(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
フォーエバー・マスカーズの世界
英テレグラフに掲載されていた記事を引用していたアメリカのメディア記事がありました。その記事のタイトルが、今回のタイトルそのままの、
「永遠のマスク着用者たちの奇妙な世界」
というものなのですが(今は、マスク着用者たちをマスカーズ / Maskers と呼ぶようです)、文字通り、2025年の今でも、どんな局面でも必ずマスクをして過ごし、また、「マスクをしていない人たちとの交流を完全に断った」ような人たちを取りあげた記事です。
「ああ、欧米にも結構いるんだなあ」と思いましたけれど、まずは、その記事をお読みいただきたいと思います。本人たちは真剣で苦しいなのかもしれないですが、むしろ苦笑の世界です。
なぜ、苦笑かというと、
「そもそも、マスクが(空気)感染症の予防に役に立つのか、という観点や思考がすでに存在しない」
からです。
理由不在でマスク絶対主義のカルトに陥っている。
まあ、日本なんてのは、外を歩いていますと、今でも病院の外には「マスクの着用をお願いします」と張り紙されているところばかりで、全体的にカルトに包まれているのは 2020年のままですが、もうほとんど「マスクとは何か?」ということさえ考えていない。
インフルエンザを含む感染症予防にマスクがほぼまったく役に立たないことを証明した論文が数十も数百もあるのに(あとで記載します)、そんなものは、なかったことになっている。
今世紀最大のイディオット・カルトですよ。
とりあえず、記事です。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
永遠のマスク着用者たちの奇妙な世界
The Bizarro-World of the Forever Maskers
dailysceptic.org 2025/12/20
英テレグラフ紙が、「ゼロコロナの熱狂的な信者たちが社会復帰を拒否している」という記事を掲載している。
そして、これらの永久マスク着用者たちは、他の人々も永久にマスクを着用することを望んでいると記事は述べている。これは、シュールな新しい儀式に基づく新しい形態のカルトの出現を示す注目すべき例だ。ちなみに、左派寄りの人々がこれに賛同する可能性が高いようだ。
テレグラフ紙は以下のように述べる。
致命的な混乱の中、オンラインで拡散した COVID-19 と(マスク)の関連性に関する主張は、必ずしも疑いの余地なく証明されたわけではなかった。
しかし、この恐怖と混乱の渦中において、決意を固めた「ゼロコロナ」コミュニティが出現した。元々は公衆衛生政策の公式用語であったこのフレーズを借用し、「ゼロコロナ」の人々は、自分たちがリアルタイムで大虐殺を目撃していると信じ、マスクを着用していない人々、特にワクチン未接種の人々に責任があると考えた。政府が規制を緩和するにつれ、彼らは行動を起こす必要があると感じ始めたようだ。
「『これはおかしい。最悪だ』と思いました」と、基礎疾患のない大学 2年生のアリソン・ハードウィックさんは言う。彼女が最後にレストランで食事をしたのは、2022年10月の31歳の誕生日だった。「不安でたまらなかったです」と彼女は振り返る。「店内に入るたびにマスクをして外に出て行き、『感染したのかな?』と不安でした」
ハードウィックさんは、サージカルマスクよりも包括的な保護を提供する N95 または N99 と呼ばれる特殊な使い捨てのマスクを着用し、ほとんどの時間を一人で過ごすようになった。
彼女は他者から孤立し、何千もの動画をオンラインに投稿し、恐怖の中で生きているのは自分ではなく、他の皆だと主張している。「否認は恐怖反応なのです」と彼女は主張する。
ハードウィックさんのこのような姿勢は、ますます緊迫するゼロコロナ運動を象徴するものだ。ゼロコロナ運動は、西側諸国で市民主導の大気汚染防止キャンペーンとして展開されている。
彼女は、免疫不全者ではない人も多く含む、地理的に離れた数千人の人々の一人に過ぎない。彼ら彼女たちは依然として自主的なロックダウン生活を送っており、深刻な長期症状に苦しむ数百万人の一人になることを恐れ、あるいは恵まれない人たちにウイルスを感染させることを懸念している。ゼロコロナ運動は北米とヨーロッパ全域に支持者を抱えており、英国にも支持者がいるが、オンラインで最も目立つのは米国とカナダの支持者たちだ。
「パンデミック否認主義」を終わらせようとする激しい運動には、著名な支持者が名を連ねており、その中にはアメリカの左派ジャーナリスト、テイラー・ロレンツ氏も含まれる。「もしあなたがマスクをしていないなら、あなたは間違いなく優生学を助長していることになります」と、ロレンツ氏は 12月6日に X (旧ツイッター)で 35万人のフォロワーに向けて投稿した。
彼女は最近の別の投稿で以下のように述べ、「スーパースプレッダー」事象を以下のように非難した。
「パンデミックが進行中の時にマスク着用を拒否するのは、まさに暴力であり、紛れもなく社会的な殺人行為に加担しているのです。あなた方は、パンデミックが進行中の時に意図的に空気感染する病気を拡散させることで、周囲の人々を積極的に殺し、傷つけているのです」
彼女はまた、マスクを着用しない人々を「空気を汚し、病原菌を含んだ息を年老いた隣人に吐きかけている」と非難した。
2022年までに、(※ 少なくとも欧米では)パンデミックとパニックによる対策は過去のものとなりつつあった。
しかし、彼らの行動はそのままだった。
慎重派たちはワクチン接種とブースター接種を受けたにもかかわらず、一歩も(外の世界に)踏み出せなかった。対面での交流が希薄化する中、オンラインコミュニティが生命線となった。
活動家たちは「きれいな空気」こそが公衆衛生の次なるフロンティアだと訴え、マスクをシートベルトに例えた。少し不便ではあるが、明らかに保護効果は高いと彼らは言う。
マスク着用はますます愛の行為とみなされるようになり、その着用を奨励し、さらには義務付けたのは圧倒的に左翼団体だった。
フリートウッド・マック(※ 英国のロックバンド)のスティーヴィー・ニックスはマスク着用の継続を促した。
「マスクなんて大嫌いだけど、私は着けている」と彼女は言った。「みんなに嫌な顔をされる。そんな嫌な顔をする人がいるなんて、私には信じられない。でも、私はこう言うわ。『ねえ、知ってる? 私はスティーヴィー・ニックスよ』って」
2023年までに(※ 少なくとも欧米では)マスク着用はほぼ信用されなくなったが、テレグラフ紙はメイヨー・クリニックの情報筋を引用している。
かつての熱心なゼロコロナ運動家は匿名を条件に私に、このように語った。
「COVID の感染リスクをゼロにすることを中心に人生を立て直し、アイデンティティを再構築してきた人たちは、こんな状況に耐えられなかった。この運動は、メンバーが過剰な予防策を講じていることを盲目的に認め合う、大規模なオンラインの自己満足へと堕落していった」
マスク着用の熱烈な支持者の一人は、残りの人生をマスク着用で過ごすつもりだと語る。
「もう、以前のように気軽に外出するなんてことはなくなりました」と、3匹の猫とニューヨークに住む 30代前半のエヴァン・サックス氏は言う。彼は外出時は必ずマスクを着用している。
「時々、本当に残念な時もあります」と彼は付け加える。マスクのせいで生活が滞っているからではなく、「周りの人たちが、自主的に『パンツを履く』レベルの簡単なことをしていないから」だと。
皆の安全を守るために、彼はニューヨークのワシントンハイツ地区で、恵まれない地域に個人用防護具(PPE)を配布する「ブロック」を運営している。
「ありがたいことに、私はロングコロナ(長期のコロナ後遺症)に感染していません」とサックス氏は付け加える。「その点では、本当に本当に幸運です」
彼も感染したくないようだ。「正直言って、ずっとマスクを着けていたい」と彼は言う。
オーストリアの医師スペラ・サロモン氏は、マスクをしない人に対しては容赦ない。
仕事以外では、サロモン医師は同じように予防策を講じない人々とは時間を過ごさない。
「マスクをしていない大勢の人たちと付き合っても、何も得るものがないんです」と彼女は言う。「悲しくなるし、孤独を感じます」。
今年初めに世界保健ネットワークが発表した記事で、サロモン氏は COVID の合併症の増加が、空気の質を飲料水と同様に重要な公衆衛生上の優先事項として認識させる社会的な変化につながると予測した。
「現実を否定し続ける人たちこそ、真の恐怖の中で生きている」と彼女は書き、ソーシャルメディアの動画でハードウィック氏の感情に同調した。
どうやら、永久マスク着用派はマスクを崇拝するほどこの運動に熱中しているようだ。
アメリカの大学生ベラさんは、米国労働安全衛生研究所の認証を受けた電動空気清浄マスクについて、熱く語る。
「このマスクは空気を排出するので、フィット感や密閉性の悪さから外気が入り込むことはありません」と、彼女は語った。
一方、アリソン・ハードウィックさんは「コロナへの新たな情熱」にますます焦点を当てている。
少なくとも 6ヶ月ごとにブースター接種を受けることは、彼女にとって、人生を一変させた「スローモーションで起こる大規模な障害発生」への必要な対応だ。
「人と空気を共有することはほとんどありません」と彼女は言う。もし誰かと会うとしても、それは屋外で、COVID-19 感染予防対策を徹底している人たちだけだ。「彼らもどこでもマスクをしているので、一緒にいると安心します」
たとえ自分の信念を追求するために考案された儀式や習慣がいかに奇妙なものであっても、人間がどんな大義でもカルトに変えてしまう無限の能力を探るためだけでも、テレグラフ紙のこの記事は読む価値がある。
ここまでです。
この人たちにあてはまるのは、
「マインドコントロールから自己解除できなかった人たち」
だと思います。
3年くらい前、「マインドコントロールを増大させるもの」という記事を書いたことがあります。
マインドコントロールと書きましたけれど、ほぼマスク着用社会について書いています(当時の日本のマスク着用遵守率は驚異の 99%)。
マインドコントロールには、強制ではなく、
「穏やかな本人の同意が必要」(自分自身が納得する)
ことが必要なのですが、取りあげた記事に以下のようにありますように、「その後、受け入れたものを自分自身で解除していかないと、永遠のコントロールに陥ってしまう」のです。
米メディアの記事「リアル・マインドコントロールのメカニズム」より
…すでに述べたように、真のマインドコントロールと大衆催眠術には私たち自身による「同意」が必要です。…真のマインドコントロールとは、拷問や強制ではなく、静かに受け入れさせることです。
私たちはいつでも催眠術師から同意を取り消すことができますが、特定の現実を無視することを進んでやめなければなりません。
私たちは、過去に騙され、支配されてきたことを認識したときに生じる痛みを喜んで感じなければならず、順応を拒否する能力を享受しなければなりません。
2020年3月からの日本の状況(主にマスク着用とブースター接種)は、典型的なマインドコントロールの手法でした。
最初はイヤイヤ着用(接種)していたものを次第に受け入れ、そして積極的に行うようなり、ここから元に戻ることができれば問題ないのですが、一部の人たちは「ディストピア思考空間に残されたままになる」と。
マインドコントロールは、時間の経過と共に「次第に催眠術」のような強固な思想の呪縛となっていき、こうなると、もうなかなか抜け出せません。
先ほどの記事で、私はマスク着用社会に対して、ストックホルム症候群という概念を用いていますが、ストックホルム症候群とは、
「時間の経過と共に本来は憎むべき相手なのに、同意して共感する」
という心理的な過程を述べたもので、そこまでいくと、もう元には戻ることができないと思われます。
マスクの論文
マスクの有害性については、2020年からどれくらい記事を書いたかわからないほどですが(カテゴリー「マスクの有害性」にあります)以下の記事の後半では、マスクの有害性について世界中の査読済み論文などを 60件以上リンクしています。
In Deep 2022年12月1日
実際には、ご紹介した記事には、150以上の論文等が引用されていたのですが、その中から 60件選んでリンクしています。
また、以下の記事には、60件の研究を分析したドイツでのメタ研究を取りあげています。後半に論文一覧があります。
In Deep 2021年5月1日
結論は出ているのです。
しかし、マインドコントロールは科学など平気で超えてしまいます。
いくつかの宗教が科学を超越してカルトやオカルトに傾くのと、状態はほぼ同じです。
>> In Deep メルマガのご案内
In Deepではメルマガも発行しています。ブログではあまりふれにくいことなどを含めて、毎週金曜日に配信させていたただいています。お試し月は無料で、その期間中におやめになることもできますので、お試し下されば幸いです。こちらをクリックされるか以下からご登録できます。
▶ ご登録へ進む