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感染の増加を「数」だけで見ていると社会は終わる : コロナウイルスの感染事例は「正確に気温と反比例する」ことを米ゴールドマンサックスが解析。年明けまでに現在の何倍にも増加する可能性

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zerohedge.com




 

何をどうやっても気温が低いとコロナウイルスは増えるのだから

先日、「コロナウイルスと冬。…」というタイトルのブログ記事を書かせていただきました。

新型コロナウイルスも「コロナウイルス」に他ならないわけで、毎年の風邪の時期、つまり冬になると、コロナウイルスによる気道感染症が著しく増えることを書かせていただきました。

普通に考えれば、新型コロナウイルスもコロナウイルスの「性質」を持っているわけで、その限りは、冬になればなるほど「確実に」感染事例は増えていきます。もちろん変異などして、まったく元のコロナウイルスの性質を持っていないのであるならば、そういうことでもないのかもしれないですが、現状での感染者数の増加を見ていますと、おそらく、この推察には間違いないものがあると思われます。

先日、アメリカの金融系企業ゴールドマンサックスの国際投資調査部が、

「通常のコロナウイルスについての気温と感染流行の関係」

を詳細に調査し、コロナウイルスが、「気温との間に著しい負の相関関係がある」ことを発表していました。

この「気温との負の相関関係」ということは、つまり、

「気温が低くなるほど、流行は拡大する」

という単純な結論なんですが、ゴールドマンサックスのグラフを見ますと、「来年の 1月2 月あたりにかけて予想以上に感染事例が増加する」可能性があることがわかります。

今回のゴールドマンサックスの調査結果のデータはいろいろとあり、難しいものも多いのですが、もっともわかりやすいのが以下のグラフです。アメリカ CDC (疾病予防管理センター)のデータから作成したもので、2016年から 2019年までの「通常のコロナウイルス」の流行の推移を示したものです。

気温の変化とコロナウイルスの感染者数の推移

CCD, Goldman Sacks via ZeroHedge

これを見ますと、「気温が 7℃以下」になると、急激にコロナウイルスの感染者数が増えることがわかります。「 2℃以下」の気温で、さらに急上昇するグラフを描きます。そして、気温が 22℃から 27℃の暖かい時には、コロナウイルスの感染事例が極めて少なくなる。この気温は、日本の季節でいえば、5月頃から 7月くらいまでとなりますでしょうか。

おもしろいのは、気温が 30℃を超えてくると「また増えてくる」というところです。

この傾向は季節ごとのグラフで、さらにはっきりとします。

通常のコロナウイルスの季節ごとの感染者数の推移

CCD, Goldman Sacks

ラインがたくさんあるのは、コロナウイルスの種類と、あとは統計平均年などの区分けですが、どのラインにしても、株種によって、流行のピークの度合いは多少異なるにしても、コロナウイルスというものは、

・どんなものでも気温の低い時にピークを迎える

ことがわかります。

興味深いのは、このコロナウイルスの流行のグラフは、たとえば今年の日本での新型コロナウイルスの流行の推移と似ていることです。

日本では 3月頃から感染事例が顕著になり、緊急事態宣言ということになりましたが、その後、5月から 7月くらいまでは、感染者数も少なく、比較的に平穏な時期でした。

上のグラフを見ますと、例年、「通常のコロナウイルスは、気温が 17℃から 27℃くらいの 5月から 7月くらいはほとんど感染事例がない」ことがわかり、今年の日本も、その「ウイルスの自然の性質」に従っていただけのようです。

緊急事態に伴う対策が功を奏した部分はほとんどないと思われます。

そして、日本では、8月になって「やや感染事例が増えた」というのも、上の気温との相関のグラフで示されています。気温が 30℃を超えると、感染例がやや増えます。

このあたりから、仮に新型コロナウイルスが、この「通常のコロナウイルスの挙動と同じ」となった場合は、今後の 12月から 2月などの感染事例の増え方は、「現在の何倍」という規模になる可能性があるのかもしれません。

最初のグラフでは、気温 22℃- 27℃の状態での感染確認数は「 100万人あたり、ほぼゼロ」でしたが、気温が 7℃以下で 200人、2℃以下で 400人と示されています。

このようなところから見ますと、

・現在すでにコロナの感染例がある程度の数があり

・冬期に気温が 7℃以下になることがあるような場所

においては、今後、場合によっては、先ほどのグラフで示されていた現在の数倍などの感染確認事例が出る可能性も高そうです。

 

 

ウイルスの自然の性質を無視して数だけに右往左往していると、いろいろと終わってしまいますよ

なお、今年はラニーニャで、日本は気温の低い冬になる可能性があります。

気象庁のラニーニャ発生確率を見ますと、12月いっぱいはほぼ確実で、2月くらいまで継続する可能性もかなり高いことがわかります。


weathernews.jp

必ずしもそうなるわけではないでしょうが、一般的には、ラニーニャ現象が発生している時には、日本の場合、「寒くて雪が多い冬」になることが多く、ウェザーニュースによれば、この冬は特に、日本海側で大変雪が多くなると予測されていますが、全国的にも 12月以降は気温がかなり低くなる可能性もあるかもしれません。

しかしラニーニャとは関係なく、北半球では多くの国や地域で冬は気温が下がるわけで、そのような国や地域は、これから気温の低下と共に新型コロナウイルスの感染事例が飛躍的に拡大しそうです。

特に冬に非常に気温が下がる地域、日本ですと北海道などでは、今後 3ヶ月くらいは指数関数的な増加の可能性さえあり得るかもしれません。

要するに、感染が拡大したり減少したりするのは、「単に気温の上下との相関」であることが、かなり明確になっているわけです。

しかし、各国の当局者たちは、今年の春の終わりから新型コロナの感染者数が減ったのは、

「規制やロックダウンを行ったため」

と錯覚しているか、あるいは「今さら規制に意味がなかったと言えるわけがない」という部分もあるのでしょうけれど、いずれにしましても、

「またやる」

という可能性を否定できません。

実際、現在ヨーロッパの多くの国や地域が二度目のロックダウンに入ったままで、年内に解除されるかどうかもわかりません。他の国でも、これと同じようなことが起きる可能性はあると思われます。

そのようなことが長く続くとすれば、「ウイルスの第二波」とか「第三波」というような話ではなく、

「当局による社会破壊の第二波、第三波」

と言う他はないですが、西欧圏の多くの国がそこに向かう感じがします。

たとえば、クリスマスから新年あたりまでは、飲食などを含めたさまざの業務の営業のピークの時期のひとつだと思いますけれど、そんな時にまた「店舗の閉鎖」とかいうことが行われたとしたら、もう完全にアウトではないですかね。

日本はそんなことをしてほしくないですが、日本は欧米に追随する傾向がありますから、懸念です。

結局、「いくら冬に感染事例が増えても、それはコロナウイルスの性質上、普通のことだから」という当たり前の科学的境地に全体が達しないと、どうにもならない。

加えて検査での「偽陽性」の問題も大きいですが、そういえば、先日、スペースXやテスラの CEO であるイーロン・マスク氏が、

「 1日 4回検査を受けて、結果のうち 2回は陰性で、残り 2回は陽性だった」

として、以下のようにツイッターに投稿していました。

11月13日のイーロン・マスク氏のツイートより

Elon Musk

この検査は、PCR検査ではないものです。

その中で、判定率 50%という丁半博打のようなことが実際に起きているようです。

どうして 1日に 4回も検査したのかというと、マスク氏は軽い風邪のような症状が出たので、コロナかどうかを知りたかったようです。

いずれにしましても、社会全体が今のように「常軌を逸した数だけへのこだわり」を見せている限りは、事態は収まらないのでしょうね。

この 12月頃から感染事例が急速に増えていくことは避けられないと思いますので、そういう混沌とした社会の中での振る舞い方を考えておいたほうがいいかもしれません。

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