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3月15日にメルマガニネベの年に起きること。そしてガンと寄生虫の関係を発行させていただきました。

2021年からの世界 ディストピアへようこそ 人類の未来 健康の真実

これまでで最も大規模なマスクの副作用に対してのドイツでのメタ研究は「新型コロナ感染症より長期のマスク着用のほうがはるかに健康に有害」と結論付ける。特に児童には壊滅的

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MCCS



過去最大の包括的なマスクの影響についての調査研究

ドイツの 8人の科学者と医学者たちにより、最近、医学誌エンバイロンメンタル・リサーチ・アンド・パブリックヘルス(Journal Environmental Research and Public Health)に「マスク」に関する論文が発表されました。

これは 60以上におよぶ過去の論文と 40以上の実験的研究をすべて分析した「マスク着用に関する、これまでで最大の研究」となります。これらの論文や文献には、パンデミック以前のものも、パンデミック以降のものもどちらも含まれます。

その論文の冒頭には、以下のように書かれてあります。

論文より

これまで、マスクが引き起こす可能性のある健康への悪影響に関する包括的な調査はなかった。今回の調査の目的は、マスクを着用することの科学的に証明された関連する副作用を見出し、それをテストし、評価し、まとめることだった。

定量的評価については、44の主に実験的研究が参照され、実質的評価については、 65の論文が見つかった。これらの文献は、多くの分野におけるマスクと関連する悪影響を明らかにした。 mdpi.com

これらの文献の分析の結果として、マスクの恒常的な着用と関連性のある悪影響の及ぶ医療、および臓器系に関連する現象は複数の分野で発生することを見出し、それを確認したとあります。

マスクの悪影響が及ぶ分野は、

神経学、心理学、精神医学、婦人科、皮膚科、耳鼻咽喉科医学、歯科、スポーツ医学、社会学、微生物学、疫学、小児科、環境医学

に及ぶとあります。

論文そのものは以下にあります。

Is a Mask That Covers the Mouth and Nose Free from Undesirable Side Effects in Everyday Use and Free of Potential Hazards?
口と鼻を覆うマスクに、日常的な使用で望ましくない副作用はないものなのか? あるいは潜在的な危険はないのだろうか?

論分自体は大変に長いもので、全体をご紹介することは不可能ですが、インターネットの自動翻訳などで十分に読めるものですので、ご覧いただければと思います。

今回は、この中から特に「児童のマスク着用」に関する部分をご紹介したいと思います。実際には、高齢者、基礎疾患のある方、妊娠されている方などへの強力な悪影響も多く書かれているのですが、最近の私は、大人よりも、守られるのは「とにかく若い世代を先に」と思う部分があります。

なぜなら、大人の多くはマスクを自分の意思で着用している場合が多いでしょうが、子どもたちの多くはそうではなく、まして、幼児や小さな児童に至っては、

「訳もわからず、そういう生活に巻き込まれている」

わけです。

さらに小さな幼児などは、「この世に生まれてみたら、マスクの世界だった」という不条理の中で人生の最初が始まってしまっています。

昨年以来、マスクの有害性について、かなりの数の記事を書きましたが、今回は、それらにはふれません。後半に記事のリンクを示すに留めます。なぜなら、今回ご紹介している論文で「十分」だからです。ここにマスクの有害性のすべてが書かれてあります。今はこの論文だけで十分です。

後半には、この論文で参考文献とした論文のいくつかをリンクします。

まず、論文の中の「児童への影響」について飛び飛びで抜粋させていただきます。




 


 

ドイツ人研究者によるマスク着用に関するメタ研究からの児童への影響についての抜粋

Is a Mask That Covers the Mouth and Nose Free from Undesirable Side Effects in Everyday Use and Free of Potential Hazards?

子どもの場合は、マスク着用に対して特に脆弱であり、マスク着用では児童の呼吸に特別な注意を払う必要がある。これは、酸素需要の増加、中枢神経系の低酸素感受性の増加、呼吸予備能の低下、気道の縮小、内腔が狭くなると抵抗の増加が大きいため、子どものマスク着用は重要で脆弱な生理学的変数を表す。

鼻と上唇を刺激することによって引き起こされる潜水反射は、酸素欠乏の場合に、徐脈(脈が遅くなる不整脈)での呼吸停止を引き起こす可能性がある。

英国の実験的調査研究では、マスク着用は、特に運動中に、8歳から 11歳までの 100人の学童にしばしば熱感と呼吸障害を引き起こした。身体活動中に 24%の子どももたちが離脱した。

シンガポールの科学者たちは、科学誌ネイチャーに掲載された研究で、FFP2マスクをわずか 5分間着用した 7〜 14歳の 106人の子どもたちが吸気および呼気の CO2 レベルの増加を示し、呼吸障害を示していることが実証された。

子どもの呼吸生理学の乱れは、長期的な疾患関連の結果をもたらす可能性がある。子どもの場合、CO2レベルがわずかに上昇しただけでも、心拍数、血圧、頭痛、倦怠感、集中力障害を増加させることが知られている。

神経疾患におけるマスク着用の考えられる影響を強調することも重要だ。科学的研究では、マスクとフェイスシールドの両方が子どもたちの 46%( 80人中 37人)に「恐怖」を引き起こした。

ドイツで最近行われた、マスク着用を義務づけられている子ども数万人を対象とした観察研究は、頭痛(53%)、集中力の低下(50%)、喜びのなさ(49%)、学習障害(38%)、および、25,930人の子どものうち 27%に倦怠感が示された。

観察された子どもたちのうち、25%は新たに発症する不安や悪夢さえ持っていた。子どもの場合、環境によって生成される不安のシナリオの脅威は、マスクを介してさらに維持され、場合によってはさらに強化され、既存のストレスが強化されていた。

これは、心身症やストレス関連の病気の増加につながる可能性がある。

たとえば、評価によると、マスク着用者の 60%が 1から最大 10段階のストレスレベルで最も高い 10のストレスレベルを示した。ストレスレベルが 8未満だったのは、マスク着用者の 10%未満だけだった。

専門家たちによると、マスクは人間のコミュニケーションと感情の交換の基盤をブロックし、学習を妨げるだけでなく、笑顔、笑い、感情的な模倣のプラスの効果を子どもたちから奪うことがわかっている。そのため、ウイルス防御としての子どもにおけるマスク着用の有効性は物議を醸している。


 

ここまでです。

他のセクションには以下のようなくだりもあります。

論文より

子どもはマスクに対してさらに敏感に反応すると想定できるため、文献は、マスクがてんかん(発作の引き金としての過呼吸)の子どもには禁忌であることを示唆している。

小児科の分野では、心理的、精神医学的、社会的影響で説明されているマスク症状にも特別な注意を払う必要がある。

マスク着用は、CO2再呼吸によるパニック発作を引き起こし、閉所恐怖症の恐怖を強める可能性がある。

思考障害、注意力の減少、およびめまい、ならびに心理的および神経学的影響を伴う証明されたマスク誘発性の軽度から中等度の認知障害も示されている。

学校や公共交通機関と非公共交通機関の両方でマスク着用が義務付けられている場合は、事故のリスクが高まる可能性についても考慮に入れる必要がある。

ここまでです。

この論文を読んでいますと、もちろん、日常的なマスク着用はすべての人に悪影響を与えることが示されているのですが、研究者たちの「子どもたちをマスクの害から守りたい」という強い意志が見えるものです。

それほど、マスクの長期着用の害は大きなものです。

しかし、以前も書いたことがありますが、マスク社会が始まって以来、もう1年以上という期間が経っており、取り戻せない部分が多くなり過ぎた感もあります。「社会や人への認知」については、もうすでにその能力を失った幼児が多い気がします。

絶望的な書き方で申し訳ないですが、もう近い未来に、希望的な社会が到来することはないと最近の私は思います。

その原因の多くがマスクとワクチンによるものですが、接種義務のない子ども(あるいは接種していない人)にもワクチンの影響が「接種者から伝染」する可能性について、最近、エクソソーム(細胞から分泌される顆粒状の微細物質)の「水平情報伝達」という概念について書かれていたアメリカの記事を読みまして、何となく「どうにもならないな」というように思えてきています。

その記事の該当部分(エクソソームと逆転写酵素について書かれてあります)は難解で、私にはうまくまとめられないのですが、いずれにしましても、今後、いろいろな「パンデミック対策の強烈な弊害」がとめどなく拡大していく可能性があります。

誰にも「対策」を止めることができなかったのですから、仕方ないといえば仕方ないですけれど、こういう形でこの社会が終わっていくというのは寂しい限りです。

 

以下は、今回ご紹介した論文で参考文献としていた論文の一部です。

ほぼ英語の論文ですが、タイトルを日本語にしています。

その後に、In Deep のマスク関連の過去記事もリンクさせていただきます。

参考文献からの一部抜粋

SARS-CoV-2およびCOVID-19の人から人への感染を防ぐための物理的距離、フェイスマスク、および眼の保護:系統的レビューとメタ分析

ソーシャルキャピタルの健康への悪影響の系統的レビュー

トレーニングによる呼吸交換率と二酸化炭素生成に対する追加の死腔の影響

サージカルマスクの着用による生理学的、熱的および主観的反応の結果的な変化の欠如

マスク:COVID-19危機時の利点とリスク

COVID-19中の医療専門家の間での長期マスク使用の悪影響

妊娠中のJBN95呼吸器の使用

COVID-19の発生時に急性増悪を伴うCOPD患者にマスクを使用することのリスクと影響

小児における新規N95マスクの安全性、適合性、快適性を評価するためのランダム化臨床試験

医療従事者の間でN95フェイスマスクによって誘発された脳血行力学的変化を回復する

心拍数、熱ストレスおよび主観的感覚に対するN95および外科用マスクの着用の影響

てんかん患者にとってマスクの着用は安全か

日本の医療従事者の風邪の発生率を減らすための外科用フェイスマスクの使用:ランダム化比較試験

COVID-19パンデミック時のマスク着用による不便:876人の若者の調査研究

恐怖を誘発する感染症の発生に関連するソーシャルメディアメッセージの信憑性と内容の分析

パニック障害の患者のグループにおける過呼吸に対するDFの反応

病院職員の間で使用されたサージカルマスクの微生物汚染と彼らの作業病棟における微生物の空気の質

手術中の細菌汚染源としてのサージカルマスク

ここから、マスク関係の In Deep の過去記事のリンクです。新しい順です。

[マスク関連の過去記事]

マスクに関する追記 : 長期間のマスク使用が進行性の肺ガンのリスクをもたらす可能性について
投稿日:2021年4月10日

マスクを詳細に分析したドイツの著名な科学者が、そこから検出されるあまりに多い発ガン性物質や肺損傷原因物質に警告を発する
投稿日:2021年4月8日

マスクに感染症対策への有効性は「何もない」ことを改めて。マスクは今ではすでに単なる政治的統制ツール
投稿日:2021年4月6日

子どもの「マスクの害」についてドイツで世界で初めてとなる大規模な調査研究が発表される。それによると7割の子どもが身体と精神に影響を受けている
投稿日:2021年1月4日

マスク着用がコロナ感染者を増やすことを示すアメリカのデータ。特に「家でもマスク」を奨励し続ける州が示すカタストロフ的状況
投稿日:2020年12月22日

マスク社会の悪影響のメカニズムが出揃った感。鼻呼吸の不足による「一酸化窒素の消えた人体」の将来。特に子どもたちの
投稿日:2020年11月2日

2020年のパンデミック下でプラスチック製マスク15億個分が海中に。分解されるには450年かかる模様。そして気づけば私たちはプラスチックを着て生きている
投稿日:2020年12月31日

乳幼児の「人の顔認識の成長過程」がマスクにより崩壊することにより「人間なんてみんな同じ」というオール失顔症社会がもたらされる日はわりとすぐ
投稿日:2020年10月20日

一部のマスクに使われているポリウレタンには、トルエンの1万倍の毒性がある猛毒成分イソシアネートが含まれています
投稿日:2020年9月13日

マスク社会がもたらす「本当のディストピア化が何か」に気づいた。それは表情を学ぶ機会を失った赤ちゃんたちによる「人の感情を理解しない人々の社会」の誕生
投稿日:2020年8月26日

低酸素と二酸化炭素中毒社会が招くのは…男性の不妊の増加…アルツハイマーの増加…。どうにも悲観的な数年後の社会を想う
投稿日:2020年8月23日

パニック障害の人はできるだけ「マスクを避けたほうが望ましい」医学的理由。そして私は、子どもや若者たちの胸腺が萎縮した病的な社会の出現を懸念している
投稿日:2020年8月4日

病気の子どもが多すぎる。そしてさらに肺疾患が増え、アレルギーが増え、骨折する子どもたちが増えていくのを看過しろと?
投稿日:2020年7月7日

ここまでです。

リンクを作成していて気付きましたが、この1年、マスク関係の記事をずいぶんと書いていたんですね。これだけ多くリンクしましたのは、このほとんどの記事がネットの検索から実質的に除外されている可能性が高く、それぞれ自力で探すことは難しいからです。

マスクは子どもという人類の未来を担う存在と、その社会を破壊するものであり、ワクチンと同列ほど悪いと思っています。

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