地球の最期のときに

ワクチン接種が感染状態と社会全体の健康状態を「悪化させる」ことは100年前からの医学的常識だった。そして150年前の惨状から予測する今後の社会



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この二年間

思えば、現在の「パンデミック」というように呼ばれるものが始まって以来、それまでにまったく知らなかったいろいろな知見を得ることができたという個人的な事実がまずあります。

それまでのボーッとした私自身の思想や考えを思い出しますと、結局、人間というのは「本気で対峙するような相手」が出てこないと、本気で考えることもないのだなあ、と知る意味では、それだけ、人工コロナと、その後に続いて登場して数十億人に打ち込まれた遺伝子組換えワクチンの存在は自分の人生の中で大きなものだったのかもしれません。

そして、この数十億人への組換えワクチン接種という形而上の中で生きている中で、今はむしろ以前より「唯物論という幻想」をやや理解できるようになりました。

このような短期間でそう思えるようになったということは大変なことで、これらの組み換え遺伝子たちは個人的には「革命的な観念の転換」を与えてくれたといってもいいと思います。そういう意味では、むしろ感謝の気持ちを持つべきなのかもしれませんけれど、まあ、現実には感謝の念も敵対感情も特にはありません。

最近の私は、比較的元気なことも多いのですが、

「悪には悪を」

という映画エクソシストのオープニングに出てくるイラクの彫像に刻まれていた文字そのままに、今は無気力になる余裕がないということなのかもしれません。

 

この2年間は、多くの過去の偉大な医学者や科学者たちを知り得たことも大きかったです。

前回の以下のようなモンタニエ博士の記事の一番最後に、

> 真実を追求しようとした科学者たちは次々と駆逐されてきました。

というように書いていますが、そういう医学者や科学者たちをたくさん知ることができました。

[記事] 「生体の光」「水の記憶」「DNA」で人間の多くの病気を治癒する技術をほぼ完成していた矢先のモンタニエ博士の死。その「光学生物物理学」の歴史
 In Deep 2022年2月19日

 

今回は、そのような医学者の方々で、今ではほとんど存在も知られていない方々の過去の著作などをご紹介したいと思っています。

そこから、

「 100年前からずっと、ワクチンは単に事態を悪化させることがデータ上わかっていた」

ことを述べていたいくつかの文献からご紹介させていただこうと思います。

今回ご紹介する医学者たちの大半の方々も医学界などから「駆逐」されました。

 

なお、現在のコロナワクチンも「単に事態を悪化させている」ということは、この2年の感染データを漠然と見ていてもわかるのですけれど、最近のビッグデータ解析を示した以下の記事にあります研究などは、明確にそれを示しています。

[記事] コロナワクチンに対しての145カ国を対象とした過去最大となるビックデータ研究(ベイズ分析)により、「接種が進むほど事態が悪化している」ことが明確に判明
 In Deep 2022年1月11日

 

あるいは、昨年夏のロバート・マローン博士の言葉を取り上げた以下などで、すでにデータ上ではそのことが鮮明となっていました。

[記事] 「結局、ワクチン接種が進んだ国でだけ感染が爆発している」 : mRNAワクチンの世界最初の発明者が自身の懸念を表明。そして日本にもやってくる究極のカオス
 In Deep 2021年7月19日

 

上の記事のタイトルに、

> そして日本にもやってくる究極のカオス

とありますが、日本では、まだ全然そういう状況にはなっていませんけれど、時間の経過と共にこれが現れると思われます。

最終的には、スペイン風邪のように、「国民の十何人にひとりが亡くなる」というような状況も何年か経てばやってきそうです。

それについて、昔の著作やデータを少しご紹介したいと思いました。




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100年以上前のいくつかの惨状から知る今後

予防接種について、近現代で最初に、その壊滅的な影響を書いた著作を発表したのは、ジョン・ホッジ博士 (John. W. Hodge)という方で、今から 120年前の 1902年に発表した「予防接種の迷信 (THE VACCINATION SUPERSTITION )」という著作でした。

これは、原本ではないですが、内容を説明したものが今もネット上で PDF で広く保存されています。こちらなどにあります。また、こちらには、ウェブサイトのページもあります。

参考までに、こちらで機械翻訳した日本語版を以下に置いておきます。

THE VACCINATION SUPERSTITION (日本語)

 

この本の副題は、

「予防は、健康の達成を通じて実現される。それは病気の伝播ではない」

というもので、この副題は今も十分に通じるものです。

この著作の最初のほうには以下のように書かれています。

 

私たちは(天然痘)ワクチン接種の猛烈な敵対者だ。その理由は、以下の通りだ。

(1)それは天然痘を予防しない。

(2)それは内部の炎症性疾患に抵抗する人の生命力と力を弱める。

(3)天然痘自体は、適切に治療すれば、簡単かつ迅速に治療できる。

THE VACCINATION SUPERSTITION

 

これは、120年前なのですが、「天然痘という言葉をコロナという言葉とまったく置き換えられる」あたりに思うところがあり、ご紹介させていただこうと思った次第です。すなわち、「予防しない」「生命力を弱める」「治療法が存在する」という3つすべてです。

その「天然痘」の予防接種について、さらに別の医学者が、1961年に発行した著作に「残虐な事実」が示されています。

 

これは、ウィリアム・フレデリック・コッホ博士(William F Koch Ph. D., M. D.)という方の著作で、「コッホ」というお名前ですが、細菌学者のロベルト・コッホとは関係ありません。

このウィリアム・F・コッホ(1885–1967年)という方も比較的最近知ったのですが、その生涯は大変に興味深く、また Wikipedia で、インチキ医学者扱いされてボロクソに書かれているあたりから、「かなり信用できる医学者」だと思います。

コッホ博士は、非常に安価な「ガンの治療法」を 20世紀初頭に確立した医学者であるようなのですが、今回の話とは関係ないですので、それは割愛します。詳しくは、ウィリアム・F・コッホ博士の経歴が詳細に書かれている以下のサイト等をご参照下さい。内容は難しすぎて私にはよくわかりません。

https://williamfkoch.com/

コッホ博士は、そのガンの治療法の発表の後、アメリカの医学界から追い出され、ブラジルへ移住することを余儀なくされています。

以下は、そのコッホ博士の 1961年の著作からです。

『腫瘍性およびウイルス性疾患の生存因子』より

Survival Factor in Neoplastic and Viral Diseases
William F Koch 1961年

天然痘ワクチン

アメリカが占領し、植民地化した際のフィリピンでの天然痘に対するワクチン接種に関する統計は、ワクチンの問題を考える上で有益だ。

報告は以下のようになされている。

1918年、まだフィリピンで天然痘の大流行が発生しておらず、通常の穏やかで散発的な流行事例だけだったときに、アメリカ陸軍は、328万5376人の先住民に天然痘ワクチン接種を強制した。

ワクチン接種を受けたうち、4万7369人が天然痘に感染し、そのうち 1万6477人が死亡した。

1919年には実験の対象数は 2倍になった。767万252人のフィリピンの先住民が強制的なワクチン接種を受けた。これらのうち、6万5180人が天然痘に感染し、4万4408人が死亡した。

ここから、2回目のワクチン接種をされた症例で致死率が増加したことがわかる。最初の接種実験では、感染したうちの 3分の1が死亡し、2回目の接種実験では、感染したうちの 3分の2が死亡した。

 

これは、以前のワクチン接種からのウイルスユニットの保持を意味し、ワクチンでは、ユニットの混合はワクチンの検体によって異なることを示している。

筆者により治療されたウイルス性疾患のすべての流行は、流行の代わりに保護が行われるべきであった数ヶ月以内のワクチン接種に続いて発生したことも述べられるべきだろう。これは、ブラジルでも豚コレラ、狂犬病で同様のことが起きた。キューバの豚コレラでも同様だった。

ここまでです。

この 2回目の接種後に感染致死率が高くなるという事例には、ADE (抗体依存性増強)の要素が含まれていると思われます。

この 1961年には、ADE という概念はなかったと思われますが、コッホ博士は以下のようにこの著作で書いています。

 

> 1920年のデトロイトでのワクチン試験では、同じワクチンロットの天然痘に対して 2人にワクチン接種された。1人は効果がなかった。もう1人は、急速に致命的な天然痘で死亡した。当時、デトロイトでは天然痘のエピデミックは発生していなかったため、この致命的な症例の接種は、以前のサイレント感染により(病状が)致命的なものになるための必要なユニットを持っていたと結論付けられた。 William F Koch

 

先ほどのフィリピンの天然痘の例では、「二回目の接種」で死亡率が大幅に上昇しましたが、現在のコロナクチンでいえば、1回目の接種で獲得した感染増強抗体が、2回目(あるいはそれ以降)の接種で強く反応するというようなことかもしれません。

以下の記事は回数が極端とはいえ、このようなメカニズムが「同じ抗原で繰り返し免疫化すると起きる」ということを、1918年の天然痘の例でもわかるように思います。

[記事] 「6回目ぐらいで全部死んでしまう」 : 村上康文 東京理科大学名誉教授の言葉から見えるブースターによる、すぐそこにある終末
 In Deep 2021年12月29日

 

もっとも、現行のワクチンは、「ロットによっては水に近い」という mRNA 濃度の分布の偏りがあるため、このような不運を引き当てる確率は高くはないとは思われますが、それでも「 2回目の接種と共に重症化した」という不運に直面した人たちも結構いらっしゃるとも思われます。

結局、これまでの歴史でわかっていることは、どんなワクチンでも「同じ抗原を複数回打つのはリスクが高すぎる」ということになるようです。

 

話を戻しますと、1910年代にフィリピン(1901年からアメリカの植民地下)で、米軍によって行われた天然痘ワクチン試験の結果は先ほどの通りに悲惨な状況をもたらしました。

しかし、先ほどのジョン・ホッジ博士による著作「予防接種の迷信」には、それ以前にイギリスでも同じようなことが起きていたことが示されています。

1871年の医学誌ランセットの記事が載せられています。今から 150年の話です。

 

1871年7月15日のランセットより

天然痘による死亡状況が激しくなっている。過去 1年間にイングランドとウェールズで 10,000人以上の命が犠牲となった。ロンドンだけでも、それ以来 5,641人が死亡している。

ロンドンの天然痘病院の 9,392人の患者のうち、6,854人以上がワクチン接種を受けていた。つまり、73%近くの天然痘患者が、天然痘ワクチン接種済みだった。死亡率は 17.5%だった。

今年イギリス全体で、12万2000人以上のワクチン接種を受けた人たちが天然痘に感染している。これは憂慮すべき事態といえる。この重要な問題についてはっきりとする必要があるだろう。 whale.to

 

「打てば打つほど感染者が増える」というのは、今に始まったことではないようで、今から 150年前のイギリスも同じ惨禍に見舞われていたようです。

それでも、当時の天然痘ワクチンでは、「ブースター接種」などという狂気はなかったわけですが、それがなくとも、フィリピンやイギリスでこれだけの被害が出ている。

ジョン・ホッジ博士は、このようなさまざまな事例を挙げた上で、

「予防接種の実施は、痘瘡、梅毒、破傷風、結核などの致命的な病気のいくつかを広めてしまった」

と結論付けています。西暦 1900年より以前のデータからの結論です。

 

さらに、アメリカのワクチン研究家と知られるエレノア・マクビーン (Eleanor McBean)さんという女性の 1957年の著作『毒針 (The Poisoned Needle)』には、さらにいろいろな事例が示されています。

このエレノア・マクビーンさん (1905-1989年)という人は科学者とか医学者ではないですので、信用の価値判断基準として、Wikipedia を見てみました。そこでボロクソに言われているのであれば、まあ信用できるのかなと。

それで調べてみましたら、「ああ信用できる」と確信しました。

このエレノア・マクビーンさんは、ボロクソに書かれるという以前に、「 Wikipedia から項目を削除されていた」のでした。今から 30年以上前に亡くなっている人の Wikipedia 項目が削除されたということになります。

こういうことを知るには、Deletionpedia.org という「ウィキペディアから削除されたページを掲載しているウェブサイト」があり、そこで知ることができます。エレノア・マクビーンさんの項目もそこにありました。

マクビーンさんは、1918年のスペイン風邪で死亡者が増加した原因が「ワクチンにある」とデータから導いていますが、それよりも、過去 70年(1950年代からの過去 70年)に大幅に増加した疾患について以下のように書いていることが注目されました。1950年代の著作です。

エレノア・マクビーン『毒針』より

「医学の偉大な歩み」はどこで私たちを捕らえたか?

「我々の医学の大きな進歩」と自慢される過去 70年間の医療記録を調査した後、私たちの国(アメリカ)の健康状態が著しく低下していることを知り、医学の大きな進歩を見せているのではなく、進歩が逆転していると思わざるを得ないと思うに至る。

そして、これらの 70年間での致命的な病の衝撃的な増加。ワクチン接種によって征服されるべきであった急性疾患は、保持された毒物が内臓を腐食して危険な慢性疾患に発展するまで、覆い隠されて「表面的」に抑制されただけだった。

過去70年間の致命的な疾患病の増加率は以下のようになっている。

精神疾患の増加 400%
癌の増加 308%
貧血の増加 300%
てんかんの増加 397%
腎臓病の増加 65%
心臓病の増加 179%
糖尿病の増加 1800%
ポリオの増加 680%

この国の歴史になかった予防可能なさまざまな病気がこのよう蔓延し、それどころか、それらの病気を作動させたまさにその薬と商業化された刺激物は今も絶えず供給されている。

POISONED NEEDLE

結局、現在まで続くさまざまな病(ガンや生活習慣病等と言われるもの、そして精神疾患)が拡大した時期というのは、このように 1800年代の終わり頃からのようで、主要国で積極的な予防接種が展開された時期とリンクしているようです。

 

しかし、今現在が当時と異なるのは「接種された人の数」です。

コロナワクチンの接種人数は「 19世紀当時とは比較にならない数となっている」わけで、これは歴史上最大の接種規模なのです。

 

今後の世界では、19世紀の終わりに見られたこのような「病気の拡大」がまた起きるでしょうけれど、その規模と破壊力は、当時とは桁違いのものとなっていくことが予測されます。

仮にそこにどれだけ「水ワクチン」が含まれているにしても現状のワクチンは、ロットごとに mRNA 濃度が著しく異なります、PEG (ポリエチレングリコール)やポリソルベート80などの「人体に良くないもの」は、基本的にすべてのロットに含まれているはずです。

これらは心身を少しずつ破壊します。特に脳や生殖機能など、復旧しづらい器官にも少しずつ影響を与えていきます。

これらについては、以下の過去記事などをご参照いただければと思います。

[記事] 「脳と生殖機能を破壊せよ」 : 青空の実験室と課した地球の中でポリソルベート80を調べる
 In Deep 2021年3月7日

[記事] スパイクタンパク質とポリエチレングリコールが「生殖機能を根底から破壊する」メカニズムのすべて。それは女性に対しても男性に対しても
 In Deep 2021年6月21日

 

子宮頸がんワクチンや、アストラゼネカ社のコロナワクチンに含まれるポリソルベート80は、数々の医学論文で以下のことがわかっています。

 

ワクチン添加剤ポリソルベート80の問題点とされてきたこと

・腸内細菌環境が悪くなる
・卵巣奇形および変性卵胞のリスク
・生殖能力を低下させる可能性
・身体の免疫システムに悪影響を与える可能性(自己免疫機能障害)
・脳に入りこむことによる脳への毒性
・細胞のミトコンドリアDNA、核DNAの損傷の可能性

Polysorbate 80 in Vaccines: Is it safe?

 

19世紀の終わりの数十年で爆発的に新しい病気が増加した時代と同じことが、今後はその規模と範囲を拡大させながら起きていくと思われます。

それを避ける手段はないとみられます。