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今月からアメリカで販売される赤ちゃん用ワクチン
前回、以下の記事で、モデルナ社の「 RSウイルス用 mRNAワクチン」というものに少しふれました。
その特許開示文書はこちらにありますが、新型コロナワクチン同様の遺伝子テクノロジーが使われているもので、実用化された場合、おそらくは新生児を中心に使用されるのだと思われます。
場合によっては、生まれて 1ヶ月、2ヶ月などに接種するタイプかもしれません(RSウイルスは生後 6ヶ月までが重症化しやすいとされているため)。
この遺伝子 RSウイルスワクチンも、「 RNA + ポリエチレングリコールなどの脂質粒子」という組合せで、RNA が「分解されにくく丈夫に改変されている」のも、ファイザー社とモデルナ社のコロナワクチンと同じです。
しかし、それ以前に、アメリカなどでは、新生児への予防接種が過剰となっていまして(日本でもそうなのかもしれないですが)、たとえば、 B型肝炎のワクチンも今のアメリカでは、
「生後 1日目からのすべての赤ちゃんが、B型肝炎ワクチンを 2回から 3回接種する」
ことが米チルドレンズ・ヘルス・ディフェンスの 2019年の記事に出ていました。新生児に B型肝炎ワクチン。
この B型肝炎ワクチンでも、CDC のワクチン有害事象報告には、それなりの件数の報告があるのですが、率としては圧倒的に 3歳未満です。
B型肝炎ワクチンの有害事象報告(米国 CDC)
Found 95,490 cases where Vaccine targets Hepatitis B
新生児が接種するものですので、3歳未満のうちの大部分が 1歳未満なのではないかと思われます。
最近、そのチルドレンズ・ヘルス・ディフェンスに、
「 Vaxelis 」
という名称の米メルク社の新生児用のワクチンについての記事が出ていました。おそらく読み方は、バクセリスだと思われます。
米メルク社は、子宮頸がんワクチン「ガーダシル」を販売している企業です。
この子宮頸がんワクチンの生殖機能への破壊力は、やや前例を見ないほどのものですが、そのあたりは、以下のふたつの記事などの数値をご参照下さい。
ここではふれないです。
「脳と生殖機能を破壊せよ」 : 青空の実験室と課した地球の中でポリソルベート80を調べる
投稿日:2021年3月7日
スパイクタンパク質とポリエチレングリコールが「生殖機能を根底から破壊する」メカニズムのすべて…
投稿日:2021年6月21日
この、特に生殖機能への非常に破壊力が強い子宮頸がんワクチンも世界的に接種が推奨されているものですが、その製造元のメルク社が、今度は「赤ちゃんのワクチン」を作り、今月から販売され、接種も実施されると思われます。
このワクチン、バクセリスは、「 6価混合ワクチン」で、つまり「 6種類の病気から守る」というものとなっている、赤ちゃんに接種するものとしては、おそらく世界で最も「一度に多くの疾患の予防」をするものだと思われます。
以下は、日本語の説明ページからの抜粋です。
Vaxelis はジフテリア、破傷風、百日咳およびインフルエンザ菌b型細菌、B型肝炎ウイルスおよび不活化ポリオウイルスに由来する活性物質を含むワクチンです。それは6週齢以上の幼児そして幼児で以下の感染症からそれらを保護するのに使用されます。
・ジフテリア
・破傷風
・百日咳
・B型肝炎
・ポリオ
・インフルエンザ菌b型(Hib)による侵襲性疾患推奨される初回予防接種プログラムは、6週齢を超える新生児に対して、少なくとも1ヶ月間隔で与えられる2回または3回の投与からなります。
日本語の説明ページがあるということは、日本にも来るのでしょうね。
これがアメリカで、おそらく、そのうち日本でも赤ちゃんの定番接種となるようです。
夢のような、あるいは悪夢のようなワクチンですが、ふと「成分はどうなっているんだろう」と、FDA (アメリカ食品医薬局)の、このワクチンの添付文書を見てみました。
Package Insert – VAXELIS / FDA
そうしましたら、もう何だかすごいものとなっていまして、苦笑したくらいでした。
以下がその VAXELIS (バクセリス)の成分表です。
量は割愛しています。
赤ちゃん用6価ワクチン VAXELIS の成分表
・ジフテリアトキソイド
・破傷風トキソイド
・無細胞百日咳抗原
・無毒化百日咳毒素
・糸状血球凝集素
・パータクチン (百日咳菌)
・不活化ポリオウイルス
・ポリリボシルリビトールリン酸
・髄膜炎菌血清型Bの外膜タンパク質複合体
・B型肝炎表面抗原・アルミニウム
・ポリソルベート80・ホルムアルデヒド
・グルタルアルデヒド
・ウシ血清アルブミン
・ネオマイシン
・ストレプトマイシン硫酸塩
・ポリミキシンB硫酸塩
・チオシアン酸アンモニウム
・酵母タンパク質
「新生児にこんなの打って大丈夫なのかよ」と思わざるを得ないですが、アルミニウムに、件の「ポリソルベート80」、そしてホルムアルデヒドと、強力な名称が並びます。
なお、
・ジフテリアトキソイド
・破傷風トキソイド
などにある「トキソイド」というのは、以下のようなものらしいです。
トキソイド
細菌の菌体外毒素やヘビ毒など生物の産生する毒素を、抗原性を損じないようにホルムアルデヒドで無毒化したもの。 (大辞泉)
このために、ホルムアルデヒドが必要なようです。
この成分表を見ていまして、「アルミニウム」より以下の物質はどんな理由で添加されているのだろうと、それぞれの作用を調べてみました。
名称を知らないものも多いですし、いい勉強です。
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今月から始まる赤ちゃんワクチンの添加物
アルミニウム
これは、ワクチン添加物(アジュバント)としては歴史のあるもので、日本の「ワクチン・アジュバント研究センター(CVAR)」の文章から抜粋します。
アジュバントとして最もよく知られているものはアルミニウム塩です。1932年にジフテリアワクチンに用いられてから、これまでに百日咳、破傷風、ヒトパピローマウイルス(HPV)、肺炎球菌(PCV13)、B型肝炎など多くのワクチンに使用されております。
製造方法が確立しており安価で保存性にも優れていることから、現在でも世界中で最も普及しているアジュバントであります。日本では、最近まで承認されている唯一のタイプのアジュバントでした。 (CVAR)
ところが、メルク社がワクチンに使用しているアルミニウムは、普通とは異なる強力なもので、
「アモルファス ヒドロキシリン酸アルミニウム硫酸塩(AAHS)」
という名称のものだそうで、
これは子宮頸がんワクチン「ガーダシル」にも含まれていて、ガーダシルの副作用の一端を担っていると一部の専門家たちは考えています。
この超強力なアルミニウムについて、デンマークの科学者たちが医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル (BMJ)に、
「アモルファス ヒドロキシリン酸アルミニウム硫酸塩は、ヨーロッパで認可される前に適切に評価されたのか?」
というタイトルの論文を発表したこともありました。
もともと、ワクチンの添加物としてのアルミニウムだけでも、その安全性は議論されていたことが、BMJ のこの論文には以下のように記されています。
2020年のデンマーク人科学者たちの論文の前書きより
アルミニウムはワクチンの効果的なアジュバントと考えられているが、その安全性には十分に焦点が当てられていなかった可能性がある。
アルミニウムは既知の神経毒および炎症誘発物質であり、いくつかの生体分子および生化学的経路を妨害する。たとえば、カルシウム代謝を妨害し、酸化ストレスを増加させ、ヌクレオシド二リン酸および ATP (※ すべての植物、動物および微生物の細胞内に存在するエネルギー分子)などの三リン酸のリン酸基に結合し、鉄およびマグネシウムと競合する。
いくつかの研究は、ワクチンにアルミニウムを使用することの健康への影響について懸念を表明している。しかし、米国食品医薬品局の生物製剤評価研究センターと米国有害物質疾病登録局の両方が、従来のアルミニウムアジュバントは安全であると結論付けている。
アルミニウムアジュバントは、注射部位の痛みと圧痛、持続性のしこり、肉芽腫、接触性皮膚炎、免疫後の頭痛など多くの副作用と関連しているが、マクロファージ性筋膜炎や自己免疫/炎症症候群などのより重篤な有害事象もある。動物試験は、アルミニウムアジュバントの毒性と注射部位からのそれらの転座を示している。
メルク社が製造した組換え型ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンであるガーダシル(※子宮頸がんワクチン)の承認の証拠となる、事前認可のランダム化臨床試験に対する批判が現在寄せられている。 (BMJ)
このメルク社のアルミニウムは、この論文によれば、
> 過去にヨーロッパで、ヒトのワクチンのアジュバントとして使用された記録がない
ものであり、子宮頸がんワクチンに唐突に用いられたもののようです。
その承認課程の問題を論文は述べていて、こんな言葉で述べられているわけではないですが、「アルミニウムは今までもワクチンに使われてきたからこれも大丈夫」とメルク社は要求し、それが「通った」ようです。
しかし、今までのアルミニウムとはまるで異なるもののようです。
いずれにしましても、やや問題の多い子宮頸がんワクチン添加物と同じ超強力アルミニウム(しかもその詳細はわからないまま)を「赤ちゃん用のワクチンにも使用した」ということで、「それが当局から承認された」ということになりそうです。
ポリソルベート80
これは先程もリンクさせていただきました過去記事「脳と生殖機能を破壊せよ」 をご参照いただければと思いますが、以下のような特徴があります。
ワクチン添加剤ポリソルベート80の問題点とされる部分
・腸内細菌環境が悪くなる
・卵巣奇形および変性卵胞のリスク
・生殖能力を低下させる可能性
・身体の免疫システムに悪影響を与える可能性(自己免疫機能障害)
・脳に入りこむことによる脳への毒性
・細胞のミトコンドリアDNA、核DNAの損傷の可能性
・乳化剤は細胞膜の電荷を損なうため、その影響
このポリソルベート80は、赤ちゃんに接種する「ロタウイルスワクチン」の一部にも使われています。
ホルムアルデヒド
先ほど書きましたように、これは「毒素などを抗原性を損じないように無毒化するため」に入っているのではないかと推測されますが、しかし、「ホルムアルデヒトを赤ちゃんの体内に打つものに使っていいものなのかどうか」は何とも微妙です。
たとえば、「赤ちゃん服によく見る表示「ホルムアルデヒド」とは」という子ども服販売店の記事にありますように、赤ちゃん服でさえ、ホルムアルデヒドについて気にしている部分があるのに「体内に打っちゃう」という。
この記事には以下のようにあります。
> 赤ちゃんは大人よりも皮膚機能が未熟で、ホルムアルデヒドの影響も受けやすい傾向があります。そのため、赤ちゃん服へのホルムアルデヒドの使用量は法律で厳しく規制されており、現在は安全な低濃度の服がほとんどです。 (西松屋)
これを赤ちゃんの体内に入れちゃうわけです。
先に進みます。
グルタルアルデヒド
聞いたこともないものですが、Wikipedia によりますと、
> グルタルアルデヒドは、有機化合物で、アルデヒドの一種。無色またはわずかに薄い黄色の液体で、特異な刺激臭がある。生物標本の固定液、また殺菌剤として使われる。 (グルタルアルデヒド)
さらに、
> 作用機序は細胞質のアミノ基の部分をアルキル化することによる。炭疽菌の芽胞にも有効であり、ホルムアルデヒド、次亜塩素酸ナトリウム、過酸化水素、過酢酸とともに WHO(世界保健機関)が炭疽菌の消毒薬として推奨する消毒薬の一つである。人体へは毒性が強いために使用できない。
このように、
「人体へは毒性が強いために使用できない」
と。
それが赤ちゃんに打つものに入っているということになりそうです。
ウシ血清アルブミン
アルブミンというのは、血清中に多く存在するタンパク質の一つだそうで、これはウシさんの血清アルブミンということになり、使用の意味としては、「細胞の培養」に使われるようです。
しかし、これを、「ブリタニカ百科事典」の英語版で見ますと、やや凄惨な採取元状況がわかります。
ブリタニカ百科事典「ウシ血清」より
ウシ血清は、凝固または脱線維化した全血の遠心分離液成分だ。
ウシ血清は、家畜から採取した血液に由来する。他の動物の血清も収集および処理されるが、ウシ血清は最も大量に処理されている。
ウシ血清は食肉産業の副産物だ。ウシの血液は、屠殺時に成牛、子牛、または(屠殺された牛がその後妊娠していることが判明した場合の)ウシ胎児から採取される場合がある。
牛の胎児から血液を入手できるのは、人間が消費するために肉用に屠殺される雌動物の割合が、多くの場合、予期せずに妊娠している場合だ。
子牛、特に乳用種の雄は、出生後すぐに屠殺されることが多いため、非常に若い子牛から血液を入手できる。子牛を飼育しても経済的に有益ではないためだ。もちろん、年配の動物は食肉のために屠殺される。 (Bovine serum)
「もう少しソフトに書けないのかよ」とも思いますが、ウシ血清アルブミンというものは、このようにして採取されるもののようです。
少しだけうんざりしてきましたが、もう少し続けます。
ネオマイシン
これは細菌に対しての抗菌剤のようですが、Wikipedia には、
> ネオマイシンには強い急性毒性および腎毒性が認められる。そのため、経口剤か外用剤として使用される。 (ネオマイシン)
とあり、やはり毒性が強い。
ストレプトマイシン硫酸塩
これも抗菌剤のようで、医療用医薬品の情報には以下の部分があります。
> 小児等への投与
>
> 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
ポリミキシンB硫酸塩
これは抗生物質のようですが、医療用医薬品の情報に以下のような記述があります。
> 重要な基本的注意
>
> 経口投与以外の投与方法により、腎又は神経系に重篤な副作用を起こすことがあるので、本剤以外に使用する薬剤がない場合にのみ使用すること。
「経口投与以外の投与方法」はあまり良くないようです。ワクチンは経口投与ではなさそうです。
チオシアン酸アンモニウム
これは、医療のほうではなく「安全データシート」という工業的に使用される物質の毒性を示すデータシートに出ていました。
> 危険有害性情報
> 飲み込むと有害(経口)
> 長期又は反復暴露による甲状腺の障害
このような文言が並ぶものでした。
なぜこれがワクチンの添加物として入っているのかは、ちょっとわかりません。
というように、
・アルミニウム
・ポリソルベート80
・ホルムアルデヒド
・グルタルアルデヒド
・ウシ血清アルブミン
・ネオマイシン
・ストレプトマイシン硫酸塩
・ポリミキシンB硫酸塩
・チオシアン酸アンモニウム
を調べてみましたが、作用機序や目的はどうであれ、添加物に、
「からだにいいものがひとつもない」
ということでは感銘を受けました。「ひとつもない」という徹底ぶり。
子宮頸がんワクチンとやはりとても似ています。
この赤ちゃん用ワクチンが、日本でも推奨されるようになるのですかね。
今のコロナワクチンや子宮頸がんワクチンの状況を見ていると、そうなる可能性も高そうです。
長期的に見て、どのくらいの赤ちゃんが影響から逃れられることができるのか……。
ところで、このワクチン名の「 Vaxelis 」は、ワクチンを意味する「 VAX 」に、「 ELIS (エリス)」という言葉を組み合わせたものだと思いますが、
「エリスってなんかあったよなあ」
と思い出していたのですが、「エリス」で検索しますと、いろいろとあるのですが、
> エリス – 小説『舞姫』のヒロイン。
というのがありました。
これは、中学だか高校だかの国語の教科書に出ていたから憶えていたのですね。
私は今もですが、小説なんてものは、教科書以外ではほとんど読んだことないですので憶えていたのかもしれません。
「なんか、外国に行って、女性と恋におちて、捨てて帰ってくる話だったよな」
と思い出しまして、舞姫 (森鷗外) – Wikipedia を見てみますと、
あらすじは以下のような結末でした。
> 豊太郎の帰国を心配するエリスに、彼は真実を告げられず、その心労で人事不省に陥る。その間に、相沢から事態を知らされたエリスは、衝撃の余り発狂し、パラノイアと診断された。
このエリスさんのお名前の綴りが ELIS かどうかはわからないですが、将来的に地球全体がこんなことになるのかな、と思ったり。
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