2016年7月18日に米国アリゾナ州フェニックスに出現したダウンバースト
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変化する地球
ここ数年、あるいは数十年、自然の光景はその激しさを拡大させ続けている感じではありますけれど、特に最近の「光景」、それは自然災害が絡んでいなくともですが、それがさらに激しくなっているように感じます。
冒頭のフェニックス(ちなみに北緯33度線)の雨雲にしても、もう何だかよくわからないですが、いわゆる局地的集中豪雨となっているということなんでしょうけれど、圧倒される光景ではあります。
今回は、このような、7月に入ってから印象的だった光景をいくつかご紹介したいと思います。
こういう「自然の光景の変化」にどんな意味があるというと、私の言葉で書いても感覚的なものとなってしまいそうですので、ある本の中から抜粋させていただきますと、エックハルト・トールという方の書かれた『ニュー・アース』という著作の第1章に以下のような記述があります。
エックハルト・トール『ニュー・アース』第1章より
本書のタイトル『ニュー・アース』は聖書の預言からとっている。人類史のなかで、いまほど、この預言がふさわしいことはないと思うからだ。旧約聖書にも新約聖書にも、これまでの世界秩序の崩壊と「新しい天と新しい地」の誕生を預言する言葉がある。
ただし、この天とは空間的な場所のことではなく、内面的な意識の領域であることを理解しておかなければならない。それがこの言葉の奥にある意味で、イエスも教えの中でその意味を使っている。これに対して地とは形の外的な現れであり、つねに内面を反映している。
人類の集団的な意識と地球の生命は本質的につながっている。「新しい天」とは人類の意識の変容の始まりのことで、「新しい地」とはその変容が反映される物理的な領域のことだ。
人類の生命と意識は本質的には地球の生命と結びついているから、古い意識が解体すれば、それと呼応して地球の多くの場所で地理的にも気候的にも自然に大きな変化が起こる。その一部を私たちはすでに目にしている。
とありますように、この方は、
> 古い意識が解体すれば、それと呼応して地球の多くの場所で地理的にも気候的にも自然に大きな変化が起こる
というように記しておりまして、これはつまり、「自然の大きな変化は、古い意識の解体を意味する」というようにとらえてよろしいのだと思います。
もちろん、これはこの方がそう書いているだけで、それが真実かどうかはそう簡単にわかるものではないでしょうが、感覚的には、私もそのように感じています。また、ルドルフ・シュタイナーも『天地の未来: 地震・火山・戦争』の中で、同じようなことを述べています。
自然の「変化の様相」が次第に大きくなっているような感覚もある中で、たとえば直近の過去 10日間くらいはどんな印象的な光景が見られていたのかなと思いまして、写真でご紹介したいと思います。
写真の多くは、世界中の自然現象の報告を非常に早くおこなうロシアのサイト vk からのものです。
ロシア・トゥディというニュースサイトも非常に情報が早いことが知られていますが、ロシア人たちの情報収集能力と、そのセンスの良さにはいつも感服させられます。
それでは、ここからです。
変化する世界と地球 2016年7月10月-19日
7月19日 ミネソタ州の悪天候時の雲
7月18日 ロシアのモスクワにあるテレビ塔に落ちた奇妙な形の落雷
7月17日 ウクライナで発生した超強力な落雷
7月15日 黒海での竜巻と落雷の同時の発生
7月15日 噴火したインドネシア・ブロモ山の奇妙な噴煙
7月15日 ロシア・サンクトペテルブルクの壮絶な雷雨
7月14日 洪水を防止するためにダイナマイトで爆破された中国の巨大なダム
7月13日 米国ウィスコンシン州で撮影された珍しい反薄明光線
7月13日 米国ミシガン州の炎のような雲
7月12日 リトアニアを襲った悪天候の際の壮絶な雲
このあたりまでとさせていただきます。
激しい光景は、気象配置の変化などの現実的な意味でも、これからもさらに激しくなることも予想されるところではあります。
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