2012年7月、真っ赤に染まったロシアとウクライナに共に接しているアゾフ海
本記事の話題とは関係ないですが、好きな写真なので。indeep.jp
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過去十数年、世界中で川や湖が赤く染まり続けている中で
以前は「川や湖が赤く染まった」という報道に関しては、よく取り上げていましたが、最近、英国デイリーメールが、
「イスラエルのガリラヤ湖が血のように赤く染まり、怯える住民たち」
というようなタイトルの記事を報じていまして、まあ、現在イスラエルが行っているジェノサイドなどを含めて、「残虐の渦中にある国の湖」で起きたこととして、ちょっと印象的なので、その記事をご紹介したいと思いました。
最初に書きますと、ガリラヤ湖が赤く染まった原因は「藻の異常発生」によるものと調査により断定されています。
これまで、ずいぶんと川や湖が赤く染まった事例についてご紹介してきていますが、その原因は、おおむね以下に大別されます。
川や湖が赤く染まる理由
・藻やプランクトンなど微生物によるもの
・赤い土などが大量に流れ込む
・化学物質の反応によるもの
となっていまして、夏場は、ほとんどが藻やプランクトンの異常発生によるものです。
これらのどれにも該当しない場合、
・原因不明
となるのですけれど、原因不明の事例はそう多くはないです。
2019年5月に、いっときその封鎖で話題となり続けた、イランのホルムズ海峡のイラン側に「血の海」が出現したということがありました。
In Deep 2019年5月18日
これはかなり赤い現象で、以下のような写真が投稿されていました。
この際の報道では「原因不明」となっていたのですけれど、同じ場所で、その後も何度か似たような現象が起きる中で、
「この地域特有の赤い土が豪雨により大量に海に流れ出したもの」
だと判明したと後に報じられています。
それでも、ホルムズ海峡というのも、やや血なまぐさい海域であるだけに印象的な出来事でした。
イランといえば、イラン最大の湖であるオルーミーイェ湖という湖も、2016年7月に突然真っ赤に染まったことがあります。これは「藻類」によるものだと推測されています。
2016年7月 血の赤となったイランのオルーミーイェ湖
indeep.jp
化学物質や、あるいは「染料」で赤く染まったと推測される事例も過去には多く、それもまた「わりと血の池っぽくなる」のですね。
2024年6月。中国湖北省。染料の流出で赤く染まった「洪水の水」
BDW
2017年10月。化学物質により赤く染まったとされるガーナの川
earthreview.net
いろいろな原因はあるにしても、確かに、川や池や、あるいは海が赤く染まるというのは、とても印象的な事象であるとは思います。
そういえば、2012年には、「ロシアとウクライナに共に接している、アゾフ海という湖が突然真っ赤になった」ということもありました。以下の記事にあります。
In Deep 2012年3月31日
そういえば、この記事で、初めて、
「血液を赤くしている赤血球は、人体でほぼ唯一の《DNAを持たない器官》である」
ということを知りました。
そして、血の赤は「鉄の赤」だということも知りました。
ともかく、感覚的には、血なまぐさいことが起きた、あるいはこれから起きる場所の川や湖が血に染まりやすいという傾向はあるのかもしれません。
まあ、あくまで感覚的にですけどね。
イスラエルのガリラヤ湖についての報道です。
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聖書の海が血のように赤くなり、終末論的な恐怖が広がる。神の災いが再び起こった
Biblical sea turns blood red sparking apocalyptic fears God’s plagues have returned
dailymail.co.uk 2025/08/08
イスラエルのガリラヤ湖が今月、謎の赤変色を起こし、聖書の予兆ではないかとの市民の懸念が高まっている。
聖書に登場するガリラヤ湖が不思議なことに鮮やかな血のように赤く変色し、地元住民は動揺し「悪い前兆」だと警告している。
訪問者たちは、岸に押し寄せる深紅の波を驚愕しながら見つめていた。
中には、この不気味な変化を、聖書の出エジプト記の物語で神がエジプト人に与えた 10の災いに例える人もいた。
聖書によれば、呪いは神の命令によりモーセの杖でナイル川の水が打たれ、神の審判の行為として川の水が血に変わったというものだった。
出エジプト記7章17節には以下のように記されている。
主はこう言われた。『このことによって、あなたは、わたしが主であることを知る』と。見よ、わたしの手にある杖でナイル川の水を打つと、水は血に変わる。川の魚は死に、川は悪臭を放つ。エジプト人はナイル川の水を飲むのを嫌がるようになる。」
この終末的な光景はソーシャルメディアで大騒ぎとなり、多くの人がこれを終末の兆しと呼んだが、科学者たちは、超自然的ではない説明があると述べている。
イスラエル環境省は、今月起きた湖面の変化は淡水湖の緑藻の大量発生によるものだと確認した。緑藻は強い日光の下で天然色素が蓄積し、赤く変色する。
当局は、この色素は無害であり、不安を掻き立てる色合いにもかかわらず、検査では水が泳ぐのに安全であることが示されていると強調した。
キネレット研究所による検査では、影響を受けた地域の藻類は無害であり、曝露した人々の間で健康被害やアレルギー反応は報告されていないことが判明した。
この変色は、世界中の淡水や汽水域などのさまざまな水生環境に生息するボツリオコッカス・ブラウニ (※光合成によって炭化水素を生成する緑藻の1種)によって引き起こされた。
これは、原油に似ており、バイオ燃料の生産に使用できる大量の炭化水素を生成することで知られる緑色の微細藻類だ。
この現象は、シアノバクテリアや渦鞭毛藻類などの微生物の大量発生により、特定の藻類の色素が自然に蓄積することで発生する。
これらの生物は、暖かい気温、栄養豊富な水、日光などの条件が整ったときに鮮やかな赤色を生成する。
赤い水は自然ではあるものの、この湖の聖書的な重要性を考えると、多くのキリスト教徒やユダヤ教徒のコミュニティにとって象徴的な意味合いが深い。
新約聖書では、ガリラヤ湖は、水上歩行や奇跡的な魚捕りなど、イエスの多くの奇跡の舞台だった。
また、イエスはそこで数個のパンと魚で五千人の人々に食事を与え、ペテロ、アンデレ、ヤコブ、ヨハネを弟子として召された。
出エジプト記には、神の十の災いが記されている。
最初の呪いは、神の命令によりモーセの杖がナイル川の水を打ち、
神の裁きによって川の水が血に変わったというものだ。
血のように赤い池は死海の東岸沿いに位置しており、聖書によれば神によって邪悪さゆえに滅ぼされたとされる伝説の都市ソドムとゴモラがあった場所だと信じられている。
この映像はソーシャルメディアでも激しい論争を巻き起こした。血のように赤い水は、ユダヤ人を奴隷状態から解放するために神がエジプトのファラオに与えた 10の災いの一つとして旧約聖書で大きな意味を持つからだ。
聖書には、神がファラオにイスラエル人を奴隷状態から解放するよう説得するためにエジプトに十の災いを送ったと記されている。
最初の災いはナイル川を血に変え、魚を死滅させ、水を汚染したが、これはモーセが杖でナイル川を叩いたときに起こったと言われている。
聖書では、最初の災害の後、エジプトはカエル、シラミ、ブヨ、ハエの大群、そして致命的な家畜の病気と痛みを伴う腫れ物に襲われた。
激しい雹、イナゴの大群、三日間の暗闇、そしてついには長子の死によって、ファラオはイスラエル人を解放せざるを得なくなった。
ガリラヤ湖周辺の地域では、死海の塩分濃度の上昇など、他の劇的な現象も発生している。
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