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「計画を立てなさい!」と述べるアームストロング氏
タイトルにある「核戦争の可能性 100%」というのはものすごい響きですが(99%なら予測が外れたと逃れようもありますが、100%だと言い訳がきかない)、これを予測した伝説的な金融・地政学サイクルアナリストは、以前何度かご紹介したことのあるマーティン・アームストロングさんで、独自の景気循環理論を持っている方です。
アームストロングさんの景気循環理論は、
「 8.6年のサイクルと、その 8.6年の波が 6つになる 51.6年の大きなサイクルを形成している」
というもので、説明は以下の記事にあります。
In Deep 2025年3月3日
マーティン・アームストロングさんは、2024年から世界は戦争のサイクルに入ると以前から述べていて、まあ、雰囲気的にはそんな気配も強いままの 2025年の現在となっています。
そのアームストロングさんは、「ソクラテス」と名前をつけている自身のコンピュータで分析を行っていまして、そのソクラテスによる最近の分析ですと、「大きな戦争が非常に近い」ということになっているようで、その流れとして「核戦争の可能性は 100%」という言葉が出てきます。
アームストロングさんは、相変わらず悪人顔で頼もしい限りですが、まずは、そのインタビューをまとめた記事をご紹介します。
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「核戦争の可能性は100%だ。…計画を立てろ」とマーティン・アームストロング氏は語る
“Plan On It!” Martin Armstrong Sees ‘100% Chance Of Nuclear War’
USAWatchdog.com 2025/07/19
伝説的な金融・地政学サイクルアナリストのマーティン・アームストロング氏は、6週間前に戦争への大きな転換を示唆していたが、現在、アームストロング氏は「核戦争の可能性は 100%だ。…計画を立てなさい、これは来る」と語っている。
トランプ大統領がロシアにウクライナ和平の期限として 50日を課した今、世界は核戦争を回避できるだろうか?
アームストロング氏は「同等のレベルの敵を公然と脅すようなことは普通はしない。もしそのようなことを言いたいなら、電話で個人的に言うべきだ」として以下のように語る。
プーチン大統領が和平協定に署名する可能性は低いだろう。 これは正気なのだろうか…これを 50日間でやるなんてことが?
私には、ドイツにもスタッフがいるが、スタッフから聞いた話では、60歳の友人が任務に就くよう指示されたそうだ。
ウィーン講和会議に参加していた友人が、会議が終わった後に電話をかけてきてこう言った。「ちくしょう、これはもう平和とは何の関係もない。これはすべて戦争への準備だ。皆、徴兵に備えて、戦争に備え始めるべきだ」と。彼ら(ヨーロッパ)は戦争を望んでいる。彼らは決して後退するつもりはない。
アームストロング氏のコンピューター「ソクラテス」は来月(2025年8月)にも戦争が始まるを予告する。アームストロング氏はこう語る。
8月以降、事態はエスカレートしていくだろう。私たちのコンピューターには、2026年の戦争サイクルと合わせて『パニックサイクル』と呼ばれるものがある。
良くない…。トランプ氏は一体何を言っているのかが分からない…。
私のコンピューターは戦争を予測していて、2026年まで戦争が続くと予測している。状況は良くない。結果として、ヨーロッパは敗北するだろうが、それだけだ。
経済システムを永久に変えるもう一つの大きな出来事は、アメリカ下院がいわゆる GENIUS 法案(米国ステーブルコインのための国家的イノベーションの指導と確立)を可決したことだ。この法案はトランプ大統領の署名を得て成立する。
アームストロング氏は、米国債は大口保有者によって売却されており、膨大な米国債の新たな市場を見つけなければデフォルトに陥ると主張している。
国債は銀行が管理するステーブルコインを支えることになるだろう。アームストロング氏はこう述べている。
これはまさに 1863年の繰り返しだ。南北戦争(第一次アメリカ内戦)では、国立銀行券が発行された。銀行は国債を購入するよう指示された。戦争資金として国債を購入し、その国債に裏付けられた通貨を発行することも認められた。まさに同じことが起きている。これらのステーブルコインは、1863年の国立銀行法と全く同じものだ。
ステーブルコインとGENIUS法は、金融の自由やその他の市民の自由にとって良いニュースではない。アームストロング氏は、「政府は『この人は気に入らないから、銀行預金を解約しろ』と言うだろう。しかし、政府は直接そうすることはできない。だから、政府は間接的に逆のことをするのだ…」と述べている。
私には銃器商や金地金商を営む知人たちがいるが、彼らは銀行口座を凍結された。これが私たちが向かう世界だ。
彼らは権力を失いつつあることを自覚している。ヨーロッパははるかにひどい。スペインでは今、政府の許可なしに 3,000ドル (約 40万円)を引き出すことは禁止されているのだ。
彼らは現金を廃止しようとしている。…今日の政治形態は崩壊するだろう。共和国制は最も腐敗した政治形態だ。それだけだ。
ここまでです。
ステーブルコインとは、仮想通貨(暗号資産)の一種で、価格が、法定通貨や市場で取引される商品などと連動するよう設計されているものです。
アメリカで、このステーブルコイン法が合衆国史上初めて成立したことについては、日本語でも多く報じられています。
現金から、こういうものへと移行していくということには、いろいろと問題もありそうですけれど、このあたりについては詳しくないですので、このことは置いておきます。
それで、アームストロングさんは、今年 8月以降に大きな戦争が起きる可能性と、そして、その後、「核兵器」が使用される可能性について述べているわけですが(ソクラテスの分析による)、今年の 8月というのは、理由はともかく、いろいろと起きそうな気配が濃厚ですので、大戦争とは言わずとも、何か起きる可能性はあるかもしれません。
2025年7月中盤に「急激に進んだ」こと
また、アメリカの作家マイケル・スナイダーさんは自身のブログ「エコノミックス・コラプス」に、
「アメリカ人が眠っている間に、過去7日間で第三次世界大戦が進展した15の点」
という記事を書いていました。これもご紹介させていただこうと思います。
これも物騒な話ですが、マイケルさんのピックアップしたニュース 15すべてを挙げるのは、むしろちょっと読むのが大変になるかもしれませんので、その中で気になる報道を取り上げます。
ここからです。
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世界は燃え盛る:アメリカ人が眠っている間に、過去7日間で第三次世界大戦が進展した15のこと
World On Fire: While Americans Sleep, Here Are 15 Ways That World War III Has Progressed During The Past 7 Days
The Economic Collapse 2025/07/21
トランプ大統領がロシアに不吉な最後通牒を発してから約 1週間が経ったが、ロシアは譲歩するどころか、ウクライナへの取り組みを激化させるばかりだ。
一方、中東では複数の戦線で戦闘が激化している。以下は、過去 7日間で第三次世界大戦が進展した 15の点だ。
1. イスラエル国防軍がガザ地区のさらに奥地へ進攻する中、イスラエルはより多くの地元住民に避難を警告している
報道より
イスラエル軍は日曜日 (7月20日)、ガザ中心部の一部地域に新たな避難命令を出した。この地域はハマスとの長年の戦争後もイスラエル地上軍がほとんど活動していない地域だ。
これは、新たな停戦を実現するための間接的な努力が実を結ぶにはほど遠いことを強く示唆しており、ネタニヤフ首相がガザ地区のパレスチナ人住民の大量移住という極めて物議を醸す計画を推進していることを示唆している。
ネタニヤフ首相は、ガザ地区での軍事的圧力を強めれば、ハマスがイスラエルに有利な条件で交渉し、残りの人質の返還を求める可能性があると主張し続けている。
3. 先週半ば、イスラエルは シリア領内で数百回の空爆を実施した
報道より
イスラエル国防軍は水曜日 (7月16日)の声明で、「過去一日にわたり、イスラエル国防軍はシリア南部のアス・スウェイダ地域へ向かう途中の戦車、ロケットランチャー、武器、重機関銃を積んだピックアップトラックを攻撃し、攻撃を続けている」と、述べた。声明ではスウェイダの別の一般的な綴りが使われている。
イスラエル国防軍は「シリア国境地域での部隊増強を決定した」とし、「イスラエル民間人の安全を確保するため、防衛と攻撃の両面で作戦を継続する」と述べた。
4. イスラエルの元国防大臣は、イランがイスラエルに対する「復讐戦争」を計画していると警告している
報道より
土曜日 (7月19日)の夜、元国防大臣で右派野党イスラエル・ベイテヌー党首のアヴィグドール・リーベルマン議員は、イランはイスラエルに対する復讐戦争の準備をしていると発言した。
イランの核施設の被害についての意見を問われると、リーベルマン氏は、イスラエルの情報機関や治安当局の発表を信頼していると述べ、懸念しているのはイラン政権の「復讐戦争」計画だと語った。
「しかし、もっと気がかりなことは、イランが現在、復讐のための政府、復讐のための戦争のためだけに息をし、話し、行動していることだ。彼らが興味を持っているのは復讐だけなのだ」とリーバーマン氏は土曜夕方、イスラエル・チャンネル12のインタビューで語った。
6. イスラエルは「必要なら」イランへのさらなる空爆を準備していると報じられている
報道より
トランプ大統領は、最近のネタニヤフ首相との会談で、外交的解決を希望しながらも、イスラエルがさらなる攻撃を開始する用意があることには反対しなかった。
イスラエルの情報機関は、イランはまだ、破壊されたエスファハーンの施設から相当量の爆弾級に近いウランを回収できる可能性があると考えていることから、この立場をとった。
この状況は、ワシントンが将来の攻撃の脅威を利用してイランを合意に向かわせようとしている一方で、納得できないイスラエルは必要なら単独で行動する準備をしており、非常に危険な膠着状態を生み出している。
7. イランの軍高官は、同国は「戦闘を中断したところから再開する準備が完全に整っている」と主張している
報道より
イラン革命防衛隊(IRGC)司令官、モハンマド・パクプール少将は、部隊は「戦闘を中断したところから再開する準備が完全に整っている」と述べた。
イラン陸軍司令官アミール・ハタミ少将との会談で、パクプール少将は「侵略者を見逃すことはない」と強調し、イラン国民の結束と決意を称賛した。さらに、戦争が必要になった場合にのみ、イランは全力で対応すると付け加えた。
8. 昨夜 (7月21日)、ロシア軍は ウクライナ領土奥深くの主要目標に対して大規模な空爆を実施した
報道より
ロシア軍はウクライナの軍産複合体と飛行場のインフラに対し、夜間に協調攻撃を実施したとモスクワの国防省が発表した。
国防省は月曜日の声明で、集団攻撃では長距離空中発射、海上発射、地表発射の精密兵器が使用されたと報告した。また、キンジャール極超音速弾道ミサイルと攻撃用ドローンも使用されたと当局者は付け加えた。
同省は「攻撃目標は達成された。指定された目標は全て攻撃された」と述べた。
9. NATOはロシアの爆撃に対し、ここ数週間で13回目となる戦闘機の緊急発進を行った
報道より
ウラジーミル・プーチン大統領は、西側諸国 4カ国の国境に近いウクライナに対し、さらに一連の爆撃を開始したが、その際、NATO 軍は戦闘機を緊急発進させた。
広範囲にわたるロシアの攻撃への対応として戦闘機を派遣したことを同盟国が公に認めたのはここ数週間で 13回目だが、その数はさらに多い可能性がある。
ミサイルとドローンがウクライナのイヴァーノ=フランキーウシク市を攻撃した。これは戦争中最も激しい攻撃の一つであり、その範囲はポーランド、スロバキア、ハンガリー、ルーマニアから 60~ 105マイルに及んだ。
12. ドミトリー・メドベージェフは、西側諸国の指導者たちが 文字通りロシアを破壊したがっていると確信していると述べている
報道より
西側諸国のエリート層にとって、独立した強いロシアは常に歴史的な例外であり、彼らの「文明の優位性」という考えに対する非常に効果的な反論だとメドベージェフ氏は主張した。
「今日の展開は、代理戦争、あるいは実際には西側諸国製のミサイルや衛星偵察機の発射、制裁措置、そして欧州の軍事化に関する大々的な声明を伴う全面戦争であり、西側諸国が非常に嫌悪している『歴史的異常事態』を破壊し、我が国を破壊しようとする新たな試みである」と彼は指摘した。
13. ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は、ドイツが間もなくウクライナに長距離ミサイルを提供する予定であると発表した
報道より
ドイツはウクライナに「ごく近いうちに」新型長距離ミサイルを提供する予定だと、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相が 7月17日に述べたが、提供される兵器の名称には言及しなかった。
「今後数週間、数か月のうちに、ウクライナはこれらのシステムをより有利な立場で活用し、これらのシステムに関して我々の支援を得ることになるだろう」とメルツ氏は述べた。
14. ロシアのテレビ司会者ウラジミール・ソロヴィヨフは、ロシアはイギリスに核攻撃をすべきだと示唆した
報道より
英国とそのヨーロッパ同盟国は、7月20日に放送されたロシア国営テレビ番組「ウラジーミル・ソロヴィヨフの日曜夜」で、第三次世界大戦の脅威にさらされたロシアの新たな犠牲者となったようだ。
この番組には、司会者のウラジーミル・ソロヴィヨフ氏と、ロシア国営放送局 RT のマルガリータ・シモニャン社長が出演していた。
翻訳され、YouTubeで公開された編集動画の中で、ウラジーミル・プーチン大統領のプロパガンダ人形であるソロヴィヨフ氏は、西側諸国で起こっている出来事を「錯乱状態」と表現して番組をスタートさせた。
「ロシアで万事順調だ、すぐに仲直りするだろうなどと考えている者は正気を取り戻せ。西側諸国は我々との戦争に乗り出したのだ。西側諸国はこれが唯一の選択肢だと確信している」と述べた。
さらに、彼はドイツのフリードリヒ・メルツ首相を「ドイツの卑劣漢」と評し、メルツ首相が「ロシアによって大きく変化した」世界におけるロシアからの自国防衛計画について議論する動画を流した。
ソロヴィヨフ氏はまた、ロシアの最新鋭大陸間弾道ミサイル(ICBM)である RS-28 サルマト、あるいは時速 160キロで航行し、最大 100メガトンの核爆弾を搭載できる無人水中原子力ドローン「ポセイドン」の使用も示唆した。
「英国が消滅すれば、ドイツは孤立することになる」とソロヴィヨフ氏は脅した。
15. ドミトリー・メドベージェフは、ロシアは現在NATOと実質的に「本格的な戦争」状態にあり 、「予防的攻撃」を開始することも選択肢の一つであるべきだと公に述べた
報道より
ウクライナへの支援がエスカレートする中、クレムリン内部からは、ロシアがウクライナの西側支援国に対し、より積極的な姿勢を取るべきだという声が上がっている。元ロシア大統領で現在は国家安全保障会議副議長を務めるドミトリー・メドベージェフ氏は、先制攻撃を示唆した。
「現在起こっているのは代理戦争だが、本質的には本格的な戦争だ」と、現在ロシア国家安全保障担当高官を務めるメドベージェフ氏はタス通信に語った。「我々はそれに応じた行動をとる必要がある。全面的に対応し、必要であれば先制攻撃も行う必要がある」
世界の指導者たちが核兵器使用の可能性について公然と話しているということは、間違いなく、我々が後戻りできない地点に危険なほど近づいている兆候だ。
まだ可能なうちに方向転換する必要がある。
世界中で指導者たちがひどい「戦争熱」にかかっており、それは私たち全員が深く警戒すべきことだ。
ここまでです。
最近 1週間ほどで、このようなことが起きていたわけですが、ある程度は、この 3年間同じような事態や発言は続いてきたわけでもあります。
しかし、ウクライナへの長距離ミサイルの提供が実際に始まった場合、事態は深刻化するのかもしれません。
そういえは、12年以上前の記事ですけれど、ドイツ人の予言者であるアロイス・アールメイヤ (1894年 – 1959年)という人の「第三次世界大戦のヴィジョン」全文を訳したことがありました。以下です。
In Deep 2013年4月10日
この中に、以下の下りがあります。
3回目の殺戮の後、戦争は一夜にして開始される。
私は非常に明確に「3つの数字」を見た。
それはふたつの8と9(8・8・9)だ。
しかし、この数字が何を意味している数字なのかはわからない。
何となく思い出しただけですが、この夏が大変な時期になるのか、大変な時期はもう少し先なのか。単にそれだけの違いではありそうです。
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