地球の最期のときに

WHOトップのテドロス事務局長が 「ワクチンはパンデミックを止めるのに十分ではない」と声明。じゃ、どうすりゃ? と思いながら、これが暗黒時代の宣言であることも感じて



投稿日:2020年11月17日 更新日:


strategic-culture.org




(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

すべて「終わらせない」という意志を見て

かつての日本の男性の方々には、ワクワクしながらチンチンを云々というようなライフスタイルの方々もいらっしゃったかと思いますが、今はそれを省略したワクチンというようなことに注目が集まっています。

そこへの期待なのか他の何かなのかわからないですけれど、株価なんかもアメリカも日本も狂乱状態で、アメリカは史上最高値を更新していたり、日本では 29年ぶりの高値と伝えられていたりと、こんな社会の中でのこれらの「違和感」にはものすごいものがあります。

そんな中、昨日 11月16日に、WHO のトップである腹話術の人形の雰囲気を漂わせ続けているテドロス事務局長が、

「このパンデミックはワクチンでは食い止められない」

というように発言していまして、多くの海外のメディアが報じていました。

以下のよう感じの報道です。

WHO事務局長:「ワクチンは新型コロナウイルスのパンデミックを止めるためには十分ではありません」

Vaccine will not be enough to stop COVID-19 pandemic: WHO chief
CNA 2020/11/17

世界保健機関のトップは 11月16日に新型コロナウイルスワクチンに関するニュースを「賞賛」したが、しかし同時に、多くの国で急増する症例について懸念を表明し、自己満足は選択肢ではないと主張した。

テドロス事務局長は記者会見で以下のように述べた。

「私たちは新型コロナワクチンについての有望なニュースを受け取り続けており、今後数か月以内に新しい予防ツールが到着し始める可能性については慎重でありつつも楽観しています」

しかしテドロス事務局長は、「今は自己満足の時ではありません」と付け加えた。

事務局長のコメントは、進行中の試験で 2番目の候補となっているワクチンがほぼ 95%有効であることが判明した後、新型コロナウイルスのパンデミックを克服するという世界的な期待が高まっていた時に出たものだ。

米国のバイオテクノロジー企業モデルナ社からの 95%有効だというニュースは、急増するコロナ感染症と厳しい新たな制限に直面している世界に、切望されていた楽観主義をもたらした。先週は、製薬大手のファイザーと、そのドイツのパートナーであるバイオエヌテックが開発したワクチン候補について同様の結果が発表されている。

しかし、WHO は新型コロナウイルスの症例と死亡が世界の多くの地域で急増している現状で、ワクチンの普及はまだまだ先のことであると警告している。

テドロス氏は以下のように言う。

「これは危険なウイルスであり、体内すべてのシステムを攻撃する可能性があるのです。ウイルスに対して厳密なチェックをせずに実行させている国々は、火遊びをしているようなものです」

世界的に、感染症は 5,400万人を超えて急増し、死者は 130万人以上に達しており、専門家たちはまだ困難で危険な時期が続くと警告している。

その中で、テドロス氏は、「ワクチンだけではパンデミックは終わらない」と警告した。

WHOは、いくつかの国で見られる感染事例の急増を非常に懸念していると述べており、テドロス氏は、医療従事者と医療システムが「限界点に追いやられている」として、ヨーロッパと南北アメリカの状況について特に警戒を表明した。

「利用可能なすべての方法を使用せず、ウイルスに対しての自由放任主義の態度は、死と苦しみをもたらし、個人と社会の経済を傷つけます」と氏は言った。

こういうようなことを言っていたようなんですけれど、

「つまり、どうすりゃいいのよ」

と誰もが思う記者会見だったわけで、まあ、私自身は、今回使用される可能性のある mRNA ワクチンというものに極めて大きな危険性を感じていますけれど、「ワクチンでもパンデミックは終わらない」と断定しているというあたり、WHO 自身が「何をどうやっても終わることはない」と宣言しているようなもので。

じゃあ、WHO は、ロックダウンなどの現在ヨーロッパの多くの国でおこなっているような政策を賞賛しているかというと、WHO は「ロックダウンを否定している」のですね。

10月の記者会見で、WHO の次の事務局長候補であるデビッド・ナバロ(David Nabarro)という人が、「各国はウイルス防御のためのロックダウン政策をやめるように」と提言しているのです。報道では、以下のように述べたことが伝えられています。

WHOは新型コロナウイルス感染と戦うためのロックダウン政策をやめるように世界の指導者たちに促す

「世界保健機関は、ウイルス制御の主要な手段としてのロックダウンを提唱していません」と、デビッド・ナバロ氏は 10月8日のインタビューで語った 。

「ロックダウンが正当化されると私たちが信じる唯一の理由は、疲れ果てた医療従事者たちを保護するための時間を買うことですが、概して、私たちはそれをしたくはありません」

「人々は休暇をとったり旅行することができないので、たとえばカリブ海や太平洋などの観光産業に何が起こっているのかを見てください。世界中の小規模農家に何が起こっているか見てください。貧困レベルに何が起こっているか見てください。来年までに世界の貧困が倍増する可能性があると考えられています。子どもたちは学校で食事をとらず、貧しい家庭の両親は食料を買う余裕がなく、現在、少なくとも以前の 2倍の子どもたちの栄養失調が出ているようです」とナバロ氏は述べた。

「これはひどい、恐ろしい世界的な大惨事です」と彼は付け加えた。

「そして、私たちは本当にすべての世界のリーダーにアピールします。あなたがたの主要な制御方法としてのロックダウンを用いるのをやめ、それより良いシステムを開発し、協力してお互いに学ぶことです。覚えておいてください。ロックダウンは決して軽視してはならない結果をもたらします。現在、貧しい人々がさらに貧しくなっていくのです」Epoch Times

まったく、まともな意見だと思いますが、しかし、このデビッド・ナバロ氏の話を聞いていますと、WHO 内部もいろいろとごっちゃごちゃになっている可能性がありそうです。

先日の以下の記事の中で、バチカンのカルロ・マリア・ビガノ大司教が、

「悪の力は、実際には乱れており、正しい判断ができない状態にある」

と述べていましたが、「そっちの人たち」も統制がとれているわけではないのかもしれません。

「光の子と闇の子の闘い」はすでに渦中に : バチカンの大司教がトランプ大統領にあてた「悪魔の計画グレートリセットを阻止できるのはあなただけです」という内容の公開書簡全文
投稿日:2020年11月16日

 

まあ、ここまでの流れとは関係のないことなのかもしれないですけれど、その RNA ワクチンについて、最近のメルマガに書かせていただいたことから抜粋したいと思います。

mRNAワクチンというものを、短期間の検証だけで大規模に使用するという危険性について、アメリカの科学者ではなく、金融の専門家が書いていた文章を翻訳したものです。

自己免疫疾患が多発する可能性について書いています。

現在はいろいろな意味で「カタストロフ」が近づいている感じもないではない雰囲気はありまして、これからの世界の「生き方」というのは、わりと考えなければならないものなのかもしれません。

ここから抜粋させていただきます。

 

 


新型コロナワクチンについて知りたくないことのすべて

Everything You Don’t Want to Know About Covid Vaccines (Because You Can’t Be Bullish Anymore)
Charles Hugh Smith 2020/11/11

米ファイザー製薬からメッセンジャーRNAワクチンについてのポジティブな発表(90%に効果があるという)があった。……ただし、ファイザーの CEO が発表直後に会社の株式の大部分を売却したことには注意が必要だ。

どちらにしても、メッセンジャーRNAワクチンがアメリカ規制当局の承認に急速に近づいている。

一部の人たちの中には、その出所やメカニズムに関係なく、ワクチンというもの自体が安全ではないと結論付けてい人たちもいる。これらの人々は、Covidワクチンを決して接種しないだろうし、あるいは、Covid事象を信じていないため、ワクチンを拒否する人もいるだろう。

しかし、そういう少数の人たちを除けば、多くの人たちは、Covidは危険であると考えている。

その中で、経済を再開し、国民を安心させるために必死になっている当局は、免疫応答を生成するための新しいメカニズムを使用するワクチンを承認する準備ができている。

それはメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンだ。

私は科学者でも臨床医でもない。

しかし、過去 40年間、科学の発展を綿密に追跡してきたため、この新しい経路については基本的な理解がある。

ウイルスに対するワクチンは、不活性なウイルスまたはウイルス粒子を血流に導入することによって機能し、新しい外来粒子が免疫系を活性化し、特定のウイルスに対する抗体を作成する。

生きているウイルスが後日私たちに感染した場合、私たちの免疫システムはすでに危険なウイルスを特定して破壊する準備ができている。それがワクチンの作用だ。

mRNAは 1961年に発見された。

DNAは一連の指示の「青写真」であり、mRNA は DNA の「青写真」の鎖をコピーし、DNA 指示に基づいてタンパク質を構築する細胞機構の重要な部分だ。

メッセンジャーRNAワクチンは、免疫系にウイルス粒子を導入しない。

ウイルス粒子の細胞命令(つまり「青写真」)を提供し、mRNAが細胞に入ると細胞が複製し、組み立てるための「青写真」を提供する。

アトランティック誌の記事「 COVID-19ワクチンが登場するが、しかし、それはあなたが思っているものとは違う」にあるメカニズムの説明は次のとおりだ。

モデルナ社はRNAワクチン開発に取り組んでいる。これはタンパク質を構築するための指示をエンコードする核酸の分子を注入する。細胞はRNAを使用して、常にタンパク質を作成するように指示する。RNAは、その青写真や概略図のようなものだ。

あるいは、英国インディペンデントに寄稿した医師による以下の説明がある。

モデルナのメッセンジャーRNAワクチンは、控えめに言ってもまったく新しい革新的なものだ。ラボで生成された一連の遺伝子RNA材料を使用しており、体内に注入すると、細胞に侵入して細胞を乗っ取る必要がある。

リボソームと呼ばれるタンパク質生成機構がウイルス成分を生成し、その後、免疫系を訓練してウイルスと戦うようにする。この場合、モデルナのワクチン mRNA-1273 は、コロナウイルスのスパイクタンパク質を細胞に生成させるようにプログラムされている。

これは、mRNAがウイルス粒子に対する従来の免疫応答と同様にT細胞応答を生成できるため、優れたワクチンとして機能する可能性については私も認識している。

また、製造がより簡単で安価であり、極低温で冷蔵する必要があるファイザーワクチンとは異なり、室温で 1週間安定している可能性がある。

しかし、これらは人間への使用の承認を求めた最初の mRNA ワクチンであるため、将来どんな問題が起こるかについての長期的な研究は存在しないのだ。

1つの懸念は、mRNA ワクチンが、特定のウイルス(抗体など)に対する特定の免疫応答だけでなく、一般的な免疫応答(インターフェロンなど)を引き起こす可能性があることだ。

私たち人間の免疫システムは非常に複雑であり、それを完全に理解しているとは主張しないが、しかし、免疫系にはいくつかのレベルの反応がある。

従来のワクチンは、特定の侵入者を「認識する」特定の抗体の産生を引き起こすものだった。他の場合では、免疫システムは「総力戦」の一般化された反応を活性化することができる。

危険なこととしては、mRNA ワクチンが「総力戦」応答を引き起こすことだ。つまり、自己免疫疾患へと進んでしまい、免疫系が異常な状態となることだ。その破壊能力を外来のウイルスや細菌などに制限するのではなく、自身の体の細胞そのものを攻撃し始める可能性がある 。

私の知人の特派員の 1人が最近、これらの懸念を要約した電子メールを送ってくれた。

以下のようなものだ。

COVID が異常に高い致死性を持つウイルスだった場合は、確かに mRNA ワクチンを実行するべきでしょう。死を防ぎます。

しかし、実際には COVID の死亡率は低く、急性期治療は改善されており、感染は予防可能であり、現在のリスクは長期的な罹患率であるように思われます。

mRNA ワクチンは、その成分の性質上、一般的な自己免疫を引き起こすインターフェロン応答を誘発します。これはCOVID感染の長期的な罹患率のメカニズムの一部である可能性があります。

集団への mRNA 鎖の大量導入は、実際に急性 COVID の罹患率と死亡率を低下させる可能性がありますが、自己免疫の合併症がどれだけ発生するでしょうか?

それは誰にもわからないのです。

これまでに mRNA ワクチンの接種が行われたことはありません。その反作用を見つけるには、すべての民族グループに対して注意深く管理された試験が何年もかかるでしょう。

現在「免疫パスポート」が義務付けられる話が出ていますが、その前に議論をするべきではないでしょうか。

さらに言えば、自然免疫が誘発免疫を誘発しようとする前に、自然免疫がどれだけ続くかについて見出すべきではないでしょうか。提案された承認スケジュールでは、接種は全人口レベルでさえ検討されており、これが広範な議論なしに検討されていることに私は驚いています。

まず被害を食い止めなければなりません。


 

ここまでです。

これらは医療専門家たちの談話ではないですが、素人レベルで考えても、

「どうも危うい」

というものが体内に入れられようとしている。

遺伝子に直接影響を与えるものが体内に入れられるわけですから。

対象にしようとしているコロナウイルスと、そのために導入されることになりそうな mRANワクチンの「どちらが、より恐ろしいか」という話でもあるのかもしれません。

日本の当局には冷静な対応を望みますけれど、たまに報道を見ましても「数」にやられている

以下の記事に書きましたように、これから気温が下がると「数は増える」のです。

感染の増加を「数」だけで見ていると社会は終わる : コロナウイルスの感染事例は「正確に気温と反比例する」ことを米ゴールドマンサックスが解析。年明けまでに現在の何倍にも増加する可能性
投稿日:2020年11月15日

「数」に翻弄されている限りは、終わりが見えないのです。

今、世界で行われているあらゆる試みがすべて「無意味」であることの証拠はいくらでもあります。

しかし、そういう証拠の問題ではなく「ごく普通に考えてみようぜ」という話なんですね。

今は何もかも異常です。

その根本には、前回の記事「「光の子と闇の子の闘い」はすでに渦中に…」にあるような陰謀論的なこともあるのかもしれないですけれど、しかし、「常識」で考えればわかることを、多くの人々がわからなくなっている。

私はこの状態が長く続くようなら、社会から離脱しようかなとも考えていますけれど、いずれにしましても、WHO 事務局長の

「ワクチンはパンデミックを終わらせない」

という発言は、今後長く続く「規制とマスクと暗黒時代」への突入を物語っているものでもありまして、しかも無意味だとわかる政策でも、基本的には従うしかないという状態の中で、今後どう生きていくかというのは大きな問題となりそうです。

最も楽なのは「すべてに従う」という生き方です。

しかし、私のように、マスクにも消毒にも社会的距離にも、いまだにすべてに抵抗感が強いような人間は離脱していくしかないのかもしれません。

 

>> In Deep メルマガのご案内
In Deepではメルマガも発行しています。ブログではあまりふれにくいことなどを含めて、毎週金曜日に配信させていたただいています。お試し月は無料で、その期間中におやめになることもできますので、お試し下されば幸いです。こちらをクリックされるか以下からご登録できます。
登録へ進む

「まぐまぐ大賞2020」の投票が始まりました。どなたでも、ご投票できますので、よろしくお願いいたします。昨年度は皆様方のお陰で、コラム賞1位を頂きました。