2016年8月4日 突如出現した彗星が太陽に突入して消滅
2016年8月3日 太陽を周回する彗星が太陽に突入して消滅
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昨日の記事、
・太陽は「13という数字」をうろついた後に黒点を0に消滅させ…
2016/08/04
では、8月2日に太陽が月に遮られた光景や、8月3日頃まで、えんえんと「黒点数 13 」の周辺にとどまる太陽のことなどを書きました。
太陽の話が連続してしまうのですが、その後、「 13 」が収まった途端、
「太陽に彗星が突っ込む」
という現象が、2日連続で起きたのです。
「太陽に突っ込んでいった彗星」というと、最近では 2011年12月に、太陽に突っ込んで、そして、サバイバル(生還)した「ラブジョイ彗星」が思い出されます。
太陽に飛び込むラブジョイ彗星 2011年12月15日
これに関しましては、
・史上最大の太陽接近型彗星「ラブジョイ」の太陽からのサバイバル
2011/12/16
という記事などでご紹介しました。
ところで、ラブジョイ彗星の太陽へのダイビングは、日本時間では 2011年12月16日でしたが、その翌日の 2011年12月17日に何が起きたか覚えてらっしゃるでしょうか。
2011年12月17日の金正日国防委員長の死去を伝える日経新聞号外
太陽に彗星が飛び込んだ翌日に、報道通りなら、金正日国防委員長は心臓麻痺等で亡くなったようです。
北朝鮮では、初代最高指導者だった金日成の時から「首領様は民族の太陽」というように呼ばれることが普通だったわけで、その太陽に自爆状態でラブジョイ彗星が突っ込んだ翌日にこのことが起きたということは印象的な偶然でした。
今の北朝鮮の3代目の・・・まあ名前は忘れましたが、この3代目も太陽と呼ばれているのかどうかはわかりませんが、今回はいくら太陽に彗星が突っ込んでも何も起きないようですので、彼は太陽ではないのかもしれません。
顔の丸さは太陽っぽくはありますけれど。
ちなみに、今回の彗星の太陽へのダイブは、 8月4日のものが動画であります、静止画から構成したものですが、下のような状態でした。
2016年8月4日に太陽に飛び込んだ彗星
https://www.youtube.com/watch?v=RS9L79YkFTI
まあ、そんなわけで、太陽にいろいろ飛び込んでいる毎日ですが、彗星たちの気持ちもわからないではないほど、その太陽に照らされている地球の上は大変に灼熱の様相を見せています。
日本も今日(8月5日)などはどこも暑かったようですが、私の住む関東所沢連合民族自治区(どこだよ)にも、ついに暑さがやってきてしまいました。
ずっと最高気温が 30℃以下の状態が続いていて、西日本の気温を見ては「ふっ」と優越感に浸っていたのですが、今日あたりは大変なものでした。
他のいくつかの場所でも、それは同じようで、中国などでは、「中国の気温の記録を持つ場所」で、「中国の別の気温の記録」を更新したという出来事も起きています。
わかりにくいと思いますが、「中国で最も寒い気温の記録を持つ場所」が、「中国で最も高い気温を記録」したのです。
アジアや世界の気温の狂乱
中国で観測史上最高気温「44.1℃」が記録されたことを報じる中国メディア
この報道タイトルにあります「フルンボイル市」というのは、2014年1月10日のサーチナの記事「内モンゴルに大寒波、北部のフルン・ボイルで氷点下 46.1度」という見出しにありますとおりに、わりと最近、「マイナス 46.1℃」という中国で最も低い気温を記録した場所です。
それがこの夏、「 44.1℃」という、中国での最高気温を記録したのでした。
フルンボイル市の場所は下になります。
緯度から考えますと、寒くなるのはわかるにしても、44℃などの気温になる場所にも思えないですが・・・。
現在の北半球の気温を見てみますと、下のように、このフルンボイル市のあるあたりは平年より気温が 15℃近く高いというようなことになっています。
2016年8月3日の北半球の平年との平均気温の差
日本は暑い暑いと言っていますけれど、これを見る限り、北海道以外は「白」となりまして、つまり、平年と気温は大差ないということになりそうです。
まあしかし、今後2週間ほど、日本のほぼ全域で通常より気温が高くなるというようなことが発表されていますので、そうなるのかもしれないですね。
電気使用量もうなぎ登りで、関西では、今日あたりでわりとギリギリのところまで来ていたようです。
関西電力 2016年8月5日16時現在の使用電力状況
・関西電力
ところで、タイトルに「現実地獄」というような言葉入れたのですが、今、フィリピンで起きていること(報道)などを含めて、最近、現実社会の地獄ぶりが際だってきてしまっていると「感じてしまう」ことが多数あります。
まあ・・・なんというのですか・・・厭世観というものとは違うのかもしれないですが、面白い気分の日々とはいえないかもしれません。
今の私には怒りという概念はないのですけれど、それだけに脱力感が強く出ることが多いのは事実でもあります。
もう少し肯定的にいたいと思いますが・・・。
現実で展開されている様々の暗い重圧をすべて肯定的に受け止めることは大変に難しいことだと、去年までよりも、今の時代がそれをいちばん強く感じます。