内容が雑談ですので、何も思いつきませんでした。
金曜日あたりから、数年ぶりに風邪(の・ようなもの)にかかり、昨日の日曜日あたりまでは、寒さでプルプルと体の震えが止まらないという感じで、おそらく高熱を出していたようです。
最後に風邪のようなものにかかったのは、コロナ時代のずっと前ですので、懐かしい感じもありつつも、「人が風邪をいやがる気持ちもわかるなあ」と実感したりしていました。
私は子どもの頃は、しょっちゅう熱を出していましたけれど、特に高熱になるときは、まず体が寒くて仕方がない状態となり、本当に歯など、ガチガチと震えるような状態になります。
当時の布団は、今と違って暖かくはなかったですので、親は電気毛布、などというものを用意してくれて、それにくるまりながら、それでもプルプルと震えている。特に夜中にそうなりますね。
そのうち、ふと寒気が消えて、おそらくそのあたりが発熱の頂点なんでしょうが、そして、やっと眠ることができるような感じでした。その子どもの頃から、「発熱は行き着くところまでいかなきゃダメなんだ」というような、ゴダール監督の『気狂いピエロ』的な心境を確立してはいました(そんな台詞あったっけ?)。
まあ、そんな台詞があったかどうかはともかく、久しぶりに発熱をしたことで、幼少期のプルプルを思い出したりしていました。
それはともかく、私は発熱にしろ、他の状態にしろ、体調が良くない時は「一晩中、ずーっと同じテーマの変な夢」を見続けるんですよ。それで、10分、20分間隔で目覚める。
一昨日までの 2日間もそうでしたね。
熱が出た最初の晩、一晩中ずっと見ていたのが、なんと、
「 IgG4 抗体の本当の役割を知れ!」
というような何だかわからない命令調の夢でした。
IgG4は必死で人体を守っている
IgG4 抗体というのは、「良くない抗体」として知られているもので、これは、mRNA コロナワクチンの 3回目の接種後から急速に出現することがわかっています。ネイチャー誌に論文があります。
「 mRNA ワクチン接種を3回打つと 50%近く IgG4抗体が増加する」
と書かれています。
IgG4 抗体は、ガンや自己免疫疾患などと関係する上に「 IgG4関連疾患(指定難病300)」というような広範囲の影響を与えるものでもあり、当然、「純粋に良くないもの」と私は思い込んでいました。
しかし、夢で見た流れでは、一概にそうともいえないことが示唆されていたのですね。
これはまあ、夢から教えてもらったとか何とかいうオカルト的な話ではなく、最近私が読んだ研究のことがどこか頭に引っかかっていて、それが夢の中に引きずり出されたのだと思っています。
最近読んだ研究というのは、
「養蜂家と IgG4 の関係」
に関する研究でした。
ハチに複数回刺されると、場合によって非常に状態が悪くなるということが知られていますが、養蜂家はそんなことは言っていられない職業だと思います。しかし、ハチに刺されて亡くなるという養蜂家の話は(あるにはあるのでしょうが)あまり聞きません。
その研究というのは、カナリア諸島のすべての養蜂家 242人の IgG4 他の抗体の検査を行ったところ、
「養蜂家全員から IgG4 抗体が検出された」
のです。
全員からです。
この 1997年の研究を読んで、「あー、これは、IgG4 によってハチの毒から守られているのかな」と思わざるを得ない部分があったのです。
というのも、IgG4 というのは、「免疫寛容」を生み出すのです。
免疫寛容とは、文字通り免疫に寛容になることで、簡単にいえば、
「免疫が応答しなくなる(戦わなくなる)」
のです。
コロナワクチンでいえば、「スパイクタンパク質に対して免疫が働かなくなる」ということになります。
どんな状態になるかというと、
「感染しても症状がほとんど出ない。あるいは一切出ない」
ということになります。
以下は、2023年のワクチンに関しての論文からの抜粋です。
論文「ワクチン複数回接種によって誘導されたIgG4抗体は、SARS-CoV-2スパイクタンパク質に対する免疫寛容を生み出す可能性がある」より
…最近の調査では、mRNA ワクチンを 2回以上注射された人の IgG4 レベルが異常に高いことがわかった。
IgG4レベルの上昇は、IgE 誘導効果を阻害することでアレルゲン特異的免疫療法が成功したときに起こるのと同様に、免疫の過剰活性化を防ぐことで保護的な役割を果たす可能性があることが示唆されている。
ただし、新たに出現した証拠は、mRNA ワクチンの反復ワクチン接種後に検出された IgG4 レベルの上昇は、保護メカニズムではない可能性があることを示唆している。
むしろ、スパイクタンパク質に対する免疫寛容メカニズムを構成し、自然な抗ウイルス応答を抑制することで、SARS-CoV2 の無敵の感染と複製を促進する可能性がある。
ともかく、複数回接種では、このような「免疫寛容」というようなものを引き起こすと。
論文のこの後には、
> IgG4 合成の増加は自己免疫疾患を引き起こし、感受性のある人の癌の増殖と自己免疫性心筋炎を促進する可能性があり…
と続き、良くない響きが続くのですが、しかし仮に、
「養蜂家やワクチン複数回接種者に免疫寛容が起きなかったら?」
と考えると、いろいろと思ってしまうのです。
もう 3年前ですが、東京理科大学名誉教授の村上康文さんの研究で、コロナワクチンをマウスに打ち続けると、
「 6回目ぐらいで全部死んでしまう」
ということを述べていたことをご紹介したことがあります。以下にあります。
・「6回目ぐらいで全部死んでしまう」 : 村上康文 東京理科大学名誉教授の言葉から見えるブースターによる、すぐそこにある終末
In Deep 2021年12月29日
しかし、人間の場合は 6回目などではこうはならなかった。
なぜ、そうだったのかという理由を知ったのは、ずいぶん後のことなのですが、
「マウスは IgG4 抗体を作らない」
ことを知ったのです。
ですので、もし、人間がマウスと同じように、IgG4 抗体を「作らない生物」だった場合、どうなっていたかというと、「マウスと同じになっていた」はずです。
つまり、
「 6回目ぐらいで全部死んでしまっていた」
と言えるはずです。
あるいは、「養蜂家は常に全滅する」とも言えそうです。
IgG4 は、中長期では良くない側面が高いものの「即死から守ってくれている」と。
スパイクタンパク質なら、その毒性をスルーすることで(長期的なスパイクタンパク質の蓄積はさまざまな問題を起こすだろうとはいえ)即死を免れている。
「 IgG4 は、自分の人体の危機的な状況を救うために、少なくとも即死から守るために出現する」
ということ、つまり「自分自身を助けるために必死になっている人体のメカニズム」だということに気づくのです。
養蜂家の研究を見たときには、それほど何とも思っていなかったことを、発熱の夢が掘り起こしてくれたのだと思います。
「人体ってすごいなあ」
と改めて思います。
スパイクタンパク質の人工的な注入というのは、人体にとって最大限の危機的状況なわけですが、だからこそ、非常に高い割合で IgG4 が誘導される。
このメカニズムで、少なくとも「即死」に関しては、世界の何億人もの人が免れたと見られます。
一方では「悪」、一方では「善」という構図を、この IgG4 の存在にも見ることもできます。
雑談でしたが、まだ頭がややボーッとしていますので、このあたりまでとさせていただきます。
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