2017年3月17日のニューヨークタイムズより
昨日から、うちの子どもが久しぶりに体調を崩していまして、看病というか、そういうようなことをしています。
朝方は普通だったのが、昼過ぎに唐突に 39℃くらいの熱を出しましたので、インフルエンザかなとも思いましたけれど、熱は数時間で引きましたので違うのかもしれませんが、ものは何であれ、せっかく久しぶりに体調を崩したのですから安静にしてもらいたいと思って、安静環境作りにいそしんでいます。
ちなみに、うちの子どもは小さな時から、熱を出すたびに知恵をつけていくタイプの子どもでした。発語がとても遅かったのですが、これも3歳を過ぎた後に、何度か熱を出すうちにクリアしていった感じもありました(熱を出した翌日に新しい言葉がひとつ出てくるというような)。
[参考記事] 3歳までことばを持たなかった私の子どものこと (2012/05/08)
いずれにしても、今日はうちの奧さんもいない日で、することも多く、普通の記事の更新はできなそうです。
雑記的に少し書かせていただきます。
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春の匂いの中で
昼に買い物に行きますと、外はいわゆる「春の匂い」で満ちていまして、この春の匂いの正体というのも冷静に嗅いでいると複雑な感じで、よく言われる森の匂いのフィトンチッドのようなものだけではなく、いろいろな匂いが混じっているものですけれど、基本的には「生き物の匂い」であることもあり、春が何となくウキウキするのはそういう事情もあるのかもしれません。
まあ、私は、若い時は、こういう春にメンタル・バランスを崩すことが多く、あまりウキウキしない 20代を過ごしていたのかもしれませんが。
最近でも、この「春の匂い」にはすぐに反応します。
個人的なことはともかくとしても、世の中の日々のニュースを見ても、「何となく希望的な春の感じがしない」というものも多くなっています。
冒頭のニューヨークタイムズの記事は、ワシントンの桜が寒波でやられてしまったというものです。
今年のワシントンDC は、3月に入ってからとても暖かく、その陽気のためにの桜の開花が進んでいたところに、3月の中旬、
「突然の氷点下」
となり、ニューヨークタイムズの記事は「半分がダメに」ですが、報道の内容によれば、「開花していたものは全部ダメになった」のだそうです。
開花が進んでいなかったものは大丈夫らしいですが、いずれにしても、今年のワシントンDC は「桜の少ない春」になりそうです。
あと、「春のニュース」としては、下のようなものもありました。
お粥占い「30年で最悪」 災害、事故「兆し見ゆ」 佐賀
佐賀新聞 2017/03/16
佐賀県佐賀市川副町の海童神社で15日、「お粥開き」があった。かゆに生えたカビの色で1年間の地域に起こる出来事を占う神事で、今年は大きな災害や事故に注意が必要と出た。
秀島敏行市長も訪れ、神社顧問で佐賀市議の川崎直幸さんから占いの説明を受けた。
器全体を川副町や佐賀市、佐賀県に見立て、散在する黒カビは事故や災害、赤カビは火災や流行する病などを表すという。
川崎顧問は「かゆのカビを30年間見てきたが最悪。500円玉ほどの大きい赤カビも珍しい」といい、秀島市長は「大雨や台風など未然に対応できることは万全を期したい」と話していた。
占いは450年以上続く神事で、占いに関する逸話も多い。
こういうようなものも出ていたようです。
あと、縁起が悪いニュースといえば(もういいわ)。
何でもかんでも「バッドニュース」にしてしまうクセも治したいところですが、しかし実際、この春、たとえば、世界中でものすごく自然災害が多いのです。
あまりに多くて、記事にしきれていないのですが、洪水(特に南米とアフリカ)のすごさは近年稀に見るもので、火山の噴火もすさまじいです。
3月17日に近年最大の噴火を起こしたイタリアのエトナ山の噴火などは、日に日にえらいことになってきているような雰囲気もあります。
エトナ山 2017年3月18日
この「洪水の増加」と「噴火の増加」は、記事にしよう、記事にしようと思っていると、また新しい事案が発生して、その経過を見ているうちに、また新しい事案が発生して……というような感じです。
日本がどうかはともかくとして、世界全体として見ると、現時点で、自然災害はまたさらに増加していると考えられます。
そんなわけで、今日はここまでということにさせていただきます。
不穏な春ではありますけれど、空気と匂いはいつもの春と同じで、生きている匂いがします。
こういう中ですので、楽しく過ごせる方は楽しくお過ごしいただけると幸いです。