(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
米エポックタイムズに、「医師が信じるのをやめてほしい12の健康に関する事実」というタイトルの記事がありました。
これは要するに、
「多くの人が、それは正しいと思っている健康に関する観念には、間違っている可能性があるものがたくさんある」
というような話で、以前、記事で取りあげたようなものも多いのですが、以下のような 11の項目を説明しています。「アメリカだけでの健康常識」というようなものも含まれています。
エポックタイムズの記事の見出し
1. 発熱は良くないので体温を下げる必要がある
2. 制酸剤を服用すると胸焼けが治る(※ 制酸剤とは、ガスター10とかプロトンポンプ阻害剤など胃酸の分泌を抑える薬)
3. 風邪をひいているときは牛乳を避ける
4. 毎日アスピリンを服用すると心臓発作を予防できる
5.腹筋運動をするとお腹が平らになる
6. 本当の健康効果を得るには激しい運動が必要
7. グルテンフリーはより健康的な食生活
8.ダークチョコレートは健康に良い
9.ランニングは関節を傷める可能性がある
10. 脳震盪の後は目を覚まし続けなければならない
11. 怪我後の腫れは治療が必要
12. 慢性疾患のほとんどは不治である
これらについて「その常識は間違いである可能性が高い」ということを、論文などのリンクと共に書いている記事です。
運動に関してとか、あまりよくわからないジャンルはともかくとして、いくつかご紹介したいと思いました。
しかしその前に、どうしても書いておきたいことがありました。
ツボ「合谷」の威力を知る
以前も書きましたけれど、今年のお正月は NEW INN (英語で書かなくていいから)していたのですけれど、まあ、そりゃいろいろと検査もされたわけです。
そこで知った事実として、
「オレってこんなに血圧高かったの?」
ということがありました。
何しろ、血圧なんて、10年くらいまともに計ったことなかったんですが、以前は、やや高いかもしれなくとも、まあ普通という範囲でしたが、今回の数値は相当なもので、「へえ」と感じ入りました。
そんなこともあり、NEW INN 中は、常に血圧を下げる薬なども投与されていたようですが、「確かにあんまり血圧が高いのも考えものだな」とかは思いまして、それでも、私は降圧剤(血圧を下げる西洋医療薬)にはかなり懐疑的な人で、過去には記事にもしたことがあります。
それで何となく、以前から持っていた石原 結實医師の『高血圧の9割は「脚」で下がる!』などを読んだりしていたのですけれど、ネットで検索していた時に、実に衝撃的な文言を目にしたのです。
東京女子医大の教授であり、高血圧の専門医である渡辺尚彦医師という人の主張が書かれている記事でした。
そのタイトルは、
「5分の指圧で血圧を20mmHg下げる効果も!手のツボ「合谷(ごうこく)」のセルフ指圧を覚えよう」
というものです。
「手のツボで20も下がる?」とは思いました。
「合谷(ごうこく)」はわりと多くの方が知っているツボだと思いますが、万能のツボ、などと言われることもある部位で、大ざっぱには、親指と人差し指の付け根のあたりですね。
正確な把握は必要なく、以下のどれもが「合谷地帯」とはいえます。
「1」が一般的に言われる合谷の場所ですが、その周囲も効果としては同じ
mainichigahakken.net
アマゾンを見てみたら、この渡辺医師の合谷に関しての著作を見つけたんです。以下の本です。
それで、本を購入しまして(内容は平易ですぐ読めます)、そうなると、「真偽を確かめるには、あとは自己人体実験」ということになるわけですが、なるほど、確かに下がりますね。大体、1回、3〜5分のツボ押しでしょうか。
何度も試してみましたが、血圧は常に下がりました。
まあ、だからといって、これをお勧めしたいということでもないのですけれど、高齢の方では高血圧に悩まれている方もいらっしゃるとは思いますので、参考までにご紹介させていただきました。
ちなみに、「禁忌」はたくさん本に書かれてあります。たとえば、
・飲酒後
・入浴後
は、もともと血圧が下がっているので、「下がりすぎる」という現象が起きやすいそうです。人により、あるいは個々人の飲酒量にもよりますが、お酒を飲んだ後は、1時間から 7、8時間の間は血圧が「下がる」ので、そういう時にやると「下がりすぎる」と 。
詳しいところは、先ほどの本をお読みになられればわかると思います。
(実は私は飲酒数時間後の血圧測定実験もやりまして、壮絶な数値の推移でした。最大で40くらい下がります。ここで合谷を押すと、ほぼ低血圧の数値に突入します)
まあ、いろいろと個人差などを含めて、ありますでしょうが、薬を使わないという点は素直に良いと思います。
ちなみに、このツボ「合谷」は、私は 20代の頃から知っていました。
23歳くらいの時でしたかね、当時、東京の出版社でバイトをしていて、毎月、数十社のビデオ会社に資料と画像を提供してもらいにまわるのですが、早稲田駅の近くにあった、あるAV会社の営業部長が、以下のように話しかけてきました。
部長「あ、オカくん、ちょっと手を出して」
オカ「はい? どっちの手ですか?」
部長「どっちでもいいよ」
オカ「じゃあ…」
と出すと(内心は、「まさかこの部長、あっちの人では…」と警戒しましたが)、部長は、私の左の合谷を思いっきり親指で抑えたのです。
オカ「いててててててててててててててててててててててててて!」
と私は叫びました。
それくらい痛かったのです。
オカ「これは何ですか? 罰ゲームのたぐいですか?」
部長「違う違う。ここはね、合谷といって大事なツボなんだよ」
オカ「へえ」
部長「そんなに痛がるってことは、オカくんも、いろいろと体に無理がきてるんだよ」
オカ「そうなんですか」
部長「だから、ひまなときには合谷を押すといいよ」
オカ「わかりました」
というようなことがあったのです。
それ以来、たまにですけれど、思い出すと、合谷を押したりしていまして、また、他の人にも「ちょっと手を出して」と合谷を押してあげたりしていましたけれど、大体みんな、
「いててててててててててててててててててててててててて!」
となるんですよね。
体全体が緊張している人が多かったのだなと思います。
ただ、合谷から離れて、「血圧」というものの話を一応書いておきますと、
「血圧というものは、からだ全体に血を巡り回らせるための圧力」
であり、その状態の血圧というのは、その人に「必要な血圧」であることもまた事実です。
たとえば、無理に薬で血圧を下げたとしても、それが医療上の緊急事態などの時ならともかく、「ずーっと薬で血圧を下げ続ける」という行為は、
「脳を含めた身体のどこかに必要な血液が回らなくなっている」
ということも意味します。
腫瘍なんかができたときに血圧が上がるのも、「その部位に血を多く流さなければならない」という身体の自然な判断(あるいはメカニズム)によるものです。
身体は全身を監視しながら、全身の状態をできるだけ保とうと常に努力しています。それを壊すのが(たとえば私のような)壊滅的な不健康生活だったりするわけですが、結局、自力で自分の生命を維持できなくなることが「寿命」なのだと思います。
最近、AI (Grok)に、
> 「自然回復ができないなら死ぬことは悲劇でも否定的でもない」という思いはナイチンゲール氏にはあったようには思います。人は自力で生き残られるところまでが「生」なのだという感じでしょうか。
という質問をしたことがあります(記事)。
これには AI も同意していましたけれど、「いつかは死ぬ」という人間の宿命に対して、私たちは、それを自然の摂理として捉えることによって強い気持ちでいたいとは思います。まあ、もちろんなかなか難しいでことすが。
えーと…。
何だか最初のほうの趣旨と全然違ってきてしまいましたが、先ほど挙げました米エポックタイムズの記事で、取りあげたい項目のいくつかをご紹介して締めさせていただきます。
具体的には、以下です。「これらの観念は間違っている」という話です。
1. 発熱は良くないので体温を下げる必要がある
2. 制酸剤を服用すると胸焼けが治る
7. グルテンフリーはより健康的な食生活
11. 怪我後の腫れは治療が必要
12. 慢性疾患のほとんどは不治である
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
医師が信じるのをやめてほしい12の健康に関する「事実」
12 Health ‘Facts’ Doctors Want You to Stop Believing
Epoch Times 2026/01/17
1. 発熱は良くないので体温を下げる必要がある
(※ 訳者注)発熱に関しては、過去に何度かふれています。「熱を下げてはいけない : 感染症の治癒メカニズムが人体で発動するのは「体温が《38.5℃以上》に上がったときのみ…」などの記事があります。
熱が出ると警戒心が湧き、まず熱を下げるために薬を飲もうとする人もいる。
しかし、熱は必ず下がらなければならないというのは誤解だと、アルパス・ウェルネスの臨床アドバイザーであるカイル・ホーデベック博士は語った。
発熱は、感染に対する体の免疫反応の自然かつ重要な一部だ。体温の上昇は、免疫システムが細菌やウイルスをより効率的に撃退するのに役立つ。
研究によると、微熱から中等度の発熱を下げると回復が遅れる可能性がある一方で、発熱を自然に治まるまで待つと予後が改善する可能性があることが明らかになっている (論文)。
例えば、ある研究では、現在の医療ガイドラインに反して、高熱で救急外来を受診した敗血症患者は生存率が高く、入院期間も短いことが示されている (論文)。
「ほとんどの大人や子供にとって、微熱は心配する必要はなく、よほどの不快感がない限り薬は必要ありません」とホーデベッケ氏は語った。
しかし、39.4℃から 40.6℃の発熱、または生後 3か月未満の乳児の発熱には、直ちに医療処置が必要だと彼は指摘した。
2. 制酸剤を服用すると胸焼けが治る
(※ 訳者注)制酸剤については、たとえば強力な制酸剤であるプロトンポンプ阻害剤が、胃がんの発症率を最大 8倍にまで上昇させているという論文をご紹介したことがあります(記事)。
胸やけによる胃や食道の灼熱感に襲われると、多くの人はすぐに制酸剤を求めて薬箱に駆け込む。これらの薬は症状を和らげる効果があるかもしれないが、専門家たちは必ずしも胃酸の過剰分泌を意味するわけではないと指摘している。
「胸やけが胃酸過多によって引き起こされるというのは迷信です」とフーデベッケ氏は述べた。「胃酸過多は胸やけの引き金となることもありますが、実際には胃酸逆流症の人の多くは胃酸が不足しているのです」
胸やけの際の灼熱感は、食道付近にある筋肉群である下部食道括約筋が弛緩し、胃酸が食道へ逆流することで起こる。胃酸の量は関係なく、どんな量でも胃酸逆流を引き起こす可能性があると彼は付け加えた。
制酸剤は胃酸を減らすことで一時的な緩和効果をもたらすが、過剰に使用すると薬剤誘発性低胃酸症、つまり胃酸低下を引き起こす可能性がある。
胃酸が不足すると、細菌感染のリスクが高まり、栄養素の吸収が阻害される可能性がある。
胸焼けは複雑な症状であり、胃や腸の根本的な病気の症状である可能性があるため、頻繁に胸焼けを経験する人は適切な診断と治療のために医師の診察を受けることを検討する必要がある。
7. グルテンフリーはより健康的な食生活
(※ 訳者注)私もグルテンを摂らない生活を、何だかんだと 10年近く続けていますが、健康のためだと思ってやっているわけではなく、どうやらグルテン不耐症だと思われるからです。実際は、グルテンフリーの食生活にはデメリットが多いと私も思っています。
小麦、大麦、ライ麦などの穀物に含まれるタンパク質であるグルテンを含む食品を避ける「グルテンフリー」は、健康上のメリットが認識されていることから人気が高まっている。
アメリカ人成人の約3分の1が、グルテンの摂取量を減らしたい、あるいは避けたいと回答するほどになっている。
セリアック病、非セリアック性グルテン過敏症、または小麦アレルギーのある方は、消化器系の問題やアレルギー反応を避けるため、グルテンフリーの食事療法を行う必要がある。
しかし、研究によると、ほとんどの人にとってグルテンを除去しても健康上のメリットは大きくなく、特にビタミンB群、鉄分、微量ミネラルなどの栄養不足のリスクが高まる可能性があることが示唆されている (論文)。
2017年に BMJ 誌に掲載された研究によると、グルテンフリー食品はグルテンを含む食品に比べて、脂肪とカロリーが高く、食物繊維と全粒穀物が少ない傾向があることが分かった。全粒穀物が含まれていないため、グルテンフリーの食生活を長期にわたって続けると、心臓病のリスクが高まる可能性がある (論文)。
さらに、他の研究によると、グルテンフリー製品の多くは高度に加工されていることが明らかになっている (論文)。超加工食品を多く摂取する食生活は、心臓病、2型糖尿病、そしてあらゆる原因による死亡のリスクを高めることが知られている。
したがって、グルテンフリー食を実践する人は、食品を賢く選び、十分な量の果物、野菜、豆類、ナッツ類、グルテンフリーの穀物を摂取することが重要だ。
11. 怪我後の腫れは治療が必要
足首の捻挫や関節、靭帯、腱の損傷は、多くの場合腫れを引き起こす。多くの人は、すぐに積極的な治療が必要だと考えがちだが、状況によっては、体の治癒力に任せた方が良い場合もある。
「この迷信は、長年にわたり多くの不必要な介入につながってきました。多くの人が理解していないのは、腫れは必ずしも敵ではないということです」と自然療法医のアダム・ブロックマン氏は言う。
腫れは怪我に対する自然な反応であり、まるで現場に駆けつける体の救急隊のようなものだと彼は付け加えた。最初の炎症反応は、栄養素、免疫細胞、そして成長因子を怪我の部位に届ける。
「先月、あるバスケットボール選手が来院しました。彼は捻挫した足首を2 週間も執拗にアイシングしていましたが、なぜ良くならないのかと悩んでいました。問題は、彼が体の自然治癒力を妨げていたことです」とブロックマン氏は指摘した。
とはいっても、ある程度の炎症は組織の修復に必要だが、過度の腫れは問題となる可能性がある。2024年の研究では、炎症を制御できないと組織が損傷し、治癒が阻害され、瘢痕組織の形成が引き起こされる可能性があることが示唆されている (論文)。したがって、炎症を正確に制御することが重要だ。
ブロックマン氏は、急性外傷後の最初の 24〜 48時間は、軽い圧迫と患部を高く上げることで過度の腫れを抑えることができると述べた。
12. 慢性疾患のほとんどは不治である
慢性疾患と診断された場合、多くの人は、新たな望ましくない健康状態を大きく変えることは不可能だと信じている。
多くの慢性疾患は一生続く可能性があるが、2型糖尿病や初期の心臓病など特定の症状は生活習慣を変えることで寛解できるという証拠が増えている。
これらの変化には、自然食品の食事への移行、定期的な運動、ストレス管理、十分な睡眠の確保、社会的支援の求めなどが含まれる。
特定の慢性疾患は治らないという神話は人々の希望を静かに奪い去るため、深く傷つけるものだと、We Treat Feet Podiatry の社長兼最高医療責任者であるミケル・ダニエルズ医師は語る。
「2型糖尿病や高血圧と診断された後、『これが今のあなた』というメッセージを内面化してしまった患者さんに多く出会います。中には、まるで萎縮しきっているような患者さんもいます」
診断結果に共感することは自己成就的予言となる、と彼は付け加えた。
そのため、人々は積極的に関わろうとしなくなり、日々の選択が依然として重要であると信じることさえ難しくなるのだ。
ダニエルズ医師は、回復の可能性がある慢性疾患を抱える人々に対し、人間の体は私たちが信じさせられてきた以上に変化する能力があるという可能性を常に受け入れるよう強く勧めている。
>> In Deep メルマガのご案内
In Deepではメルマガも発行しています。ブログではあまりふれにくいことなどを含めて、毎週金曜日に配信させていたただいています。お試し月は無料で、その期間中におやめになることもできますので、お試し下されば幸いです。こちらをクリックされるか以下からご登録できます。
▶ ご登録へ進む