地球の最期のときに

中国人生物学者たちが「感染可能なSARSコロナウイルスとH1N1ウイルス」を繰り返しアメリカの空港に持ち込んでいた事例を米FBIが「重大な生物学的リスク」として2019年11月に警告していた



投稿日:2020年4月10日 更新日:


・2019年11月に発行されたFBIの報告書。news.yahoo.com




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パニックの中で考える陰謀論

新型コロナウイルスのパンデミック以来、さまざまな「陰謀論として扱われる話」が、世に出ることが多くなりました。

その状況も次第に混沌としてきており、最近は、感染拡大が深刻な英国で「新型コロナウイルスと 5G携帯の電波が関係している」という「噂」が広がり、相次いで、「 5Gの通信タワーが放火される」ということが起きています。

以下はそれを報じるスプートニク日本語版の報道です。

英国で移動通信塔に放火 ユーチューブはコロナウイルスと5G関連の動画を削除 いったい何が起こっている?
sputniknews.com 2020/04/08


mbs.news

英国ではここ数日、バーミンガム、リバプール、メリング、マージーサイドの住民が5G電波塔5基に放火する事件が相次いでいる。このような行動の原因となっているのが、インターネットで拡散されているコロナウイルスと5Gの関連に関する情報だ。

英国の独立系事実確認機関「Full Fact」はインターネット上で特に人気がある二つの説を特定した。一つ目は、5Gはあたかも免疫を抑制するというもの、二つ目は、コロナウイルスは電波を使い標的を選び、感染拡大させていくというものだ。

両方の説を支持する人たちは、武漢ではコロナウイルス感染が始まる直前に5G網が運用されたと主張している。

この噂は瞬く間に広がり、大手SNSは前例のない対応に迫られた。例えばグーグルは4月7日、5Gとコロナウイルスの関連を主張する動画は全てユーチューブから削除すると発表した。

この 5G関係の話も、多くのメディアでは「陰謀論」として取り扱われています。

ちなみに、私自身は 5G とウイルス感染の関係はよくわからないですが、5Gに関する様々な主張がたくさん存在していることは知っています。

しかし、感情的な話をしても仕方ないわけで、「それがどんな理論、あるいは学説がベースになっているのか」ということを知らないと、肯定も否定もしようがないという部分はあります。

今回、英国でこんなに騒動になっていることを知りまして、ただでさえ疲弊しつつある社会やインフラの中で、こういう暴力的な状況はあまり良くないですから、 5Gというか、それが使用する電波帯などについての医学者による論文や主張を少し集めています。

翻訳するのに時間がかかりそうですが、いつかは、その中のいくつかを掲載できればと思いますが……まあ、ブログでは難しいですかね。

私自身は、たとえば、以下の記事にも書いていますが、「新型コロナウイルスに人為的な操作が加わっている可能性」にふれただけで「陰謀論者扱い」されることにうんざりしています。

https://indeep.jp/why-is-it-said-that-coronavirus-is-artificial-is-conspiracy-theory/

 

世界的なパンデミックが始まったばかりの 1月の終わり頃に書いた以下のような記事は、今では、確実に「陰謀論者の記事」のように言われてしまうですね。

https://indeep.jp/one-chinese-scientist-could-be-linked-global-coronavirus-pandemic/

私は一般の人と比較しても、むしろ陰謀論的な考え方は少ないほうだと思いますし、さらには、あまり陰謀論が好きではないのです。

一般的な陰謀論の良くない部分は、

「最初に、首謀者に対しての否定的な結論があるところから話が始まる」

ことと、

「その相手に憎悪を持たせる手法を一般の人々に使うことがある」

という面です。

どんなことも最初から決めつけては研究になりませんし、「憎悪」は最も人間が持ってはいけない感情です。

すべてをフラットに考えて調べる中での結果として出てくる結論に従うのが掟であり、「〇〇は悪い」と最初に決めるのは、真実を見誤ることにもなりかねません。

ですので、そういうたぐいの主張と一緒にされるのは、やや不本意なのです。

そういうこともあり、それ以来、ブログでは「ウイルス人為説」についてふれるのはやめています。

ウイルス人為説はどれだけ調べても他の結果を導くことはできませんですので、それはメルマガにだけ、たまに書かせていただいています。

ですので、 5Gのこととかにふれて、また陰謀論的に言われるのも切ないですので、これについてもメルマガだけになるかもしれないです。しかし、そういう話の根拠が完全なものであろうと、そうでなかろうと、

「それぞれの方々が、ご自分で根拠を探す」ことは大事

だと思います。

何が起きているのか、ご自身で理解するということです。

特に現在は、社会全体がパニックやヒステリーになっていて、各国の指導者レベルで誰もがお手上げになっていますが、こういう時こそ市民が「考える」べきです。

今日発行させていただいたメルマガでも「封鎖対策と移動の制限対策が、無意味であるだけでなく悪いこと」を数字から検証してますが、こういうことも、今のご時世では、おおやけに書くと、「変なことを言っている」とか、あるいは、何か言われるのも困りますので、そういう方面の話もブログではあまりふれなくなっています。

私個人としては、今、

「感情だけで動いている世間から距離を置こう」

とも考えています。

社会から少しずつ身を引いていくということですかね。

 

さてさて、そんなことはともかく、先ほどリンクしました、ウイルス人為説というものとは少し違うのかもしれないですが、先日、以下の記事で CIA (アメリカ中央情報局)が出てきました。

https://indeep.jp/cia-reports-in-2005-prodicted-coronavirus-pandemic/

そうしましたら、今度は、アメリカ連邦捜査局(FBI)の報告書について、アメリカの Yahoo ニュース が伝えていたのですね。

この報告書の内容は、以下のようなものです。

2019年11月13日の FBI の報告書より
・2018年11月に中国人が米国の空港に SARS コロナウイルスを持ち込んだ。
・2018年11月に中国人が米国の空港に MERS コロナウイルスを持ち込んだ。
・2019年9月11日に中国人がダラスに H1N1 インフルエンザ検体を持ち込んだ。

すべて、アメリカ国内に持ち込まれる前に、空港で食い止められたようですが、このうちの「 2019年9月11日」に H1N1 インフルエンザ検体がもちこまれていたというのは、今シーズンのアメリカの以下の記事にありますような狂気的なインフルエンザの流行を思い出しますと、感慨深いものがあります。

https://earthreview.net/us-abnormal-flu-is-still-increasing-2020/

上の記事で、私は以下のように書いていて、確かに不思議でした。

このアメリカのインフルエンザの異常性が不思議なのは、「アメリカでだけ」だからです。

世界的にこのようなインフルエンザが流行しているというのなら、世界的なエピデミックということで、多少は理解できますが、ここまでひどい事態となっているのは、アメリカ以外の国ではあまり聞かないです。

「何が起きているのだろうな」と思います。地球の記録

本当に何が起きているのでしょうね。

いずれにしても、この事例からわかるのは、「中国人科学者たちは、繰り返し、アメリカにコロナウイルスを持ち込んでいた」という可能性があることです。

米 Yahoo ! News からご紹介させていただきます。

 


個人の荷物から見つかった SARS ウイルスとインフルエンザウイルスの疑惑を含む生体サンプル : FBI の報告書は、中国の「バイオセキュリティ・リスク」を説明する

Suspected SARS virus and flu samples found in luggage: FBI report describes China’s ‘biosecurity risk’
yahoo.com 2020/03/30

2018年11月下旬、中国の武漢で新型コロナウイルスの最初の症例が確認される 1年以上前、米デトロイト・メトロ空港の米国税関と国境警備隊の係員が、「抗体」というラベルの付いた 3つのガラス容器を手荷物に入れていた中国の生物学者たちを呼び止めた。

中国人生物学者たちは、空港係員に対して「中国の科学者の同僚から、アメリカの研究所の科学者にこのガラス容器を届けるように頼まれた」と述べたという。

しかし、ガラス容器を調べた後、税関職員たちは驚くべき結論に達した。

Yahoo ニュースが入手した FBI の報告書には以下のようにある。

容器に書かれた文書と記載された所持者の検査により、検査担当者は、この容器に含まれる材料が、感染可能な中東呼吸器症候群(MERS)および、重症急性呼吸器症候群(SARS)のウイルスの素材である可能性があると確信するに至った。

FBI の 大量破壊兵器局(WMDD)の化学生物情報局が作成したこの報告書には、 SARS と MERS の疑いのあるサンプルを所持している中国人科学者たち、あるいはアメリカで受け取ることになっていたというアメリカの科学者の名前は記載されていなかったが、FBI は、この事象は、警戒されるパターンの一部であると報告書で以下のように結論付けている。

FBI 大量破壊兵器局は、未申告で書類化されていない生物学的物質を航空機内に手荷物として持ち込む / あるいは受託手荷物としてアメリカに輸送する海外の生物学研究者たちを評価したが、これらは、ほぼ確実にアメリカにバイオセキュリティ・リスクをもたらす。

FBI 大量破壊兵器局は、直接アクセスする連絡報告に基づき、このバイオセキュリティ・リスク評価に高い信頼性があることを確約する。

これは、武漢の肺炎症例のクラスターが COVID-19 (新型コロナウイルス)であることが世界保健機関 WHO により判明するより 2か月以上前に出された報告書であり、中国の科学研究への関与に関する FBI の懸念の一部であると思われる。

この報告書では、引用された 3つアメリカ国内への生体の持ち込み事例はすべて中国人による。

1例目は、SARS と MERS、2例目は、インフルエンザ株、3例目は、大腸菌の疑いがあった。


・2019年9月11日にアメリカの空港で中国人から押収されたウイルス。

FBIはこれらの事例がどのような種類のバイオセキュリティ・リスクをもたらす可能性があるかを正確に述べてはいないが、オーストラリア・シドニーのニューサウスウェールズ大学のグローバル・バイオセキュリティの教授であるライナ・マクルンタイア(Raina MacIntyre)氏は、FBI は、これらが「バイオテロ」に使用されることを懸念していると見ている。

そして、報告書で引用された違法なサンプルがアメリカに持ち込まれている場合、その輸送は双方向(中国からアメリカと、アメリカから中国の双方)である可能性が高いと述べた。

FBI の報告書は、バイオテロなどの病原体の「意図的な誤用」を指すバイオセキュリティと、偶発的な事故による病原体の拡散等によるバイオセーフティの両方に言及している。

FBI は、この報告書についてのコメントに応じていない。


 

ここまでです。

想像してもわからないことは多いですが、中国とアメリカのあいだで、頻繁に「ウイルスが行き来していた」ということは事実のようです。

複雑な世の中です。

 
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