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2021年からの世界 人類の未来 健康の真実

2021年から拡大し続ける「病気の時代」はいつ終わるのか? (あるいは終わらないのか)

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英国の長期就労不能者数の急激な増加

今日、イギリスの成人における健康状態に関するあるグラフを見ました。以下です。英国労働年金省の「長期の就労不能または傷病への給付の受給者数」の公式統計をグラフ化したものです。

長期の就労不能または傷病に関連する給付の受給者数

tern, DWP

数字にすると以下のようになっています。

• 2005年~2020年:受給者数は約 270万人から 230万人へと緩やかに減少

• 2020年~2025年:受給者数は約 390万人へと急増し、5年間で約 70%増加

2020年の後半からグッと伸びて、その後も、ずっと急激に伸び続けています。

こういう現象となっている理由については、たとえば、英国の公的組織の見解では、以下のような要素があるとしています。

・メンタルヘルス状態の悪化(最も強い要因とされる)

・コロナの長期後遺症(ワクチンではなく自然感染のコロナ)

・経済力や雇用の不安定さ

実はこれはどこの国に関しても、公的な機関からは同じような理由が示されます。

しかしですね。

たとえば、「メンタルヘルスの悪化」。

これは確かにイギリスだけではなく、どこの国でも悪化していますが、その悪化状況は穏やかな曲線となっていて、少なくともイギリスでは、先ほどのグラフのように「 2021年から急激に上昇する」ということにはなっていません。

以下は、2023年までのイギリスの精神疾患状況のデータです。

英国の一般的な精神疾患の推移(1993年から2023年)

mentalhealth.org.uk

このグラフが出ていた記事によれば、

> 英国の成人の 5人に 1人以上(22.6%)が、一般的な精神疾患を抱えていると臨床的に診断されている。

とのことで、深刻は深刻ですが、先ほどの「 2021年からの長期の就労不能数の急上昇」とリンクした曲線ではありません。

そして、他の国でも、こういう事例が多いです。

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他国では

アメリカ合衆国

建国 250周年を迎えたアメリカは、今年 7月4日の独立記念日はいろいろと大変だったようですが、そのアメリカでも「民間労働力に占める障害者の割合」は、やはり 2021年から、まさにかつてないほどの急上昇を示しています。

以下のグラフは、連邦準備制度理事会 経済調査部と米国労働統計局の数値をグラフにしたものです。

民間労働力に占める16歳以上の障害者の割合 (2008年から2026年1月

NOFIA

これに関しても、アメリカの公的組織や民間のシンクタンクは、理由について、「コロナの長期後遺症(ワクチンではなく自然感染)」、「メンタルヘルスの悪化」などを挙げています。

コロナの長期後遺症が存在するとして、しかし、最後のコロナの大流行があったのが 2022年の夏頃で、そうだとすれば、少なくとも、2023年以降も急増を続けているということは、あまり考えられないことのような気もします。

しかし現実として、民間労働力に占める障害者の割合は、時間の経過と共にどんどんと増えています。

 

ドイツ

最近、ドイツ政府は、まだ法律としては成立していないですが、

「医師の診断書がない仕事の病欠は認められない」

という新しい制度を導入すると発表しています。以下にあります。

ドイツで「病気で仕事を休むことが禁止」される
2026年7月3日

この理由のひとつとして、首相は「病気で仕事を休む人の数が多すぎて、経済に支障が出ている」と述べています。

また、2026年には、ドイツでは病気休暇が過去最高を記録したと、ドイツ DW 紙は報じていますが、やはり「 2021年頃から急増」しています。

以下は、ドイツ連邦統計局の数値を元にしたドイツの平均病気休暇日数の推移です。

2000年から2023年までの平均病気休暇日数の推移

feather-insurance.com

ここまでは、労働者の有病率の推移を示してきましたけれど、

「病気全般がパンデミック後に異常に増えている」

という現実もあります。

少し振り返ります。




 

この「病気の時代」は何の代償?

今でも、日々たくさんの感染症の報道にふれますが、「以前だと珍しかった感染症」についても多く目にします。

アメリカでは、最近、サイクロスポーラという寄生虫(原虫)による感染症の流行が起きています。

「最大1カ月間、爆発的な下痢が続く」寄生虫感染症がアメリカ各地で謎の流行
地球の記録 2026年7月1日

過去にも起きていますが、それらの大流行は、ほぼ「 2022年以降」だけのものです。

あと、アメリカでは、ダニが媒介し、「重篤な肉アレルギーを引き起こす」アルファガル症候群という症例が異常に増えていることも何度か取りあげました。

重篤な肉アレルギーを引き起こすアルファガル症候群の異常な増加から考える、アメリカの「生物兵器的ダニ研究の長い歴史」。そして新しいサバイバルの時代
In Deep 2026年6月11日

これも、過去 10年で発生率が 10,000%増加しているということになっていますが、アルファガル症候群が爆発的に増加したのは 2021年からです。

米国でのアルファガル症候群の発生率の推移

アメリカ消化器病学会

以前、「免疫抑制下の社会の現実」という記事で、

「新型コロナ以外の世界の感染症の症例が、パンデミック前の 10倍以上に増加した」

ことにふれたことがあります。

以下は、世界的な疾病と公衆衛生の傾向の監視と予測を専門とする分析会社エアフィニティ社による調査結果です。

パンデミック前と比較した、いくつかの感染症の増加の状況

・米国におけるインフルエンザの症例はパンデミック前の年と比べて40%増加した。

・中国では、2024年の最初の 4か月間で百日咳の症例が前年比で 45倍に増加した。

・オーストラリアでは、RSウイルス感染症の症例が 1年前と比べてほぼ 2倍に増加している。

・アルゼンチンとブラジルは、史上最悪のデング熱の流行に直面している。

・日本では、原因不明のA型連鎖球菌感染症が急増している。

・麻疹は英国、欧州大陸の一部、米国の 20州で再流行している。

・世界規模では、2022年に結核の新規感染者が 750万人に達し、これは世界保健機関が 1990年代半ばに世界的な監視を開始して以来最悪の数字。

wsws.org

何がキッカケで、2021年からの世界はこんなにも壮絶な「病気の時代」に入ってしまったのか。そして「今のところ、そこから抜け出す気配がないのはなぜか?」という疑問が出る状況になってしまったのか。

確かにいろいろと考えられはします。

しかし、今の私は「原因はこれだ!」というような断定をする気はありません。たとえばワクチンに関して、2021年頃に私が推測した多くのことは(少なくとも時系列は)間違っていたのですから、その反省を踏まえれば、もはや断定などはできないですが、今でも個人的には理由の推測は続いています。

その推測に、ある程度正しい部分が含まれているのだとすれば、「この病気の時代は終わらないかもしれない」という気持ちもあります。

最近のガンの増加なども含めてですね。

1990〜2026年の米国のワクチン後遺症データでのガンの件数の推移(CDCより)

indeep.jp

ともかく、2026年になっても、数多くの感染症や病気による長期欠勤者の数は増え続けています。

そして、かつては珍しかった病気の大流行も起きやすくなっています。

こうなってくると、その理由を考えるより、そういう社会でのサバイバルを考える局面なのかもしれません。医療自体にしても、未来永劫、平穏なままとは言えません。




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