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北緯33度線が「血を象徴している」ことがさらに明白になっているような2016年前半の世界を振り返る:暴力の蔓延が定着した中東…赤く変色する湖…そして圧巻の自然の光景

      2017/12/04

先日、

新しい天と新しい地を示唆する「はず」の地球の変化
 2016/07/20

という記事で、アメリカのアリゾナ州フェニックスでのものすごい雨雲(という表現でいいのかどうかもよくわからないですが)の光景をご紹介したことがありました。

2016年7月18日に米国アリゾナ州フェニックスに出現した雨雲

phoenix-rain-cloud2vk

この光景を見ながら,

「フェニックスって北緯 33度線なんだよなあ」

と、その時思っていたのですけれど、「こういうすごいのが ”南緯” 33度線あたりに出てきたら面白いのに」などと考えていたのですが、つい先日、オーストラリアのクィーンズランド州の上空に、長さ 800キロメートルの超巨大巻き雲が現れたことが報じられていました。その雲はおそらく南緯 33度線にかかっていました。

オーストラリア・クィーンズランド州上空に出現した雲

morning-glory-02bRoll Cloud stuns Central QLD

 

この雲は「モーニング・グローリー」というような呼ばれ方をされているのですが、この際のいろいろな写真は、

オーストラリアに出現した長さ800km超の巨大回転雲「モーニング・グローリー」
 地球の記録 2016/07/29

でご紹介しています。

北緯 33度で圧倒的な雨雲、そして、南緯 33度では、やはり圧倒的な光景の雲が出現したということで、このあたりで、1度、「 2016年上半期に 33度線で起きた事象」というようなことをまとめておこうかなと思いました。

北緯 33度線と南緯 33度線は下のようになっています。

world-33-map

 

北緯 33度線は、日本の四国や九州を通って、中国から中東、そしてアメリカへとつながっていくラインです。

南緯 33度線が通る国や地域は、南米ではチリ、アルゼンチン、ウルグアイ、そして、南アフリカ、そしてオーストラリアなどとなっています。

そして、今回は、そのうちの「北緯 33度線」のについての今年 2016年を振り返ってみることにしました。南緯 33度線についても、後日、少しまとめてみたいとは思いますが、今回は、33度線の「象徴」が明確となってきている北緯 33度線での出来事を取り上げたいと思います。

とはいっても、北緯 33度線が通る地域の中の、シリアやイラク、アフガニスタンなどでは日常的に暴力が蔓延していて、それらすべての事例をピックアップするのは難しいですので、「ひとつの場所において、ひとつの印象的な出来事」を挙げたいと思います。

なお、この「 33度線」という意味についてはわかりにくい部分もあると思いますが、過去記事で何度も取り上げているものでして、過去記事の「北緯33度線関係の記事一覧」をご参照いただければ幸いです。

それでは、ここからです。

今回取り上げるのは、以下の場所です。

world-33-north
この地図のアルファベットと本文を照らし合わせていただければと思います。

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2016年に北緯33度線上、あるいは近い場所で起きた印象的な事象

A 伊豆大島近海で極端な群発地震 2016年7月24日

7月24日、伊豆大島近海で、非常に回数が際だった群発地震が発生しました。

その日起きた地震は次の通りになります。

地震発生日時 / 震源 / 震源の深さ / マグニチュード / 震度
2016/07/24 04:29  伊豆大島近海  10km  M2.5  震度2
2016/07/24 20:16  伊豆半島東方  10km  M2.5  震度1
2016/07/24 13:59  伊豆大島近海  10km  M2.5  震度1
2016/07/24 13:54  伊豆大島近海  10km  M3.8  震度3
2016/07/24 13:17  伊豆大島近海  10km  M2.3  震度2
2016/07/24 11:14  伊豆半島東方  10km  M2.3  震度2
2016/07/24 11:12  伊豆大島近海  10km  M2.8  震度2
2016/07/24 07:29  伊豆大島近海  10km  M2.6  震度2
2016/07/24 07:09  伊豆大島近海  10km  M2.2  震度1
2016/07/24 06:39  伊豆大島近海  10km  M2.5  震度1
2016/07/24 06:37  伊豆大島近海  10km  M3.1  震度2
2016/07/24 02:44  伊豆大島近海  10km  M3.4  震度3
2016/07/24 02:36  伊豆大島近海  10km  M2.7  震度2
2016/07/24 02:32  伊豆大島近海  10km  M2.9  震度2
2016/07/24 01:02  伊豆大島近海  10km  M2.3  震度1
2016/07/24 00:59  伊豆大島近海  10km  M3.3  震度3

気象庁データベース

1か所の震源ではないですが、範囲としては、北緯 33度線が絡んだ地震だったので取り上げました。すべてが震源の深さが 10キロメートルというのも印象的な部分です。

地震のことを取り上げたのは、今年の九州の地震の震源が、現在に至るまで、「北緯 33度線上とその周辺で起き続けている」ことがあります。

ここで、先ほどの地図での「B」となり、少なくとも 2016年の日本においては、大きな出来事でした。

B 熊本地震 2016年4月14日より現在まで

kumamoto-0406地震情報

この九州の地震については、過去記事をリンクしておくに留めたいと思います。

アジアで「5日間で4つ連続」した大きな地震は何かを示唆するのかしないのか (2016/04/15)

次は「中国で北緯 33度に寄り添うように流れる大河による大洪水」です。

 

C 中国の長江沿いでの歴史的な洪水

今年の中国は、歴史的な洪水が何度も発生しています。

それらについては、以下の記事などで取り上げています。

黙示録的な光景を作りだしている中国北部の洪水の死者行方不明者数は300名近くにのぼり、近年の中国史上最悪の被害に
 地球の記録 2016/07/26

中国の洪水は同国史上3番目の被害規模に拡大中。3000万人以上が被災
 地球の記録 2016/07/10

これらの洪水の中で、最も被害の大きかったものは、中国の大河川である「長江」からの支流の氾濫によって拡大したものがあるのですが、この長江という川は、「中国という大国を分断するかのように流れている」のですが、地図で見ますと、何となく「北緯 33度線あたりから中国全土に水を運んでいる」というような雰囲気が伺える川でもあるのです。

長江

cho-koh-map長江文明

そういう「妙な意味性を持つ大河」であるということもあるのか、以前、この長江が「真っ赤に染まった」時には、その意味は何だろうと考えていましたが、北緯 33度線の象徴的な意味から考えますと(端的にいえば、北緯 33度線の意味は「血」です)、なんとなく、いろいろと想像したりした次第でした。まあ漠然とした話ですので、具体的に記すほどのものではないですが。

2012年9月12日に真っ赤に染まった中国の長江

red-river-05過去記事「赤く染まるユーラシア大陸最大の川と、カリフォルニアの周囲 100キロに漂う9月11日の腐臭」より。

 

中国はこれからの世界から見て、いろいろな意味を持つのだろうとは思います。

続けます。

 

D パキスタン・ラホールで死傷者400人以上の自爆テロ 2016年03月27日

これは日本語の報道のリンクを示しておきます。

[報道] パキスタンで自爆テロ、400人超死傷 タリバンの一派が声明 (日本経済新聞 2016/03/28)

E アフガニスタン・カブールで IS による初めての大規模テロ。80名以上が死亡 2016年07月23日

map-kabul-afghanistanCNN

アフガニスタンもまた、暴力が日常的となっていますが、IS による初めての大規模テロが起きたこの出来事を取り上げました。

[報道] アフガン爆発テロ、死亡80人に 「イスラム国」犯行声明 (2016/07/23)

 

F イランの湖が「血の赤」に変色 2016年7月

これはですね、イランのオルーミーイェ湖という湖が最近「赤くなった」のですね。「川や湖が赤くなる」ことについての意味性は、過去に何度か記事にしたことがあります(記事リンク)。概念的な域を出ない話ですが、視覚的な象徴としてはとても強いものだと思います。

血の赤となったイランのオルーミーイェ湖

Urmia-turns-redTwitter

2016年4月と7月のオルーミーイェ湖の比較

urmia-2016-compareNASA

赤くなった原因の理屈としては、科学者たちは、バクテリアと、デュナリエッラ(Dunaliella)という種類の水草によるもの(赤潮と似た原理)だと説明しています。

ただまあ、衛星写真を見てみますと、周辺には他の湖もあるのですが、赤くなっているのは、このオルーミーイェ湖だけですので、かなり特別な原理が働いたものと思われます。

衛星からの写真。オルーミーイェ湖だけが赤いです

iran-red-greenPierre Markuse

ここから、暴力が日常的になってしまっている中東地域の 33度線のラインに入ります。

 

G イラク。ラマダン明け前の数日間でテロにより200人以上の死者 2016年07月04日頃まで

これは日本語の報道のリンクを示しておきます。

[報道]ラマダン中にテロ活発化 イラク死者は200人超に 異教徒の「敵」襲撃を推奨 (産経ニュース 2016/07/04)

 

H シリア。内戦の死者数は2016年春までで「47万人」を超える

2016年という括りではないですが、シリアの暴力は大変な数になっています。負傷者の総数は 160万人とのことです。

syria-2016Global Research

[報道]死者47万人、殺された医師705人……シリア内戦5年を数字で振り返る (Newsweek 2016/03/16)

 

I イスラエル。元旦の1月1日にテルアビブで銃乱射によるテロ。2名が死亡 2016年1月1日

これは、下の過去記事でふれたことがありますが、2016年は、「元旦のテロがイスラエルで起きた」という出来事から始まった年だったのでした。

[参考記事] 2016年1月最初の15日間で起きたこと : 続発するテロ、崩壊に向かう市場、ビッグな死、様々な不思議… (In Deep 2016/01/16)

 

J リビア。アメリカ軍の空爆での民間人死者数が100人を超える 2016年7月

日本語の報道のリンクを示しておきます。

[報道]リビアなどでの米空爆による民間人死者、推定で最大116人 (AFP 2016/07/02)

 

K チュニジア。最大の IS 戦闘員の供給源となっていることが判明

日本語の報道のリンクを示しておきます。

[報道]なぜチュニジアはIS戦闘員の最大供給源なのか (AFP 2016/02/26)


 

アメリカ以外の北緯 33度線の出来事はここまでです。

このような感じなんですが、先ほども書きましたように、イラクやシリアを始めとした中東の一部地域は、日々暴力が発生していて、何かの事象を取り上げることよりも、むしろ、

「暴力が慢性化・日常化した場所が北緯 33度線上に多数ある」

という表現のほうが正しいのかもしれません。

そして、たとえば、フランス・ニースで起きた 80名以上が死亡してしまったトラックによるテロ(報道)を行った人物はチュニジア出身とされていますが、チュニジアも北緯 33度線上です。

昨年、

北緯33度線に絡みつくように勢力を拡大する IS 。そしてギリシャの周辺で起きるかもしれないこと
 2015/07/02

というタイトルの記事を書きましたが、ヨーロッパや世界各地で起きている暴力の実行者も、また、北緯 33度線から世界へ放たれているように今でも見えます。

赤い部分が2015年の時点でのISの実行支配地域

33-isbDaily Mail

 

ここまで少し時間がかかったこともあり、アメリカについては、別の記事にしたいと思います。

このアメリカという国は、本当に 33度線上で印象的な出来事がいろいろと起きています。

そして、このアメリカという大国は、「その広い国土面積全土を、北緯 33度線が駆け抜けている国」です。中国も同じですので、北緯 33度線という観点から見れば、「アメリカと中国はとてもよく似た国」ともいえます。

基本的に、アメリカで、北緯 33度線が通っているか極めて近い州は、

・サウスカロライナ州(アメリカの核廃棄場 報道
・ジョージア州
・アラバマ州
・ミシシッピ州
・アーカンソー州
・オクラホマ州(異常な群発地震が継続中 過去記事
・テキサス州(白人警官5人が撃たれて死亡 報道
・ニューメキシコ州(史上初の原爆爆発実験が行われた 記事
・アリゾナ州(フェニックスで謎の連続銃撃事件 報道
・ネバダ州(エリア51)
・カリフォルニア州(最近は何でもありで)

となっています。

北緯 33度線はあくまでイメージ的なものとしてご紹介してきていますが、北緯 33度線の歴史的な象徴が、

「人の血が流れる」

ということだと考えますと、これらの一連の出来事もイメージだけとは言えない面もあるのかもしれません。



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