2016年7月18日 米国アリゾナ州フェニックスに出現した気象
1946年7月 ビキニ環礁で行われた米国の核実験
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人々に「連鎖」する核の夢
今回は、たまに記事を取りあげるミステリー系のアメリカの人気サイト「ミステリアス・ユニヴァース」で、ちょっと興味のある下の記事を見かけまして、それをご紹介したいと思います。
それほど大した内容のものではないかもしれないですが、「多くの人々の間で、核戦争の夢が連鎖しているかもしれない」というようなことを想像させるもので、もちろん、その大きな理由は、最近ずっと北朝鮮とアメリカの間の緊張というか何というのか、そういうものが続いているせいで、それが特にアメリカの多くの人たちの心にあるという部分が強いためというのが最も合理的な考え方です。
ただ、合理的な理由がどうであれ、夢もまた人間の潜在意識と関係するとして、「共通の潜在意識が現実を変える可能性」というものに着目すれば、たとえば、多くの人々の中で「核爆発のイメージの共有が肥大化していった先」に、もしかすると、現実が意識に従って実現するという理論もなくはないかなあと思ったりした次第です(記事にそんなことが書かれてあるわけではないです)。
そんなわけで、記事をご紹介しようと思いますが、その前に、人々の間に「核の夢」が広がっているのだとすれば、ひとつ興味深いことがありまして、それは現在、
「空にも核のイメージが広がっている」
という現実があります。
気象が作り出したイメージで、いわゆる積乱雲やダウンバーストの光景というだけのことなのですが、この夏はとても多いです。
今月のはじめに、
・この夏、世界各地に出現し続ける「巨大なキノコ雲」
地球の記録 2017/08/07
という記事を書いたことがありますが、その後も出るわ出るわ。
それらの光景を少しだけご紹介してから、本記事に入りたいと思います。
2017年8月18日までの数日間で世界に出現した「雲」
8月17日 ベラルーシ上空に現れた積乱雲
8月14日 アメリカ・ニューメキシコ州ポルバデラの空
8月13日 アメリカ・アリゾナ州サフアリータのダウンバースト
8月17日 ベラルーシ上空に現れた積乱雲
8月13日 アメリカ・ニューメキシコ州ラスクルーセスの空
世界の空はこの数日間もこんな感じでした。
過去記事「新しい天と新しい地を示唆する「はず」の地球の変化 (2016/07/20)」では、エックハルト・トールという人の書いた『ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる-』という本の中にある、
> 人類の集団的な意識と地球の生命は本質的につながっている
というような概念を抜粋したことがあり、自然の光景は、人類の意識が反映されているというような考え方もこの世にはあるということをご紹介しました。
その概念から考えますと、今は、
・人々は核の夢を見て
・空はその夢を反映している
という感じでしょうか。
というわけで、今回の本記事です。この記事のタイトルにあります「蛾人間(モスマン)」というのは、この数か月間、シカゴで目撃されているもので、文字通り「蛾のような形でそれを飛ぶ生き物」なのだそうで、下のように、かなりの報道さえなされているものです。
8月10日の米国報道より
このモスマンも何だかよくわからない現象なのですが、目撃数は増え続けていて、「連鎖」しています。
ところで、今回のタイトルに「狂気の時代」と入れましたのは、ここからご紹介する記事の中に、書いた方が「狂気の時代だ(It’s a time of madness)」と記していたことによります。
そして、タイトルの最後の「この夏、いちばん静かな海」は、北野武さんの 1991年の映画『あの夏、いちばん静かな海。』のタイトルから小粋にパクろうとして見事に失敗した「残念な例」として、自分を戒めるためにそのまま使いました。
Mothman And Nuclear Nightmares
mysteriousuniverse.org 2017/08/15
モスマンと核の悪夢
先週、異なる三人が奇妙に類似するストーリーについて私に連絡をしてきた。ストーリーとは、それぞれが見た「夢」の話で、それはとてもよく似た悪夢だった。
8月8日、私は、ケニーという一人の男性から Facebook でメッセージを受け取った。ケニーは、その2日前に核戦争の恐ろしい夢を見ていた。ケニーはカリフォルニア州のサンバーナディーノに住んでいる。
彼は、まだ起きていない近い将来のことを夢に見ることがたびたびある人物だ。
彼はその日の明け方、悪夢で恐怖に震えた状態で目を覚ました。彼が説明するには、夢の中で彼は、テキサス州のラボック近郊の小さな町にある家のリビングに座っていた。 ケニーはその町の具体的な名前は知らなかっが、ラボック近郊にいることだは分かった。
夢の中でケニーはどこか遠くで鳴っているように思われる重低音の轟音を突然耳にした。 彼は窓のスクリーンを明けて外を覗いた。 その途端、彼は恐怖のために固まってしまった。彼は遠く離れた場所に立ち昇る巨大で非常に不気味なキノコ雲を見たのだ。
ケニーは、夢の中で足が震え動機が激しくなっていた。 巨大な放射性キノコ雲が明らかに何キロメートルの高さにまで広がっていた。ケニーは、ただ立ち尽くすことしかできなかった。
空全体が黒くなり、突然、数百メートルの高い火炎と煙が巨大な波のようになっていき、風景の中のすべてが完全に消え去った。 数秒後に、遠く離れたところで別の爆発があった。
核戦争が始まったのだと思った時にケニーは目を覚ました。 それが夢だったことに感謝した。
また、キンブリーさんという女性からも 8月10日にメールを受け取ったが、彼女もまた煩わしい夢を見たことを訴えてきていた。キンブリーさんは、イリノイ州のシカゴに住んでいる。
彼女の夢は、ケニーの夢と似ているが、見たのは 8月9日だった。
その内容はほぼ同じで、巨大な爆発が彼女の住むイリノイ州のシカゴ周辺の故郷を破壊し、何百万人もの人を殺した夢だった。爆発のほんの数秒前には 300万人近い人たちが住む賑やかな都市があった街が巨大なキノコ雲に覆われた。
しかし、彼女の場合は、この爆発による虐殺と混乱の中で、「鳥人間(Birdman / バードマン)」が、巨大な雲を上を歩いているのを見た。それはまるで、「鳥人間が私たちの終わりを見守っているかのようでした」と彼女は述べる。
この「鳥人間」に関しては、現在シカゴで目撃情報が相次ぐ「蛾人間(Mothman / モスマン)についての記事を記したことがある。
その際、シカゴでモスマンの目撃がなぜ増えているのかということについて、研究家の1人が以下のように述べていた。
「モスマンの目撃については、さまざまな意見や主張が述べられていますが、その中のひとつに、その街の将来に不幸な出来事があるかもしれないという感情とそれらの目撃に関係がある、という考え方があります。モスマンの目撃者たちは、目撃については曖昧ではなく、はっきりとした体験を話しており、また、それぞれが目撃に対して不安を感じていましたが、私はそれがある種の未来の警告に変換される可能性を信じています」
さて、その後、8月12日に、私はまた同じようなメッセージを受け取った。それは、フランスのミュルーズに住んでいるジェイコブというアメリカ人からだった。奇妙なことに、このミュルーズは私自身が十代の頃に多くの時間を過ごした街でもあった。
ジェイコブは、夢の中で、緊急放送のメッセージがテレビ画面に現れるのを見た。そのメッセージは「現在、核兵器がアメリカに向かって飛んでいる」ことを警告する内容だった。その次の瞬間、ジェイコブは目を覚まし、それが夢であったことを知ったと述べた。
これらの異なる人々の見た夢の偶然は、その最大の理由は、かねてからの北朝鮮と米国の間に緊張が高まり続けているということになよるものだろう。
おそらくは、そのことが夢の最大の要因だろうと思われる。
北朝鮮が、カリフォルニアやシカゴを核ミサイルのターゲットにする技術を持っているかどうかは明らかではないが、北朝鮮はたびたびそのようなことを主張している。
そして現在、アメリカ中で、あるいは世界中で同じような核戦争の悪夢を見る人たちが何百万人といたとしても不思議ではない。結局のところ、私たちが生きている今の状況は、それほど安定したものではないということなのかもしれない。
今は狂気の時代だ。
一方、キンバリーさんが夢で見たような存在、それは過去数ヶ月間にシカゴで目撃されているモスマンのような生き物が都市の未来の不幸を予言しているのだとすれば、同じような悪夢を見ている人たちもまたいるのかもしない。
そのような夢を見た方はぜひ私たちに連絡してほしい。
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