地球の最期のときに

アメリカ全土で成人の認知障害が急増している理由。日本の状況も同じはず



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starwalk.space

 

認知障害のパンデミック

アメリカの公衆衛生学修士であるニコラス・ハルシャー氏の「新たな研究で、アメリカ全土で認知機能障害が急増していることが判明」という記事を最近読みました。

ニコラス・ハルシャー氏に関しては、地球の記録の最近の以下の記事でも取りあげています。

米ラスムッセンの世論調査で「アメリカ人の56%が、コロナワクチンが大量死の原因になった可能性が高い」と回答
地球の記録 2026年3月14日

 

アメリカで認知機能障害が急増しているという今回の記事は、2025年10月の以下の論文を元に書かれているものです。450万人のアメリカ人を対象とした大規模な研究です。

米国成人における認知障害の増加は公衆衛生上の懸念事項である
Rising Cognitive Disability as a Public Health Concern Among US Adults

 

下のようなことが判明したと書かれています。18歳から 39歳の若年層増加が著しいようです。

ニコラス・ハルシャー氏の記事より

神経学誌に掲載された大規模な新たな研究で、 450万人以上の米国成人を対象に分析した結果、驚くべき傾向が明らかになった。

集中力、記憶力、意思決定能力の低下といった認知障害を自己申告する人が、過去 10年間で 40%も急増しているのだ。

CDC の行動リスク要因監視システム(BRFSS)のデータによると、認知障害の有病率は 2013年の 5.3%から 2023年には 7.4%に上昇し、過去最大の伸びを記録した。

2019年以降だけでも、全国平均の認知障害の有病率は約 6.4%から 7.4%へと上昇し、わずか 4年間で 16%も増加した。

最も顕著な増加が見られたのは 18歳から 39歳の若年層で、認知障害の有病率は 5.1%から 9.7%へとほぼ倍増した。この増加傾向は 2016年頃から始まり、2023年まで着実に続き、止まる気配はない。

Nicolas Hulscher, MPH

 

なぜこんなに増えているのか

このニコラス・ハルシャー氏という方は、以前からコロナワクチンに対して非常に批判的な見解を述べてきた方ですが、そのため、この認知障害の劇的な増加の原因について、以下のふたつが大きな原因ではないかと述べています。

・コロナワクチンの大量接種

・人々の人工知能(AI)の広範な利用

どちらも一理あるとは思いますが、先ほどの論文にあるグラフを見ますと、「それだけではないような気はする」とは思えるのです。

以下は論文にあるグラフです。

2013年から2023年までの米国成人における認知障害の有病率の推移

neurology.org

2015年を過ぎてから段階的に増加し続けていて、このグラフは 2023年までですので、まだ本格的に AI は(少なくとも一般の人向けには)登場していない時期ですので、AI の問題は置いておくとして、コロナワクチンが原因だとすると、

「 2021年を起点にして急増を示す必要がある」

のですが、そういう感じは見られません

2015年から淡々と増え続けている。

以前、「子どもの認知障害の数が爆発的に増加している」ことについて、記事にしたことがありました。

そこに載せたグラフでも似たような傾向が見られていました。

スウェーデンの子どもの「軽度認知障害」の推移

fortunejournals.com

2010年まで、ほぼゼロだった若い人たちの軽度認知障害が 2010年あたりから突如として増え始め、ほぼ下がる年がなく増加が続いています。ただ、このグラフでは、「 2023年から特に顕著な増加を示して」います。

原因について、もう少し考えてみます。




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携帯電磁波かワクチンか、それとも他の要因か

今回のニコラス・ハルシャー氏の記事で、子どもだけではなく、大人にも認知障害が増えているということを知った次第ですが、認知障害の増加が、「 4G や 5G の登場や普及の時期とリンクしている」ことから、携帯の電磁波が影響しているのではないかという海外の記事も何度か取りあげています。

以下のような記事です。

子どもの記憶障害や認知障害の爆発的な増加の主要な原因は、4Gや5Gなどの電磁波曝露なのか?…と確信させる研究論文
In Deep 2025年11月5日

 

アメリカで「若年性認知症」がすさまじく急増。2013年からの4年間だけで200%以上も増加。そして思い出す「携帯の放射線が耳周囲の毛根細胞のDNAを破壊する」という研究
In Deep 2020年11月25日

こういうことの原因は複合的だとは思いますので、どれが主要な原因かを突き止めるというようなことを行う気はないですし、先ほどニコラス・ハルシャー氏が挙げていた二つの理由、

・コロナワクチン

・AI 使用

が、それぞれ認知機能の問題と関係することもまた確かです。

2024年の韓国で 55万人を対象にして行われた研究では、

「接種者は未接種者と比較して軽度認知障害が約2倍となり、アルツハイマー病が20%増加していた」

ことが判明しています(翻訳記事)。

以下は論文にあるグラフです。

mRNAワクチン未接種者(黒)と接種者(赤)の軽度認知障害とアルツハイマー病の3カ月間の比較

indeep.jp

ワクチン接種者では、接種 3カ月後に軽度認知症、アルツハイマー病、共に急激に増加しています。

しかし、グラフを見ると「未接種者も、わりと急激に増えている」のですよね(黒いライン)。

ですので、これもコロナの自然感染を含めて、いろいろな要因はあるのだろうなとは思いますが、2021年から、神経やメンタルに問題を持つ人が非常に増加したというデータはいくつかあります。

スパイクタンパク質は脳全体に行き渡るので、脳が影響は受けることは確かだと思います。また、ワクチン由来のスパイクタンパク質は、強化されているので、長期間残存します ← ただし、正確な残存期間は今や不明ですが、研究では少なくとも 2年は持続していることが見出されています。

その「脳への影響」が現在まで続いているのかどうかも、今ではわからないですが、ただ、最近投稿された「アメリカの労働者における障害を持つ16歳〜64歳の数の推移」(こちらに記事)が、2026年に至るまで、まだ増加し続けているところを見ますと、ワクチン(あるいは自然感染)の影響が続いている可能性もあります (障害を負うような影響を身体に受けるのなら、脳への影響も持続する可能性がありますので)。

米国の民間労働力:障害者(16歳以上)

Ilkka Rauvola

先ほどのアメリカの認知障害のグラフが、上のグラフのように、「明確に 2021年が起点になっている」のであれば、ワクチンを疑う動機にもなるのですが、認知障害に関しては、このようなグラフの推移は示していないです。

ニコラス・ハルシャー氏が挙げていた 2つめの要因である「 AI 」に関しては、これはもう、頻繁な使用が知能や認知能力を低下させることは明らかで、マサチューセッツ工科大学の論文を元にした

ChatGPTは思考力を弱めることがMITの研究で判明

という記事を以下で取りあげています。

AIとスマートフォンは「人類の知能」を大幅に低下させ続けている。そこから向かうイディオクラシーの未来
In Deep 2025年7月7日

 

 

問題は、大人と子ども両方の認知障害が増加しているというのは、アメリカだけのことでは決してないはずだということです。

これからの世の中こそ、いろいろ考えなければならないことが多くなる時代です。

今は戦争が起きていますが、この戦争の影響がどの程度大きくなるかはわからないにしても、次第に私たちの生活に直撃する影響を与えるようになってくることは確実だと思われます。

考えなければ、生きていけないかもしれない。

ニコラス・ハルシャー氏は、記事を以下の言葉で締めています。

大規模な神経毒性物質への曝露と AI による神経系の機能不全が組み合わさると、結果は予測可能だ。つまり、集中力、記憶力、統合力、そして自分の思考に対する主体性を感じられない人々が生まれるということだ。

認知能力が低下した人々で構成された社会は、矛盾を見抜くことも欺瞞に抵抗することもできず、容易に操られてしまう。

世界で加速する混沌 — 道徳の逆転、混乱、不安定さ — は、単に政治的あるいは文化的な問題だけではないのかもしれない。神経学的な問題である可能性もあるのだ。

Nicolas Hulscher, MPH

この「矛盾を見抜くことも欺瞞に抵抗することもできず」というのは、今の日本社会も、ある程度そうはなっていますけれど、それがさらに進んでしまうのかもしれません。

単なる従順は美徳とは言えません。

矛盾を見抜き、欺瞞に抵抗しなければならない局面は今後も増えていくと思いますけれど、全体として、そういう社会となっていくことは今後さらに難しくなっていくのでしょうかね。




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