地球の最期のときに

皆既日食直前の北緯33度線で… : 中国軍とインド軍が国境のラダックで衝突を起こし、その頃、米国フェニックスではその事象を彷彿とさせる謎の光の群れが出現していた



投稿日:2017年8月21日 更新日:

中国との国境の土地「ラダック」で印中両軍が衝突したことを伝える報道


NDTV

そのラダックで発生した出来事を取りあげた2012年のIn Deepの記事


oka-jp.seesaa.net

最近起きた、やや物騒な出来事が少し昔のことを思い出させてくれまして、それと絡んだことを少し書かせていただきます。




(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

世紀の日食の前の33度線の事象

今日というか明日というか、アメリカでの 8月21日、99年ぶりにアメリカ大陸で皆既日食が発生します。

日本時間では 8月22日未明ということになりそうですが、今回の日食がもあくまで個人的な観念の中でとても示唆深いということは何度か記したことがあります。

特に今回の日食が「北緯 33度線」という概念や「アメリカとロシア」という概念を強く想起させることは、昨年からの下のような記事に記したことがあります。

「99年ぶりのアメリカの皆既日食」と「北緯33度線」がクロスする唯一の都市へいざなってくれた使者たち (2016/11/18)

ノストラダムスに導かれた「2017年8月と1999年8月のリンク」。ロシア、アメリカ、プーチン、完全な日食、北緯33度線、恐怖の大王…… (2017/03/09)

これらのことを言葉で簡単に表現することは大変に難しいことですが、かといって、上のリンクの記事をお読みになられても、何だかよくわからないという部分も多いのではないかと思います。

つまりは・・・「全体的に何だかよくわからない」という雰囲気に満ちあふれていながらも、

「とても不吉な徴候に満ちている」

というようなことは言えるこの完全な日食ではあります。

なお「不吉な徴候」というような言葉を使いましたが、この日食の時に何かあるとかそういう意味ではなく、その日に示されるかもしれないシンボルが、これからの近い未来の地球とか人類とかの行き先を暗示している部分もあるかもしれない、というようなことです。

なお、この日食の通過ルート(観測できる地域)は、下のようになっています、

 

さて、この日食に対して個人的に持つ複雑な概念はともかくとして、「33度線」というものが絡んでいるかもしれないということがあるとしてて、この数日、世界の 33度線でいくつか印象的な出来事が起きていましたので、それをご紹介したいと思います。

 

 

インド・中国の国境にあるあの場所で

冒頭に示しましたように、インドの中国との国境にある「ラダック」という場所で、先週末、それぞれの国境を警備しているインド兵と中国軍兵士が「衝突した」ということが報じられました。

ラダックは、両国の国境警備隊の緊張状態が続いている場所です。

報道の内容を要約しますと、以下のようなものです。

ラダックでインド兵と中国軍兵士との衝突を示す動画

ndtv.com 2017/08/19

衝突事件は、インドの独立記念日(8月15日)に、中国軍兵士がラダックのパンゴン湖の岸に沿ってインド側の領土に侵入しようとした際に、それをインド軍兵士が阻止した時に起きた。

ラダックのインド軍兵士と中国軍兵士の間で激しい衝突が行われた 5日後に、その様子が収められたビデオの存在が明らかになり SNS に出回っている。

このビデオでは、両国の兵士がお互いに殴ったり蹴り合ったりしており、またお互いに石を投げつけていることが示されている。情報筋によれば、この時のインドチベット国境警察(インド軍)の人員は 20人から 30人、中国軍兵士も同様の人員数だった。

当局はこのビデオの信憑性を確認している。

ラダックで衝突が発生するのは、この数年で初めてのことだ。

インドと中国は、長年、互いの土地への侵入を互いに強く非難しているが、実際に暴力が起きるケースは近年なかった。

国境を越えたドクラム高原では既に 2つの軍が膠着状態に陥っている。

という感じですが、どうしてこんなことにまでなったのかというと、最近下のようなことがあり、特に緊張が増していたようです。ニューズウィークの記事です。

にらみ合う中国・インドの軍部隊 国境紛争じわじわと再燃

Newsweek 2017/08/18

インドと中国の両軍が、国境地帯で7週間にわたり対峙している。関係筋2人によると、解決に向けた対話は決裂し、インド政府による外交努力は行き詰まりを見せている。一方、中国の国営メディアは「報復は避けられない」と喧伝している。

中国側の説明によると、6月初旬にインド軍が境界を越えて中国領に入り、中国の道路建設作業を妨害した。それ以降、インド陸軍と中国の人民解放軍が対峙を続けている。

中国は、中国とインドの同盟国であるブータンが領有権を主張するドクラム高地から、インドが軍を撤退させるよう要求している。だが、インドが対話のなかで、見返りに中国に軍を250メートル後退させるよう提案したのに対し、中国は返答しなかったと、インドのモディ政権に近い関係筋は明らかにした。

というもので、今の状態は、軍事専門家によれば、

> 今回の対立は、1980年代に3500キロに及ぶ国境地帯で数千人規模の両軍兵士がにらみ合って以来、最も深刻なもの

だそうで、もっとストレートに書けば、かなり戦争に近い状態になっている」ということのようです。

そして、この「戦争の芽」のようなものが出ているこの地域の、今回の暴力事件が起きたラダックという場所は、

紛れもない北緯 33度線上

だということがあります。

「北緯 33度線上に、流血と暴力あり」という強い概念は In Deep の持つ主張のひとつですが、今回のニュースを見て、むしろ「ラダック、懐かしいなあ」という長閑な感想を持った次第でもあります。

どういうことかと申しますと、このラダックという場所については、2012年に何度かにわたり記事にしていました。

「ラダックで、正体不明の多数の光が出現し、インド軍が調査に乗り出す」という出来事があったのです。

それは、下の記事などで取りあげました。

軍事兵器か未知の発光体か: 中国インド国境沿いに無数に出没する「肉眼で見えているのに識別できない飛行物体」 (2012/11/29)

インド軍が対峙するものは何か?: 印中国境の UFO 目撃地帯は「北緯 33度線上」だった (2012/12/01)

インド中国の国境沿いの「謎の飛行物体」騒動は拡大して (2013/08/22)

 

これは、下のような光が「長期間にわたり」、そして「多数」目撃され、兵士たちのメンタルにも影響したために、軍が調査を開始したというものです。

目撃されたラダックの光の一例

これが単なる UFO 事象ともいえない物々しさを放っていたことは、当時の報道を読んでもわかりました。

下は、2012年11月の米国インターナショナル・ビジネスタイムズの記事の冒頭の部分です。全文は過去記事にあります。

IB Times 2012/11/07

インドと中国の国境付近で続発している UFO 目撃例がインド軍を驚かせている

インドと中国の国境を警備するインド軍部隊が、ジャンムー・カシミール州のラダックで未確認飛行物体の目撃情報を多数報告していることが最近判明した。

同州タクンに配備されたインド・チベット国境警察によると、ラダック地域のパンゴン湖周辺で今年 8月 1日から 10月 15日までに 100件以上の「不審な発光体」を確認したことを公式に報告した。

インドの宇宙開発を担当する国家機関「インド宇宙研究機関」でさえも、これらの未確認の発光体を識別することができなかった。同時にインド国防研究開発機構とインドの国立技術研究機構(NTRO)も同様に、この飛行体を識別することができなかった。

報告では、これらの発光体は、3時間から4時間黄色く発光しながら飛行し、その後に中国の地平線上に消えていくという。インド軍では、インド・チベット国境警察が撮影した写真を分析したが、無人航空機(UAV)や、中国の無人偵察機、あるいは低軌道衛星ではないことが判明した。

今年9月には、インド陸軍第14部隊が、発光体の目撃情報により指揮系統が混乱するという事態に陥り、このため、陸軍は事態を重く見て、インド天文台の天文学者たちをラダックに招聘し調査を依頼した。

陸軍と天文学者たちの一致した意見としては「隕石や彗星などの天体を含め、自然現象ではない」ということだ。

インド軍の兵士たちのに中にはこの飛行体を怖れている者たちが多くいるという。

 

という物々しさでした。

その飛行体が繰り返し目撃された場所で、今回、インド軍兵士と中国軍兵士の間に衝突が起きたラダックという場所は下になります。

・India Today

この 2012年の UFO 事象には妙に興味を抱いたのですが、その理由はよくわからないですが、「光と暴力と北緯 33度線」というような概念が何となく漂っていた感じはありました。

ラダックを含むインドと中国の国境での緊張が解消していく見込みがあるのかどうかはわからないですが、どうも、世界でいろいろと緊張、緊張また緊張、と緊張が高まってい地域が多くなっている夏です。

 

その時、フェニックスでは

ついでというのも何ですが、今回のインドのことで思い出したのですが、今年の 8月18日に、アメリカのアリゾナ州フェニックスで、2012年のインドでの光と似たような光が多数目撃されるということが起きていました。目撃者は非常に多かったようです。

そのアリゾナ州のフェニックスというのは、何となく最近の「アメリカの北緯 33度線の象徴的な場所」と言えなくもないような感じではあります。

下はその時の光景です。動画は YouTube にあります。

2017年8月18日 アリゾナ州フェニックス

上空に浮かぶ光の群れ

Collective Evolution

下では多くの人たちがスマートフォンなどで撮影しています

Collective Evolution

 

多数が目撃していたようで、光が浮かんでいたのは事実のようですが、正体はわかっていません。

こういう光が出た場合、アメリカでは照明弾(フレア)である場合が多いですが、これは違うようです。

このフェニックスでは、今年の 4月にも、やはり「光の群」が多くの人々に目撃されています。

2017年4月10日 フェニックス上空

collective-evolution.com

こちらも、フレアの可能性も含めて、何かはわかっていません。

 

なお、先ほど、このフェニックスが、

> アメリカの北緯 33度線の象徴的な場所

と書きましたのは、たとえば、昨年、フェニックスでは以下のような光景が出現していたりしたことがあります。

2016年3月27日(復活祭の日) フェニックス近郊にて

アメリカ大陸の北緯33度線上では「悪魔との戦い」が起きているのかもしれない…

 

2016年7月18日 フェニックスでのダウンバースト

北緯33度線が「血を象徴している」ことがさらに明白になっているような2016年前半の世界…

あるいは、今年 2017年の 1月1日には下のようなものが出現したり。

2017年1月1日 フェニックスで撮影された写真

怒濤の「北緯33度線からの使者ラッシュ」が示す場所「フェニックス」の意味…

フェニックスを「象徴的」と書きましたのには、このような理由があります。

そして、フェニックス以外も含めまして、この1年間ほどの北緯 33度線上では、

・昨年 2016年は北緯 33度線で「神と悪魔の戦い」みたいな形状がよく出た

・今年 2017年は元旦から北緯 33度線に「何か出た」

・そして、世紀の皆既日食は、アメリカの北緯 33度線の東端を横切る

というようなことがありました。

今回のアメリカの日食は、これらのフィナーレ的な意味合いがあるような概念は持っています。

もちろん、繰り返しますけれど、この日に何かあるというのではなく、「この日に起きたことが象徴となる」のだと個人的には思っております。