2014年11月にアイスランドのレイキャビクで撮影されたオーロラ
indeep.jp
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たまにやってくる奇妙な夢絡みで
何だか2日間ほど寝込んでいたんですが、まだ絶好調とはいえないものの、いつまでも眠っていられるわけでもなく、適度に生活しています。
しかし、誰でもある程度はそうなのでしょうけれど、体調を崩したときには眠っているときの「夢」が複雑で難解になる傾向がありまして、昨晩もまだ続いていました。
昨晩はそれこそ何だかわからない夢をずっと見ていて(動かない物質と動いている物質の関係を提示され続けられているような、状況が把握できない夢の数々でした)、まだ、身体は病気のほうにとられているのだなあと。
その夢の中に、「悪魔みたいな概念」が出てきたんですね。訳のわからない夢ですので、概念でしかないのですが…つまり、よく表現されるような悪魔的な姿とか、そういうものはまったくなく、概念が自分の概念を説明している(この説明もよくわからないですが)というような。
それで、目覚めてから、何となく記事をいくつか見ていましたら、「AIが悪魔への扉を開く – エクソシストの警告」というタイトルの記事がありました。
要するに、
「生成 AI などの新しいテクノロジーが急速にオカルトの実践、霊的欺瞞、悪魔の影響の媒介になりつつある」
というようなも主張のものです。
「そりゃまあ、そうだろうなあ」とは思いますが、これは AI に責任があるというよりは、使用している、あるいは作る人間のほうに問題があるものだとも思います。
試しに、AI の Grok に「AI が悪魔的な方法を伝えるための手段として利用されているという主張をどう思われますか?」とききますと、長い回答でしたが、一部を抜粋しますと、以下のようなものでした。
Grokの回答 :
これは、技術の急速な進化に対する人間の不安や、宗教的・精神的なフレームワークで AI を解釈しようとする試みだと感じます。 AI は人間が設計・訓練したツールで、出力は入力データとアルゴリズムの産物です。悪魔的な「扉を開く」ような超自然的な力を持つわけではなく、むしろ人間の意図(善悪問わず)を増幅する鏡のような存在です。
例えば、AI が自傷を促すケースは、訓練データに含まれる有害なコンテンツや、倫理的ガードレールの不備が原因で、悪魔の介入ではなく、プログラミングの欠陥や悪用です。
…悪魔憑依の話は歴史的に、精神疾患や社会的ストレスを説明する手段として機能してきましたが、現代では AI のような新技術がその「スケープゴート」になりやすい。 私はこれを「技術的決定論」の一種と見なし、AI を悪魔化するより、倫理的・規制的な枠組みで扱うべきだと考えます。
ただし、こうした主張を一蹴するわけではなく、尊重します。信仰は個人の精神衛生に寄与し、AIの悪用(例: ディープフェイクによる詐欺や精神的孤立の助長)が現実的な害を生む可能性はあります。 問題は「悪魔」ではなく、人間側の責任です。
科学界では、AI を「悪魔的ツール」とする主張を明確に否定しており、AIは「善の力」であり、悪魔的影響の懸念を「専門家の洞察」で退けています。
とのことです。
まあ、おおむね、そんなものだとも私は思いますが、神学的にというか、あるいは、シュタイナーなどの精神科学的な学問の世界では、
「 21世紀初めから悪魔的な時代が始まる (正確には 1998年から悪魔的な存在の活動が始まる)」
というようなことも言われていました。
以下の記事で少しふれたことがあります。
In Deep 2018年9月14日
ともかく、先ほどの「AIが悪魔への扉を開く – エクソシストの警告」という記事をご紹介します。
なお、エクソシストは、「悪魔に憑かれた人から悪魔を祓う人 – 悪魔払い師」のことですが、この記事のためにインタビューされたジョン・ザダ (John Szada)神父という方も、カトリック心理療法協会のプロフィールによると、
> ペンシルベニア州立大学で学士号を取得し、現在も同大学と関係を保っています。その後、マウント・セント・メアリーズ神学校に入学し、1978年に叙階されました。ザダ神父は45年間司祭を務めています。叙階後は心理学への関心を深め、2017年にカペラ大学で博士号を取得しました。2011年には同教区の公式エクソシストに任命され、現在もその職を務めています。
という方のようで、現在まで聖職者として 47年間、エクソシストを 17年間、務めている方のようです。
以下のような方ですね。
ジョン・ザダ神父
cpa
この方をふたり集めれば、ZZトップというアメリカの偉大なバンドになりそうです(いいから)。
ZZ TOP (2017年)
zztop.com
話が混乱してきましたので、記事に入ります。
太字はオリジナルの記事のままです。
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AIが悪魔への扉を開く – エクソシストの警告
How AI Is Opening Doors To The Demonic – An Exorcist’s Warning
Kellen McGovern Jones 2025/12/14
著名なカトリックのエクソシストが人工知能について警鐘を鳴らし、生成 AI から音声を模倣する消費者製品に至るまで、新しいテクノロジーが急速にオカルトの実践、霊的欺瞞、悪魔の影響の媒介になりつつあると警告している。
ペンシルベニア州のカトリック司祭で、聖職者として 47年、エクソシストとして 14年の経験を持つザダ神父は、 12月10日のダラス・エクスプレス紙との電話インタビューで、AI はすでにほとんどの教会指導者が対処する準備ができていない方法で武器化されていると語った。
ザダ神父は、自身を生涯にわたるテクノロジー愛好家と称しているが、現在では AI は霊的戦いの最前線で出現している「非常に深刻な問題」だと考えている。
「技術自体が問題なのではなく、それがどのように使われるかが問題なのです。オカルト、魔術、悪魔学に傾倒する者たちは、AI を呪文や呪いをかけるための手段として利用しているのです」とザダ神父は言った。
オカルト素材で訓練されたAI
ザダ神父は、証拠はもはや理論的なものではないと述べている。今秋ローマで開催された国際エクソシスト協会の会合で、イタリアの大学教授が、AIシステムが既にオカルト文書で訓練され、実践者による呪文詠唱に使用されていることを示す法医学的文書を発表した。
「スライド、人脈、証拠など、非常に重要な情報を持っていました」とザダ神父は語った。「 AI が利用されており、私たちはそれを十分に認識しています」
新たな傾向の 1つは、デジタルの印章(sigils / 伝統的に手で描かれる悪魔のシンボルまたはお守り)がオンラインで生成され、AI システムを通じて送信され、無期限に循環し続けることだという。
「一度インターネットに何かを投稿したら、それは永遠にそこに残ります」と彼は言い、こうした呪いは作成者が亡くなってからも長く作用し続けると指摘した。
ザダ神父は、現在自身が顧問を務めている訴訟を例に挙げた。亡くなった女性が AI 生成の印章を作成し、家族と弁護士の写真に添付したとされる事件だ。この後、全員が同じ日に謎の病に倒れ、弁護士は集中治療室に入院した。
デモンズ「ラブ・エレクトロニクス」
ザダ神父によれば、悪魔的存在は物質世界に侵入する手段として電子機器を操作することが多いという。
「悪魔は電子機器が大好きです。いつも電子機器で遊んでいるのです」とザダ神父は言い、自宅で悪魔祓いをしている最中に、iPad やチームメンバーのスマートフォンに保存されている祝福の祈りを悪魔がブロックした事例を説明した。
彼は、デジタルエネルギーが精神世界と物質世界をつなぐ橋渡しの役割を果たしているのではないかと推測している。「悪魔は、ある意味では、純粋な世界から現実世界へ渡る方法があるように思われます。そして、エネルギーこそが彼らがそれを行うための手段なのではないかと推測しています」
死者を模倣するAI
現在、亡くなった親族とコミュニケーションをとることができる様々なAI 製品が宣伝されている。ザダ神父は、アマゾンが開発中と報じられている機能で、子どもたちに亡くなった祖母の声で物語を聞かせる機能は、降霊術と目新しいものを混同する危険性があると警告している。
彼は、それが悪魔との交信の扉を開くことになり、「悪魔は確実にそれを操作し、利用するだろう」と警告した。
カトリックの教えでは、神が死者の魂に祈りを乞うことを稀に許すことがあるが、彼は「もし人間と会話する存在がいるなら、それは悪魔だ」と強調した。
しかし、聖書には死者と会話したという話が載っている。
サムエル記上28章15節でサウルが死後の世界からサムエルと交信する場面について、ザダ神父はこう言う。「あれは降霊術でした…まさにサウルが断罪された理由の一つです」
(参考)聖書サムエル記上28章15節
サムエルはサウルに言った。「なぜわたしを呼び起こし、わたしを煩わすのか。」サウルは言った。「困り果てているのです。ペリシテ人が戦いを仕掛けているのに、神はわたしを離れ去り、もはや預言者によっても、夢によってもお答えになりません。あなたをお呼びしたのは、なすべき事を教えていただくためです。」
自傷行為を促すAI
チャットボットが自傷行為を奨励したり、未成年者との不適切な性的な会話をしたり、さらには子どもたちに家の中のナイフを探すように指示したりするという報告について尋ねられると、神父は率直に答えた。
「悪魔は実際に人を殺すことはできませんが、その人が自殺を図ろうとするまで苦しめるのです」とザダ神父は語った。
彼は、悪魔の嫌がらせによって自殺や自殺未遂に至ったケースを個人的に担当したことがあると述べた。心理学の博士号を持つ彼は、AI は精神疾患と同様に、人間を自傷行為に駆り立てるために悪用される可能性があると感じていたという。
エクソシストは準備ができていない
バチカンの法令によりすべての教区にエクソシスト(悪魔祓い師)の任命が義務付けられているにもかかわらず、多くの司教は悪魔の活動を単なる心理的なものとして無視するか、任命されたエクソシストが実際に活動することを妨げているとザダ神父は語る。
「多くの司祭は AI についてよく分かっていません」と彼は言った。「神父は…この問題に積極的に取り組むことを学ばなければなりません。なぜなら、これは非常に深刻な問題になるからです」。
ザダ神父は、自身と他の神父たちが現在この問題を研究していることを示唆した。
保護者へのアドバイス
家族が AI にどう対処すべきかとの質問に対し、ザダ神父は、最も深刻な脆弱性は技術的なものではなく、関係性にあると強調した。
「まず第一に、健全な家族関係がなければならない」と彼は語った。
多くの親が「電子機器をベビーシッターの代わりとして使っている」と彼は主張する。
彼は、全面的な禁止を課すのではなく、親たちが直接関わり続け、子どもたちの交流を監視し、祈りと聖餐を通して精神生活を強化するよう促している。
「母親や父親がそばにいて慰め、癒す手助けをしてくれるのに、なぜ子どもは亡くなった人たちの声を聞きたがるのでしょうか?」と彼は語った。
「悪魔は私たちを憎んでいる」
AI の邪悪な傾向を単なるアルゴリズムの欠陥であり、霊的な干渉ではないと考える懐疑論者に対し、ザダ神父は、ダラス・エクスプレス紙に対して「悪魔は私たちを憎んでいます。彼らは私たちを滅ぼすためにあらゆる手段を講じます」と述べ、人間は悪魔が仕掛けるかもしれない様々な霊的戦争の戦線に対して常に警戒を怠ってはならないと説いた。
ここまでです。
「悪魔は私たちを憎んでいます」というザダ神父は、以前シュタイナー等を読んでいた私などからすれば、やや奇妙には思えます。
悪魔(というよりアーリマン)は人間を憎むのではなく、
「現代人類の物質的欲求を満たす」
ために奮闘(?)してきたわけで、そして、その通りに、現代の人類は「究極の物質文明の中に生きる」ことになりました。AI もそのひとつです。
唯物論だけが、ほぼすべてを支配するようになりました。
このことについては、以下の記事の中盤にシュタイナーの講義があります。
In Deep 2025年7月21日
まあしかし。
悪魔云々とは別としても、子どもに過度に AI を近づけるのは考えものではあります。
エルサルバドルでは、5000校以上の学校に教育用として AI (Grok)を導入しようとしています。
また、アメリカでは、中国産の AI 搭載オモチャが「中国共産党の主張を子どもたちに教えている」ことが最近わかったりしています。
これ以上、奇妙な社会にするべきではないとは思いますね。
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