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4月26日にメルマガ40兆個による細胞への攻撃が延々と続いていくを発行させていただきました。

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ショッキングなドイツの研究論文:スパイクタンパク質は、骨髄から血管から本体まで「脳のあらゆる部位から検出され」それらは一様に脳組織を破壊していた

投稿日:2023年4月12日 更新日:




 

そしてスパイクは長期間、脳に蓄積される

つい最近の 4月5日に、ドイツの研究者たちよるスパイクタンパク質の「脳内の分布」に関しての非常に衝撃的な研究論文が発表されました。

論文は以下にあります。

頭蓋骨髄膜脳軸におけるSARS-CoV-2スパイクタンパク質の蓄積:ポストCOVID-19における長期的な神経学的合併症の潜在的な意味
SARS-CoV-2 Spike Protein Accumulation in the Skull-MeningesBrain Axis: Potential Implications for Long-Term Neurological Complications in post-COVID-19

 

この論文のタイトルにある「蓄積」という言葉を、まず念頭においていただきたいと思います。今回の研究の対象のメインは「脳」です。「脳に蓄積する」ということです。

ちなみに、この論文は、非常にグラフィカルに作られており、詳細な図や、カラー写真、その他が非常に多く使われていまして、確かに内容自体は大変に難しいのですが、図や写真で、

「スパイクタンパク質が体に入った後、脳でどんなことが起きているのか」

がよくわかります。

まず最初にご提示させていただこうと思いますのは、論文の最初に、「グラフィカルな要約」というイラストが載せられています。それでこの論文の著者たちの言いたいことの全体がわかります。

それを日本語化したものが以下です。

ドイツの論文の「グラフィカルな要約」より

biorxiv.org

さらに、どういうことが示されているのかをこちらで文字を入れさせていただきます。

ドイツの論文の「グラフィカルな要約」への注釈

biorxiv.org

 

つまり全部です。脳の全部からスパイクタンパク質が検出されたのです。

・頭蓋骨の骨髄

・硬膜 (脳と脊髄を覆う3層の髄膜のうち、一番外にある膜)

・くも膜と、くも膜下

・脳の血管

・脳本体

このすべてからです。

まず、論文の概要をご紹介します。




 


論文「頭蓋骨髄膜脳軸における SARS-CoV-2 スパイクタンパク質の蓄積」の概要

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス 2型 (SARS-CoV-2)によって引き起こされるコロナウイルス病 2019 (COVID-19)は、主にブレインフォグや脳組織の喪失を含むさまざまな神経学的症状と関連しており、 中枢神経系に対するウイルスの急性および潜在的な慢性的影響を含む。

この研究では、マウスモデルと、ヒトの死後組織を利用し、頭蓋骨 - 髄膜 - 脳軸における SARS-CoV-2 スパイクタンパク質の存在と分布を調査した。

私たちの結果は、頭蓋骨髄、脳髄膜、および脳実質におけるスパイクタンパク質の蓄積を明らかにした。

スパイクタンパク質のみを注射すると、脳の細胞死が引き起こされ、脳組織への直接的な影響が強調された。さらに、COVID-19 感染後、死亡者の頭蓋骨にスパイクタンパク質が存在することを観察した。

スパイクタンパク質は、好中球関連経路および PI3K-AKT (※ 脳細胞内のシグナル伝達経路のひとつ)ならびに補体および凝固経路に関与する脳タンパク質の調節不全に関連していた

全体として、私たちの調査結果は、CNS境界 (※ 脳境界マクロファージ )から脳実質への SARS-CoV-2 スパイクタンパク質輸送と、特定されて調節された経路が、SARS-CoV-2 の即時および長期的な結果の根底にあるメカニズムへの洞察を提供し、診断および治療の機会を提示する可能性があることを示唆している。


 

最も重要なのは、たとえば、ウイルスにはさまざまなタンパク質が含まれます。しかし、この論文には、

「脳から見つかったのは、ウイルスのスパイクタンパク質のみ」

とあることです。

論文の節々から目についたところを箇条書きにしますと、以下のようなことが述べられています。

ドイツの論文より

・免疫細胞で少なくとも15ヵ月間スパイクタンパク質が持続している

・スパイクタンパク質は、血液脳関門を通過して脳実質に入る

・スパイクタンパク質は血液脳関門を「損傷」させている

・スパイクタンパク質は、長骨、脛骨、大腿骨など、あらゆる骨の骨髄に蓄積していた

・マウスでは、心臓、肺、肝臓、腎臓、腸、胸腺、脾臓、膵臓を含むほとんどすべての部位でスパイクタンパク質が検出された

・スパイクタンパク質は、「脳のタンパク質の根本的な変化 (プロテオミクス変化)」を起こす

・スパイクタンパク質は、「脳皮質のニューロンの損傷」を引き起こす

 

スパイクタンパク質により損傷を受けた脳皮質のニューロン

論文より

 

なお、この論文は単なるひとつの施設の研究者たちによるものではありません。ドイツ最高峰の科学機関の科学者たちによる「ドイツの知が結集している研究」です。論文に掲載されている研究機関の名称だけでも以下となります。

この論文の研究に関わった機関

・ヘルムホルツ・センター 組織工学・再生医療研究所
・ミュンヘン大学脳卒中および認知症研究所
・ルートヴィヒ・マクシミリアン大学
・大学医療センター・ハンブルク
・腎臓の健康のためのハンブルク・センター (HCKH)
・ドイツ法医学研究所
・ミュンヘン工科大学病理学研究所
・ミュンヘン工科大学ウイルス学研究所
・ミュンヘン工科大学 情報学およびその応用における博士研究センター
・ライプツィヒ大学解剖学研究所
・ドイツ神経変性疾患センター
・ドイツ肺の健康と免疫研究所
・ドイツ肺研究センター
・デンマーク オーフス大学臨床医学部
・ミュンヘン医学研究学校
・神経科学大学院

 

ドイツの医学と科学の智恵が結集しています。

そして、論文を読む限り、コロナの自然感染についてのもののように見えますけれど、この論文の「執念」から私に見えたのは、

 

「この2年間、国民の大部分にスパイクタンパク質を打ち込み続けたことへの怒り」

 

だと感じます。

「スパイクタンパク質というのはこんなに悪いものなのだ!」と論文は叫んでいます。

 

 

脳の生殖機能への攻撃が続いた二年の中で

コロナというより、ワクチン接種キャンペーンが始まって以来、「脳」と「生殖機能」への影響について書くことが多かったですが、たとえば、

「脳の神経細胞は基本的に再生しない」

ということがあります。

先ほどの論文の写真のように損傷を受けてしまった場合、例外はあるかもしれないにしても、基本的には、損傷を受けた状態のまま生きていくということになります (しかも、1年以上スパイクタンパク質が蓄積されることがわかっているため、損傷は一時的ではない)。

これがただちに何らかの影響として出てくるわけではないにしても、たとえば、最近、「携帯電磁波と脳細胞の関係」について以下で書きました。

そして5Gと子どもたちとお腹の赤ちゃんたちの脳
 In Deep 2023年3月28日

 

因果関係は明白ではないにしても、強い携帯放射波は、特に若者や小さな子どもの脳の一部の領域に影響を及ぼしている可能性があります。

そして、これもさまざまな要因でしょうけれど、たとえば、アメリカでは若年性の認知症の人たちの数が著しく増加しているのですが、このスパイクタンパク質の「脳への影響」も同様な感じの時間的経過をたどる可能性があるように思います。

つまり「何年」とか「十何年」というような単位で、その影響が出る人たちもいるかもしれないと。

再生されない神経を損傷された場合、何らかの影響はいつかは出るようにも思います。

 

生殖機能については、たとえば、卵巣などが損傷を受けた場合、「早期卵巣機能不全」という状態になることがないともいえず、そうなりますと、基本的には、ほぼ一生妊娠できません。

以下の記事では、ヒトパピローマウイルスワクチン (子宮頸がんワクチンのことです)による早期卵巣機能不全の研究の論文にふれています。

アルミニウムとポリソルベート80の饗宴。作用と影響
 In Deep 2023年3月6日

 

このヒトパピローマウイルスワクチンの場合は、ワクチン添加物(送達物質)である脂質ナノ粒子の影響が強いものと思われますが、スパイクタンパク質も、卵巣に到達します。そして、スパイクタンパク質が到達した部位は、どこであろうと、神経や血管が損傷を受けます

実際、先ほどのドイツの論文でも、マウスで卵巣と精巣にスパイクタンパク質が分布することが示されていました。

以下の写真で、紫に光っている領域がスパイクタンパク質が分布しているところです。

マウスの卵巣と精巣におけるスパイクタンパク質の分布

論文より

こういう範囲で損傷を受けた場合、生殖機能に関しての様々な問題が起きても不思議ではないです。

このドイツの論文について、最近たまに取り上げさせていただく、カナダの医学者であるウィリアム・マキス博士がわかりやすく、項目ごとに概説してくださっていました。

それを取り上げて、今回は締めさせていただきます。




 


スパイクタンパク質は脳に蓄積し、梗塞、出血、炎症を引き起こす

Spike Protein Accumulates in the Brain and Causes Infarcts, Bleeds, Inflammation
Dr. William Makis 2023/04/08

2023年4月5日にリリースされたドイツの新しい論文は、スパイクタンパク質が脳に蓄積し、脳細胞の死を引き起こすことを証明している。

 

主な調査結果

「私たちの結果は、頭蓋骨髄、脳髄膜、および脳実質におけるスパイクタンパク質の蓄積を明らかにした

「スパイクタンパク質のみを注射すると、脳の細胞死が引き起こされ、脳組織への直接的な影響が強調された

「COVID-19 に感染してからずっと後の死者の頭蓋骨にスパイクタンパク質の存在を観察した。これは、スパイクタンパク質の持続性が長期的な神経学的症状の一因となる可能性があることを示唆している」

 

スパイクタンパク質による損傷

「すべてのウイルスタンパク質のうち、スパイクタンパク質のみが脳実質で検出された

「…スパイクタンパク質が体内で長い寿命を持つ可能性があることを示唆しているということは、感染後 1年以上経過した患者たちの免疫細胞でスパイクタンパク質を検出できるという観察によって裏付けられている。最近のプレプリント論文では、診断後 12か月まで血漿サンプル中にスパイクタンパク質が持続していることを示唆している」

「スパイクタンパク質を注射すると、コロナウイルス疾患、補体および凝固カスケード、好中球脱顆粒、NETs (※ 好中球細胞外トラップ)形成、および PI3K-AKT シグナル伝達経路に関連するタンパク質を含む、頭蓋骨髄、髄膜、および脳における広範なプロテオーム変化 (※ タンパク質の総合的な変化)を誘発し、免疫原性を実証した

 

脳の炎症

「私たちの分子分析は、気道で報告されているものと同様に、好中球の活動を動員して増加させることにより、頭蓋骨 - 髄膜 - 脳軸における免疫応答の活性化を示唆している」

「頭蓋骨髄では…スパイクタンパク質が炎症性刺激として作用し、脳内で重大な免疫反応が発生する

「髄膜では、炎症状態の重要な結果は、好中球の脱顆粒に関与するタンパク質のアップレギュレーションだ」

「神経変性経路と血液脳関門の損傷に関連するタンパク質は、脳内で最も顕著な調節不全の分子だった」

「スパイクタンパク質は、血液脳関門の破壊を引き起こす RHOA (※ 遺伝子の一種)の活性化につながる

 

血栓、軽度の脳卒中、脳出血

「補体および凝固経路の調節不全は、頭蓋骨髄と脳の両方で検出された。これは、COVID-19 患者が脳実質に軽度の梗塞を発症するという観察された傾向と、 COVID-19 患者における微小出血のレベルの増加の観察を説明する可能性があり、 COVID-19 患者で観察された脳損傷に寄与する可能性がある」

 

スパイクタンパク質と神経疾患

「COVID-19 と以前に関連がなかったいくつかの候補タンパク質、特に以前は神経疾患と関連していたものを特定した…特に、それらの役割はパーキンソン病、アルツハイマー病、認知症などの障害と関連していた

「急性炎症反応を超えた脳組織におけるスパイクタンパク質特異的効果の結果をさらに特定するために…神経変性に関連するいくつかの調節不全タンパク質を特定した」

 

スパイクタンパク質が脳に入る仕組み

「私たちのデータは、ウイルスが中枢神経系に侵入するメカニズムも示唆している可能性がある。マウスと COVID-19 のヒト組織の両方で、ウイルスまたはウイルス成分が頭蓋骨から髄膜および脳実質に移動するために使用できるSMC(頭蓋骨髄膜接続)にスパイクタンパク質が見つかった。

「ウイルスは、相互に排他的ではない方法で脳に到達するために他の経路をたどる可能性がある。たとえば、ウイルスは脳血管系を横断して脳実質に到達するか、免疫細胞によって(好中球または食細胞を介して)そこに運ばれる可能性がある」

「一部の COVID-19 症例で見られるスパイクタンパク質の脳侵入は、血液脳関門の損傷と、嗅神経または迷走神経に沿った通常ではない経路と関連している。ここでは、SARS-CoV-2 スパイクタンパク質が最初に頭蓋骨に到達し、次に脳に入る前に髄膜に到達する別の可能性を提案する」

「スパイクによる頭蓋骨 - 髄膜 - 脳軸の変化は、脳実質よりも頭蓋骨と髄膜の両方にアクセスしやすい」

 

 

これはドイツからの非常に重要な論文だ。この種の研究がカナダで行われることはない。

この論文は、SARS-CoV2 自然感染、および COVID-19 mRNA ワクチンのスパイクタンパク質が、頭蓋骨髄、髄膜、および脳実質に侵入することを証明している。

スパイクタンパク質は、血液脳関門を破壊する。

そして、スパイクタンパク質は、単独で脳内の細胞死を引き起こし、補体および凝固経路を活性化して血栓、小さな梗塞および脳出血を引き起こし、炎症、および神経変性 (認知症、アルツハイマー病、パーキンソン病)に関連する局所変化を引き起こす。

神経損傷は、COVID-19 mRNA ワクチン損傷の最大のカテゴリーの 1つだと思われる。これらの損傷は非常に一般的によく見られるが、脳内のスパイクタンパク質の蓄積による長期的な影響は最近になって見られ始めたばかりだ。

接種後には、脳卒中、動脈瘤、脳出血、視覚と聴覚前庭の問題、あらゆる種類の麻痺と運動障害を超えて、神経変性障害、精神的健康障害、および全体的な自殺のリスクが高まることになる。

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