ブログ記事の引用・転載はすべて自由です。その際、ページのリンクを示していただけると嬉しいです。以下でキーワード記事検索ができます。

4月12日にメルマガ夢見と古代ギリシャと「痛みとの個人的歴史」が混沌とを発行させていただきました。

2021年からの世界 人類の未来 人類の覚醒と真実 健康の真実 日本の未来

ADEの嵐が起きているかもしれない:ベルギーの病院ではICUの重症患者の100%が接種済み。アイルランドでは成人の接種率が99.7%の地域が同国最大の流行地に

投稿日:




 

重症者は全員接種済み

アメリカのカトリック系サイトがベルギーのテレビ報道を取り上げていまして、アントワープにあるガストゥイエズスターズ病院(GZA)という病院で、

「集中治療室の患者の 100%がワクチン接種者であるという状況」

について主任医務官が述べている報道を伝えていました。

なお、今回の記事のタイトルに「 ADE (抗体依存性増強)」と入れていますが、これが抗体依存性増強であるかどうかはわからないですし、また、過去の猫コロナウイルスワクチンなどの臨床試験では、2年後あるいは数年後に全滅、という年数の単位も出ていますので、ADE の本格化は何年か後になって起きるものなのかもしれません。

ただ、以前ご紹介した日本の大阪大学等あるいは東京大学等、あるいは免疫学フロンティア研究センターなどが夏以来、相次いで発表した論文は、

「現行のワクチンは ADE を誘発する感染増強抗体を作る」

ことがはっきりとしており、そして、

「それは接種後にすでに体内に存在しており」

また、

「それは長く残る」

ことがわかっています。

それらについて、東京大学等と大阪大学等の「次の変異株に対しての現行ワクチンの抗体が効果がなくなるときが近づいている」とする 9月に発表された研究に関しては以下の記事に、

東京大学等や大阪大学の異なる論文に見る「ワクチンによる逃げ道はナシ」という実感。強行した後に残るのは「無」
投稿日:2021年9月11日

大阪大学 免疫学フロンティア研究センター等が 5月に発表した「現行の mRNA ワクチン抗体に抗体依存性増強(ADE)を誘発する部分が含まれる」ことについて発表した論文については以下の記事でご紹介しています。

大阪大学が「抗体依存性増強の研究」論文を発表。そこから想像できる「ワクチン接種拡大と共に死者数が増加する理由」。そして、今のワクチンではADEは避けられないことも
投稿日:2021年5月31日

抗体依存性増強(あるいは抗体依存性感染増強)のメカニズムについては、以下の記事の後半で米国の記事をご紹介しています。ただ、今も医学的にわかっていない部分が多いものではあります。

人類の大量死につながる可能性を否定できない ADE (抗体依存性増強)についてのメカニズム。そしてそれを避ける方法は「永遠のワクチン接種のループ」しかないという絶望
投稿日:2021年4月27日

 

この記事は、もう半年以上前のものなのですね……。この 4月頃は、まさか日本の接種率が 7割だの 8割だのに達するだろうなどとは夢にも思っていなかったですので、単なる勉強としての記事でした。

しかし今では、まるで「サバイバルのための教則文書」のような感じともなっています。

ともあれ、ベルギーなどヨーロッパの一部で起きていることが ADEかどうかはわからないながらも、ともかく、

「接種者に重症の状態が拡大している」

ということはある程度現実のようで、そのカトリック系サイトの記事をご紹介したいと思います。

日本で同じことが起きるか起きないかはわかりようがありません。しかし、メカニズムだけで考えれば、人類であれば誰にでも起こり得るものなのかもしれません。

ここからです。




 


ベルギーでワクチン接種者のブレイクスルー感染と集中治療室搬送者たちが増加している

Breakthrough infections and ICU treatment for the vaccinated on the rise in Belgium
lifesitenews.com 2021/11/15

アントワープの病院の主任医務官はジャーナリストに、ICUのすべての患者がワクチン接種を受けていると語った。

 

オーストリア政府が、ワクチン未接種の人々を警察の管理下によるロックダウン下に置いた中、接種の不快な現実を示す証拠が増えてきている。

現在のベルギーはそのひとつの例となるだろう。11月初めのメディアのインタビューで、アントワープのガストゥイエズスターズ病院(GZA)の主任医務官であるクリスチャン・デッカーズ博士は、「 COVID で集中治療を受けているすべての患者たちがワクチン接種を受けています」と認めた。

ベルギーで現在、入院数が増加していることを指摘した後、同国 ATVテレビのジャーナリストは、テレビで「集中治療室が未接種の患者だけであると信じているベルギーの国民の人々」に、それについて今一度考えるようにと、デッカーズ主任医務官の言葉を紹介した。

報道は以下のように述べられた。

「今、ここでは、いわゆるブレイクスルー感染が非常に多く見られます。数週間前までは、ICU にはワクチンを接種していない患者たちがたくさんいました。しかし今は状況が変わっています。現時点では、ICU に未接種者はいません。昨日のチェックの時点では、現在 ICU にいる患者たちは、実際すべてがワクチンを接種した人たちなのです」

これらの ICU の患者のほとんどが免疫系をより脆弱にする、根本的な基礎疾患を持っており、平均年齢は 55歳から 60歳であると付け加えた。

当初、このワクチンは、このような「感染に脆弱な人々」を、少なくとも重症の COVID-19 から正確に「保護」するはずだった。

ベルギーの全国テレビ RTV によると、同様の状況がケンペン(ベルギー北東部の高原地域)でも発生しており、ターンハウト総合病院の責任者、ヨー・レイゼン氏は、入院する COVID 患者がますます「ワクチン接種をした人たちとなっている」と述べた。

レイゼン氏は以下のように述べる。

「さまざまな噂を時々耳にしますが、現実としては、私たちの病院に現在入院している患者の大多数はワクチン接種を受けた人たちです」

しかし、レイゼン氏によると、入院期間は以前のコロナの流行時ほど長くはなく、平均して回復が早いとも述べている。

ベルギーの公式健康統計機関であるシエンサノ(Sciensano)は、11月初めに、 10月21日から 11月3日の間にコロナで入院した患者の 64%が「完全にワクチン接種された」ことを示すデータを発表した。

シエンサノによると、同じ期間に ICU にいた患者の 54%が「完全にワクチン接種」されていた。

政府のコロナ対策担当であるペドロ・ファコン氏は、ベルギーでは人口の 74.4%が完全にワクチン接種されているが、「ワクチン接種済み」のかなり人たちが現在、病院または ICU にいると述べている。

ファコン氏は、このようなことになっている理由は、この年齢層の健康プロファイルが原因である可能性があり、ワクチン接種をした人は感染対策を遵守せずに他の人々との接触が多いためであるとした。

現在起きていることが、デルタ変異株またはインド由来の亜種が以前のバージョンの COVID より重症度が低いという事実によるものかどうかはわからないにしても、ベルギーでは「ワクチン神話」は崩壊しつつある。

ベルギーでは、他のほとんどのヨーロッパ諸国と同様に、COVID の早期治療は行われていない。

他の国でもブレイクスルー感染が主流になりつつある。人口の 83%が「二度の完全なワクチン接種」をしているシンガポールでは、感染確認数は 8月中旬から著しく増加し、10月末にピークに達した。

米国バーモント州は、成人の人口の実に 90%が「完全にワクチン接種」しているが、毎日の「新たな感染数」は、数日前に過去最高に達した。

感染数が急増しているアイルランドでも同じ事例が見られる。成人の人口のなんと 99.7%がワクチン接種を完了しているウォーターフォードは、最近、アイルランドの町の中で「最も高い感染率」を示したことが報告された。

フランスの日刊紙フランソワは、11月10日にフランスで起きたいくつかの COVID クラスターをリストアップした。フランスでは、9月中旬から医療従事者への強制ワクチン規則が施行されているが、ボルドーの大病院では、15人の完全ワクチン接種をした医療従事者と 6人の完全ワクチン接種をした COVID 患者が出た。ル・ピュイ=アン=ヴレでは、約 40人の完全にワクチン接種された医療従事者と患者が地元の病院の検査で陽性となった。


 

ここまでです。

英国でも同じようなことが起きているようで、スコットランド政府の公式な公衆衛生データでは、

「完全ワクチン接種した人たちが過去 4週間のコロナ死亡の約 90%近くを占め、10月9日からまでのコロナ入院患者の 80%近くを占めている」

ようです。

ざらっとしか表を見ていないですので、この数は正確ではないかもしれないですが、おおむね、そのようになっていまして、感染と重症化の主流が接種者となっていることは現実のようです。そのスコットランド政府の資料は以下にあります。

Public Health Scotland COVID-19 Statistical Report As at 08 November 2021

先ほどのベルギーやアイルランドなどの例でもそうですが、もはや細かい数値を上げて云々……という段階ではなく、「どちらが多いのかは圧倒的」という表現で構わないのだと思います。

 

 

ブースターショットがもたらすこと

そして、この「接種者が感染、重症例の主流となっていく」ことに関しては今後の変異株の拡大状況によっては、さらに支配的になるものと見られます。

今年中盤くらいまでのデルタ株「以降」の変異株には、現行のワクチン抗体は効かないからです。

先ほどもリンクしました記事の東京大学等の論文にあります。

 

なら、

「ブースターショットを打てばいいのか」

というと、そのあたりは的確には何ともいえないですが、

「中和抗体が効かないものを打つことに意味があるのかどうか」

という観点からは、専門家ではない私の観点でしかないですけれど、「感染抑制や重症化防止には何の意味もない」ようには思います。

ただし、「ADE のリスク」は回数を重ねるごとに高まります

東京理科大学名誉教授の村上康文さんがフォーブスに寄稿した文書で以下のように書かれています。

3回目以降の「ブースター接種」についてですが、とくに慎重に進めていくべきであると考える研究者は、私を含め、少なくありません。

現状認可され、世界で使われているワクチンはすべてウイルスの毒性のあるスパイクタンパクの全長を使ったワクチンです。

これを、5回とか6回とか7回、人体に接種することにはリスクが伴う可能性があることを、ワクチン開発者は認識すべきでしょう。Forbes

村上名誉教授は、フォーブスのインタビューで以下のような強い表現を使って「繰り返し打ってはいけない」と述べています。「免疫化」というのは「ワクチンを打つこと」です。太字はこちらで施しています。

同一の抗原で繰り返し免疫化を行った場合、5回目から死亡する例が激増。7〜8回繰り返すと半分近くが死亡するという動物での研究結果もある。Forbes

このようなことが起きるのが「 ADE 」です。

これについて、村上名誉教授は、さらに具体的にリスクを述べています。

このような「スパイクタンパク質の全体」を抗原とすることにより、ワクチン接種者の中には抗体依存的感染増強(ADE)により重症化するという人が出てくる可能性が考えられます。

実際、RNA型ウイルスの「デング熱」では、フィリピンで、200人以上の子供がワクチン接種後、ADEで死亡するという悲劇が起きています。Forbes

過去のすべての(新型ではない)コロナウイルスなどのワクチンでは、すべて ADE が起きており、ほぼすべての臨床試験が中止・延期となっています。

ですので、現行のワクチンでも起きることは起きるのでしょうが、それがどの程度までの被害となっていくのかは誰にもわかりません。

被害の全容が明らかになるまでの年数もまったくわかりません。

 

なぜなら、「必ず感染増強抗体が作られる」現在のようなワクチンを

「数億、数十億人規模に一斉に接種したことなど過去にない」

からです。

これから数年後までに起きることは誰にもわからないはずです。

 

ただ、先ほどのベルギーの主任医務官の、「 ICU の患者のほとんどが基礎疾患を持っており」という言葉からは、まず強く影響を受けるのは、このような人たちとなるのかもしれません。

……まあ、ADE の根本的なメカニズムには不明な部分が多いです。まさか猫のようなことにはならないとは思うのですが……。

 

そういえば、アメリカでは 5歳から 11歳までの mRNA ワクチン接種も始まり、数日前の報道では、接種開始後「数日間で 90万人の子どもたちが接種した」とのことです。

これが 5日前の報道でしたので、同じペースで接種が進んでいる場合は、すでに、百数十万人のアメリカの 5歳から 11歳が接種をしていると思われます。

 

子どもといえば、

「ファイザー社の mRNA ワクチンは、子ども向けでは成分が変更されている」

ことを最近知りました。

以下に FDA (アメリカ食品医薬品局)が、11歳以下へのワクチン接種を承認した際の 10月26日にリリースされた書類があります。その 14ページに記載があります。

EUA amendment request for Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine for use in children 5 through 11 years of age

そこに、

 

> 安定性プロファイルが改善されたワクチンを提供するために、5〜11歳の子供に使用する場合は、ファイザー COVID-19 ワクチンは「リン酸塩」の代わりに「トロメタミン(トリス)」を使用する。 FDA

 

とありまして、オリジナルのワクチン添加物の「リン酸塩」を「トロメタミン」というものに変更したということです。

これが良い方向のものなのか、そうでないのかはわからないです。

なお、この「トロメタミン」というのは、モデルナ社のワクチンにもともと添加されているものです。

モデルナ社ワクチン mRNA-1273 の賦形剤

SM-102
・1,2-ジミリストイル-rac-グリセロ-3-メトキシポリエチレングリコール-2000 [PEG2000 -DMG]
・1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン
・コレステロール
トロメタミン
トロメタミン塩酸塩
・酢酸
・酢酸ナトリウム
・スクロース

 sciencedirect.com

 

まあしかし、内容の変更はともかくとして、どんなものであっても、子どもたちの体内にスパイクタンパク質が全長で生成されることは違いがありません

子どもの場合は ADE ってどうなるのですかね。

先ほどの村上名誉教授によれば、フィリピンでは、RNA デング熱ワクチンで子どもたちに ADE 被害が拡大したことが述べられていますので、子どもでも起きることは起きるのでしょうけれど……。

それがどんな形で、いつ頃本格的に起きるのかは誰にもわかりません。

人類史上初めてとなる「大半の人間に感染増強抗体を埋め込む」という作業が世界全体で行われているのですから。

現世人類が地球に登場してから初めてのことです。

誰にもこの先は予測しようがありません。

>> In Deep メルマガのご案内
In Deepではメルマガも発行しています。ブログではあまりふれにくいことなどを含めて、毎週金曜日に配信させていたただいています。お試し月は無料で、その期間中におやめになることもできますので、お試し下されば幸いです。こちらをクリックされるか以下からご登録できます。
ご登録へ進む





  • この記事を書いた人

Oka In Deep

世界で起き続ける様々なことをお伝えさせていただいています。

-2021年からの世界, 人類の未来, 人類の覚醒と真実, 健康の真実, 日本の未来
-, ,

Copyright© In Deep , 2024 All Rights Reserved.