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人類の覚醒と真実 地球という場所の真実

ベンゾジアゼピンの離脱中に「世界中の多くの人が幻視として見る同一人物の存在」から辿る、人間全員が脳に持っているかもしれない人類共通のヴィジョン

投稿日:




「ハットマン」と呼ばれる存在

SNSの投稿を見ていましたら以下のようなものがありました。どこの国の方かはわからないですが、英語の投稿です。

D. Alec Zeck

母がベンゾジアゼピンの離脱症状に苦しんでいたとき、彼女は、つばの広い帽子をかぶり、トレンチコートを着た影のような人物に悩まされていました。その人物には、赤い目以外に判別できる顔の特徴がありませんでした。

その存在は、彼女が眠りにつこうとしているときに、部屋の隅に立っていました。

当時、私は彼女が幻覚を見ているのだと思っていました。

何年か経ってから、彼女はベンゾジアゼピン離脱の Facebook グループで、複数の人々が全く同じ存在を見たと記述した投稿を見せてくれました。
「似たような」人物ではなく --- まさに厳密に同じものです。

私は、これらの薬には悪意ある存在/悪魔が付随していると結論づけました。

「なんだこれ?」と思い、コメントなどを少し辿りました。

投稿は X でのもので、その後に、このことについて、X の AI である Grok に「これは悪魔なのか堕天使なのか?」と尋ねている投稿がありました。Grok の答えは以下のようなものでした。

Grok

この姿は広く報告されている「Hat Man」に一致します --- 幅広の帽子またはトレンチコートを着た背の高い影の姿で、時には赤い目をしたもの --- 睡眠麻痺、ベナドリル過剰摂取、ベンゾジアゼピン離脱時に見られるものです。これらは GABA のリバウンドや脅威検知の幻覚といった一般的な神経学的効果に由来し、宗教テキストの特定の悪魔や堕天使によるものではありません。

私自身が、もう 10年近く前になりますでしょうかね。長く服用していたベンゾジアゼピン(20代から 20年以上服用していた)を断薬したことがあります。以下の記事などにも書いています。

ベンゾジアゼピン断薬マニュアル
2024年11月4日

ベンゾジアゼピンは、特に長期の服用をしている場合は、かなり時間をかけて断薬しないと、かなり激しい離脱症状が出ます。

そのことについては、単純な知識としては知っていたので、3年から 5年くらいかけての断薬となりましたかね。それでも、あらゆる離脱症状を経験はしました。

しかし、投稿に書かれているような、

「つばの広い帽子をかぶり、トレンチコートを着た影のような人物の幻覚」

というのは見たこともないですので、かなり興味を持った次第ですが、調べると、この幻覚は、ベンゾジアゼピンの離脱症状としても起こるようですが、特に多いのが、「ベナドリルという抗ヒスタミン剤」を過剰摂取した際に現れることの多い幻覚だそうで、たとえば、WIRED の記事には以下のように書かれています。

WIRED「アレルギー薬で“トリップ”する若者たち」より

米国で市販されている抗ヒスタミン薬「ベナドリル」(ジフェンヒドラミン)を大量に服用した人たちの幻覚体験の最中、ある人物が“現れる”という。

顔のない黒いシルエットに赤い目、シルクハットをかぶり、部屋の隅にじっと立ってこちらを見つめる --- その名は「ベナドリル・ハットマン」。

ベナドリルを何十錠も一度に服用した人々が共通して目撃したと報告する、典型的な幻覚だ。この“帽子男”は、ハロウィンのコスチュームやベナドリルトリップのミーム、ウォルマートで売られるグラフィックTシャツにも登場し、若者の間で広がる新たな薬物トレンドの象徴となっている。

その若者たちはもはやアレルギーを抑えるためではなく、ハイになる目的でこのようにベナドリルを意図的に大量摂取しているのだ。

wired.jp

そのイメージは大体、以下のようなものらしいです。誰でもおおむね、これと同じような人物像を見るようです。

多くの人たちが見るハットマンのイメージ

The Hat Man from Benadryl

なぜ、その特定のアレルギー薬や、ベンゾジアゼピンの断薬でこのような幻覚が見えるのかというと、医学的には、おおむね以下のように説明されます。

「ドーパミンなどの脳内物質が一気に放出され、脳の神経細胞が異常に興奮した状態になり、激しい不眠やせん妄(意識の混乱)、そして生々しい幻覚や幻視を引き起こす」

まあ、この理屈は理屈でいいとして、ですね。

「なぜ、みんな同じ幻覚を見るのか?」

ということが一番の疑問です。

最初の投稿にありましたように、

> 「似たような」人物ではなく --- まさに厳密に同じものです。

というようなものを、他の多くの人たちも同じ人物のような幻覚を見ている

私は、投稿者の言うように「私は、これらの薬には悪意ある存在/悪魔が付随している」というようには思いませんが、逆に、すべての人間の脳、あるいは脳以外のどこかに、

「同じヴィジョンを見させるメカニズム」

が、もともと備わっているのかもしれないなあとも思います。

それで、調べてみますと、他にもいろいろとあるのですよ。




 

世界中の人たちが見るさまざまな「似たようなヴィジョン」

調べると、いろいろとありますけれど「比較的共通の幻覚・幻視」が見える疾患等としては、以下のようなものがあるようです。

 

シャルル・ボネ症候群

白内障や緑内障、加齢黄斑変性などで視力をかなり失った人たちに見られる症状に「シャルル・ボネ症候群」というのがあるそうです。

アメリカ眼科学会のページによると、

> この症状は、実際には存在しないものが見える幻覚を引き起こす。新しい研究によると、この症状は特定の種類の視力喪失を持つ人々の間で驚くほど多くみられることが示唆されている。aao.org

とのことで、別の論文では、「視覚障害のある成人の最大 10%から 30%に影響を及ぼす」という、かなりよく見られる幻視症状だそう。

シャルル・ボネ症候群の幻覚のイメージ

warwareyegroup.com

見えるものは様々で、人、顔、動物、昆虫、建物、風景などが非常にリアルに見えるらしいのですが、興味深いのは、とても多いのが、

「中世の衣装や、派手な帽子をかぶった小さな人(小人)が列をなして歩いているという光景」

なのだそうで、世界中で多く報告されているのだとか。

 

中脳幻覚症

これは、中脳病変にともなって現れるもので、夕暮れに、動物や人物がはっきりした形で出現し、ご本人は幻覚であることを自覚しているものだそうで、また、精神病や意識障害とも関係ないそうです。

これも「人が並んで歩いたり走っている光景」がよく見られるそうで、以下の絵は、岐阜大学大学院のページにあるもので、「中脳幻覚症を呈した方が書かれた幻覚(幻視)を絵に描いたもの」だそうです。1922年のものだと書かれています。

中脳幻覚症の方が描かれた「初夏の池の周りで遊ぶ大人と子どもたち」

med.gifu-u.ac.jp

「城下町を歩く人たち」

med.gifu-u.ac.jp

ご本人はこれが幻覚だとわかっているのが特徴のようです。そして、「基本的に美しい幻覚がメイン」なのだそう。

そして、上の絵も多少そうですが、

「生き生きとした人物や動物のパレード」

がよく見られるのだそうです。

どんな人も似たようなイメージを見るようで、その人の経験や記憶ともあまり関係がないようです。

 

3. レビー小体型認知症

これは、わりと知られていますが、レビー小体という脳の神経細胞の中にたまる異常なたんぱく質が増加すると、「レビー小体型認知症」を引き起こすとされています。

この幻覚・幻視の症状で多いのは、

「実際にはいない人が部屋の中にいる(その人にだけ見える)」

というものです。

「知らない子ども」や「見知らぬ人」が部屋の隅に座っていたり、立っていたりするのですね。

しかし、これは「認知症」とされていますけれど、私の奥様が以前、介護関係の仕事をしていた時に、レビー小体型認知症の女性をお世話していたことがあるのですが…えーと、確か以前書いたことがあります。

2024年3月のこちらの記事ですね。そこから抜粋します。

2024年3月28日のブログより

…奥さまが言うには、その方には、幻視があるにはあるのですが、私たちが一般的に想像するようなものとは異なったものでした。

幻視は、医学上の説明では、「実際に存在しない人や物体が見える」とありまして、それはそうなんですけれど、その女性が言うには、

「いつも同じ人が同じ場所にいる」

のだそうです。

違う人だったことは一度もないそう。

そして、それはひとりではなく、ある部屋にはある特定の人が一人いて、別の部屋には、ある特定の人が一人いるというような。

その人たち以外が見えることはないのだそうですが、奥さまが、「今もそこにいるんですか?」と部屋の片隅を指指すと、

「いつもの人がいますよ」

と答えるそう。

そして、さらには、その女性には「幻視以外のあらゆる認識や行動の異常がない」のだそうです。認知はしっかりしており、言動、計算、生活すべてにおいて何の問題もない。

indeep.jp

[広告]レビー小体型認知症とは何か --- 患者と医師が語りつくしてわかったこと

 

いろいろな幻覚が見えるわけではなく、「いつも同じ人がそこにいる」のだそうです。部屋に帰ると必ずいる。

もちろん、他の人には見えない。

この話を聞いたときにも、もはや認知症とか神経疾患とか、そういう話とはまた異なるものなのだろうなあとは思いました。

じゃあ、何なのかというと、それはわからないですが。

そういえば、脳にある松果体の中には、「幻覚剤と同様の分子が存在する」ことが 2019年に発見されています。以下の記事にあります。

南米先住民族の伝統的な幻覚剤DMTが「私たちの脳の松果体の中に存在している」ことが判明
2019年12月17日

私たちの脳の中には、何かのバリアを失う、あるいは何かを獲得すると、こういうものが作用し「現実には見えない別の世界が見えてくる」という側面があるのかもしれないなとも思います。

ちなみに、先ほどリンクした 2024年3月のブログ記事の主題は、

「コロナウイルスに曝露した、すべてのサルの個体にレビー小体が見出された」

という研究をご紹介したものでした。

ここから、フィンランドの医学者の方は、今後レビー小体型認知症の劇的な増加について警告していましたが、自然感染・ワクチン共に、コロナウイルスに曝露した人の数は膨大ですので、10年、20年の経過の中で、いろいろと明らかになっていくのかもしれません。

この話はともかく、いろいろな幻覚・幻視の「共通性」の不思議を改めて考える次第でありました。




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