以下の記事を書いて以来、どうもいろいろと気になることは出ていました。
Toll様受容体を調べて突きあたった「 mRNA 配列の改変で C と G が異常に強化されている理由」は、もしかすると悪意のような背景に満ちているものかもしれない
投稿日:2021年11月13日
ワクチン mRNA の改変で、「 A (アデニン)、T (チミン)、G (グアニン)、C (シトシン)」の塩基のうち、オリジナル(武漢型)に対して、「徹底的に C と G を増量した」という意味について、上の記事に書いたことだけではなさそうだなあと思いはじめてしまったのです。
昨日もそのことを調べていたのですが、この遺伝子というジャンルは私には難解すぎて、昨日はギブアップしました。これについては地道に勉強しようかなとも思います。
それで、今回は時事のよもやま話のようになりますけれど、いくつかの最近のことを取り上げたいと思います。
無視され続ける欧州評議会の「決議 2361」
最近ヨーロッパでは、多くの国や地域で「ワクチン未接種者に対してだけのロックダウンや外出禁止」というような措置を講じていますが、それらのいくつかの国の最近の感染拡大は「双子のきょうだい」あるいは「似たもの夫婦」のような増加を示しています。
以下は、
・ワクチン未接種者に対しての外出禁止を発令したオーストリア
・医療従事者にワクチン接種の義務化を発表したベルギー
・ヨーロッパで初めて再ロックダウンを実施しているオランダ
・すべてのコロナ対策の終了を宣言した後に、すぐ規制を復活させたデンマーク
・国民全員へのブースターショット計画を発表したドイツ
の過去半年の 100万人あたりの感染数の推移をまとめて示したものです。
特にこの 11月に入ってからの感染の増加はものすごく、そこに「ヨーロッパにはこれから強力な寒波」がやってくるのです。
以下の記事は、基本的にはオーストラリアの異常な寒波の話ですが、後半でヨーロッパのことに少しふれています。
夏に入るオーストラリアが極端な寒波に見舞われる。メルボルンでは「167年間のすべての低温記録」が更新され、南部では夏の雪
投稿日:2021年11月17日
11月25日頃から、ヨーロッパの各地で平年より極めて低い気温となることが予測されています。
2021年11月25日のヨーロッパの平年との気温差異の予測
electroverse.net
昨年のこの時期もそうでしたが、ヨーロッパでは、気温の低下と共にコロナ感染数が増加していきましたので(インフルエンザとゴッチャだったとも思いますが)、今年も同じようになる可能性もあるかもしれません。
あのグラフの状態からさらに上昇していくとなると、「パンデミック開始以来の最大の感染数を日々更新していく」という状態をヨーロッパ各国が示す日はそう遠くないようにも思います。
なお、上に、
> インフルエンザとゴッチャ
と書きましたけれど、これは、今年 7月21日にアメリカ CDC が、事実上、「 PCR検査は、コロナウイルスとインフルエンザウイルスを識別できない」ことをウェブサイトに書いていまして、CDC 自ら「インフルエンザが流行する冬に向けて PCR以外の検査に変更していくことが望ましい」としていましたが、今は検査方法はどうなっているのですかね。
いずれにしましても、前回の冬の段階では、かなりの数のインフルエンザ感染者が、コロナ感染者と判定されていたと考えられます。
前シーズンはインフルエンザは世界的に異常に少なかったですしね。医療情報総合研究所のデータでは、前シーズンの日本の季節性インフルエンザは「平均の 1000分の 1の患者数だった」と報じられていました。
話が逸れましたが、先ほどの「ヨーロッパの再規制」の話なんですが、ふと、今年 3月の以下の記事で少しふれました「決議 2361」というのを思い出しました。
医師と科学者たちが欧州医薬品局に提出した「遺伝子ワクチンの承認停止要請の請願書」の内容に見る「本当の危険性」。その書簡の全文
投稿日:2021年3月13日
この記事は、ドイツ・マインツ大学の教授で、微生物学とワクチン学の世界的権威もであるスチャリット・バクディ教授が、欧州医薬品庁にあてた書簡をご紹介したものです。
それとは別に、バクディ教授は公式声明「Covid-19 ワクチンの安全上の懸念」を動画で発表していまして、それもご紹介していますが、その中で、バクディ教授は、「今おこなわれていることは、決議 2361に違反していることを認識してほしい」と述べていたのです。
以下のようにも述べていました。
> 決議 2361に基づき、加盟国は自らの市民に予防接種は義務ではないことを通知し、政治的、社会的、またはその他の方法で予防接種を受けるように圧力をかけられないようにする必要があります。 (odysee.com)
この決議 2361というのは、「欧州評議会」という EUと同じ加盟国ではないヨーロッパの 47カ国が加盟している連合体で、その欧州評議会によって、今年 1月に署名されているものです。
決議 2361は、以下のようなものでした。欧州の報道からです。
2021年1月27日、欧州評議会は「決議 2361」に署名した。これは、欧州評議会の加盟国ではコロナワクチン接種を義務化すべきではないと述べている。さらに、ワクチン接種を受けていない人たちが、いかなる方法でも差別されることは許されないことを示す。 (nyatider.nu 2021/02/07)
このように、1月の段階では、「コロナワクチン接種を義務化すべきではない」こと、あるいは、「接種していない人たちに対しての不当な扱いは許されない」とヨーロッパの正式な共同体で決議されていました。
しかし、今のヨーロッパは 11月17日の CNN の報道では、
・ドイツ緑の党の党首が、ワクチン未接種者のロックダウンを行うと発言
・オーストリアは、ワクチン未接種の人のみ外出禁止
・英国の首相は、3回目のブースター接種を義務付ける方針
あるいは、ベルギーの医療従事者への接種「義務」なども含めて、
「これ全部、決議 2361 に違反してんじゃないの?」
とも思うのですが、そんなことは、もうどうでもいい感じなんでしょうか。
まさに無法地帯となっているように見えます。
細かく見れば、どこの国でも、法律も秩序もない「無法」は起きているのだとも思います。
そもそも、「ワクチンの効果はもうデータ上で完全に否定されている」ことが明白なのに、このような強圧的な義務化が進行しているというのは、すごいことです。
ワクチン接種率99%以上の国で
米ゼロヘッジが、「世界で最もワクチン接種率が高い地域の感染状況が無制御になっている」ことを報じていました。
地球上の「最もワクチン接種された」国が COVID 症例の急増によりクリスマスをキャンセル
"Most Vaccinated" Nation On Earth Cancels Christmas Over Surge In COVID Cases
これはどこかというと、「ジブラルタル」というところで、
> ジブラルタルは、イベリア半島の南東端に突き出した小半島を占める、イギリスの海外領土。
とあり、国とはいえないのでしょうけれど、しかし、正式な政府が存在し、また、現在の公式のコロナ関連データでは、「ワクチン接種率トップの国」として表示されていますので、国家的な扱いなのかもしれません。
ジブラルタルの接種率と、世界の 5位までの接種率の国は以下のようになっています。
gibraltar covid vaccination rates
「 > 99%」の「>」は、「それ以上」という意味ですが、領土を訪れるスペイン人などにも接種しているため、ジブラルタルの人口比の二度の完全なワクチン接種率は 118%に達するとゼロヘッジは伝えています。
完全なワクチン接種率が 99%以上となっていて、それで感染が拡大しているということになると、
「未接種者が感染を拡大させているという話が通用しなくなる」
わけでもあります。
接種率世界第3位(人口規模のある国家としては事実上2位)のシンガポールは以下の状態です。
最近は、「接種率 90%のアイルランド、1日4000人感染でウィズコロナ取りやめ」という報道もあり、さすがに接種の無効性が、かなり強くあるいは公的に示されているとは思うのですが、それでも各国は進み続ける上に、何より、今でも多くの方々が「ワクチンの有効性」という思想を信じているのかもしれません。
なんというか……次第に「宗教」になりつつあるような。
次第にではなく元からなのかもしれないですが。
いずれにしましても、先ほど書きましたように、あと 1週間ほどで、ヨーロッパには大寒波がやってきます。
さらに、ヨーロッパでの暖房の中心となる天然ガスの供給問題は依然として解決していないばかりか、悪化しているとアメリカで報じられています。つまり、暖房に支障が出る可能性がヨーロッパにおいては強くなっています。
場合によっては、以下の記事で取りあげさせていただいたように「低温が原因である大量の過剰死」が避けられなくなってくる可能性もないではないかもしれません。
エネルギー危機が今後「経験したことのない過剰死」に直結する予測が。これがジェノサイドの次章となる可能性も
投稿日:2021年11月3日
人の命を奪うのは、暑さではなく寒さであることがカナダとアメリカのデータで示されていることなどにふれています。
> 暑い時や熱波のときより、寒い時にはるかに多くの人が亡くなる。米国とカナダのデータでは、寒さは暑さの 45倍の死者を出すことを示す。米国とカナダで暑さで亡くなるのは、毎年 2,500人だが、寒さで亡くなるのは、毎年 11万3,000人にのぼる。
先ほど「宗教」と書きましたけれど、今の状況を見ていますと、ガイアナで 1978年に起きたジム・ジョーンズ教祖の教団「人民寺院」の事件を思い出すことがあります。
数十年前に、『ガイアナの虐殺 目撃者の証言』という本を読んで以来、この事件は特に興味を持った事件のひとつでした。
900人あまりの信者の多くが自ら毒を飲み集団自死を遂げた事件ですが、自ら毒を飲むようになるまで、定期的に「演習」が人民寺院で行われ、何度も何度も演習を繰り返した末のできごとでした。
教団全員が自決する最期の日を「ホワイトナイト」と名づけ、その日に行うことを毎晩のように全員で繰り返し演習し続けていたことがわかっています。
そして、現実のホワイトナイトはやってきて、あっという間にそれは進行しました。ほぼ全員が亡くなりました。
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