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黙示録的か否か? : CERNの素粒子加速衝突実験の前例のない状態と、止まらぬスイスの群発地震から「LHCとパラレルユニヴァースと宇宙崩壊の懸念の歴史」を思い出してみる

   

2017年6月30日の報道より

CERN: Unprecedented number of particles reached in record time at LHC

今回は、前回の記事、

スイス・欧州原子核研究機構(CERN)のLHCが過去最大の爆発的稼働を記録している現在、その隣で発生している異常な群発地震の記事の予告であります
 2017/07/02

でご紹介した、

・欧州原子核研究機構(以下、 CERN / セルン)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の実験が過去に例のない記録を樹立し続けている

・スイスで、過去に前例のないような群発地震が発生し続けている

ということの続きとなる記事です。

このふたつには何の関係もないと考えるのが合理的ですが、まあしかし、偶然として時期がリンクしておりますので、記している次第です。

仮に関係があるとしても、その影響はせいぜい「宇宙の崩壊」程度のことであり、さほど気にするものでもないのかもしれないですが、いずれにしましても、前回に時間が足りずに書き切れなかった部分などを記したいと思います。

まずは、CERN が6月30日に発表したニュースリリースをそのまま翻訳してご紹介させていただきます。「そのまま」という意味は、よくわからない用語が出て来るのですが、それをわかりやすい言葉に換えられなかったり、あるいは、書いてあること自体がよくわからない部分もあるのですが、そういう「自分でもわからない部分もそのまま」という意味です。

大ざっぱな概要としては、

「新しいやり方を加えた大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の実験結果が、考えられないほどの絶好調を記録している」

というようなことだと思います。

科学的に間違った記述がありましたら、「すンづれいしました」ということでご容赦を。

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The LHC racks up records
CERN (欧州原子核研究機構) ニュースリリース 2017/06/30

大型ハドロン衝突型加速器(LHC)が記録を達成

CERN の大型ハドロン衝突型加速器(以下、LHC)は現在、全開で稼働しているが、その LHC が記録する粒子が、時間内としては前例のない規模に達した。

LHC の稼働が再開して、わずか5週目の 2017年6月28日、LHC 加速器の各方向に 2556個のプロトン(陽子)束が循環し、過去の記録を大幅に上回る驚くような記録を樹立したのだ。

LHC のビームは、7メートル(25ナノ秒)離れた場所からの陽子束から構成され、それぞれに 1,000 億個以上のプロトン(陽子)が含まれている。2556 個という数は、現在使用されているビームの準備方法で到達できる束の最大となる。LHCに送達される粒子束は、4つの促進剤の連鎖によって調製され、加速される。

昨年以来、束をグループ化して分割する新しい方法により、粒子をより緊密に圧縮することができるようになり、同じ数のプロトンでも、そのビームの直径は 40%細くなった。ビームは密度が高いほど、実験での中心の衝突の確率が高くなる。

この方法は成功を収めており、LHC に 1.58 x 1034 cm -2s-1 という光度の新しい記録をもたらした。この数値は、多くの人にとって意味がないものと感じるかもしれないが、加速器の専門家たちにとっては非常に重要だ。

潜在的な衝突の数は、1秒あたり、および 1単位あたりで測定するが、この新しいピーク光度は、LHC が最初のデザインで定義された初期に達することが気体された 1 x 1034 cm – 2s – 1 を大きく上回った。光度が高いほど、データを収集する実験の衝突が増えることを意味する。

そして、 ATLAS (実験装置の名称)と CMS (実験装置の名称)の記録は、わずか数週間で、1年間全体を通じての「8倍」となった。

来週、LHC は、予定されている2つの技術的な停止のうちの最初を行い、短い期間の稼働の停止となる。この間にはメンテナンスも行われる。


 

ここまでです。

 

 

LHCの目的

いろいろとわからない部分があるのは、そもそも私などは「 LHC がどんなことをしているのか、そしてそれは何のためなのかを実はよく理解していない」という部分がありますが、極めて事務的な解説では以下のようになります。

大型ハドロン衝突型加速器

大型ハドロン衝突型加速器とは、高エネルギー物理実験を目的としてCERNが建設した世界最大の衝突型円型加速器の名称。スイス・ジュネーブ郊外にフランスとの国境をまたいで設置されている。

概要

陽子ビームを 7TeV(テラ電子ボルト / エネルギーの単位)まで加速し、正面衝突させることによって、これまでにない高エネルギーでの素粒子反応を起こすことができる。

ということで、ここに、

・陽子ビーム
・素粒子反応

という、あまり馴染みのない言葉が出てきますが、陽子ビームとは、

「放射線の一種であり、水素の原子核である陽子(プロトン)が数多く加速されて束になって流れている状態をいう(陽子線)」

というものだそうで、素粒子反応とは、言葉通り、「素粒子(物質を構成する最も基本的な粒子)の反応」で、キッズサイエンティストのページによれば、「消滅したり、新しく生成されたり、崩壊したり」というのもすべて素粒子反応と呼ばれるようです。

つまりは、LHC というのは、素っ気なく書けば「物質を構成する最も基本的な粒子の反応を高エネルギーの中でおこなっている」ということになるのかもしれないですが、しかし、もう少し突っ込んだものとなると、科学者たちは、

「 LHC によって、平行して存在する別の宇宙(パラレルユニヴァース)とコンタクトしたい」

と考えていることも確かなようです。

過去記事、

「ブラックホールを創り、パラレル・ユニヴァースとコンタクトする目的」のためのCERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の過去最大のエネルギーによる稼働は継続中。結果はどちらに転ぶ?
 2015/10/22

で海外の「大型ハドロン衝突型加速器で実験を行う科学者たちは、数日内に、パラレル・ユニヴァースとコンタクトすることに期待を寄せている」というタイトルの報道をご紹介していますが、そこには、LHC の科学者の言葉として以下のようにあります。

「並列している紙のシートのような2次元オブジェクト[幅と長さ]は、3次元[高さ]の中に存在することができますが、パラレル・ユニヴァースは、さらに高い次元に存在し得るのです。私たちは、この宇宙の重力が特別な次元に流出していくことを予測しており、そして、LHC で、小型のブラックホールをつくることができると考えています」

「私たちが意味しているのは、余剰な次元の中にあるリアルな宇宙です。私たちの宇宙から余剰次元に重力が流出する可能性が想定されていますが、このようなモデルは、LHC でのミニ・ブラックホールの検出により、テストすることができるのです」

「もし、このエネルギーでミニブラックホールを検出した場合、私たちは、『重力の虹』理論と、余剰次元が正しいことを知ることになるでしょう」

 

要するに、LHC の目的のひとつに「パラレルユニヴァースとのコンタクト」があるということは否定できないと思われます。

 

 

宇宙の崩壊

どうして、これが今まで問題とされることがあったのかというと、いろいろとあるようなのですが、たとえば、下の記事のようなことが言われ続けていました。

2015年10月23日の TOCANA の記事からの抜粋です。

まじかよ、もうすぐ宇宙滅亡? LHC実験による「現存するパラレルワールド発見」間近で

TOCANA 2015/10/23

スイスのジュネーブ近郊の地下約100mに設置されたLHCは、毎秒何億回も粒子を衝突させ、多元宇宙論の鍵を握ると考えられている「マイクロブラックホール」の謎を解明するために全力で稼働中だ。(略)

理論物理学者スティーブン・ホーキング氏をはじめ、この研究を続けていくと最終的に宇宙が崩壊すると批判する科学者たちもいるが、「 CERN 」はこれまで誰も成し遂げられなかったこの実験によって宇宙の解明に繋がると反論している。

ホーキング博士がこのような警鐘を鳴らすのは、統計的にヒッグス粒子があまりに不安定な為、仮に実験の中で安定状態に近づけることに成功すると、真の真空状態が生じ、より低エネルギーの真空が光速度で膨張することで宇宙全体が破壊されてしまうと考えているからだ。

 

というようなことで、LHC の実験によって、

小さなブラックホールが作られてしまうのではないか

ということと、そして、

結局は宇宙が崩壊していまうのではないか

というようなことを言う科学者たちがいるということなのです。

これに関しては、今から9年前の LHC 稼働前に CERN 自身がアナウンスをしていまして、つまり、「ダイジョブです」と言っていたということが、2008年9月9日の AFP の記事「LHCで極小ブラックホール生成実験を行っても地球は消滅しない、CERN」という記事などで説明されていました。

記事によれば、CERN 曰く、

LHCは「地球が高エネルギーの宇宙線の経路とぶつかった状態」を再現するが、安全性評価は、「このような衝突は、地球がこれまでに何十万回と経験してきたことだが、地球はいまだに存在しているではないか」と指摘する。

とのことで、確かにこの説明から9年経って、今のところ宇宙は滅亡していないですので(一回くらいは滅亡していたかもしれないですが)、これまでは大丈夫だったと。

 

しかし、先ほどの最近の CERN のニュースリリースにありますように、「方法に新しいやり方」が加えられて、成果が大幅にアップしていると。

それは何と、「 1.58 x 1034 cm -2s-1 」という、もう何が何だかまったくわからない単位ですが、そういう「前例のない」状態を記録しているということになっていて、つまりは今、LHC は、

「今までは違う超絶稼働状態」

になっているようなのです。

これまでの9年間は大丈夫だったけれども、今は・・・というようなことをネット上で述べる人たちも増えています。

それでも、LHC というものの存在意義は「良い意味のほう」にも微妙に大きいです。

先ほどリンクしました過去記事「「ブラックホールを創り、パラレル・ユニヴァースとコンタクトする目的」のためのCERNの大型ハドロン衝突型加速器…」にも少し書いてありますけれど、

「地球の人類による平行宇宙とのコンタクトは、人類の進化の大きな条件っぽい」

とは思います。

アメリカの理論物理学者のミチオ・カクさんは、LHC が稼働する以前の 2006年に出した著作『パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ』で、「今の次元の宇宙から、他の次元の宇宙へ脱出する方法」について述べている部分があり、理論物理学の観点からは、以下の段階を踏めば「別の宇宙へと移動できる」ようです。

ミチオ・カク博士による他の次元への宇宙への脱出方法

ステップ1 万物理論を打ち立て検証する
ステップ2 自然に存在するワームホールやホワイトホールを見つける
ステップ3 ブラックホールに探査機を送り込む
ステップ4 ゆっくりとブラックホールを作る
ステップ5 ベビーユニバースを作る
ステップ6 巨大な粒子加速器を建造する
ステップ7 爆縮(全周囲からの圧力で押しつぶされる破壊現象)機構を生み出す
ステップ8 ワープドライブ・マシンを作る
ステップ9 スクイズド状態(真空のゆらぎが人工的に制御された状態)による負のエネルギーを利用する
ステップ10 量子論的な遷移を待つ

 

いつかはそういう科学の時代もやって来るのかもしれないですが、そこに至る中では、実験の中でいろいろと間違いもあり得るのかもしれません、

「あ、やべ、宇宙崩壊しちゃった。テヘッ 」

とか。

宇宙が崩壊した後に「あ、やべ、宇宙崩壊しちゃった」と誰が言えるんだよ……と思われるかもしれないですが、この世がホログラフなら、宇宙もまたフェイクかもしれないということもあり、いろいろと複雑な世界ではあります。

 

 

地震も継続中

スイスの地震のほうも続いています。

昨日から今日にかけては、「震源の場所」に変化があり、7月1日から 2日の 70回以上の群発地震は、ほぼ、シャトー・デーという場所でだけだったのですが、7月2日になって、そこにゲルターキンゲンという場所が加わっています。

seismo.ethz.ch

地震の回数は正確には数えていないですが、7月1日から 100回程度にはなっているのではないでしょうか。

下がそれぞれの場所です。

CERNと群発地震が起きているふたつの場所
・Google Map
 

スイスの群発地震という出来事自体も CERN は関係なく何だか地質的に不穏な感じもあります。

何もかも変わっていく渦中にあるのかもしれないですね。

まあただ、よくはわからないですが、素粒子反応的な要素で崩壊するのなら、崩壊するほうの宇宙の中にいるほうはスッといきそうで、むしろ「穏やかな黙示録」というようなことになるのかもしれませんけれど。



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