9月29日に、ロシアのムルマンスクという場所において、下のようなオーロラが撮影されていました。
2017年9月29日 ロシア・ムルマンスクの夜空
これを見まして、ふと「ロシアのメシア・・・」というような言葉を呟きつつ、今「ファティマ 100周年のラスト2週間のところにいる」ことを思い出しました。
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先ほどのムルマンスクのオーロラは、拡大しますと下のような感じです。
ムルマンスクのオーロラ
あくまでイメージの世界の話ですけれど、よく「天使降臨」などとして描かれる光景としては、下のようなものが一般的によくあるものです。
わりと一般的な天使降臨的イメージ
ムルマンスクのも、そういうのと似ているなあと思っただけの話ではあります。
ちなみに、ムルマンスクは下の位置にあります。
現在はまだ、先日の記事「今年最大規模の太陽からの磁気嵐の直撃の渦中にある地球(2017/09/28)」に書きましたように、かなりの規模の磁気嵐の中に地球はありまして、そま影響で、この数日間の世界中でのオーロラは、それはそれは見事なものでした。
その一部は、
・特大の磁気嵐が地球各地にもたらしている壮絶なオーロラの数々の風景
地球の記録 20107/09/30
という記事に載せましたけれど、ちょっと普通では見られないような派手なオーロラが、世界各地に出現していました。
ノルウェーの北部などは、オーロラの輝きで、下のように大地までもが緑に染まるという場所もあったようです。
9月27日 オーロラで全体が緑に染まったノルウェーのトムロソ
そういう中で、先ほどの「降臨系オーロラ」も出現していたわけですけれど、最近は、雲とか光などの「降臨的な光景」が続いてはいました。
そのあたりは、過去記事、
・南米に出現しまくるイエス・キリスト的な曖昧な偶像の連続の中で、「夢で告げられた北緯33度線に位置するイスラエルの山」が意味することは何?
2017/05/08
などでご紹介しましたので、ご参照いただければ幸いです。
そして、降臨系オーロラなどを見て思いますのは、「この期間は激しかった」という回想でもあります。
「この期間」というのは、「ファティマ 100周年の期間」です。
2017年5月13日に始まり 10月13日に終わるファティマ100周年
ここでいうファティマというのは、1917年に、ポルトガルのファティマという町に「聖母マリア」だと言われ続けている「もの」が出現したとされる一連の話について一言で「ファティマ」と書いています。ここに「聖母」という単語を入れないのは、私なりの確信によるものです。
これは Wikipedia では下のような説明の話です。
ファティマの聖母
ファティマの聖母は、ポルトガルの小さな町ファティマで起きた、カトリック教会が公認している、聖母の出現の一つ。ローマ教皇庁は奇跡として公に認めたが、第三の予言は長年にわたり秘匿した。
何万もの群衆を前に太陽が狂ったように回転して見えたり、水源のないところから水が湧き、飲む者に奇跡的な治癒があったりしたことから、1930年10月13日現地管区レイリア司教によってこの出現は公認され、同年教皇ピオ12世は同地に巡礼する者への贖宥を宣言した。
1967年には教皇庁により最初の聖母の出現のあった5月13日がファティマの記念日に制定された。
今年 2017年は、それから 100年目だということについては、最初は今年の4月に、
・自称「神のメッセンジャー」は、「ファティマの聖母出現のちょうど100年後に第三次世界大戦が始まる」と述べた …… それは2017年5月13日
2017/04/19
という記事で書いたのが最初でした。
このタイトルにあります、
> 「ファティマの聖母出現のちょうど100年後に第三次世界大戦が始まる」と述べた …… それは2017年5月13日
の「 5月13日」というのは、1917年に初めて聖母とされる存在が出現したとされる日で、以下、予告して出現した日は次のようになります。
ファティマに聖母とされる存在が出現した日
・1917年 5月13日
・1917年 6月13日
・1917年 7月13日
・1917年 8月13日
・1917年 9月13日
・1917年 10月13日
今から 100年前の 5月から 10月までのほとんどの毎月 13日にだけ聖母とされる存在は出現し、子どもたちや人々を幻影で脅して去っていきました。
その聖母とされる存在は「恐怖だけ」を植えつけていったという、聖なる存在としては珍しい行動を半年間にわたって行ったのでした。
それはともかく、その「出現」の最後の日は 2017年 10月13日でしたので、その 100年後は、
・2017年 10月13日
となり、あと2週間ほどで、ファティマ 100周年の期間は終わるということになります。
奇しくも、ハリケーン・マリアが、カリブ海諸国をに文字通り「立ち直れないほどの被害」を与えたすぐ後でもあります。「マリア / Maria」は、カリブ海で使われているスペイン語では聖母と同じ名前です。
それにしましても、先ほどリンクしました4月の記事では、タイトルに「第三次世界大戦」云々と書いていましたが、そのすぐ後から、北朝鮮が突如として、あんなに挑発を繰り返し始めることも、水爆実験に成功することも想像さえしていませんでした。
それに対して米国との関係がこのようになるとも考えていませんでした。
最近は、あまりに頻繁に北朝鮮がミサイル実験をおこなっているので、「何となくこんなものだったかな」と思われるかもしれないですが、このファティマの期間のミサイル行動の数は、過去と比べて異常です。
下は、そのファティマの期間(5月13日から現在まで)におこなわれた北朝鮮のミサイル実験、あるいは核実験です。
2017年5月13日から現在までの北朝鮮の軍事行動
・5月14日 新型ミサイルを亀城から発射。高度は2000キロを超え東北東へ約800キロ飛び、日本海に落下
・5月21日 北倉付近から弾道ミサイル1発を発射し、約500キロ飛行(新型の地対地中長距離弾道ミサイル「火星12」)
・5月29日 東部の元山市から日本海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射。ミサイルは6分間飛翔し、日本の排他的経済水域に落下
・6月8日 元山付近から日本海に向けて地対艦巡航ミサイル数発を発射。飛行距離は約200キロ
・7月4日 北西部の平安北道亀城市付近から日本海方向に向けて弾道ミサイル1発を発射。930キロあまり飛行し、日本の排他的経済水域内に着水
・7月28日 前川郡舞坪里から大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射。約45分の飛行で、高度は約3千キロ。約1千キロを飛翔
・8月26日 江原道旗対嶺付近から3発の短距離弾道ミサイルと思しき飛翔体を発射。そのうち2発が北東方向に約250kmほど飛翔
・8月29日 平壌近郊の順安から弾道ミサイル1発が北東方向に発射。飛距離約2700km、最高高度約550kmに達する
・9月3日 北朝鮮北東部で強い揺れが観測され、同国が6回目の核実験を実施した可能性が指摘。北朝鮮は「水爆実験を成功させた」と発表
・9月15日 平壌近郊の順安から弾道ミサイル1発が北東方向に発射され、飛距離約3700km、最高高度約800kmに達し、北海道襟裳岬東方約2200kmに落下
この短い期間に9回のミサイル発射と、1回の水爆実験をおこなっているわけですが、過去数年と比べますと、この数はやはり異常です。
この前を見てみますと、
・2017年04月04日 弾道ミサイルを発射
・2016年02月07日 光明星4号ロケット打ち上げ
・2014年、2013年に1回ずつ、2012年に2回
こんなものなのでした。
それらを全部上回る回数と規模と性能の試射が、5月からのこの期間におこなわれたことが、ファティマの 100周年をわりと意識している私には驚きでした。
・・・まあ、金正恩国務委員長がファティマを意識して行動しているわけもなく、偶然ということになるのでしょうけれど、それに対しての、トランプ大統領の感情的なツイッターなどへの書き込みなどもあり、妙に子どもの喧嘩じみていることも気がかりでした(いろいろとやっちゃうのが子どもです)。
これらのことがどうなっていくのかはわかりようがないですが、「ファティマの期間」を、偶然とはいえ、ここまで激しい社会様相にした北朝鮮ですので、10月13日までに、まだ何かあるかもしれないオカルト的予感はあります。
ファティマの期間に入る前には、イスラエルの高名なラビ(ユダヤ教の宗教指導者)たちの間に、「聖書の解釈では、金正恩が最終戦争を仕掛ける存在だ」ということを言う人たちが結構いることを何度か記事にしたことがありました。
下はその中の一部です。
・著名なユダヤ教神秘思想家とラビが、旧約聖書の解釈から「金正恩はアルマゲドン戦争をしかけるゴグとマゴグ」だと声明 (2017/05/06)
・23年前のイスラエルの宗教的指導者の予言を思い出す春の夜 : 「イスラエルの最大の脅威はリビアでもイランでもイラクでもシリアでもない。それは北朝鮮になるだろう」 (2017/04/25)
あと2週間くらいのあいだの世界は穏やかに進行するのか、あるいは、そうではないのか、今はわかりません。しかし、それにしても、この数ヵ月は、何だか「穏やかな時」というのがほとんどなかったような気もします。
しかし、5月13日には大きな戦争は起こらなかったのですから 10月13日にも何も起こらずに終わるのかどうかというような感じでしょうか。
それとも、冒頭のムルマンスクに出現した示唆のように、「ロシアがメシアとなったり」するようなことかあるのかどうなのか。
それとも一気に、どうも何だかアルマゲドン、というような方向に向かってしまうのかどうなのか。
不安定な日々が続きます。